「うちの子のスケジュール、これで合ってるのかな?」「他のご家庭はどんな1日を過ごしているんだろう?」と気になったことはありませんか?
0〜3歳の時期は、子どもの成長が目まぐるしく、月齢によって必要な睡眠時間や食事回数が大きく変化します。だからこそ、「正解」がわからず不安になるママ・パパも多いのです。
この記事では、新生児期から3歳までの育児スケジュールを月齢別に徹底比較。睡眠・授乳・離乳食・遊びの時間配分から、先輩ママたちのリアルな実例、そして無理なく続けられるスケジュール作りのコツまで、すべてお伝えします。
読み終わる頃には、「うちの子に合ったスケジュール」が見つかり、毎日の育児がもっと楽しくなるはずです。
育児スケジュールを作る前に知っておきたい大切なこと
具体的なスケジュールを見る前に、まず押さえておきたいポイントがあります。
これを知っているかどうかで、育児の「ラクさ」が大きく変わります。
スケジュールは「目安」であって「絶対」ではない
育児書やネット記事に書かれているスケジュールは、あくまでも「目安」です。
子どもの性格・体質・発達ペースは一人ひとり違うため、「理想通りにいかない」のが当たり前と心得ておきましょう。
大切なのは、書かれている時間にぴったり合わせることではなく、お子さんの様子を観察しながら「うちの子に合ったリズム」を見つけていくことです。
生活リズムが整うことのメリット
「スケジュールなんて堅苦しい」と感じる方もいるかもしれませんが、ある程度の生活リズムが整うと、親子双方にメリットがあります。
- 子どもの機嫌が安定しやすくなる
- 夜泣きが減少する傾向がある
- 親の予定が立てやすくなる
- 「次に何をすればいいか」の迷いが減る
- 子ども自身が見通しを持てるようになる
ただし、リズム作りを焦りすぎると親子ともにストレスになります。
特に新生児期〜生後3ヶ月頃までは、赤ちゃんのペースに合わせることを優先しましょう。
スケジュール作りで意識したい3つの軸
どの月齢でも共通して意識したいのが、「睡眠」「食事」「活動(遊び)」の3つの軸です。
特に睡眠は成長ホルモンの分泌や脳の発達に直結するため、最優先で整えていきましょう。
睡眠が安定すると、食事や機嫌も自然と整いやすくなります。
【0〜6ヶ月】新生児〜ねんね期の育児スケジュール
生まれたばかりの赤ちゃんとの生活は、まさに「赤ちゃん中心」。
昼夜の区別がつかない時期だからこそ、親の心構えが大切です。
新生児期(0〜1ヶ月)のスケジュール例
この時期の赤ちゃんは、1日の大半を寝て過ごします。
授乳間隔も短く、スケジュールというよりは「赤ちゃんのリズムに合わせる」のが基本です。
【新生児期の1日の目安】
・睡眠時間:16〜20時間(細切れ)
・授乳回数:8〜12回程度
・おむつ替え:10〜15回程度
【タイムスケジュール例】
授乳 → おむつ替え → 少し起きている(30分〜1時間)→ 睡眠
このサイクルを2〜3時間おきに繰り返し
この時期に無理にスケジュールを作ろうとする必要はありません。
ただし、朝はカーテンを開けて光を入れ、夜は暗くして静かに過ごすことで、少しずつ昼夜のリズムを教えていくのがおすすめです。
生後2〜3ヶ月のスケジュール例
生後2ヶ月を過ぎると、少しずつ起きている時間が長くなり、夜まとまって寝る子も出てきます。
【生後2〜3ヶ月の1日スケジュール例】
6:00 起床・授乳
7:00 朝寝(1〜2時間)
9:00 授乳・遊び
10:30 午前寝(1〜2時間)
12:00 授乳
13:00 お昼寝(2〜3時間)
15:00 授乳・遊び
17:00 夕寝(30分〜1時間)
18:00 お風呂
18:30 授乳
19:00 就寝
※夜間授乳:2〜3回
生後4〜6ヶ月のスケジュール例
この時期になると、昼寝の回数が3回程度に安定してくる子が多くなります。
また、生後5〜6ヶ月頃から離乳食がスタートします。
【生後4〜6ヶ月の1日スケジュール例】
6:00 起床・授乳
7:30 朝寝(1時間程度)
9:00 授乳・遊び
10:00 離乳食(5〜6ヶ月〜)+授乳
11:00 お昼寝(1.5〜2時間)
13:00 授乳・遊び
15:00 夕寝(30分〜1時間)
16:00 授乳・遊び
17:30 お風呂
18:00 授乳
19:00 就寝
※夜間授乳:1〜2回
離乳食は午前中の機嫌が良い時間帯に始めるのがおすすめです。
万が一アレルギー反応が出ても、病院を受診しやすい時間帯だからです。
【7〜12ヶ月】離乳食期の育児スケジュール
離乳食が進み、昼寝の回数も減ってくるこの時期。
ハイハイやつかまり立ちなど、運動面の発達も目覚ましい時期です。
生後7〜8ヶ月(離乳食中期)のスケジュール例
離乳食が2回食になり、生活リズムがより整いやすくなります。
昼寝は午前と午後の2回に落ち着く子が増えてきます。
【生後7〜8ヶ月の1日スケジュール例】
6:30 起床・授乳
8:00 離乳食(1回目)+授乳
9:30 午前寝(1時間程度)
10:30 遊び
12:00 離乳食(2回目)+授乳
13:00 お昼寝(1.5〜2時間)
15:00 授乳・おやつ
16:00 遊び・お散歩
17:30 お風呂
18:30 授乳
19:30 就寝
※夜間授乳:0〜1回
生後9〜11ヶ月(離乳食後期)のスケジュール例
離乳食が3回食になり、大人の食事時間に近づいてきます。
この時期から「家族で一緒に食卓を囲む」習慣を始めると、食事への興味が高まります。
【生後9〜11ヶ月の1日スケジュール例】
6:30 起床・授乳
7:30 離乳食(朝食)
9:30 午前寝(30分〜1時間)※なくなる子も
10:30 遊び・お散歩
12:00 離乳食(昼食)+授乳
13:00 お昼寝(1.5〜2時間)
15:00 おやつ・授乳
16:00 遊び
17:30 お風呂
18:00 離乳食(夕食)+授乳
19:30 就寝
1歳頃(離乳食完了期)のスケジュール例
1歳を迎える頃には、昼寝が1回になる子も多くなります。
卒乳・断乳を検討する時期でもあります。
【1歳頃の1日スケジュール例】
7:00 起床
7:30 朝食
9:00 遊び・お散歩
11:30 昼食
12:30 お昼寝(1.5〜2時間)
15:00 おやつ
15:30 遊び
17:30 お風呂
18:30 夕食
20:00 就寝
1歳前後で急に夜泣きが復活することがあります。
これは「睡眠退行」と呼ばれる一時的な現象で、脳の発達に伴うものなので心配しすぎないでください。
【1〜2歳】よちよち歩き期の育児スケジュール
歩けるようになり、自我が芽生え始めるこの時期。
「イヤイヤ」の片鱗が見え始め、スケジュール通りにいかないことも増えてきます。
1歳〜1歳半のスケジュール例
この時期は、体力がついてきて昼寝を嫌がる日も出てきます。
しかし、まだ昼寝は必要な時期です。
【1歳〜1歳半の1日スケジュール例】
7:00 起床
7:30 朝食
9:00 外遊び・公園
11:30 昼食
12:30 お昼寝(1.5〜2時間)
15:00 おやつ
15:30 室内遊び・おうち時間
17:30 お風呂
18:30 夕食
19:30 絵本・寝る前の儀式
20:00 就寝
この時期から「寝る前の儀式(ルーティン)」を作ることが、スムーズな入眠につながります。
絵本を読む、子守唄を歌う、ぎゅっと抱きしめるなど、毎日同じ流れを作りましょう。
1歳半〜2歳のスケジュール例
言葉が増え、意思疎通ができるようになってくる時期です。
「自分でやりたい」という気持ちが強くなるため、時間に余裕を持ったスケジュール作りが大切です。
【1歳半〜2歳の1日スケジュール例】
7:00 起床
7:30 朝食(自分で食べる練習)
9:00 外遊び・お散歩
11:30 昼食
12:30 お昼寝(1〜2時間)
14:30 起床・おやつ
15:00 室内遊び・知育遊び
17:30 お風呂
18:30 夕食
19:30 家族だんらん・絵本
20:00〜20:30 就寝
イヤイヤ期のスケジュール調整のコツ
1歳半〜2歳頃から本格化する「イヤイヤ期」。
スケジュール通りにいかないことが増えますが、以下のコツを意識すると乗り越えやすくなります。
- 「〇〇する?」ではなく「〇〇と△△、どっちにする?」と選択肢を与える
- 次の行動を予告する(「時計の針がここに来たらお片付けしようね」)
- できたことを具体的に褒める
- スケジュールに「バッファ(余裕時間)」を設ける
- 親自身が「まあいいか」と思える心の余裕を持つ
【2〜3歳】プレ幼稚園期の育児スケジュール
体力がさらにつき、昼寝がなくなる子も出てくる時期です。
幼稚園入園を見据えた生活リズム作りも意識し始めるご家庭が多いでしょう。
2歳〜2歳半のスケジュール例
言葉でのコミュニケーションが豊かになり、「ごっこ遊び」も本格化。
トイレトレーニングを始めるご家庭も増えてきます。
【2歳〜2歳半の1日スケジュール例】
7:00 起床・トイレ
7:30 朝食
8:30 着替え・身支度
9:00 外遊び・公園・児童館
11:30 昼食
12:30 お昼寝(1〜1.5時間)※しない日も
14:00 おやつ
14:30 室内遊び・工作・知育
17:00 お風呂
18:00 夕食
19:30 絵本・家族の時間
20:00〜20:30 就寝
2歳半〜3歳のスケジュール例
幼稚園のプレ保育に通い始める子も多い時期。
幼稚園を見据えて、朝の身支度を自分でする習慣をつけ始めると入園後がスムーズです。
【2歳半〜3歳の1日スケジュール例】
7:00 起床・トイレ・着替え
7:30 朝食
8:30 歯磨き・身支度
9:00 プレ幼稚園 or 外遊び
12:00 昼食
13:00 お昼寝(する子のみ・1時間程度)or 静かな遊び
15:00 おやつ
15:30 自由遊び・習い事
17:30 お風呂
18:30 夕食
19:30 絵本・翌日の準備
20:30 就寝
昼寝がなくなる時期の対処法
2〜3歳になると、昼寝を嫌がったり、昼寝をすると夜寝なくなったりする子が増えてきます。
以下のポイントを参考にしてください。
- 昼寝をしない日は就寝時間を30分〜1時間早める
- 昼寝の代わりに「静かな時間(休息タイム)」を設ける
- 夕方に眠くなりすぎないよう、午前中にしっかり体を動かす
- 昼寝をする日としない日があっても、焦らず様子を見る
月齢別の理想的な睡眠時間と昼寝回数の比較
スケジュール作りで最も重要な「睡眠」について、月齢別の目安を表でまとめました。
0〜3歳の睡眠時間・昼寝回数一覧表
| 月齢・年齢 | 1日の総睡眠時間 | 昼寝回数 | 昼寝の合計時間 | 夜の睡眠時間 |
|---|---|---|---|---|
| 新生児〜1ヶ月 | 16〜20時間 | 不規則 | — | — |
| 2〜3ヶ月 | 15〜17時間 | 3〜5回 | 5〜7時間 | 9〜10時間 |
| 4〜6ヶ月 | 14〜16時間 | 3回 | 4〜5時間 | 10〜11時間 |
| 7〜9ヶ月 | 13〜15時間 | 2回 | 3〜4時間 | 10〜11時間 |
| 10〜12ヶ月 | 12〜14時間 | 2回→1回へ移行 | 2〜3時間 | 10〜12時間 |
| 1歳〜1歳半 | 12〜14時間 | 1〜2回 | 2〜3時間 | 10〜12時間 |
| 1歳半〜2歳 | 11〜14時間 | 1回 | 1.5〜2.5時間 | 10〜12時間 |
| 2〜3歳 | 10〜13時間 | 1回→なしへ移行 | 0〜2時間 | 10〜12時間 |
睡眠時間が足りているかのチェックポイント
表の時間はあくまで目安です。お子さんの睡眠が足りているかは、以下のポイントでチェックしてみてください。
- 朝、自然に目覚めることが多い
- 日中の機嫌が比較的安定している
- 食欲がある
- 活動的に遊べている
- 寝つきが極端に悪くない
これらが当てはまっていれば、表の時間より多少短くても心配いりません。
逆に、表の時間を満たしていても日中ぐずりが多い場合は、睡眠の「質」を見直してみましょう。
先輩ママたちのリアルな1日スケジュール実例
理想的なスケジュールはわかったけれど、実際のところ他のご家庭はどうしているの?という疑問にお答えして、先輩ママたちのリアルな声を集めました。
【実例1】生後6ヶ月・専業ママAさんの場合
6:30 赤ちゃんの声で起床(本当はもう少し寝たい…)
7:00 授乳しながら自分の朝食
8:00 朝寝中に家事をダッシュで片付け
9:30 起きたら離乳食+授乳
10:30 買い物がてらお散歩
11:30 帰宅後、お昼寝
13:30 授乳・遊び
15:00 夕寝(この間に夕食準備)
16:30 遊び・夫が帰宅
17:30 お風呂(夫担当)
18:30 授乳
19:30 寝かしつけ
20:00 やっと自分の時間!
「理想通りにはいきませんが、大体のリズムができてから気持ちが楽になりました。
完璧を目指さないのがコツです」とAさん。
【実例2】2歳・ワーママBさんの場合
6:00 起床・自分の身支度
6:30 子どもを起こす・着替え
7:00 朝食
7:30 保育園へ送り
8:30 出勤
17:30 退勤・保育園お迎え
18:30 帰宅・夕食準備(子どもはEテレタイム)
19:00 夕食
19:45 お風呂
20:30 絵本・寝かしつけ
21:00 子ども就寝
21:30 残りの家事・自分の時間
「保育園に通い始めてからリズムが整いました。
平日はとにかく効率重視、その分週末は子どものペースに合わせてゆっくり過ごすようにしています」とBさん。
【実例3】3歳・双子ママCさんの場合
6:30 起床(双子が同時に起きることは稀…)
7:00 朝食準備(先に起きた子から食べさせる)
8:00 着替え・歯磨きバトル
9:00 公園へ(体力消耗作戦)
11:30 昼食
12:30 お昼寝(最近は1人だけ寝ることも)
14:30 おやつ
15:00 室内遊び(工作や粘土で静かに)
17:00 お風呂(同時に入れるのは今でも大変)
18:00 夕食
19:30 絵本
20:00 就寝(理想)/ 20:30〜21:00(現実)
「双子なので、完璧なスケジュールは諦めています。
でも、大体の流れがあるだけで精神的にだいぶ楽です」とCさん。
スケジュールがうまくいかないときの対処法
「スケジュールを作ってみたけど、全然うまくいかない!」という方のために、よくある困りごとと対処法をまとめました。
昼寝をしてくれない場合
昼寝をしない原因はいくつか考えられます。
- 活動量が足りない→午前中にしっかり体を動かす
- お昼寝の時間帯が合っていない→眠くなるサインを観察して調整
- 寝る環境が整っていない→部屋を暗くし、静かな環境を作る
- 昼寝の回数を減らす時期に来ている→移行期と割り切る
夜なかなか寝てくれない場合
夜の寝つきが悪い場合は、以下を見直してみましょう。
- 昼寝が長すぎる・遅すぎる
- 夕方以降に興奮する遊びをしている
- 就寝前のスクリーンタイム(テレビ・スマホ)
- 部屋が明るすぎる
- 寝る前の儀式が定まっていない
離乳食・ご飯を食べてくれない場合
食事の悩みはつきものですが、以下のポイントを意識してみてください。
- お腹が空いているタイミングか確認(おやつとの間隔)
- 一緒に食卓を囲み、親がおいしそうに食べる姿を見せる
- 量よりも「楽しい雰囲気」を優先
- 食べなくても30分程度で切り上げる
- 成長曲線に沿っていれば、食べる量は個人差と割り切る
年齢別のおすすめ遊び・活動を取り入れたスケジュール作り
スケジュールに「遊び」の時間を上手に組み込むことで、子どもの発達を促しながら、メリハリのある1日を作ることができます。
0〜6ヶ月におすすめの遊び
- ガラガラなど音の出るおもちゃ
- モビールを見せる
- 手遊び歌・わらべうた
- うつ伏せ遊び(首すわりの練習)
- ふれあい遊び(くすぐり、こちょこちょ)
7〜12ヶ月におすすめの遊び
- いないいないばあ
- ボール遊び
- 積み木(崩す遊び)
- 絵本の読み聞かせ
- リズム遊び(手拍子、音楽に合わせて体を動かす)
1〜2歳におすすめの遊び
- 外遊び(公園、砂場、滑り台)
- お絵かき
- 粘土遊び
- 簡単なパズル
- ごっこ遊びの芽生え(お人形、ままごと)
2〜3歳におすすめの遊び
- ごっこ遊び(お店屋さん、お医者さん)
- 工作(はさみ、のりを使って)
- 自転車・三輪車
- 鬼ごっこなどの簡単なルールがある遊び
- ひらがな・数字への興味を活かした遊び
まとめ
0〜3歳の育児スケジュールについて、月齢別の理想的な1日の流れから、先輩ママの実例、うまくいかないときの対処法まで詳しくご紹介しました。
最後に、大切なポイントをおさらいしましょう。
- スケジュールは「目安」であり、お子さんに合わせて柔軟に調整することが大切
- 「睡眠」「食事」「活動」の3つの軸を意識する
- 特に睡眠を最優先で整えると、他も整いやすくなる
- 寝る前の儀式(ルーティン)を作ると寝つきがスムーズに
- うまくいかない日があっても自分を責めない
- 成長とともにスケジュールは変化するのが当たり前
育児に「正解」はありません。
この記事で紹介したスケジュールも、あくまでも参考例です。
大切なのは、お子さんの様子をよく観察し、ご家庭のライフスタイルに合った「うちの子リズム」を見つけていくこと。
毎日バタバタで大変な日々かもしれませんが、振り返ってみると、この時期はあっという間に過ぎていきます。
完璧を目指さず、「まあ、こんな日もあるよね」と肩の力を抜きながら、お子さんとの毎日を楽しんでくださいね。
この記事が、あなたの育児を少しでもラクに、そして楽しくするきっかけになれば幸いです。
