「もうすぐ離乳食が始まるけど、何を準備すればいいの?」「たくさん種類があって、どれを選べばいいかわからない…」
初めてのお子さんの離乳食スタートを前に、こんな不安を抱えていませんか?ベビー用品売り場には数えきれないほどの離乳食グッズが並んでいて、どれが本当に必要なのか迷ってしまいますよね。
実は、離乳食に本当に必要な道具は意外と少ないのです。最初から全部揃える必要はありません。この記事では、離乳食開始時に「これだけは絶対に用意しておきたい」という必須アイテム10選と、状況に応じて追加すると便利なグッズをご紹介します。
先輩ママ・パパたちの「買ってよかった」「これは不要だった」というリアルな声を参考に、無駄なく賢く準備を進めましょう。この記事を読み終えるころには、離乳食準備の不安が「早く作ってあげたい!」というワクワクに変わっているはずです。
離乳食の準備はいつから始めるべき?
離乳食スタートの目安は生後5〜6ヶ月
厚生労働省の「授乳・離乳の支援ガイド」によると、離乳食の開始目安は生後5〜6ヶ月ごろとされています。
ただし、これはあくまで目安であり、赤ちゃんの発達には個人差があります。
離乳食を始められるサインとしては、以下のような様子が見られたときです。
- 首がしっかりすわっている
- 支えがあれば座れるようになった
- 大人の食事に興味を示す(じっと見つめる、よだれが出るなど)
- スプーンを口に入れても舌で押し出さなくなった
これらのサインが揃ったら、離乳食デビューの準備を始めましょう。
道具の準備は開始1ヶ月前からがベスト
離乳食グッズの準備は、開始予定日の約1ヶ月前から始めるのがおすすめです。
理由は以下の3つです。
まず、赤ちゃんのお世話をしながらゆっくり買い物に行く時間を確保するのは意外と難しいものです。
余裕を持って準備を進めることで、焦らず必要なものを揃えられます。
次に、購入した道具を実際に使ってみて、使い勝手を確認する時間が取れます。
お粥を試しに作ってみることで、本番でスムーズに調理できるようになります。
最後に、万が一サイズが合わなかったり、使いにくかったりした場合に、交換や買い直しの時間が確保できます。
最初から全部揃えなくてOK!段階的に買い足す考え方
離乳食は初期・中期・後期・完了期と段階が進むにつれて、必要な道具も変わってきます。
最初から全てを揃えようとすると、使わないまま終わってしまうグッズが出てきがちです。
まずは初期(ゴックン期)に必要な最低限の道具だけを揃え、赤ちゃんの成長に合わせて徐々に買い足していくのが賢い方法です。
この記事では、各アイテムがどの時期に活躍するかも併せてご紹介していきます。
【必須】離乳食調理に欠かせない基本道具5選
①すり鉢・すりこぎセット|なめらかなペースト作りの必需品
離乳食初期は、全ての食材をなめらかなペースト状にする必要があります。
すり鉢・すりこぎセットは、少量の食材をすりつぶすのに最適な道具です。
選び方のポイントは以下の通りです。
- サイズ:直径10〜12cm程度の小さめサイズが扱いやすい
- 素材:陶器製は安定感があり、プラスチック製は軽くて割れにくい
- 溝の深さ:溝が深いほどすりつぶしやすい
赤ちゃん用として販売されているものは、底にシリコンの滑り止めがついているものが多く、片手で調理しやすくて便利です。
価格帯は500円〜1,500円程度で、100円ショップでも購入可能です。
②裏ごし器|離乳食初期の強い味方
離乳食初期は、すり鉢でつぶしただけでは食べにくい食材もあります。
裏ごし器を使えば、繊維質の野菜もなめらかなペースト状にできます。
特に、ほうれん草や小松菜などの葉物野菜、さつまいもやかぼちゃなどの繊維が多い野菜は、裏ごしすることで赤ちゃんが飲み込みやすくなります。
選ぶ際は、網目の細かいステンレス製がおすすめです。
耐久性があり、衛生面でも安心して使えます。
離乳食セットに含まれていることが多いので、セット購入を検討するのも良いでしょう。
③小鍋(ミルクパン)|少量調理に最適なサイズ
離乳食は大人の食事と比べて、ごく少量しか作りません。
大きな鍋では焦げ付きやすく、かき混ぜにくいため、直径14〜16cm程度の小鍋があると便利です。
ミルクパンと呼ばれる片手鍋は、注ぎ口がついているものが多く、お粥や野菜スープを器に移しやすいのが特徴です。
素材は、熱伝導の良いステンレスやホーロー製がおすすめです。
フッ素加工されたものは焦げ付きにくく、洗い物も楽になります。
すでに小鍋をお持ちの場合は、わざわざ買い足す必要はありません。
④計量スプーン・計量カップ|正確な分量で安心調理
離乳食レシピには「小さじ1」「大さじ2」といった分量が記載されています。
特に初めてのうちは、レシピ通りの分量で作ることで失敗を防げます。
計量スプーンは小さじ(5ml)、大さじ(15ml)が基本です。
離乳食用として販売されているものには、小さじ1/2や小さじ1/4が計れるものもあり、少量を計る機会が多い離乳食作りでは重宝します。
計量カップは200ml程度の小さめサイズがあると、お粥の水分量を計るときに便利です。
すでにキッチンにあるものを使っても問題ありません。
⑤おろし器|りんごや野菜のすりおろしに
りんごや人参、大根などをすりおろすのに使います。
特に離乳食初期〜中期にかけて活躍する道具です。
赤ちゃん用のおろし器は、一般的なものより目が細かく、よりなめらかな仕上がりになります。
受け皿付きのものを選ぶと、すりおろしたものがそのまま受け皿に溜まるので便利です。
プラスチック製は軽くて扱いやすいですが、セラミック製は切れ味が長持ちします。
100円ショップでも十分に使えるものが購入できます。
【必須】食器・スプーン類の選び方と必要なもの
⑥離乳食用スプーン|赤ちゃんの口に合ったサイズを
離乳食用スプーンは、大人用のスプーンでは代用できない必須アイテムです。
赤ちゃんの小さな口に合わせて設計されており、安全に食べさせることができます。
選び方のポイントは以下の通りです。
- スプーンの幅:赤ちゃんの口の幅より小さいもの(初期は2〜2.5cm程度)
- 深さ:浅めのものが食べ物を取り込みやすい
- 素材:シリコン、プラスチック、木製など赤ちゃんに優しい素材
- 柄の長さ:瓶入りベビーフードにも使える長めのものが便利
最初は親が食べさせるための「フィーディングスプーン」を用意しましょう。
赤ちゃんが自分で持つ「ベビースプーン」は、中期以降に買い足せば十分です。
⑦食器(ボウル・プレート)|割れない素材で安全に
離乳食用の食器は、落としても割れない素材を選びましょう。
プラスチック、メラミン、シリコン、木製などが一般的です。
おすすめの食器の特徴は以下の通りです。
- 電子レンジ対応:冷凍したものを解凍できて便利
- 食洗機対応:洗い物の手間が省ける
- 底に滑り止め付き:ひっくり返されにくい
- 深さのあるボウルタイプ:初期はペースト状なので深めが使いやすい
最初は小さめのボウル1〜2個で十分です。
赤ちゃんが成長して食べる量や品数が増えてきたら、仕切り付きプレートなどを買い足していきましょう。
⑧エプロン(スタイ・食事用ビブ)|洋服の汚れを防止
離乳食を始めると、想像以上に服が汚れます。
食事用エプロンは必須アイテムです。
離乳食初期におすすめなのは、シリコン製のポケット付きエプロンです。
食べこぼしをキャッチしてくれるポケットがあり、食後はさっと洗い流すだけでお手入れ完了。
速乾性も高いので、1日に何度も使えます。
布製のエプロンは肌触りが良く、首回りが擦れにくいというメリットがあります。
ただし、洗濯・乾燥に時間がかかるため、最低でも3〜4枚は用意しておくと安心です。
外出用には、使い捨てタイプや折りたたんで持ち運べるタイプも便利です。
【必須】保存容器と衛生管理グッズ
⑨冷凍保存容器(小分けトレー)|まとめて作って時短
離乳食は1回の量が少ないため、毎回作るのは大変です。
まとめて作って冷凍保存することで、毎日の離乳食作りがぐっと楽になります。
小分けトレー(製氷皿タイプ)は、離乳食の冷凍保存に最適です。
選ぶ際のポイントは以下の通りです。
- 1ブロックの容量:初期は15〜25ml程度が使いやすい
- 蓋付き:冷凍庫内でのにおい移りを防ぐ
- 取り出しやすさ:シリコン製は凍った離乳食を押し出しやすい
- スタッキングできる:重ねて収納できると冷凍庫内がすっきり
100円ショップの製氷皿でも代用可能です。
ただし、蓋がない場合はラップで覆うか、凍ったらフリーザーバッグに移し替えましょう。
⑩消毒・除菌グッズ|衛生面の安全を確保
離乳食の調理器具や食器は、清潔に保つことが大切です。
特に初期の赤ちゃんは免疫力がまだ弱いため、衛生管理には気を配りましょう。
消毒方法には主に以下の3種類があります。
- 煮沸消毒:沸騰したお湯で5分程度煮る方法。
特別な道具が不要 - 電子レンジ消毒:専用ケースに入れてレンジで加熱。
手軽で時短 - 薬液消毒:消毒液に浸けておく方法。
哺乳瓶消毒と併用できる
哺乳瓶の消毒グッズを既にお持ちの場合は、それを離乳食用にも併用できます。
新たに買い足す必要はありません。
また、調理前の手洗いをしっかり行い、調理器具は使用後にすぐ洗って乾燥させることを習慣にしましょう。
あると便利!状況別おすすめ追加アイテム
ブレンダー・フードプロセッサー|大量調理の時短に
離乳食の量が増えてくる中期以降や、まとめて作り置きをしたい方には、ブレンダーやフードプロセッサーがあると便利です。
特にハンドブレンダーは、小鍋やボウルに直接入れて使えるため、洗い物も少なく済みます。
離乳食が終わった後も、スープやスムージー作りなど普段の料理に活用できるため、長く使えるのも魅力です。
ただし、離乳食初期は量が少ないため、すり鉢で十分対応できます。「手動ですりつぶすのが大変」と感じてから購入を検討しても遅くありません。
ベビーチェア・テーブルチェア|安定した姿勢で食事を
離乳食を食べるときは、赤ちゃんが安定した姿勢で座れることが大切です。
最初は親の膝の上でも構いませんが、食べる量が増えてくると専用の椅子があると便利です。
選択肢としては以下のようなものがあります。
- ハイチェア:ダイニングテーブルで一緒に食事できる。
長く使える - ローチェア:床に座って食べさせるスタイルに。
日本の住環境に合う - テーブルチェア:テーブルに取り付けるタイプ。
場所を取らない - バンボ:床置きタイプ。
お座りが安定しない時期から使える
お住まいの環境や食事スタイルに合わせて選びましょう。
購入前にレンタルで試すのもおすすめです。
お粥クッカー・炊飯器用カップ|お粥作りを簡単に
離乳食の主食となるお粥。
毎日作るものだからこそ、簡単に作れる道具があると助かります。
炊飯器用のお粥カップは、大人のご飯を炊くときに一緒にセットしておくだけで、赤ちゃん用のお粥が完成する優れものです。
100円ショップでも購入できます。
電子レンジ用のお粥クッカーは、ご飯と水を入れてレンジで加熱するだけでお粥ができます。
忙しい朝や、冷凍ストックが切れたときに重宝します。
食べこぼしマット・レジャーシート|掃除の手間を軽減
離乳食を始めると、床への食べこぼしは避けられません。
特に赤ちゃんが自分で食べるようになる中期以降は、想像以上に散らかります。
食べこぼしマットをベビーチェアの下に敷いておけば、食後の掃除がぐっと楽になります。
専用品でなくても、新聞紙やレジャーシート、100円ショップのテーブルクロスなどで代用可能です。
洗えるシリコン製マットは、繰り返し使えて経済的です。
100均・代用品で節約!賢い準備術
100円ショップで揃えられるもの
離乳食グッズは、100円ショップでもかなり揃えることができます。
品質も十分で、先輩ママからも高評価の商品が多いです。
■ 100円ショップで購入できるもの:
- すり鉢・すりこぎセット
- 裏ごし器
- おろし器
- 小分け冷凍トレー(製氷皿)
- 計量スプーン
- 食事用エプロン
- フリーザーバッグ
- お粥カップ(炊飯器用)
これらを100円ショップで揃えれば、基本的な調理器具は1,000円以下で準備できます。
使ってみて「もっと良いものが欲しい」と思ったら、そのときにグレードアップすれば無駄がありません。
家にあるもので代用できるもの
新しく買わなくても、すでにキッチンにあるもので代用できるアイテムもあります。
- 茶こし → 裏ごし器の代用:目が細かいので少量の裏ごしに最適
- フォーク → すりつぶし:バナナなど柔らかいものをつぶすのに使える
- 一般的な小鍋 → ミルクパン:わざわざ買い足す必要なし
- 製氷皿 → 冷凍保存容器:蓋がなければラップで覆う
- 小さめの器 → 離乳食用ボウル:陶器でなければそのまま使える
ただし、離乳食用スプーンは大人用では代用できないため、必ず購入しましょう。
離乳食調理セットは買うべき?
ベビー用品メーカーから発売されている「離乳食調理セット」は、必要な道具が一通り揃っているので便利です。
■ メリット:
- 何を買えばいいか迷わない
- コンパクトに収納できる
- セットで買うと単品より割安になることも
■ デメリット:
- 使わないアイテムが含まれていることも
- 100均で揃えるより割高
初めての離乳食で何を買えばいいか全くわからないという方には、セット購入がおすすめです。
リッチェル、コンビ、ピジョンなどのメーカーから1,500円〜3,000円程度で販売されています。
離乳食準備で失敗しないためのポイント
「使わなかった」を防ぐ買い物のコツ
先輩ママ・パパへのアンケートでは、「買ったけど使わなかった」という離乳食グッズがあると答えた方が約6割にのぼります。
無駄な買い物を防ぐためのコツをご紹介します。
■ ① まずは最低限から始める
この記事で紹介した必須アイテム10選を揃えたら、いったんそこでストップ。
実際に離乳食を始めてみて、「これがあったら便利なのに」と思ったものを買い足しましょう。
■ ② 口コミをチェックする
購入前に、実際に使った方のレビューを確認しましょう。「すぐ壊れた」「思ったより使いにくい」といった情報は参考になります。
■ ③ レンタルや中古品も検討する
ベビーチェアなど高額なものは、レンタルサービスやフリマアプリでの中古購入も選択肢に入れましょう。
使う期間が限られているものは、特にコスパが良いです。
収納場所を事前に確保しておこう
離乳食グッズは意外と場所を取ります。
購入前に、キッチンのどこに収納するか考えておきましょう。
調理器具はよく使うものを取り出しやすい場所に、冷凍保存容器は冷凍庫内の場所を確保しておきます。
食器やスプーンは赤ちゃんの手が届かない場所に収納してください。
使用頻度の低いものは、100均の収納ボックスなどにまとめておくと管理しやすいです。
成長に合わせた買い替え・買い足しのタイミング
離乳食は約1年〜1年半続きます。
その間に、赤ちゃんの成長に合わせて道具も変わっていきます。
■ 離乳食初期(5〜6ヶ月):
この記事で紹介した必須アイテム10選で対応可能
■ 離乳食中期(7〜8ヶ月):
食べる量が増えるため、大きめの保存容器があると便利。
赤ちゃん用の飲み物コップ(スパウトやストローマグ)も必要に
■ 離乳食後期(9〜11ヶ月):
手づかみ食べが始まるため、仕切り付きプレートや掴みやすい形状の食器を検討
■ 離乳食完了期(12〜18ヶ月):
自分で食べる練習用のスプーン・フォークセット、こぼしにくい設計の食器など
まとめ
初めての離乳食準備、何を揃えればいいか迷ってしまいますよね。
この記事では、本当に必要な道具を厳選してご紹介しました。
■【離乳食開始時に必ず用意したい必須アイテム10選】
- すり鉢・すりこぎセット
- 裏ごし器
- 小鍋(ミルクパン)
- 計量スプーン・計量カップ
- おろし器
- 離乳食用スプーン
- 食器(ボウル・プレート)
- 食事用エプロン
- 冷凍保存容器(小分けトレー)
- 消毒・除菌グッズ
最初から完璧に揃える必要はありません。
まずは最低限の道具で始めて、必要に応じて買い足していくのが賢い方法です。
100円ショップや家にあるもので代用できるアイテムも多いので、上手に活用してください。
離乳食は、赤ちゃんが「食べる」ことを学ぶ大切な時間です。
最初はうまくいかないこともあるかもしれませんが、それも含めて素敵な思い出になります。
道具の準備ができたら、あとは赤ちゃんとの離乳食タイムを楽しむだけ。「今日は何を食べさせようかな」とワクワクしながら、お子さんの成長を見守ってくださいね。
この記事が、あなたの離乳食準備のお役に立てば幸いです。
