「そろそろトイトレを始めた方がいいのかな?」「周りの子はもうオムツが外れているのに・・・」と焦りを感じていませんか?
トイレトレーニング(トイトレ)は、お子さんの成長において大切なステップです。しかし、始める時期やコツを間違えると、親子ともにストレスを抱えてしまうこともあります。
実は、トイトレの成功には「いつ始めるか」というタイミングと、「どう進めるか」というコツの両方が重要なのです。この記事では、最新情報をもとに、トイトレを楽しく成功させるための5つのステップを詳しくご紹介します。
お子さんのペースを大切にしながら、焦らず楽しくトイトレを進めていきましょう。この記事を読み終える頃には、きっと「トイトレって意外と楽しいかも!」と思えるはずです。
トイトレを始める時期の目安と見極め方
トイトレを始める時期は、お子さんによって個人差があります。
一般的な目安と、お子さんの準備ができているかどうかを見極めるポイントを確認していきましょう。
一般的な開始時期は1歳半〜3歳頃
トイトレを始める時期として一般的に言われているのは、1歳半から3歳頃です。
ただし、これはあくまでも目安であり、お子さんの発達状況によって適切な時期は異なります。
多くの保育園では2歳児クラスからトイトレを本格的に始めることが多いですが、家庭では1歳半頃から少しずつ準備を始めるケースもあります。
逆に、3歳を過ぎてから始めても全く問題ありません。
大切なのは、年齢ではなくお子さんの心と体の準備が整っているかどうかです。
周りと比べて焦る必要はまったくありません。
体の発達サインをチェックしよう
トイトレを始める前に、お子さんの体の発達状況を確認しましょう。
以下のサインが見られたら、体の準備が整ってきている証拠です。
- おしっこの間隔が2時間以上あくようになった
- 一人で歩けるようになった
- しゃがんだり立ったりがスムーズにできる
- おむつが濡れると不快そうな表情をする
- うんちをするときに力んでいる様子がわかる
特に「おしっこの間隔が2時間以上あく」というのは、膀胱におしっこを溜められるようになった重要なサインです。
おむつ替えのタイミングでチェックしてみてください。
心の発達サインも重要なポイント
体の準備だけでなく、心の準備も同様に大切です。
以下のようなサインが見られるか確認してみましょう。
- 簡単な言葉の指示が理解できる
- 「おしっこ」「うんち」などの言葉を理解している
- 大人のトイレに興味を示す
- 自分でやりたがる気持ちが芽生えている
- お気に入りのキャラクターの真似をしたがる
お子さんがトイレに興味を持ち始めたタイミングがベストです。「ママ(パパ)みたいにトイレでしたい!」という気持ちが芽生えたら、絶好のチャンスといえるでしょう。
トイトレ成功のコツ5ステップを解説
ここからは、トイトレを成功させるための5つのステップを詳しく解説します。
焦らず、お子さんのペースに合わせて進めていきましょう。
ステップ1:トイレに親しむ環境づくり
まずは、トイレという場所に親しみを持ってもらうことから始めます。
いきなり「トイレでおしっこしようね」と言っても、お子さんにとってトイレは見慣れない場所かもしれません。
以下のような工夫で、トイレを楽しい場所に変えていきましょう。
- お子さんの好きなキャラクターのポスターを貼る
- 明るい色の補助便座を用意する
- トイレに関する絵本を一緒に読む
- 親がトイレに行くときに一緒に連れて行く
- おまるを子ども部屋に置いて遊び感覚で座らせてみる
この段階では、実際にトイレで用を足すことを目標にしなくて大丈夫です。
「トイレって楽しい場所だな」と思ってもらうことが最初のゴールです。
ステップ2:トイレに座る習慣をつける
トイレに親しみを持ってきたら、次は実際に座ってみる練習です。
以下のタイミングでトイレに誘ってみましょう。
- 朝起きたとき
- 食事の前後
- お昼寝の前後
- お風呂に入る前
- 夜寝る前
最初は座るだけでOKです。「座れたね!すごいね!」としっかり褒めてあげましょう。
座っている間は絵本を読んだり、歌を歌ったりして楽しい雰囲気を作ることが大切です。
無理に座らせようとしたり、長時間座らせ続けたりするのは逆効果です。
嫌がったらすぐにやめましょう。
ステップ3:成功体験を積み重ねる
トイレに座る習慣がついてきたら、おしっこのタイミングを見計らってトイレに誘います。
おむつが濡れていないタイミング、特に以下の場面は成功しやすいです。
- 朝起きてすぐ(夜間おむつが濡れていない場合)
- お昼寝から起きてすぐ
- おしっこの間隔が空いているとき
- お子さんがモゾモゾしているとき
もしトイレでおしっこができたら、大いに褒めてあげましょう。
「トイレでできた!」という成功体験が、お子さんの自信につながります。
シールを貼れるトイトレカレンダーを用意するのも効果的です。
ステップ4:パンツへの移行にチャレンジ
トイレでの成功が増えてきたら、日中のおむつをパンツに替えていきます。
最初は布製のトレーニングパンツがおすすめです。
パンツに移行する際のポイントは以下の通りです。
- 最初は家にいる時間帯だけパンツにする
- お子さんが選んだお気に入りのパンツを用意する
- おもらしをしても絶対に叱らない
- 着替えやすい服を選ぶ
- 床には防水シートを敷いておくと安心
おもらしは必ず起きるものです。「濡れちゃったね、次はトイレでしようね」と優しく声をかけるだけで大丈夫です。
ステップ5:外出時や夜間へ段階的に広げる
家での成功が安定してきたら、外出時にもパンツで過ごすことにチャレンジしてみましょう。
最初は近所の公園や短時間の買い物から始めると安心です。
外出時の持ち物リストはこちらです。
- 着替え(2〜3セット)
- おむつ(念のため)
- ビニール袋(濡れた衣類用)
- おしりふき
- 携帯用補助便座(必要に応じて)
夜間のおむつ外しは、日中が安定してからで構いません。
夜間のおむつ外しは体の発達に依存する部分が大きいため、焦らず見守りましょう。
朝起きたときにおむつが濡れていない日が続くようになったら、夜もパンツにしてみる時期かもしれません。
トイトレに必要なグッズと選び方
トイトレをスムーズに進めるためには、適切なグッズの準備が欠かせません。
お子さんが使いやすく、親御さんも扱いやすいものを選びましょう。
おまると補助便座はどちらを選ぶ?
トイトレグッズの定番といえば、おまると補助便座です。
それぞれの特徴を理解して選びましょう。
■ おまるのメリット
- 好きな場所に置けるので、お子さんが抵抗なく座りやすい
- 足が床につくので安定感がある
- 小さいお子さんでも使いやすい
■ おまるのデメリット
- 使用後の処理が必要
- トイレへの移行がもう一段階必要
■ 補助便座のメリット
- 最初からトイレを使うので移行がスムーズ
- 処理が楽
- トイレを使う習慣がつきやすい
■ 補助便座のデメリット
- 足が床につかないため踏み台が必要
- トイレの雰囲気を怖がる子もいる
お子さんの性格や発達状況に合わせて選ぶのがベストです。
両方用意して使い分ける方法もあります。
トレーニングパンツの種類と特徴
トレーニングパンツには大きく分けて「布製」と「紙製」があります。
■ 布製トレーニングパンツ
- 濡れた感覚がわかりやすい
- 繰り返し洗って使える
- 層が厚いほど吸収力が高い(3層〜6層タイプがある)
- 洗濯の手間がかかる
■ 紙製トレーニングパンツ
- 吸収力が高くおもらしが床に垂れにくい
- 外出時に便利
- 使い捨てなので経済的負担がある
- おむつとの違いがわかりにくい場合も
家では布製、外出時は紙製と使い分けるのがおすすめです。
あると便利なお役立ちグッズ
基本グッズ以外にも、以下のアイテムがあるとトイトレがよりスムーズに進みます。
- 踏み台:補助便座を使う場合は必須。
足がつくと力みやすくなります - トイトレ絵本:トイレへの興味を引き出すのに効果的
- ごほうびシール・カレンダー:成功体験を可視化してやる気アップ
- 防水シーツ:布団やソファの汚れ防止に
- お着替え用の籠:すぐに着替えられるよう準備しておくと便利
トイトレがうまくいかないときの対処法
トイトレは順調に進むとは限りません。
行き詰まったときの対処法を知っておくと、心に余裕を持って取り組めます。
嫌がるときは無理をしない
お子さんがトイレに座ることを嫌がったり、トイトレ自体を拒否したりすることがあります。
そんなときは、無理に続けずに一度お休みすることが大切です。
2週間から1ヶ月ほど間を空けて、再度トイレへの誘いを始めてみましょう。
お子さんの成長は日々進んでいます。
少し間を置くだけで、スムーズに進むようになることも多いです。
嫌がる原因として考えられることには、以下のようなものがあります。
- トイレの雰囲気が怖い
- 便座が冷たくて嫌
- まだ心や体の準備ができていない
- 遊びを中断されるのが嫌
- 過去の失敗体験がトラウマになっている
原因に合わせて対策を考え、楽しい雰囲気で再スタートしましょう。
後戻りしても焦らないで
「順調だったのに急にできなくなった」「おもらしが増えた」ということはよくあります。
これは珍しいことではなく、多くのお子さんが経験することです。
後戻りの原因として考えられるのは以下のようなケースです。
- 下の子が生まれた(赤ちゃん返り)
- 保育園に入園した(環境の変化)
- 引っ越しをした
- 体調を崩した
- 季節の変わり目(特に寒くなる時期)
このような場合は、お子さんの気持ちに寄り添いながら、ゆっくりペースで進めていきましょう。「前はできたのに」と責めるのは絶対にNGです。
おしっこはできてもうんちができない場合
おしっこはトイレでできるのに、うんちだけはおむつでしたがるというお子さんは少なくありません。
これは自然なことで、心配する必要はありません。
うんちをトイレでするのが難しい理由には、以下のようなものがあります。
- うんちは力む必要があり、慣れない姿勢では難しい
- うんちが落ちる感覚が怖い
- トイレの水の中に落ちる音が怖い
- プライベートな行為として一人になりたがる
まずは踏み台を用意して足が安定する姿勢を作り、リラックスできる環境を整えましょう。
うんちのタイミングがわかっている場合は、そのタイミングでトイレに誘ってみるのも一つの方法です。
保育園との連携でトイトレを進める
保育園に通っているお子さんの場合、園との連携がトイトレ成功の鍵となります。
家庭と保育園で一貫した対応をすることで、お子さんの混乱を防ぎましょう。
保育園でのトイトレの進め方を確認
保育園によってトイトレの進め方や方針は異なります。
入園時やトイトレ開始前に、以下のことを確認しておきましょう。
- 園でのトイトレ開始時期の目安
- トイレへの誘い方や声かけの方法
- おむつからパンツへの移行の進め方
- 家庭で用意するもの(着替え、パンツの枚数など)
- 連絡帳での報告内容
保育士さんは多くのお子さんのトイトレを見てきたプロフェッショナルです。
困ったときはぜひ相談してみてください。
具体的なアドバイスがもらえるはずです。
家庭と園で統一したい声かけのポイント
トイトレ中の声かけは、家庭と園で統一することが大切です。
以下のようなポイントを共有しておきましょう。
- トイレに誘うときの言葉(「おしっこ行こう」「トイレタイム」など)
- 成功したときの褒め方
- おもらししたときの対応
- うんちの伝え方(「うんち出る」など)
お子さんが混乱しないよう、できるだけ同じ言葉を使うようにすると効果的です。
連絡帳を活用して、その日のトイレの様子を共有し合いましょう。
季節別トイトレのコツと注意点
トイトレを始める季節によって、気をつけるポイントが変わってきます。
それぞれの季節のコツを押さえておきましょう。
夏はトイトレに最適な季節
夏はトイトレを始めるのに最適な季節といわれています。
その理由は以下の通りです。
- 薄着なので着替えが楽
- 洗濯物が乾きやすい
- 汗をかくのでおしっこの回数が減りやすい
- 裸で過ごしても寒くない
- おもらししても体が冷えにくい
ただし、夏場は水分補給が大切なので、トイトレを意識しすぎて水分を控えるのはNGです。
熱中症対策を最優先にして、トイトレはあくまでも無理のない範囲で進めましょう。
冬場のトイトレで気をつけること
冬場にトイトレを始める場合や、冬を迎える場合は以下の点に注意しましょう。
- 便座を温めておく(便座カバーや暖房便座の活用)
- トイレを温かくしておく
- 着脱しやすい服を選ぶ(ズボンの上げ下ろしがしやすいもの)
- おもらししたらすぐに着替えさせる
- 寒さでおしっこの間隔が短くなることを理解しておく
寒い季節はおしっこの回数が増えるため、トイレへの誘いを増やす必要があるかもしれません。
お子さんの様子を見ながら調整していきましょう。
先輩ママ・パパに学ぶ成功体験談
実際にトイトレを経験した先輩ママ・パパたちの声から、成功のヒントを見つけてみましょう。
うまくいった工夫あれこれ
多くの先輩ママ・パパたちが実践して効果があった工夫をご紹介します。
- ごほうびシール作戦:トイレで成功するたびにシールを貼り、たまったらご褒美をあげる
- 好きなキャラクターのパンツ:「汚したくない」という気持ちでトイレに行くようになった
- おしっこダンス:トイレで成功したらオリジナルダンスでお祝い
- 人形でお手本:ぬいぐるみや人形を使ってトイレのやり方を見せる
- お兄ちゃん・お姉ちゃんパンツ作戦:「大きくなったね」と成長を褒める
どの方法がお子さんに合うかは試してみないとわかりません。
いくつか試して、お子さんが楽しく取り組めるものを見つけてください。
大変だったけど乗り越えられた理由
トイトレは決して簡単なものではありません。
しかし、多くの先輩ママ・パパが口を揃えて言うのは、「焦らなくてよかった」「子どものペースを信じてよかった」ということです。
うまくいかない時期があっても、お子さんは必ず成長します。
今日できなくても、明日できるようになるかもしれません。
来月には見違えるほど上手になっているかもしれません。
「いつかは必ずできるようになる」という気持ちで、長い目で見守ることが大切です。
まとめ
トイトレは、お子さんの成長における大切なステップです。
この記事でご紹介した内容を振り返ってみましょう。
■ トイトレ開始時期の目安
- 一般的には1歳半〜3歳頃が目安
- 体の準備(おしっこの間隔が2時間以上あくなど)を確認
- 心の準備(トイレへの興味など)も大切
■ 成功のコツ5ステップ
- トイレに親しむ環境づくり
- トイレに座る習慣をつける
- 成功体験を積み重ねる
- パンツへの移行にチャレンジ
- 外出時や夜間へ段階的に広げる
トイトレで最も大切なのは、お子さんのペースを尊重し、焦らず楽しく進めることです。
うまくいかない時期があっても、それは当たり前のこと。
決して自分やお子さんを責めないでください。
トイレでできるようになる日は必ずやってきます。
その日を楽しみに、お子さんの成長を温かく見守りながら、一緒にトイトレを楽しんでいきましょう。
今日の一歩一歩が、お子さんの大きな成長につながっています。
