2歳 言葉がゆっくりな子の見守り方

2歳 言葉がゆっくりな子の見守り方
わんぱくかいじゅう ベイビーザウルス
ベイビーザウルス × menu コラボ実施中!
お得にデリバリーを楽しむチャンスです!詳しくはこちら。

※本サイトは広告が含まれています。

わんぱくかいじゅう ベイビーザウルス マンガ連載中!詳しくはこちら。

「2歳になったのに、言葉がなかなか出てこない」「まわりの子はおしゃべりが上手なのに、うちの子はゆっくりで心配・・・」。そんな気持ちを抱えながらこの記事にたどり着いた方も多いのではないでしょうか。

2歳前後は言葉の発達に大きな個人差が出やすい時期です。まわりと比べて不安になるのは自然なことですが、正しい知識を持つことで、必要以上に心配しすぎずに、お子さんとの毎日を楽しく過ごすヒントが見えてきます。この記事では、厚生労働省の資料などをもとにした発達の目安から、家庭でできる関わり方、専門機関への相談タイミングまで、2歳の言葉がゆっくりなお子さんを持つ親御さんが知りたい情報を網羅的にまとめました。

2歳児の言葉の発達目安を知ろう

まずは一般的な発達の目安を確認しておきましょう。
目安を知ることで、我が子の状態を客観的にとらえやすくなります。

1歳6か月健診での言葉のチェック内容

厚生労働省が公表している「標準的な乳幼児期の健康診査と保健指導に関する手引き」では、1歳6か月児健診において意味のある単語が3語以上話せるかどうかが一つの目安として扱われています。
この健診では、積み木を使った指先の運動チェックのほか、言葉の理解度やコミュニケーションの様子も確認されます。
ただし、この時点で言葉の数が少なくても、すぐに問題があるというわけではありません
個人差が非常に大きい時期だからこそ、健診はあくまで「今の様子を知るきっかけ」として捉えることが大切です。

二語文が出てくる時期の目安

2歳になると、多くのお子さんは「ママ、きた」「ワンワン、いる」といった二語文を話し始めます。
厚生労働省の「保育所保育指針解説書」によると、1歳後半から2歳にかけて、言葉を二つ使う「二語文」が話せるようになってくる時期とされています。
一方で、厚生労働省の発達支援に関する研修テキストにおいても、3歳時点で二語文が見られないことは、言語発達の遅れを考える一つの目安とされています。
つまり、「2歳で二語文が出ていない」こと自体は珍しくなく、3歳を一つの節目として様子を見ていくという考え方が一般的です。

リビングで絵本を指差しながら親子で会話を楽しむ2歳児と母親


言葉がゆっくりでも心配しすぎない理由

「話さない=理解していない」ではありません。
ここでは、言葉の数だけにとらわれずに見てほしいポイントを紹介します。

語彙数より大切な「言葉の理解力」

2歳で50〜100語程度であっても、相手の言うことを理解していて指差しや視線が合っているのであれば、過度に心配する必要はないと考えられています。
語彙数はあくまで目安の一つにすぎません。
さらに、厚生労働省の手引きでも、有意語が少なくても言葉の理解が良好な場合は、成長とともに発語が伸びていく可能性があると説明されています。
「話さない=わかっていない」とは限らないという点は、多くの親御さんに知ってほしい大切な視点です。

言葉の爆発期は個人差が大きい

「言葉の爆発期」とは、それまでゆっくりだった発語が、ある時期を境に一気に増えていく現象のことです。
保育園でも、2歳クラスではお子さんたちの言葉が日々増えていく様子が見られ、「昨日までできなかったのに、今日は急にお話できるようになった」という驚きの瞬間に何度も立ち会います。
爆発期が来るタイミングは子どもによってさまざまで、2歳前半に来る子もいれば、3歳近くになってから急に伸びる子もいます。
「〇歳までに絶対に来るもの」と決めつけて焦りすぎないよう注意しましょう


爆発期が近いときに見られるサイン

言葉が一気に増える前には、いくつかの前兆となる行動が見られることがあります。
日々の様子を観察してみましょう。

指差しや絵本への関心が増える

絵本を指差しながら「これは?」と聞くと、知っているものを指差して答えようとする様子が見られたら、言葉の発達が次の段階に進んでいるサインの一つです。
また、絵本を持ってきて「読んで」と求めたり、同じ絵本を何度も繰り返し読みたがったりする様子が増えてきたら、言葉への関心が高まっているサインの一つです。

指差しの増加と発語の関係

保育園でも、指差しが増えてきたお子さんは、その後すぐに言葉が増えていくケースが多く見られます。
指差しは「伝えたい」という気持ちの表れであり、言葉の土台がしっかり育っているサインとも言えます。
指差しが増えてきたら、たくさん言葉をかけてあげる絶好のタイミングです。

公園で犬を見つけて指差しする子どもと、しゃがんで一緒に見守る父親


家庭でできる言葉かけの工夫

専門的な訓練でなくても、日常のちょっとした関わり方で言葉の発達をサポートできます。
無理なく続けられる方法を紹介します。

子どもの行動に言葉を添える

子どもがおもちゃで遊んでいるとき、公園で何かを見つけたとき、その場面に合わせて「ワンワン、いたね」「積み木、たかいね」など、短くわかりやすい言葉を添えてあげましょう。
難しい言い回しよりも、目の前の状況と言葉が一致する体験を繰り返すことが、語彙の吸収を助けます。

子どものペースで会話のキャッチボールを待つ

子どもが何かを伝えようとしているとき、すぐに先回りして答えを言ってしまうのではなく、少し待ってあげることも大切です。
うまく言葉が出てこなくても、身振りや表情で伝えようとする姿を受け止め、「〇〇が欲しいのね」と気持ちを代弁してあげることで、子どもは「伝わった」という安心感を積み重ねていきます。

絵本や歌を生活に取り入れる

歌や手遊びでも、サビの部分だけ一緒に口ずさんだり、知っているフレーズで体を動かしたりする姿が見られることがあります。
絵本の読み聞かせや手遊び歌は、耳から言葉のリズムを覚える良い機会になります。
毎日決まった時間に絵本タイムを設けるなど、習慣化することもおすすめです。


言葉の理解面でチェックしたいポイント

発語の数だけでなく、言葉の「理解」の面にも注目してみましょう。

簡単な指示が通じているか

例えば2歳前後で「ちょうだい」「持ってきて」といった簡単な指示が全く通じない、指差したものを見ない、呼びかけに反応しない、といった場合は言語理解の遅れを示唆します。
日常のなかで、こうした指示にどの程度反応できているかを観察してみましょう。

名前を呼ばれたときの反応

お子さんの名前を後方から呼んでみて、何も反応がない、または反応が鈍い場合は、かかりつけの小児科に相談するか、耳鼻科を受診してみましょう。
聴力の問題が言葉の発達に影響しているケースもあるため、耳の聞こえに関する気になるサインがあれば早めに専門機関へ相談することが大切です

小児科の診察室で医師と話す母親と、隣で椅子に座る2歳児


3歳児健診までに意識したいこと

3歳児健診は、就学前の大切な節目の一つです。
ここでの様子も踏まえて、日々の関わり方を見直してみましょう。

3歳児健診でチェックされる内容

3歳児健診では、言語の発達として単語を理解したり、言葉を話したりする能力、質問に答えたり、簡単な会話ができるかなどを確認します。
言葉の選び方や文の構造、発音なども評価の対象となります。
また、聴力検査では、小さな音に反応しない・名前を呼んでも振り向かない・言葉の発達の遅れが見られる・中耳炎を繰り返しているなどを確認します。

健診で気になる点があったときの心構え

上記の項目が必ずできないといけないわけではありません。
心や言葉の発達は一人ひとり発達度合いに差があります。
健診で指摘があったとしても、それは「今後どうサポートしていくか」を一緒に考えるきっかけであり、親御さん自身を責める必要は全くありません


専門機関への相談を考えるタイミング

「様子を見る」だけで不安な場合は、専門機関に相談するという選択肢もあります。
早めの相談は決して悪いことではありません。

相談すべきサインの目安

次のような様子が見られる場合は、一度専門家に相談してみることをおすすめします。

  • 簡単な指示(「ちょうだい」「持ってきて」など)がほとんど通じない
  • 名前を呼んでも振り向く様子がほとんどない
  • 3歳を過ぎても二語文がまったく出てこない
  • 視線が合いにくい、指差しをしない

言葉の理解の遅れは、単なる遅咲きではなく何らかの発達障害を伴う可能性が高くなる要因です。
研究報告でも、言葉の理解に遅れを伴う子は将来的に言語障害が残存するリスクが高いことが示されています。
理解面での遅れが見られる場合は、経過観察だけに頼らず専門家に相談することが推奨されています

相談できる窓口の種類

不安なときに相談できる窓口はいくつもあります。

  • かかりつけの小児科
  • 市区町村の保健センター・保健師
  • 児童発達支援センター
  • 発達障害者支援センター

発達障害者支援センターは国の事業として都道府県・指定都市が直接もしくは委託して運営しており、相談にかかる費用は無料です。
また、発達障害の診断がなくても相談を受けられます。
診断名がついていなくても気軽に相談できる窓口があると知っておくだけで、心の負担はぐっと軽くなります。
全国のセンターの所在地は、国立障害者リハビリテーションセンターの発達障害者支援センター一覧で確認できます。


他の子と比べすぎないための考え方

SNSやママ友との会話で、つい他の子と比較して落ち込んでしまうこともあるでしょう。
ここでは考え方のヒントを紹介します。

言葉の発達は運動発達と同じく個人差が大きい

歩き始める時期に個人差があるように、言葉が出るタイミングにも大きな個人差があります。
1歳半頃の子どもは「ママ」「パパ」や「まんま」などの単語を使い始めます。
はっきりとした言葉で話す子もいれば、喃語の子もたくさんいる段階です。
今できていないことに注目するよりも、日々の小さな成長を見つけていく視点を持つことが、育児を楽しむコツになります。

喃語もポジティブな発達のサイン

喃語であったとしても言葉をたくさん発することは、唇や舌の動かし方や声帯の使い方の練習になりますので、発達にとってポジティブな傾向だと思ってください。
おしゃべりのような喃語をたくさん発している子は、それだけ発語の練習を重ねている証拠でもあるのです。


言葉の発達を促す遊びのヒント

楽しみながら言葉のやり取りを増やせる遊びを、日常に取り入れてみましょう。

まねっこ遊びで発音の練習

動物の鳴き声やのりものの音を真似する遊びは、口や舌の動かし方を自然に練習できる機会になります。「ワンワン」「ブーブー」など、子どもが興味を持ちやすい音から始めてみましょう。

やり取り遊びで会話の土台をつくる

ボールの投げ合いや「どうぞ」「ありがとう」を交わす簡単なやり取り遊びは、会話の基本となる「順番に伝え合う」感覚を育みます。
おもちゃを介したやり取りの中に、自然と言葉を添えていくことがポイントです。


まとめ

2歳での言葉の発達には非常に大きな個人差があり、語彙数だけを基準に一喜一憂する必要はありません。
大切なのは、言葉を理解する力や、指差し・視線などの非言語コミュニケーションの様子も含めて総合的に見ていくことです。

気になるサインが見られる場合は、一人で抱え込まず、かかりつけの小児科や保健センター、発達障害者支援センターなど、無料で相談できる窓口を活用してみてください。
そして何より、「今日はこんな言葉を覚えた」「こんな仕草で気持ちを伝えてくれた」という日々の小さな成長を、親子で一緒に楽しんでいただければと思います。
焦らず、お子さんのペースに寄り添いながら、言葉が育っていく過程を見守っていきましょう。

育児漫画「わんぱくかいじゅう ベイビーザウルス」好評連載中!

CTA-IMAGE 元気いっぱいのベイビーがいる毎日はまるで 「小さくてわんぱくな怪獣」 が住んでいるみたい?!桃子ちゃん率いる山田家のドタバタでにぎやかな日常4コマ漫画お楽しみください!

2歳向けカテゴリの最新記事

トップへ戻る