赤ちゃんの寝返り練習はいつから?時期と方法を解説

赤ちゃんの寝返り練習はいつから?時期と方法を解説

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「うちの子、まだ寝返りしないけど大丈夫かな・・・」「寝返りの練習って何かしてあげた方がいいの?」そんな風に気になっている方は多いのではないでしょうか。

赤ちゃんの成長スピードは一人ひとり違うもの。とはいえ、初めての育児では「いつ頃から寝返りするの?」「練習は必要?」と気になることがたくさんありますよね。

この記事では、赤ちゃんの寝返りの一般的な時期や、おうちでできるサポート方法、練習のときに気をつけたいポイントまで、わかりやすくまとめました。赤ちゃんの「できた!」の瞬間を一緒に楽しむためのヒントとして、ぜひ参考にしてみてください。

目次

そもそも寝返りとは?赤ちゃんの大きな一歩

寝返りは全身運動の第一歩

寝返りとは、赤ちゃんが仰向けの状態からうつ伏せに、あるいはうつ伏せから仰向けに自力で体を回転させる動作のことです。
大人にとっては何気ない動きですが、赤ちゃんにとっては首・背中・腰・腕・脚の筋肉を連動させて行う全身運動です。

生まれてからずっと仰向けで過ごしてきた赤ちゃんが、自分の力で体の向きを変えるのは、運動発達においてとても大きなマイルストーンといえます。

寝返りができると世界が広がる

寝返りができるようになると、赤ちゃんの視界はガラッと変わります。
天井ばかり見ていた赤ちゃんが、自分で体を動かしてまわりの景色を眺められるようになるのです。

この「自分の意志で動ける」という経験が、その後のずりばい・ハイハイ・つかまり立ちといった運動発達につながっていきます。
寝返りは赤ちゃんが自分で移動する力を育てるスタートラインともいえるでしょう。

寝返りと寝返り返りの違い

「寝返り」と「寝返り返り」は、似ているようで異なる動作です。

  • 寝返り:仰向け → うつ伏せになる動き
  • 寝返り返り:うつ伏せ → 仰向けに戻る動き

一般的には寝返りが先にできるようになり、寝返り返りは少し遅れてできるようになるケースが多いです。
ただし、中には寝返り返りの方が先にできる赤ちゃんもいます。
順番にこだわりすぎず、赤ちゃんのペースを見守ってあげましょう。


寝返りを始める一般的な時期の目安

多くの赤ちゃんは生後4〜6か月頃

個人差はありますが、多くの赤ちゃんが寝返りをし始めるのは生後4〜6か月頃が一般的な目安とされています。

以下は、寝返りに関連する運動発達の大まかな目安です。

月齢の目安 運動発達の様子
生後2〜3か月 首がすわり始める、うつ伏せで頭を少し持ち上げる
生後3〜4か月 体をひねる動きが見られる、横向きになることがある
生後4〜6か月 寝返りができるようになる赤ちゃんが多い
生後5〜7か月 寝返り返りができるようになる赤ちゃんが多い

ただし、これはあくまでも目安です。
生後3か月で寝返りをする子もいれば、7〜8か月でやっとする子もいます。

個人差が大きいことを知っておこう

赤ちゃんの運動発達には大きな個人差があります。
体格、性格、興味の方向性など、さまざまな要因が関係しています。

たとえば、体格がしっかりしている赤ちゃんは体が重い分、寝返りに少し時間がかかることもあります。
反対に、好奇心旺盛で周りのおもちゃに手を伸ばしたがる赤ちゃんは、その動きがきっかけで早めに寝返りすることもあります。

「〇か月なのにまだできない」と焦る必要はまったくありません。
赤ちゃんはそれぞれのペースで着実に成長しています。

寝返りをしない赤ちゃんもいる

実は、寝返りをほとんどしないまま次のステップ(おすわりやずりばいなど)に進む赤ちゃんもいます。
寝返りは発達の一つの形であり、必ず全員が通る道というわけではありません。

もし月齢が進んでも寝返りをしない場合で心配なときは、乳幼児健診の際にかかりつけの小児科医や保健師さんに相談してみると安心です。


寝返りの練習を始める時期と見極め方

練習を始めてもよいサインとは

寝返りの練習(サポート)を始めるタイミングは、赤ちゃんの体の準備が整ってきたサインを目安にするとよいでしょう。

以下のような様子が見られたら、体が寝返りの準備段階に入っているかもしれません。

  • 首がしっかりすわっている(うつ伏せで頭をしっかり持ち上げられる)
  • 仰向けのときに足を持ち上げて遊ぶことが増えた
  • 体を左右にひねる動きが見られる
  • 横を向いて寝ていることがある

首すわりが完了していることが、寝返り練習を始める大前提です。
首がすわる前に無理に練習させることは避けましょう。

焦らず「遊び」の延長で始めよう

寝返りの「練習」というと、何か特別なトレーニングを想像するかもしれませんが、実際には赤ちゃんとの遊びの中で自然に体を動かすサポートをしてあげるイメージです。

赤ちゃんが嫌がったり、機嫌が悪くなったりしたら無理に続ける必要はありません。
あくまでも楽しい時間の中で取り入れていきましょう。

月齢だけで判断しないことが大切

「もう5か月だからそろそろ練習しなきゃ」と月齢だけを基準にするのではなく、赤ちゃん自身の体の発達状況をよく観察することが大切です。

乳幼児健診で首すわりが確認された後、赤ちゃんが自分から体をひねるような動きを見せ始めたら、少しずつサポートを始めてみるとよいでしょう。


おうちでできる寝返り練習のサポート方法

うつ伏せ遊び(タミータイム)で筋力アップ

寝返りに必要な筋力を育てるために効果的なのが、うつ伏せ遊び(タミータイム)です。

赤ちゃんを短い時間うつ伏せにして遊ばせることで、首・背中・腕の筋力が自然と鍛えられます。

■ タミータイムのポイント:

  • 最初は1〜2分の短い時間から始める
  • 赤ちゃんの目の前におもちゃを置いて興味を引く
  • 柔らかすぎないマットや布団の上で行う
  • 必ず大人が目を離さずそばにいる
  • 赤ちゃんの機嫌がよい時間帯に行う

⚠ うつ伏せ遊び中は絶対に赤ちゃんから目を離さないでください。
窒息のリスクがあるため、常にそばで見守りましょう。

おもちゃで興味を引いて体をひねる練習

仰向けの赤ちゃんの横に、お気に入りのおもちゃや音の鳴るガラガラを置いてみましょう。
赤ちゃんが「取りたい!」と手を伸ばすことで、自然と体をひねる動きにつながります。

■ おすすめの方法:

  1. 赤ちゃんを仰向けに寝かせる
  2. 赤ちゃんの斜め横(左右どちらでもOK)におもちゃを見せる
  3. 赤ちゃんが興味を示して手を伸ばしたら、少しだけおもちゃを遠ざける
  4. 体がひねれたら「すごいね!」とたくさん褒めてあげる

片側だけでなく、左右両方にバランスよく刺激を与えてあげるのがポイントです。

足を使った遊びで下半身の動きを促す

寝返りには下半身の動きも重要です。
仰向けの赤ちゃんの足を優しく持って、自転車をこぐような動きを一緒にしてあげたり、足の裏をくすぐって遊んだりするのも効果的です。

赤ちゃんが自分で足を持ち上げてバタバタする動きは、腹筋や腰の筋肉を使うトレーニングになっています。「上手にバタバタできるね〜」と声をかけながら、楽しい時間にしてあげましょう。

体をひねるサポートを優しく手助け

赤ちゃんが自分から体をひねろうとしているけれど、あと少しのところでうまくいかない・・・というときは、お尻や腰のあたりに軽く手を添えて、くるんと回る感覚を体験させてあげるのもよい方法です。

ただし、無理に回そうとしたり、強い力を加えたりするのは禁物です。
あくまでもほんの少しの手助けにとどめ、赤ちゃん自身の力を引き出すサポートを心がけましょう。


寝返り練習のときに注意したいこと

練習する環境を安全に整える

寝返りの練習をするときは、まず周囲の環境を安全に整えることが大切です。

■ チェックポイント:

  • ベッドやソファの上ではなく、床の上で行う(転落防止)
  • 周囲に硬いおもちゃや角のある家具がないか確認する
  • 柔らかすぎる布団やクッションの上は避ける(窒息リスク)
  • 適切な室温で、動きやすい服装にする
  • 誤飲の恐れがある小さなものが落ちていないか確認する

安全な環境を整えることで、大人も赤ちゃんもリラックスして練習に取り組めます。

赤ちゃんの機嫌を優先する

赤ちゃんが泣いていたり、眠そうだったり、お腹が空いているときに練習をしても逆効果です。

練習に最適なタイミングは、以下のようなときです。

  • 授乳後30分〜1時間程度経ったあと
  • しっかりお昼寝をしたあとでご機嫌なとき
  • おむつが清潔な状態のとき

赤ちゃんが「今は嫌だよ」というサインを出したら、すぐにやめて抱っこしてあげましょう。
楽しくないと感じる練習は続けないことが鉄則です。

授乳直後の練習は避ける

⚠ 授乳直後やミルクを飲んだ直後に寝返りの練習をすると、吐き戻しの原因になることがあります。
最低でも30分以上は時間を空けてから行いましょう。

特にうつ伏せの姿勢はお腹を圧迫しやすいため、食後すぐは避けるのがベターです。


寝返りが遅いかも?と感じたときの考え方

「遅い」と感じても焦らないで大丈夫

SNSや育児書で「生後4か月で寝返りしました!」という情報を見ると、「うちの子は6か月なのにまだ・・・」と不安になることもあるかもしれません。

でも、先ほどもお伝えしたように、発達のスピードは本当に一人ひとり違います。
寝返りが遅いからといって、その後の発達に問題があるとは限りません。

寝返りよりもおしゃべり(喃語)や手の動きの発達が先に進む子もいますし、性格的にのんびり屋さんで、動くことよりも観察することが好きな赤ちゃんもいます。

こんなときは専門家に相談してみよう

基本的にはゆったり構えて大丈夫ですが、以下のようなケースでは、かかりつけの小児科医や保健センターの保健師さんに相談してみることをおすすめします。

  • 生後6か月を過ぎても首すわりが不安定な場合
  • 体の片側だけ動きが少ない、左右で明らかな差がある場合
  • 体を触られることを極端に嫌がる場合
  • 全体的に体の動きが少なく、反応が薄いと感じる場合

乳幼児健診は赤ちゃんの発達を専門家にチェックしてもらえる大切な機会です。
気になることがあれば、健診の場で遠慮なく質問してみてください。

他の子と比べないことが大切

育児中はどうしても周りの子と比べてしまいがちです。
でも、赤ちゃんの成長には「正解のタイムテーブル」はありません。

昨日より少し首が安定してきた、手をよく動かすようになった・・・そんな小さな変化に気づいて喜べることが、育児をもっと楽しくするコツです。
赤ちゃんは毎日少しずつ、確実に成長しています。


寝返りの前後に見られる成長のステップ

寝返り前に見られる発達の兆候

寝返りをする前の赤ちゃんには、以下のような「予兆」が見られることがあります。

  • 仰向けで足を高く持ち上げ、左右に揺らす
  • 体を弓なりに反らせる
  • 横向きの姿勢で止まっていることが増える
  • 片腕を体の下に巻き込もうとする動きが見られる

これらの動きが見られたら、「もうすぐ寝返りするかも!」とワクワクしながら見守ってあげてください。
スマホやカメラの準備をしておくと、記念の瞬間を逃さず撮影できるかもしれませんね。

寝返りができた後の発達の流れ

寝返りをマスターした赤ちゃんは、次のような流れで運動能力が発達していくことが多いです。

発達のステップ 目安の時期
寝返り・寝返り返り 生後4〜7か月頃
ずりばい(お腹をつけたまま移動) 生後6〜9か月頃
おすわり(支えなしで安定) 生後6〜9か月頃
ハイハイ 生後7〜10か月頃
つかまり立ち 生後8〜11か月頃

※上記はあくまで一般的な目安です。
順番が前後することもあります。

寝返りを始めたら安全対策の見直しを

寝返りができるようになると、赤ちゃんの行動範囲が一気に広がります。
これまで動かなかった赤ちゃんが、気づいたら思わぬ場所に移動している・・・なんてことも。

■ 寝返り開始後にチェックしたい安全対策:

  • ベビーベッドの柵が常にしっかり上がっているか確認
  • ソファや大人のベッドに1人で寝かせない
  • 床に小さなものが落ちていないかこまめにチェック
  • コンセントカバーの設置
  • 家具の角にコーナーガードを取り付ける

「まだそんなに動かないから大丈夫」と油断せず、早めに準備しておくと安心です。


寝返り練習を楽しくするコツ

声かけとスキンシップを大切に

赤ちゃんにとって一番のモチベーションは、大好きなママやパパの笑顔と声です。
練習中は「上手だね〜」「がんばってるね!」「すごいすごい!」と、たくさん声をかけてあげましょう。

赤ちゃんは言葉の意味がわからなくても、声のトーンや表情から「褒められている」「楽しい」という気持ちをしっかり感じ取っています。

きょうだいやパパも一緒に参加しよう

上のお子さんがいる場合は、「赤ちゃんにおもちゃを見せてあげてくれる?」とお手伝いをお願いすると、きょうだいの絆も深まります。

パパも一緒にうつ伏せになって赤ちゃんと目線を合わせてみたり、面白い顔をして笑わせてみたり・・・。
家族みんなで赤ちゃんの成長をサポートする時間は、かけがえのない思い出になるはずです。

練習の記録をつけてみよう

「今日は少し横向きになれた」「おもちゃに手を伸ばそうとしていた」など、小さな変化を記録しておくと、赤ちゃんの成長を実感しやすくなります。

育児日記アプリやノートに書き留めておけば、後から振り返ったときに「こんなに小さかったのに、今ではこんなに動き回ってる!」と感慨深い気持ちになれますよ。
動画や写真もたくさん残しておくのがおすすめです。


よくある質問(Q&A)

Q. 寝返り練習は1日何回くらいすればいい?

A. 回数に決まりはありません。
赤ちゃんの機嫌がよいタイミングで、1回数分程度を1日に2〜3回ほど行えば十分です。
大切なのは回数ではなく、赤ちゃんが楽しんでいるかどうかです。
嫌がるようなら1回でもOKですし、ご機嫌ならもう少し長く遊んでも構いません。

Q. 寝返り練習用の特別なグッズは必要?

A. 特別なグッズは必ずしも必要ありません。
おうちにあるおもちゃやガラガラ、清潔なプレイマットがあれば十分に練習できます。
市販の寝返り練習用クッションなどもありますが、なくても問題ありません。
大切なのは安全な環境と、大人の見守りです。

Q. 寝返りができたら夜の就寝時に注意することは?

A. 赤ちゃんが自分で寝返りできるようになったら、就寝時にうつ伏せになることも出てきます。
就寝時は仰向けで寝かせ、顔の周りに柔らかい枕やぬいぐるみを置かないようにしましょう。
ベビーモニターを活用して様子を見守るのもよい方法です。
寝返り防止クッションについては、かかりつけ医に相談してからの使用がおすすめです。

Q. 寝返りをせずにおすわりやハイハイをすることはある?

A. はい、あります。
発達の順番やスピードは赤ちゃんによって異なり、寝返りをほとんどしないまま次のステップに進む子もいます。
寝返りをしないこと自体が問題というわけではありませんので、過度に心配する必要はありません。
気になる場合は健診時に相談してみてください。


まとめ

赤ちゃんの寝返りは、一般的に生後4〜6か月頃に見られることが多いですが、個人差がとても大きい運動です。
練習を始める際は、首すわりが完了していることを確認したうえで、赤ちゃんの機嫌がよいときに遊びの延長として取り入れてみてください。

この記事のポイントをおさらいしましょう。

  • 寝返りは首・背中・腰など全身の筋肉を使う大きなステップ
  • 多くの赤ちゃんは生後4〜6か月頃に寝返りを始める
  • 首すわり完了後、赤ちゃんが体をひねる動きを見せ始めたら練習のサポートを開始
  • うつ伏せ遊びやおもちゃで興味を引く方法が効果的
  • 安全な環境を整え、赤ちゃんの機嫌を最優先にする
  • 他の子と比べず、わが子のペースを大切にする

赤ちゃんが「くるん!」と初めて寝返りをした瞬間は、親にとっても忘れられない感動の瞬間です。
その日を楽しみに、日々の小さな成長を一つひとつ喜びながら過ごしていきましょう。

育児は大変なことも多いですが、赤ちゃんの「できた!」の笑顔は何よりのご褒美です。
どうか肩の力を抜いて、赤ちゃんとの毎日を楽しんでくださいね。

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