「広島に引っ越したいけれど、どのエリアが子育てしやすいの?」「0歳・1歳の赤ちゃんを連れて安心して暮らせる街を知りたい」・・・はじめての育児や引っ越しを控えたパパ・ママにとって、住む街選びはとてもワクワクする一方で、不安もつきものですよね。
広島県は、瀬戸内の温暖な気候と豊かな自然、そして都会の便利さがほどよく混ざり合った、子育て世帯から高い人気を集めるエリアです。実は、広島市をはじめとする多くの市町で、医療費助成や子育て支援センターなど手厚いサポートが整っています。この記事では、0〜3歳の小さなお子さんを育てるご家庭の目線で、広島で子育てしやすい街を8つ厳選してご紹介します。
それぞれの街の雰囲気や支援制度、おでかけスポットまでぎゅっとまとめました。読み終わるころには、きっと「ここで子育てしてみたい!」と思える街が見つかるはずです。
広島が子育て世帯に人気の理由
まずは、なぜ広島県全体が子育てしやすいと言われるのか、その背景から見ていきましょう。
街選びの前提として知っておくと、各エリアの魅力がより深く理解できます。
都会と自然のバランスが絶妙
広島県は中国地方で最も広い面積を持ち、エリアによって多彩な暮らしが楽しめるのが大きな魅力です。
観光都市で中心市街地が充実し交通機関も発達している一方、郊外には豊かな自然があり、便利な大型ショッピングモールもたくさんあります。
「便利さ」と「のびのびとした子育て環境」を両立できるのが、広島ならではの強みといえます。
充実した交通網で移動がラク
ベビーカーを押しての移動が多い子育て期は、交通の便がとても大切です。
広島市内ではJR・路面電車・バス・アストラムラインといった公共交通機関が発達しており、車がなくても生活しやすい環境が整っています。
ベッドタウンからも中心部へ電車一本でアクセスできるエリアが多く、お出かけや通院もスムーズです。
県を挙げた子育て応援の仕組み
広島県は子育て支援に力を入れており、「ひろしま版ネウボラ」では、子育てをするすべての人が地域とのつながりを実感しながら健やかに子どもを育てられる仕組みづくりを進めています。
妊娠・出産から子育てまで、ライフステージの変化に合わせて切れ目なくサポートを受けられる体制があるのは、心強いポイントですね。
子育てしやすい街選び5つの基準
「子育てしやすい街」と一口に言っても、何を重視するかは家庭によってさまざまです。
ここでは、街を比較するときに役立つ5つのチェックポイントを整理しておきましょう。
医療費助成と子育て支援制度
0〜3歳のうちは、発熱や急な体調不良で病院にかかる機会が本当に多いもの。
だからこそ、子ども医療費助成の手厚さは見逃せません。
医療費助成には所得制限が設けられている自治体もあるため、対象となるかどうかは必ず事前に確認しておきましょう。
保育園・支援センターの充実度
共働き家庭にとって、保育園に入れるかどうかは死活問題です。
待機児童の状況や、子育て支援センター・児童館の数もチェックしておきたいところ。
支援センターは雨の日でも親子で遊べて、同じ年頃の子を持つママ・パパと交流できる貴重な場所です。
公園・買い物・治安のバランス
毎日の暮らしやすさを左右するのが、近くに公園や大型スーパーがあるか、そして治安が良いかどうかです。
小さな子どもを連れて安心して散歩できる環境かどうかは、実際に街を歩いてみると感じ取れます。

安佐南区|広島市の子育て王道エリア
広島で子育てしやすい街として、まず名前が挙がるのが広島市安佐南区です。
広島市は市全体で子育て支援に力を入れていますが、特に安佐南区は「子育ての街」として定評があります。
区画整理された安全な街並み
区画整理された安全な街並みに、保育園や幼稚園、小児科、学習塾が多く、子育てに必要な施設が非常に充実しています。
比較的新しく開発されたエリアが多いため道路も整備されており、ベビーカーや車での移動もスムーズです。
初めて広島へ移住する子育て世代が、安心して新生活をスタートできる街として高く評価されています。
転勤族にも優しいコミュニティ
安佐南区は転勤族が多く暮らすエリアでもあり、外から移り住んだ家庭にも温かいのが特徴です。
実際に暮らした方からは、治安が良くスーパーや子どもの遊ぶ場所も豊富で、子育て世帯にはかなり生活しやすいという声が寄せられています。
同じ境遇のママ友・パパ友が見つけやすいのは、心細くなりがちな育児期にとって大きな安心材料です。
大きな公園で思いっきり遊べる
区内には広島広域公園のような大規模な公園があり、子どもがのびのびと体を動かせます。
中心部へはアストラムライン一本でアクセスできるため、通勤・お出かけの利便性も申し分ありません。
西区・佐伯区|ファミリーに人気
安佐南区と並んで、広島市内で子育て世帯から支持を集めているのが西区と佐伯区です。
どちらもファミリー層が多く住むエリアで、公園や児童館などの施設が整っています。
西区|利便性と暮らしやすさの両立
西区は広島駅や中心部へのアクセスが良く、商業施設も充実しています。
日々の買い物に困らない便利さがありながら、住宅街は落ち着いた雰囲気。
共働きで通勤しながら子育てをしたいご家庭にぴったりです。
佐伯区|自然も身近に感じられる
佐伯区は街の便利さを保ちつつ、所々に自然が残るバランスの良いエリアです。
「都会すぎず、田舎すぎない」ちょうどよい環境で、子どもを自然に触れさせながら育てたいご家庭に向いています。
廿日市市|中国地方トップクラス
広島市のお隣、廿日市市(はつかいちし)は、世界遺産・宮島を擁する自然豊かな街でありながら、子育て支援の手厚さで全国的にも注目されています。

待機児童ゼロで進学面も安心
廿日市市は子育て環境の評価が高く、日経BPの「子育てしやすい自治体の中国地方No1」にも選ばれた実績があります。
保育園・幼稚園・こども園が豊富で待機児童はゼロ、大学もあるため進学面まで安心できるのは、これから長く子育てをするご家庭にとって心強いポイントです。
広島市内へのアクセスも良好
廿日市市の市街地にはJRと広島電鉄宮島線が走っており、電車を使えばわずか数十分で広島市中心部まで到達できます。
「広島市内へ通勤・通学しながら、自然の近くで子育てしたい」という願いを叶えてくれる街です。
交流イベントが豊富な支援施設
市内には子育て支援センターや児童館といった施設が複数整備され、親子で参加できるイベントや講座が定期的に開催されています。
地域の子育て世代同士の交流が活発で、暮らすファミリーからは支援施設の充実ぶりに安心しているという声も上がっています。
東広島市|「子育てするなら」の街
「子育てするなら東広島」というキャッチコピーで知られる東広島市は、ゆったりとした環境でのびのび子育てしたいご家庭に人気のエリアです。
ゆとりある環境とアクセスの良さ
市の中心部である西条エリアは、西条駅から広島駅まで山陽本線で約40分というアクセスの良さがあり、2017年のJR寺家駅開業によって新たな移住者も増えています。
広い空と緑に囲まれた環境で、子どもをゆったり育てられるのが魅力です。
教育熱心な大学のある街
近くに広島大学のキャンパスがあることから、教育に関心の高い家庭が多いのも特徴です。
子育て中はもちろん、将来の教育環境を見据えたいご家庭にとっても安心感があります。
広い街ではないため、公園や支援センターで顔なじみができやすく、温かい人間関係が築きやすいのも嬉しいですね。
子育て世帯への住まいサポート
東広島市では子育て世帯向けの住まい支援にも力を入れており、住宅の取得を後押しする制度があります。
支援制度の内容や対象条件は年度ごとに変わることがあるため、申請前に必ず各市町の公式サイトで最新情報を確認してください。
三原市・尾道市|瀬戸内ののどか暮らし
瀬戸内海ののどかな雰囲気のなかで子育てしたいご家庭には、三原市や尾道市もおすすめです。
コンパクトな街と豊かな自然が共存しています。
三原市|新幹線も使える便利な立地
三原市は駅周辺のコンパクトな街と周辺の自然がほどよく調和したエリアです。
三原市には中学校卒業までの子ども医療費助成があり、病児・病後児保育や一時預かりなどのサポートも整っています。
新幹線が停車するため、県外への帰省や旅行にも便利です。
尾道市|子育てアプリで情報も手軽に
坂と海の風景で有名な尾道市も、子育て支援が充実しています。
中学校卒業までの子ども医療費助成に加え、子育て応援アプリ「はつっこ手帳」での情報発信や市内の子育て支援センターなどがあります。
スマホで子育て情報を手軽にチェックできるのは、忙しいパパ・ママにとってありがたい仕組みです。
広島市の子育て支援制度まとめ
エリア選びと合わせて知っておきたいのが、広島市が実施している子育て支援制度です。
0〜3歳の育児で特に役立つものを中心にまとめました。
子ども医療費助成と相談窓口
広島市では市内に住所がある0歳から中学校3年生までの子どもについて、初診時の通院での医療費負担が500円になります。
発熱や鼻水で何度も小児科にお世話になる時期だからこそ、この助成はとても心強い味方です。
子育ての悩み相談には、市が運営するサポートサイトも活用できます。
支援センター・産後ケア・ファミサポ
広島市をはじめ県内の多くの市町村では、乳幼児と保護者が集まって遊んだり相談できる子育て支援センターやオープンスペース、家事育児を手伝う産後ヘルパー、母子で宿泊しケアを受けられる産後ケアなどを、市の補助によって利用できます。
親の通院や用事のときに育児の援助を受けられるファミリーサポート制度もあり、「ちょっと頼りたい」を叶えてくれます。
新たに始まる支援金制度
国の制度として、令和8年度(2026年度)から「子ども・子育て支援金制度」が始まり、児童手当の拡充など6つの子育て支援事業に充てられます。
子育て世帯を社会全体で支える新しい仕組みとして注目されています。
制度の詳細や手続きについては、お住まいの自治体やこども家庭庁の公式情報をご確認ください。
家族に合った街を見つけるコツ
最後に、数あるエリアのなかから「わが家にぴったりの街」を見つけるためのヒントをお伝えします。
情報収集と現地体験の両方を大切にしましょう。
子育てポータルで事前リサーチ
広島県には便利な子育て情報サイトがあります。
広島県が運営する子育て支援ポータルサイト「イクちゃんネット」では、各市町の支援制度やイベント情報を詳しく調べることができるので、移住先候補について事前にリサーチしておくのがおすすめです。
広島市が運営する「ひろまる」のサイトでは、支援情報が目的別・年齢別に整理されており、必要な情報を探しやすくなっています。
実際に街を歩いて雰囲気を確認
ネットの情報だけでなく、実際に候補の街を訪れてみることがとても大切です。
公園の雰囲気、スーパーまでの距離、ベビーカーで歩きやすいかどうかは、現地でこそ実感できます。
気になる街は休日に家族で歩いてみて、暮らしのイメージを膨らませてみましょう。
支援センターに足を運べば、地域の雰囲気やママ・パパの様子もよくわかります。
まとめ|広島で楽しく子育てを
今回は、広島で子育てしやすい街として、広島市安佐南区・西区・佐伯区、廿日市市、東広島市、三原市、尾道市の8エリアをご紹介しました。
それぞれに個性があり、「都会の便利さ重視」なのか「自然のなかでのびのび」なのかによって、ぴったりの街は変わってきます。
広島県は県を挙げて子育てを応援する仕組みが整い、医療費助成や子育て支援センター、産後ケアなど、0〜3歳の育児に役立つサポートが充実しています。
住む街の制度や雰囲気を知ることは、安心して育児を楽しむための第一歩です。
大切なのは、ご家族の「こんな暮らしがしたい」という気持ちにぴったり合う街を選ぶこと。
この記事を参考に、ぜひ気になるエリアへ足を運んでみてください。
広島での子育てが、笑顔あふれる毎日になりますように。
