「赤ちゃんを連れてショッピングモールに行きたいけれど、授乳やおむつ替えができるか不安」「1歳の子が飽きずに過ごせる場所はあるかな」・・・そんな気持ちで「ららぽーと 子連れ」と検索された方も多いのではないでしょうか。結論から言うと、ららぽーとは0〜3歳の子連れにとって、設備面でとても心強いモールです。ただし、設備の場所や遊び場の有無は館ごとに違います。
この記事では、三井ショッピングパークの各館公式ページで公開されている情報を読み比べ、授乳室・ベビーカー貸出・遊び場・食事の4つを軸にまとめました。行く前に押さえておくと、当日の「どうしよう」が大きく減ります。お出かけの準備が少しラクになって、親子の時間がもっと楽しくなるように、月齢別のモデルコースや持ち物リストも用意しています。
ららぽーと子連れが心強い理由と基本の考え方
ママに優しい取り組み「ママwithららぽーと」
ららぽーとの各館には、「ママwithららぽーと」という子育て世帯向けの取り組みを紹介するページがあります。「おむつ替えや授乳がしたい」「こどもとゆっくり食事がしたい」「こどもを遊ばせたい」といったニーズ別に、サポート内容が整理されています。
つまり、困りごとから逆引きして設備を探せる作りになっているわけです。
公式情報を読み比べて分かった3つの共通点
複数の館の公式ページを横並びで確認すると、館が違っても共通している点がありました。
- ベビー休憩室に、おむつ交換台・授乳室・哺乳瓶の洗浄シンク・調乳用の給湯器がそろっている館が多い
- ベビーカーは100円硬貨を使うコインリターン式で貸し出されている館が多い
- フードコートに小上がり席やベビーチェアなど、小さな子向けの席が用意されている館がある
一方で、設備の場所・台数・対象年齢は館ごとに異なります。
「どのららぽーとでも同じ」と思い込まず、行く館のページを見るのが基本です。

設備は館ごとに違うので事前確認が前提
たとえば、完全個室の授乳スペースがある館もあれば、ベビー休憩室が各階のトイレ付近にまとまっている館もあります。
営業時間・料金・貸出台数などは変更されることがあります。
お出かけ前に、行く館の公式ページで最新の案内を確認してください。
授乳室とベビー休憩室の設備と使い方
ベビー休憩室にそろっている基本設備
ららぽーと安城では、すべてのベビー休憩室に、オムツ交換スペース、お子様用の着替え台、授乳室、哺乳瓶洗浄用のシンク、調乳用給湯器があると案内されています。
堺・福岡・愛知東郷・門真など、ほかの館でも同じ設備構成が紹介されています。
ミルクの調乳もできるので、お湯を魔法瓶で持ち歩く荷物を減らせるのは嬉しいところです。
磐田では、すべてのベビー休憩室に電子レンジがあり、1階中央エレベーター横にはベビー用の体重計も用意されているとのことです。「お出かけついでに体重を測れる」のは、成長が気になる時期の親御さんには心強いですね。
完全個室「mamaro」でひと息つく
名古屋みなとアクルスには、授乳・おむつ替え・離乳食に使える完全個室のベビーケアルーム「mamaro」があり、ママだけでなくパパも利用できます。
ほかにも、和泉・甲子園・柏の葉などで同様の個室型のベビールームが紹介されています。
甲子園では、授乳もおむつ替えも離乳食もできる個室が2階フードコート内に設置されています。
パパと一緒のお出かけなら、個室型は「パパもお世話に参加しやすい」のが大きな利点です。
人目が気になる授乳も、ゆったり落ち着いてできます。
混雑する時間帯の乗り切り方
休憩室が混み合うのは、ランチ前後や休日の午後です。
到着したらまず場所を確認し、「混む前に早めに授乳やおむつ替えを済ませる」と余裕が生まれます。
立川立飛のように休憩室が館内10か所ある館もあるため、「広めの授乳室は2階北・2階中央・3階南」といった案内を参考に、空いていそうな場所へ移動するのも手です。
館ごとの授乳室の場所を一覧で確認
公式ページに載っているベビー休憩室の場所
公式ページで確認できた、主な館のベビー休憩室の場所の目安をまとめます。
| 館 | 場所の目安 |
|---|---|
| 安城 | 1階・2階・3階の北トイレ、屋上はおくじょうひろばのエレベーター付近 |
| 堺 | 1階は西トイレ付近、2階はBエレベーター付近、3階は南トイレ付近 |
| 福岡 | 1階はモール棟の総合案内所横トイレ付近、2階は北エレベーター奥、3階は西エレベーター横 |
| 愛知東郷 | 1階はメインスクエア東側のトイレ付近、2階・3階は南東エレベーターホールのトイレ付近 |
| 門真 | 1階・2階・3階とも南側トイレ付近 |
| 名古屋みなとアクルス | 1階はレストラン街横、2階はGU横、3階はフードコート横 |
表の見方と、行く前のひと手間
表のとおり、多くの館で「トイレの近く」や「エレベーター付近」に設けられています。
つまり、ベビー休憩室を探すときは、まずトイレとエレベーターの位置を目印にすると見つけやすいということです。
立川立飛については、授乳室は女性限定(2階北と3階南を除く)という案内があります。
パパと一緒の日は、利用できる場所を事前に確認しておくと安心です。

ベビーカーは持参か貸出かの考え方
コイン式貸出の仕組みと対象年齢
ららぽーとの多くの館では、ベビーカーを無料で借りられる仕組みがあります。
甲子園では100円硬貨を入れて使い、返却すると戻ってくるコイン式で、貸出は無料です。
対象は館によって少しずつ違います。
- TOKYO-BAY:生後4か月から4歳(身長100cm)まで
- 海老名:4か月から4歳まで
- 名古屋みなとアクルス:生後4か月から48か月まで
- 柏の葉(B型ベビーカー):生後2か月から3歳(36か月)まで
磐田では館内10か所に約130台が用意され、地下駐車場の2か所にも貸出場所があるとのことです。
駐車場からすぐ借りられると、荷物が多い日に助かります。
貸出ベビーカーを使うときの注意点
貸出ベビーカーは台数に限りがあり、予約もできません。
甲子園では先着順で予約不可とされており、名古屋みなとアクルスではすべて貸出中になることもあるため、持参が推奨されているとのことです。
休日の午後などは特に借りにくくなると考えて、基本は自分のベビーカーか抱っこ紐を持っていくのが安全です。
TOKYO-BAYでは、北館・南館・西館で借りたベビーカーはNorth Gateでは返却できず、その逆も同様です。
広い館では、借りた場所と返す場所の関係も確認しておきましょう。
ベビーカーと抱っこ紐の使い分け
ベビーカーは荷物置き場にもなり、お昼寝にも使えます。
一方、混み合う売り場や階段の多い動線では、抱っこ紐のほうが動きやすい場面もあります。「移動はベビーカー、フードコートやお店の中では抱っこ紐」というように、組み合わせて持っていく親御さんもいるようです。
使いやすい形は家庭ごとに違うので、お子さんの様子に合わせて選んでください。
0〜3歳の遊び場を選ぶポイント
無料で使えるキッズスペースと屋上広場
まず探したいのは、無料の遊び場です。
ららぽーと沼津には、約300平方メートルの無料の屋内キッズスペース「こもりらのもり」があり、0歳向け、1〜2歳向けとエリアが分かれています。
ららぽーと富士見でも、2階に0〜2歳向けの無料の遊び場があると紹介されています。
甲子園の「ららキッズパーク」は、遊び場に加えて授乳室・キッズトイレ・おむつ替えコーナーが併設され、離乳食用の電子レンジも自由に使えるとのことです。
安城は大屋根付きの無料大型公園が特徴で、天気に左右されにくい点が魅力です。

有料の屋内遊び場と料金の目安
もう少し体を動かしたい日は、有料の屋内遊び場も候補になります。
月齢に合わせて選べる施設を、公開情報からまとめました。
- リトルプラネット(TOKYO-BAY):1歳以下は無料。
平日1日フリーパス1,600円、休日60分1,400円などの料金設定 - リトルプラネット(和泉):0〜1歳は無料
- キドキド(TOKYO-BAY):6か月から12歳まで利用できる
- あそびパークPLUS(名古屋みなとアクルス):6か月から12歳までが対象
- アドベンチャーアイランド(横浜):0〜8歳対象で、30分600円、子ども1人につき大人1人は無料と紹介されている
- アニタッチ(名古屋みなとアクルス):動物とふれあえる施設で、3歳以下は無料
料金や無料の対象年齢は、キャンペーンや改定で変わることがあります。
表示は参考の目安として、利用前に公式の案内で確認してください。
年齢別の選び方の目安
遊び場は、年齢と発達に合わせて選ぶと失敗しにくくなります。
- 0歳:ねんねやハイハイのスペースがある無料エリアが向いています。
ららぽーと沼津のように0歳専用のエリアがある館は安心です。 - 1歳:歩き始めの時期は、やわらかい床でゆったり歩ける広場がおすすめです。
無料対象の有料施設も狙い目です。 - 2〜3歳:すべり台やボールプールなど、体を使う遊びが楽しい時期です。
有料施設を30分だけ使うなど、短めに区切る方法もあります。
「遊ばせてあげたいけど、お金をかけすぎたくない」というときは、無料のキッズスペースと30分だけの有料施設を組み合わせる使い方がおすすめです。
離乳食とお食事を安心して楽しむ方法
小上がり席とベビーチェアを活用する
フードコートは、館によって座席の工夫が違います。
甲子園には16席の小上がり席があり、福岡のフードコートにも小上がり席が用意されています。
靴を脱いで過ごせるので、ハイハイやおすわりの時期のお子さんと一緒でも落ち着いて食事ができます。
門真は、フードコートに小上がり席やベビーチェアがセットになったテーブルがあると紹介されています。
名古屋みなとアクルスの3階フードコートでは、ベビーチェアが使え、近くにベビーカーを置けるスペースがあるとのことです。
離乳食の持ち込みと温めのポイント
離乳食を持っていく場合、食べる前に電子レンジで加熱する必要があるため、出先に電子レンジがあるか事前に確認しておくことが大切です。
ららぽーとEXPOCITYの飲食店一覧では、離乳食の持ち込みと温め対応を「○」としているお店が複数掲載されています。
和泉では親子カフェで電子レンジが使えると案内されています。
冷凍した離乳食は、自然解凍せずに必ず食べる前に加熱してください。
冷凍した菌は常温に戻ると増え始めるため、自然解凍はNGとされています。
お子さんの食べ方や食材について心配があるときは、かかりつけの小児科や自治体の窓口で相談してください。
お店のサービスは事前に探しておく
店舗によっては、お湯のサービス、子ども用の食器、ベビーカーのまま入店できるかどうか、キッズチェアの有無などが違います。
EXPOCITYの一覧表のように、離乳食の持ち込み、お湯サービス、キッズメニュー、アレルギー対応表、ベビーカー入店などの項目を店舗ごとに確認できる館もあります。「入れるお店」を先に決めておくと、空腹でぐずる前に動けます。
キッズトイレとおむつ替え・一時預かり
トイレトレーニング中でも使いやすいキッズトイレ
愛知東郷には、ママも一緒に入れるキッズトイレがベビー休憩室内にあり、トイレトレーニング中のお子さんも楽しく使える内装とのことです。
新三郷には、電車の雰囲気を楽しめるキッズトイレや、きかんしゃトーマスとコラボしたベビールームがあります。「トイレに行きたくない」と言うお子さんも、楽しい空間なら気分が変わるかもしれません。
おむつの買い足しと予備の考え方
甲子園では紙おむつの自動販売機が設置されているので、うっかり足りなくなったときも安心です。
とはいえ、すべての館にあるとは限りません。
おむつは「予定の回数+2〜3枚」を目安に多めに持つと、気持ちにも余裕が生まれます。
一時預かりサービスの有無を確認
名古屋みなとアクルスでは、お子さんの一時預かりサービス(有料)が案内されています。
ただし、すべての館にあるわけではなく、年齢や予約の条件も館ごとに異なります。
利用したい場合は、行く館の公式ページや総合案内で確認してください。
月齢別モデルコースと持ち物リスト
0〜5か月:短めの滞在でゆったり
首すわり前後の時期は、「長居しない」を目標にするとラクです。
到着したらまずベビー休憩室の場所を確認し、買い物は1〜2時間を目安にしましょう。
授乳やミルクの間隔は赤ちゃんそれぞれなので、いつもの時間に合わせて動くのがコツです。
体調や成長に不安があるときは、無理に外出せず、小児科などに相談してください。
6か月〜1歳:遊び場と食事をセットで
おすわりやハイハイが楽しい時期は、無料のキッズスペースで遊んでから食事、という流れが組みやすくなります。
離乳食を持っていくなら、電子レンジの場所を先に確認しておきましょう。
小上がり席のあるフードコートなら、赤ちゃんも寝転んで過ごせます。
2〜3歳:体を動かして、おやつ休憩を
活発な時期は、屋上広場や屋内遊び場でしっかり体を動かすと、お昼寝もしやすくなります。
トイレトレーニング中なら、キッズトイレの場所を先に確認しておくと安心です。「遊ぶ→食べる→ベビーカーでひと休み」と、ご機嫌を軸に流れを組み立てましょう。
子連れお出かけの持ち物チェックリスト
- おむつ(予定回数+2〜3枚)、おしりふき、おむつ用のごみ袋
- 着替え一式(汗や食べこぼしに備えて2セットあると安心)
- ミルク用の粉と哺乳瓶(調乳用の給湯器が使える館が多い)
- 離乳食と食器、スプーン、食事用エプロン
- 飲み物、おやつ、タオル、ガーゼ
- 100円硬貨(貸出ベビーカー用)、母子健康手帳、保険証や医療証
- お気に入りのおもちゃや絵本(待ち時間のぐずり対策)
混雑を避けて子連れ時間を楽しむコツ
曜日と時間帯をずらして快適に
遊び場の口コミでは、土日は混み合う一方、平日の昼間は空いていてゆったり遊べたという声があります。
休日に行く場合は、開店直後の時間帯を狙うと、ベビー休憩室や貸出ベビーカーにも余裕があります。
「やることを欲張らない」が一番のコツ
子連れのお出かけは、予定どおりにいかないのが普通です。「今日はベビー休憩室で授乳して、キッズスペースで30分遊べたら大成功」くらいの気持ちで、目標を低めに設定してみてください。
ぐずったら早めに切り上げる、と決めておくだけでも気持ちがぐっと軽くなります。
パパと分担して「ひとり時間」をつくる
横浜のアドベンチャーアイランドを紹介した記事では、大人が2人以上いて、ひとりが買い物をしている間にもうひとりが子どもと過ごしたい人に向くとされています。
ふたりで行ける日は、交代でお店を見る時間をつくると、親御さんの気分転換にもなります。
まとめ
ららぽーと子連れの攻略ポイントを振り返ります。
- 授乳室・ベビー休憩室は、トイレやエレベーター付近を目印に探すと見つけやすい
- 貸出ベビーカーは台数に限りがあるため、基本は自分のベビーカーか抱っこ紐を持参する
- 遊び場は、無料のキッズスペースと有料施設を年齢に合わせて組み合わせる
- 離乳食は電子レンジの場所を事前に確認し、冷凍品は必ず加熱する
- 設備や料金は館ごとに違うので、行く館の公式ページで最新情報を確認する
ららぽーとは、設備の場所さえ分かっていれば、赤ちゃんとのお出かけの強い味方になります。
「事前の確認」と「欲張らない計画」の2つを意識して、親子で笑顔になれる時間を楽しんでください。