赤ちゃんや小さな子どもを連れてのお出かけは、「授乳やおむつ替えはどこでできる?」「ベビーカーで回れる?」「ぐずったらどうしよう・・・」と、出発前から考えることがたくさんありますよね。そんなときに頼りになるのが、東京スカイツリーのふもとにある東京ソラマチです。館内には授乳室(ベビールーム)が1階・3階・4階・6階の4か所あり、ベビーカーの貸出や屋内の遊び場までそろっているので、0〜3歳の子連れにはとても心強い施設です。
この記事では、公式情報や各施設の掲載内容を照らし合わせて、授乳室の場所と設備、ベビーカーの扱い、ちきゅうのにわをはじめとする遊び場、ランチの流れ、年齢別のモデルコース、持ち物チェックまでを1記事にまとめました。「どこで休んで、どこで遊び、いつ食べるか」を先に決めておくことが、親子で笑顔の1日にする一番のコツです。出発前の準備にも、当日のスマートフォンでの確認にも使ってください。
東京ソラマチを子連れで回る基本
駅直結で雨の日も動きやすい
東京ソラマチは、東武スカイツリーラインのとうきょうスカイツリー駅と、押上駅(東京メトロ半蔵門線・都営浅草線・京成押上線・東武スカイツリーライン)に直結しています。
ベビーカーでも外に出ずに入館できるので、雨や暑さ寒さの日でも動きやすいのが魅力です。
車の場合は、立体駐車場が約250台、地下駐車場が約650台とされています。
館内は広く、ベビーカーでの移動やエレベーター待ちに時間がかかります。
余裕を持って動くのがおすすめとも紹介されています。
ファッションフロアは通路が広めで、ベビーカーでも人にぶつかりにくいという声もあります。
営業時間と混みやすい時間帯
ショップは10時から21時まで、6階・7階・30階・31階の飲食店は11時から23時までが目安です。
ただし、店舗や時期によって変わることがあります。
混雑については、休日の昼前後は、3階フードコート、レストランフロア、エレベーター、ベビールーム、ソラフルパーク、すみだ水族館のまわりが混みやすいと案内されています。
開店直後の10時台に授乳やおむつ替え、遊びを済ませ、11時台に早めのランチに入る流れにすると、行列やぐずりのリスクを減らせます。

0〜3歳連れの1日の目安
小さな子連れの場合、館内に滞在できる目安は3〜4時間です。「授乳・おむつ替え」「遊ぶ」「食べる」「ひと休み」をそれぞれ1回ずつ入れ、あとは気分次第で調整すると、親も気持ちに余裕が生まれます。
詰め込みすぎず、「今日は遊び場だけ行けたら満点」くらいの気持ちで出かけましょう。
授乳室(ベビールーム)4か所の違い
どの部屋にもある共通の設備
各ベビールームには、カーテンで閉められる個室スペース2つ、おむつ替えスペース3〜4台、ソファ、壁付きのベビーチェア、電子レンジ、調乳用の温水器とシンクがそろっています。
ミルク用のお湯が使えるので、粉ミルクの育児でも荷物を軽くできます。
個室はどちらもベビーカーのまま入れるとのことです。
また、東京都の「赤ちゃん・ふらっと」にも認定されています。
なお、東京都の子育て情報サイトではソラマチ館内に2か所、スカイツリー側に2か所と区分されています。
合計4か所という点は同じです。
1階・3階・4階・6階の特徴
| 場所 | 目印 | 使いどころ |
|---|---|---|
| 1階7番地 | タワーヤード | 朝早めの到着時に |
| 3階3番地 | ウエストヤード・フードコート近く | 食事の前後に |
| 4階7番地 | タワーヤード・スカイツリー入口近く | 展望台の前後に |
| 6階9番地 | イーストヤード・レストランフロア | 眺めのよい広めの部屋 |
1階はタワーヤードの7番地で、カーテンの奥が女性専用の授乳エリアです。
1階のベビールームは朝8時から利用できると紹介されており、早い時間に着いたときの頼れる場所になります。
3階はウエストヤードの3番地で、フードコートの近くにあります。
トミカやプラレールのお店など、子ども向けのお店の近くでもあるため、親子連れの利用が多い場所です。
4階はタワーヤードの7番地で、スカイツリーの入口の近くです。
おむつ替え台が4台、調乳用のお湯や電子レンジ、荷物を置く台や自動販売機もそろっています。
展望台へ向かう前に、ここで授乳やおむつ替えを済ませておくと安心です。
6階はフロア中央のエスカレーター近くにあります。
スカイツリーを目の前に見ながらおむつ替えができると評判で、双子用のベビーカーも入れる広さと紹介されています。
混雑時の考え方と男性の利用
授乳用の個室は各部屋2つだけなので、休日の昼前後は待つことがあります。
全室が個室のため、平日でも混み合うという体験談もあります。
待ち時間が長いときは、別の階のベビールームに移動するのも一案です。
パパの利用も安心です。
男性も、授乳スペース以外は入室できるとされています。
おむつ替えやミルク作りは、パパが担当する場面でも使いやすいでしょう。
設備や利用時間は変わることがあるため、お出かけ前に公式の館内案内も確認しておくと安心です。
ベビーカーの貸出と置き場の使い方
館内の貸出ベビーカーの条件
東京ソラマチでは、館内でベビーカーを借りられます。
100円返却式なので、返却するとコインが戻る仕組みです。
コンビ製で、生後2か月から3歳0か月まで、体重15kgまでが目安とされています。
貸出場所はイーストヤード1階のエスカレーター近く、ウエストヤード1階のエスカレーター横、ウエストヤード2階の出入口横・エスカレーター横、ウエストヤード3階のインフォメーション横などです。
借りるときは100円玉を1枚用意しておくと、スムーズです。
持ち込みベビーカーとロッカーの使い方
自分のベビーカーで来る場合も、館内移動はしやすい造りです。
飲食店ではフロアマップにベビーカー置き場の表示がある店舗もあります。
入店前にマップや店頭で確認しましょう。
荷物が多い日は、コインロッカーが便利です。
館内のコインロッカーの場所と空き状況は、公式の二次元コードから検索できます(一部を除く)。
大きなベビー用品を持ち歩く時間を減らせます。
ベビーカーの購入を迷っている場合は、館内のベビー用品店の貸出も候補です。
エルゴベビーのベビーカーを無料で試せるサービスがあり、利用には会員登録が必要で、時間も限られています。
お買い物のついでに試したい方向けです。
すみだ水族館とスカイツリーの注意点
すみだ水族館にはベビーカーの貸出がありません。
必要な場合は、ソラマチ内で借りてから入館するようにしましょう。
スカイツリーの入口はソラマチの4階にあります。
展望台へ行く予定があるなら、先に4階のベビールームを使っておくと余裕が生まれます。
ちきゅうのにわの遊び方と料金
0〜2歳はベビーガーデンへ
5階のソラフルパークには、屋内の遊び場「ちきゅうのにわ」があります。
キッズガーデン、ベビーガーデン、ゲットガーデンの3つのゾーンがあり、ベビーガーデンは0〜2歳向けです。
つかまり立ちやハイハイでも安心な設計で、ボールの海、小さなお山、木製キッチンでのおままごとが楽しめます。
公式サイトによると、ベビーガーデンの料金は平日が最初の30分で会員料金700円・一般料金900円、延長30分ごとに500円、休日は最初の30分で会員800円・一般1,000円、延長30分ごとに700円です。
大人は30分300円がかかります。
子育て応援アプリの会員登録で、6か月未満は無料になります。
年齢が分かる証明書を持っていきましょう。

3歳はキッズガーデンで体を動かす
3歳になると、対象は0歳〜小学6年生のキッズガーデンに変わります。
火山をイメージしたネット遊具、北極や氷山をイメージした滑り台やボールプール、屋内の砂場など、公園のように体を使って遊べます。
砂場は抗菌砂を使っていて、遊んだ後は払うだけでよいとのことです。
過去に掲載された会員料金の目安は、平日が最初の60分でこども1,400円、大人700円です。
公式には一般の方はお子さま1名につき+200円とあるので、アプリ会員になっておくと安くなります。
ベビーガーデンとキッズガーデンは受付もゾーンも別で、料金もそれぞれ必要です。
きょうだいで年齢が違う場合は、料金の合計を事前に見積もっておきましょう。
利用前に知っておきたい注意点
キッズガーデンは事前予約ができず、混雑時はLINEの順番待ちで調整します。
公式サイトの案内から順番待ちの方法を確認できます。
休日は待ち時間が出やすいので、早めの時間帯がおすすめです。
混雑時には順番待ちが発生するほどの人気スポットです。
ベビーガーデンを利用した人の体験記では、貴重品用の鍵付きロッカーがなく、おむつ替えや授乳のスペースも飲食もできないと書かれています。
入場前に授乳・おむつ替え・水分補給を済ませ、荷物は最小限にしましょう。
一時退出はできますが、その時間も料金に含まれるという点にも注意が必要です。
また、保護者(16歳以上)の付き添いが必須です。
遊び場以外で楽しむ子連れスポット
キャラクターショップ巡りで気分転換
遊び場に入らなくても、館内には親子で楽しめる場所がたくさんあります。
キャラクターショップは見て回るだけでも楽しく、写真撮影できるスポットもあります。
ベビールームの近くにはトミカショップやプラレールショップがあり、おむつ替えのついでに立ち寄りやすい配置です。
ただし、「欲しい!」とせがまれる可能性もあるので、事前に「今日は見るだけ」と約束しておくと安心です。
すみだ水族館でペンギンや魚を見る
水族館は暗めの空間に水槽の光が広がるため、赤ちゃんが静かに見入る様子も期待できます。
ベビーカーの貸出はないので、前のセクションの借り方を参考に、入館前に準備しておきましょう。
料金や入館のルールは、お出かけ前に公式サイトで確認してください。
赤ちゃんと一緒に買い物を楽しむ
館内にはベビー・キッズ向けの売り場も入っています。
ミルクやおむつ、着替えなどが足りなくなったときに、その場で買い足せるのは心強い点です。
ただし、買い物は荷物が増えるので、最後に回すか、コインロッカーを使うのがおすすめです。
子連れランチの選び方と時間のずらし方
フードコートは小さな子の強い味方
3階のフードコート「ソラマチ タベテラス」は、和洋中のいろいろなジャンルのお店があり、各店にキッズメニューがあると紹介されています。
にぎやかな雰囲気なので、少しぐずっても周りを気にしすぎずに済みます。
席を確保する人と注文する人に分かれて動くと、スムーズです。
レストランフロアは早めの入店で
6階・7階のレストランフロアは、落ち着いて食事したいときに向いています。
飲食店は11時から営業する店舗が多いので、開店に合わせて入ると待ちにくくなります。
11時台に入店して12時前に食べ終えると、混雑のピークを避けられます。
6階にはベビールームもあるため、食後におむつ替えや授乳を済ませる流れも作りやすいでしょう。
離乳食の時期の赤ちゃんは、持参した離乳食やベビーチェアのあるお店を事前に確認しておくと安心です。
飲食店の席や設備はお店ごとに異なるので、迷ったときは入店前に店員さんへ声をかけてみましょう。
年齢別のモデルコース
0〜5か月:授乳室を拠点にゆったり
月齢が低いうちは、遊び場よりも「休憩しながら少し歩く」くらいがちょうどよい時期です。
1階または4階のベビールームを起点にして、短い散策と授乳を繰り返す1〜2時間のプランがおすすめです。
ベビーカーまたは抱っこひもで移動し、混雑する昼前後は避けて10時台〜11時台に切り上げると、親子ともに疲れにくくなります。
6か月〜1歳:ベビーガーデンで体を動かす
ハイハイやつかまり立ちが始まる時期なら、ベビーガーデンが活躍します。
授乳・おむつ替え、ベビーガーデン、フードコートでの食事、ひと休みの順番が、赤ちゃんの生活リズムに合わせやすい流れです。
5階の遊び場に入る前にベビールームへ寄っておきましょう。
2〜3歳:遊びと食事をはっきり区切る
2歳はベビーガーデン、3歳になったらキッズガーデンが中心になります。「遊び」「ごはん」「お買い物」の順番を先に伝えておくと、気持ちの切り替えがスムーズです。
遊び場の後は疲れて眠くなることも多いので、帰りはベビーカーを借りるか持ち込むと安心です。
持ち物と出発前のチェックリスト
荷物は軽く・足りないものはその場で補う
館内にはベビールームのお湯や電子レンジがあり、コインロッカーも使えます。
荷物を最小限にするために、次の持ち物を中心に準備しましょう。
- おむつ(多めに)とおしりふき
- 着替え1〜2組と、汚れ物を入れる袋
- 粉ミルクの小分けケースと哺乳びん(お湯は館内で調達)
- 授乳ケープ(共用スペースで使う場合)
- 母子手帳または月齢の分かるもの(遊び場の無料利用の確認用)
- 100円玉(貸出ベビーカー用)
- 抱っこひも(階段やエレベーター待ちの時間に便利)

出発前に公式で確認すること
料金や営業時間、イベントの有無は変わることがあります。
お出かけ前には、公式サイトで当日の営業時間と遊び場の料金を必ず確認してください。
お子さまの体調がすぐれない日は、無理せず別の日に延期する余裕も持っておきましょう。
よくある質問
ベビーカーなしでも楽しめますか?
楽しめますが、館内は広く、エレベーターの待ち時間もあります。
抱っこひもで回る場合は、貸出ベビーカーを使うかどうかも含めて、その日のお子さまの様子に合わせて決めましょう。
授乳室は何歳まで使えますか?
ベビールームは、赤ちゃんの授乳やおむつ替えを想定した設備です。
年齢の目安は施設によって異なる場合があるので、小さなお子さまのおむつ替えで使う際は、周囲に配慮して短時間の利用を心がけましょう。
雨の日でも大丈夫ですか?
駅から直結で、5階の遊び場も屋内のため、雨の日でも過ごしやすいのが強みです。
ただし、雨の日は同じように考える家族が多く、混雑しやすい傾向があります。
開店直後の時間帯を選ぶと安心です。
まとめ
東京ソラマチは、授乳室4か所、貸出ベビーカー、屋内の遊び場、フードコートがそろった、0〜3歳連れにやさしい施設です。
ポイントを振り返ります。
- 授乳室は1階・3階・4階・6階の4か所で、お湯と電子レンジが使えます。
- 貸出ベビーカーは100円返却式で、すみだ水族館には貸出がないので入館前に借ります。
- ベビーガーデンは0〜2歳向けで、授乳やおむつ替え、飲食は入場前に済ませます。
- 混雑する昼前後を避け、10時台に遊び、11時台に食事をとる流れが目安です。
育児の毎日は忙しくても、いつもと少し違う場所で親子で過ごす時間は、きっとすてきな思い出になります。
準備を整えたら、あとは「完璧に回らなくても大丈夫」と肩の力を抜いて、赤ちゃんの笑顔を楽しんでくださいね。