1歳児の食事タイムテーブル | 1日の時間割例と量の目安

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「1歳になったけれど、食事の時間はどう決めればいいの?」「おやつのタイミングがバラバラで生活リズムが整わない・・・」。1歳前後のお子さんを育てているパパ・ママなら、一度は感じたことがある悩みではないでしょうか。離乳食完了期に入るこの時期は、食事の回数や量、時間帯が大きく変化するタイミングでもあります。

この記事では、厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド」など公的な情報をベースに、1歳児の食事タイムテーブルの具体例と、それぞれの時間帯で意識したいポイントをわかりやすく解説します。忙しい毎日の中でも無理なく続けられる時間割の作り方を知って、親子で食事の時間をもっと楽しめるようになりましょう。

1歳児の食事、基本的な考え方とは

1歳を迎えると、離乳食は「完了期」と呼ばれる段階に入ります。
この時期の食事の基本を押さえておくことで、タイムテーブルを組み立てやすくなります。

1日3食+おやつが基本のリズム

1歳を過ぎると朝、昼、夕の食事が大人と同じ時間帯になり、離乳食をよく食べていてもビタミンやミネラルの補給のために母乳や育児用ミルクは続けます。
ただし、この時期は消化器官の機能が未熟であり、胃の内容量が小さいため3回の食事だけでは必要量を満たすことが難しいこともあります。
そこで登場するのが「補食(間食・おやつ)」です。
授乳・離乳の支援ガイドでは離乳完了期の特徴として、食事は1日3回となり、その他に1日1〜2回の補食を必要に応じて与えるとされています。
おやつは「おまけ」ではなく、栄養を補う大切な食事の一部だと考えると、時間の組み方に迷いにくくなります。

食事の間隔は3〜4時間あける

タイムテーブルを作るうえで意識したいのが、食事と食事の間隔です。
おなかがすいていると食事はおいしく感じるため、赤ちゃんの食欲がないときは食事と食事の間隔が3〜4時間以上あいているか、間食を与えすぎていないかをチェックするとよいでしょう。
間隔が短すぎるとお腹が空かず食べムラの原因になるため、次の食事まで3〜4時間の間隔を目安にスケジュールを組むのがポイントです。

リビングのテーブルで1歳児が手づかみでご飯を食べている笑顔の様子


1歳児の食事タイムテーブル完全版

ここでは、実際に多くの家庭で取り入れられている時間割の例を紹介します。
あくまで目安なので、家庭の生活リズムに合わせて調整してください。

朝7時〜19時までの時間割例

一般的な家庭で取り入れやすい1日のタイムテーブル例は次のとおりです。

時間内容
7:00朝食
10:00おやつ(午前)
12:00昼食
15:00おやつ(午後)
18:00〜19:00夕食
20:00〜21:00就寝

1回目のおやつは朝食と昼食の合間の10時ごろ、2回目は昼食と夕食の間の15時ごろがおすすめとされています。
また、3回目の食事である夕食は19時ごろまでには食べさせるとよく、遅くなると夜更かしの原因にもなります。
夕食の時間が遅れると寝る時間もずれ込み、翌朝の朝食への影響が出やすいので注意しましょう。

保育園に通う場合のタイムテーブル

保育園に通っているお子さんの場合、給食やおやつの時間が園によって決まっているため、家庭では「朝食」と「夕食」の時間を園のスケジュールに合わせて逆算するのがコツです。

  • 6:30〜7:00:朝食(園の給食時間から逆算)
  • 9:00:登園
  • 10:00頃:園でのおやつ・昼食
  • 15:00頃:園でのおやつ
  • 17:00〜18:00:降園
  • 18:30〜19:00:夕食

園と家庭で食事の時間帯がずれすぎないようにする連絡帳やアプリで園の給食・おやつの時間を確認し、家庭の食事時間を調整しましょう。


1回あたりの食事量とカロリーの目安

時間割と合わせて知っておきたいのが、1回あたりの食事量です。
量を把握しておくと、時間ごとの食事の役割がイメージしやすくなります。

主食・主菜・副菜のバランス

1歳児の食事量の目安として、軟飯90グラム、野菜40グラム、豆腐50グラム、魚や肉は15グラム程度が一つの参考になります。
1歳4か月ごろになると軟飯を卒業し、普通のご飯も食べられるようになっていきます。

また、1〜2歳児の穀物の目安量はごはん1食80グラム(1日で240グラム)程度とする資料もあり、家庭によって多少の幅があります。
大切なのは「主食・主菜・副菜」をそろえることで、いろいろな食材を組み合わせることで自然と栄養バランスが整いやすくなります。

1日に必要なエネルギー量

1〜2歳の1日のエネルギー目安は男児で950キロカロリー、女児で900キロカロリー程度とされています。
食事の全体量は大人の食事の3分の1から2分の1程度をイメージし、午前と午後の2回の補食で不足しがちな栄養を補います。

この数字はあくまで目安であり、体格や活動量によって必要な量は変わります
食べる量が目安より少なくても、元気に過ごし体重が順調に増えているようであれば心配しすぎる必要はありません。

キッチンで1歳児のためのおやつを準備する母親の手元、おにぎりや果物


おやつ(補食)の役割と与え方

1歳児にとってのおやつは、甘いお菓子を楽しむ時間というより「4回目・5回目の小さな食事」という位置づけです。

おやつの時間と回数

食事量の目安としては1日3回の主食に加えて、必要に応じて1〜2回の補食を取り入れます。
補食は1日2回、食事と食事の間に与えるのが理想的で、1回の食事量の約3分の1を目安にします。
1歳児に必要なエネルギーは約900〜950キロカロリーとされ、3回の食事だけでは不足するため補食でカバーする必要があります。
母乳やミルクを飲む量が減ってきたら、その分をおやつで補うイメージを持つとタイムテーブルが組みやすくなります。

おすすめのおやつメニュー

時間帯や栄養バランスを考えたおやつの例をいくつか紹介します。

  • 小さめのおにぎりやサンドイッチ(炭水化物の補給に)
  • バナナやりんごなどの果物(ビタミン・ミネラル補給に)
  • 牛乳やヨーグルト、チーズなどの乳製品(カルシウム・たんぱく質補給に)
  • 蒸したいもや野菜スティック

果物にはビタミンやミネラルのほか食物繊維も含まれているため優れたおやつ材料ですが、果糖も多いため食べすぎには注意が必要です。
甘いお菓子やジュースを与えすぎると、次の食事の食欲が落ちてしまうことがあるため量とタイミングに配慮しましょう。


食事のリズムが乱れたときの対処法

タイムテーブルどおりにいかない日があっても、それは決して珍しいことではありません。
ここでは、よくあるつまずきへの対処法を紹介します。

食べムラ・遊び食べへの対応

1歳前後は自我が芽生え始める時期でもあり、食事中に遊んでしまったり、急に量が減ったりすることがよくあります。
無理に完食させようとせず、「今日は食べる量が少なくても、次の食事でバランスが取れればOK」くらいの気持ちで見守ることが、親子ともにストレスを減らすコツです。
食事の時間を20〜30分程度で切り上げるルールを決めておくと、だらだら食べを防ぎ、次の食事までの間隔もキープしやすくなります。

保育園と休日で生活リズムが違うとき

平日は保育園のスケジュールに沿って規則正しく過ごせていても、休日になると起床・食事の時間が乱れてしまう家庭は少なくありません。
休日も平日とできるだけ近い時間に朝食をとることで、月曜日の朝もスムーズに園生活へ戻りやすくなります。

休日は「朝食の時間だけは平日と揃える」という意識を持つだけでも、1週間を通じたリズムの乱れをかなり抑えられます。

カレンダーとタイムテーブル表を見ながら献立を考える親、明るいダイニングの様子


1歳児の食事で注意したいポイント

タイムテーブルと合わせて、安全に食事を進めるための注意点も押さえておきましょう。

与えてはいけない食材

1歳を過ぎても、消化機能や噛む力は大人ほど発達していません。
はちみつ(1歳未満は厳禁ですが1歳以降も念のため様子を見る家庭が多い食品です)、刺身などの生もの、塩分や脂肪分の多い大人向けの味付けは引き続き避けるようにしましょう。

薄味を基本にすることは、この時期の味覚形成にとって非常に重要です。
大人と同じ味付けのものを取り分ける場合は、味付け前に取り分ける、もしくは薄めるなどの工夫をしましょう。

誤嚥・窒息を防ぐ工夫

1歳児は奥歯がまだ生えそろっておらず、すりつぶす力も発展途上です。
歯ぐきがしっかりしてきてすりつぶす力が強くなる時期ではありますが、ゆでたにんじんやじゃがいもなどは前歯でかじり取って口の奥まで運び、歯ぐきでしっかり噛みつぶす練習ができるよう、いろいろな大きさや形のものをやわらかく調理して与えることが推奨されています。

豆類やミニトマト、ぶどうなど丸くてつるっとした食材は、丸のまま与えると喉に詰まらせる危険があるため、必ず小さく切ってから与えてください。
食事中は目を離さず、椅子に座らせて食べさせることも徹底しましょう。


よくある質問(Q&A)

Q. 食事の時間が毎日バラバラでも大丈夫?

A. 多少前後する程度であれば心配しすぎる必要はありません。
ただし、大きくずれ込む日が続くと生活リズム全体に影響が出やすいため、朝食の時間だけでも一定に保つよう意識してみてください。

Q. おやつを食べすぎて食事の量が減ってしまいます

A. おやつの時間が食事の直前になっていないか、量が多すぎないかを見直してみましょう。
食事の2時間以上前には終わらせる、量は「食事の3分の1程度」を目安にするなど、ルールを決めておくと調整しやすくなります。

Q. 母乳やミルクはいつまで続けてよいの?

母乳又は育児用ミルクは、子どもの離乳の進行及び完了の状況に応じて与えるものとされており、離乳の完了は母乳や育児用ミルクを飲んでいない状態を意味するものではありません。
焦って卒乳・断乳を急ぐ必要はなく、お子さんと相談しながら進めていきましょう。

より詳しい医学的な基準や個別の栄養指導が必要な場合は、自治体の保健センターや小児科、管理栄養士に相談することをおすすめします。
厚生労働省の公式ガイドラインも参考になります。

厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド」(2019年改定版)


まとめ

1歳児の食事タイムテーブルは、「1日3食+おやつ1〜2回」を基本に、食事の間隔を3〜4時間あけることが大きなポイントです。
朝食・昼食・夕食をできるだけ決まった時間帯に取り入れ、午前と午後のおやつで栄養や水分を補うことで、無理なく1日のリズムが整っていきます。

もちろん、紹介したタイムテーブルはあくまで一例です。
大切なのは時間どおりに進めることそのものよりも、お子さんのペースに寄り添いながら食事の時間を楽しむこと
今日から少しずつ、ご家庭に合った時間割を見つけていってくださいね。
毎日の食事の時間が、親子にとって笑顔あふれるひとときになりますように。

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