「赤ちゃんを連れて遊園地なんて、まだ早いかな・・・」「2歳と3歳だと、どこまで一緒に楽しめるんだろう」。そんな迷いを持つ親御さんに、まず知っておいてほしい施設が軽井沢おもちゃ王国です。0歳から遊べるおもちゃのテーマパークとして知られ、0歳・1歳は入園無料、おもちゃのお部屋は入園券だけで遊べるため、小さな子の「初めてのお出かけ先」にちょうどよい規模感です。
ただし、小さな子連れの遠出は「どの順番で回るか」「何を持っていくか」で疲れ方が大きく変わります。この記事では、公式情報や各種の公開情報を照らし合わせ、0歳・1歳・2歳・3歳それぞれの遊び方の目安、料金の考え方、設備、混雑対策、持ち物までを1記事にまとめました。読み終えるころには、当日の動きがイメージできて、お出かけがぐっと楽しみになるはずです。
なお、営業日や料金、乗り物の利用条件は変更されることがあります。お出かけ前には必ず公式サイトで最新の案内をご確認ください。
軽井沢おもちゃ王国の基本情報と注意点
名前は軽井沢でも場所は群馬県
名前に「軽井沢」とつきますが、実際の所在地は群馬県吾妻郡嬬恋村です。
住所は嬬恋村大前細原2277で、電話番号は0279-86-3515です。
軽井沢駅周辺の観光地とは別の場所にあるわけではありませんが、駅から距離があるため、移動時間は多めに見ておくと安心です。
園内は「おもちゃのお部屋エリア」「自然・アスレチックエリア」「アトラクションエリア」の3つに分かれています。
標高の高い高原にあり、平地よりは涼しく感じられるという声もあります。
夏のお出かけ先としても人気です。
営業時間と冬期休園
営業時間は10時から17時まで(11月は16時30分まで)で、季節によって変わります。
営業期間は例年4月中旬から11月下旬までで、定休日は11月下旬から4月中旬の冬期休園と、開園期間中の不定休です。
初夏の時期には、特定の曜日が休園になる期間が設けられることもあるため、出発前に公式のカレンダーを見ておきましょう。
冬期休園の時期や臨時休園日は変更されることがあります。
当日になって「開いていなかった」とならないよう、必ず公式サイトで確認してください。
こんな家族に向いています
園内には絶叫系の乗り物がなく、お客さんの多くは乳児から小学生ぐらいの子連れ家族です。
大型のジェットコースターやホラー系の施設は置かれていません。
ゆるやかなペースで「いろいろ試してみる」遊び方ができるのが、0〜3歳にはうれしいところです。

0〜3歳が遊べる3つのエリア
おもちゃのお部屋は雨の日の味方
0〜3歳のメインになるのが、入園料だけで一日中遊び放題の12館のおもちゃのお部屋です。
トミカ・プラレールランド、リカちゃんハウス、シルバニアファミリー館、アニアのお部屋、ダイヤブロックのお部屋、ままごとハウスなど、人気キャラクターごとに館が分かれています。
とくに「木のおもちゃ館」は、つみきやボール落とし、木製パズル、おままごとなど木のぬくもりを感じるおもちゃがそろう部屋です。
ハイハイやおすわりの時期の赤ちゃんでも、手に取って口に運ぶ、積む、倒すといった遊びを楽しめます。
お人形遊びの入口になる「メルちゃんのおうち」は、関東では唯一とされる施設です。
おもちゃのお部屋は靴を脱いで上がる作りなので、靴を脱いで遊べる点も赤ちゃん連れには安心です。
ハイハイ中の子も、床に座って遊べます。
アトラクションは0歳からの乗り物も
アトラクションエリアは遊園地デビューにぴったりです。
2歳以上なら付き添いがあれば10種類以上のアトラクションすべてに乗れ、0歳から乗れるものも5種類あるとされています。
大観覧車、キッズトレイン、SLキングダム号などが代表的です。
わくわく大冒険の森は2歳から
自然・アスレチックエリアの「わくわく大冒険の森」は、浅間山の溶岩を利用した約120のエレメントがある大規模なアスレチックです。
アスレチックは2歳からフリーパスで利用できます。
ただし靴の着用が必須で、貸し出しもあるため、サンダルは避けて動きやすい靴で行きましょう。
0〜3歳の場合、本格的に楽しめるのは3歳ごろからです。
2歳は「親と一緒にちょっと挑戦」くらいの気持ちで考えると、無理なく過ごせます。
入園券とフリーパスの選び方
料金の早見表
料金は次のとおりです。
大人は中学生以上、小人は2歳から小学生までで、0歳・1歳は入園無料です。
ただし、付き添う大人の入園料は必要です。
| 区分 | 入園券 | フリーパス |
|---|---|---|
| 大人(中学生以上) | 1,300円 | 3,300円 |
| 小人(2歳〜小学生) | 1,000円 | 3,100円 |
| 0歳・1歳 | 無料 | 無料 |
フリーパスは、入園、乗り物の乗り放題、わくわく大冒険の森がセットになったものです。
渓流釣り、コインゲーム、イベントにはフリーパスが使えません。
料金は改定されることがあるため、最新の金額は公式サイトで確認してください。
0歳・1歳は入園券、2歳以上は乗る回数で判断
0歳・1歳のお子さんがいる家庭は、基本は大人の入園券だけで十分です。
おもちゃのお部屋で遊ぶなら、フリーパスの出番は多くありません。
迷いやすいのが2歳以降です。
乗り物は付き添いの大人にも料金がかかるため、たとえばキッズトレインが通常500円なら、親子で1回あたり1,000円ほどです。
親子2人でフリーパスにすると、入園券との差額は4,100円になります。
ここから単純に計算すると、親子で4〜5種類以上に乗りたい日はフリーパス、2〜3種類にしぼる日は入園券と単品の乗り物券が一つの目安です。
また、2歳の誕生日を迎えたばかりの子は、フリーパスを買っても昼寝や休憩で乗る回数が減りがちです。「何に乗りたがるか」を当日に見て決めたい場合は、まず入園券で入り、園内で追加を検討する方法もあります。
割引チケットと宿泊セットを活用する
事前購入できる割引チケットが販売されていることがあります。
また、オフィシャルホテルのホテルグリーンプラザ軽井沢は同じ敷地内で、おもちゃ王国まで徒歩5分です。
1泊2食にフリーパスが付いた宿泊プランもあり、泊まりがけで行く場合は料金面でも検討する価値があります。

年齢別の遊び方とモデルコース
0歳は「見て・さわって・ゆっくり」
0歳のお子さんは、アトラクションよりも、おもちゃのお部屋と授乳室を中心に考えると過ごしやすくなります。
午前中にお出かけの機嫌がよい時間を使って、木のおもちゃ館などでゆったり遊び、ミルクや授乳が必要になったら休憩する流れが基本です。
モデルコースの例は次のとおりです。
- 10時ごろ入園し、まず総合案内所でベビーカーの貸し出しや授乳室の場所を確認する
- 木のおもちゃ館など、赤ちゃん向けのお部屋で30分から1時間ほど遊ぶ
- 授乳室で授乳やおむつ替えをして休憩する
- お昼ごろに軽食をとり、眠そうならベビーカーで園内をゆっくり散歩する
- 余力があれば、観覧車やメリーゴーランドなどのゆったりした乗り物に親子で乗る
0歳のお出かけは「全部回ろう」と欲張らないのがコツです。
半日で切り上げる気持ちで予定を組むと、帰りのチャイルドシートでもぐずりにくくなります。
1歳は歩く楽しさを満喫
1歳は歩き始めや、つかまり立ちの時期です。
おもちゃのお部屋では、大きな部屋を歩き回るだけでも大冒険になります。
2歳前後の幼児が多く遊んでいて安心して遊ばせやすいピノチオ館は、小さな子におすすめされる館です。
乗り物は、0歳から利用できるキッズトレインやSLキングダム号などから試してみましょう。
ゴーカートは0歳・1歳は付き添いがあっても利用できません。
利用不可の年齢が決まっているので、乗り場で慌てないよう、事前に把握しておきましょう。
2歳は「乗りたい」が一気に増える
2歳は、アトラクションの種類が一気に広がる年齢です。
2歳以上なら付き添いがあれば全てのアトラクションに乗れるとされ、わくわく大冒険の森も付き添いがあれば挑戦できます。
ただし、興味や体力には個人差が大きい時期です。
おすすめは、午前にお気に入りのおもちゃのお部屋、お昼ごはんのあとに乗り物を1〜2種類という流れです。「乗りたい」と言ったものに乗れたときの満足感は大きく、親にとってもうれしい瞬間です。
無理に全部乗ろうとせず、「今日は観覧車に乗れたね」と1つの思い出を作る気持ちで十分です。
3歳は自分で選ぶ楽しさ
3歳になると、トミカやプラレール、リカちゃん、アニアなど、好きなキャラクターに夢中になる子が増えます。
部屋で長時間遊びたがる場合は、乗り物の予定を減らして、ごっこ遊びにたっぷり付き合ってあげましょう。
キッズトレインのように自分で操作する乗り物は、3歳ごろから「運転手さんになった」満足感が大きくなります。
アスレチックも、親がそばで支えながらなら、少しずつ挑戦できる子が増えてきます。「やってみる?」「もう1回やる?」と本人に決めさせると、帰り道の満足度も高まります。
年齢ごとの目安を表にまとめます。
| 年齢 | 入園料 | おすすめの遊び | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 0歳 | 無料 | 木のおもちゃ館、授乳室で休憩、観覧車 | 半日で切り上げる前提で予定を組む |
| 1歳 | 無料 | ピノチオ館、キッズトレイン、SLキングダム号 | ゴーカートは利用不可 |
| 2歳 | 小人料金 | おもちゃのお部屋、乗り物を1〜2種類 | アスレチックは靴が必須 |
| 3歳 | 小人料金 | 好きなキャラの部屋、自分で操作する乗り物 | 付き添いの大人にも料金が必要 |
0〜3歳が乗れる乗り物の目安
0歳から乗れる乗り物
公式のアトラクション紹介では、キッズトレインは0歳から利用でき、15歳以上の付き添いが必要とされています。
SLキングダム号も同様に0歳からです。
観覧車も5歳以下は15歳以上の保護者の付き添いが必要になります。
ほかにも、メリーゴーランドやトーマスの乗り物などが0歳から利用可能と案内された例があります。
ただし、機種の入れ替えや利用条件の変更は起こりえます。
当日の乗り場に掲示された年齢制限と、公式サイトの最新情報を必ず確認してください。
2歳から乗れる乗り物
ゴーカートは2歳から利用でき、小学6年生までは付き添いがあっても運転できず、運転は保護者が行う仕組みです。
子どもは助手席で景色を楽しむ形になります。
ドラゴンコースターやトランポリンなども、過去の案内では2歳からとされていました。
乗る前に確認したい安全面
付き添いの大人は、乗り物ごとに料金がかかる場合があります。
また、雨の日は屋外の乗り物が利用できないことがあります。
子どもの体調や眠気を見ながら、嫌がるときは無理に乗せないようにしましょう。
スタッフの案内に従い、シートベルトやバーの使い方も必ず確認してください。
授乳室・ベビーカー・食事の情報
授乳室とおむつ替えの場所
授乳スペースは、おもちゃのお城横と総合案内所横の2カ所です。
カーテンで仕切られた個室や洗面台、温水と冷水が出る給水機があり、粉ミルクを作れると案内されています。
おむつ替えのスペースは、観覧車下、縁日広場横、渓流横などのトイレにも用意されています。
ベビーカーの貸し出しと販売品
総合案内所では、A型タイプのベビーカーを約50台、無料で貸し出しているとされています。
以前は台数や保証金の案内が異なった時期もあるため、当日は総合案内所で現在の運用を確認すると確実です。
持参のベビーカーも園内で使えます。
また、総合案内所では紙おむつ、おしりふき、粉ミルク、離乳食、レインコートなどが販売されています。
うっかり忘れてもその場で対応できる点は、子連れには大きな安心です。
電子レンジで離乳食を温めてもらえるため、持参した離乳食も利用できます。

ごはんは持ち込みも園内も
飲食物の持ち込みや離乳食の持ち込みができるので、お弁当やおにぎりを用意する家庭も多いです。
園内の飲食店にはキッズメニューもあり、ベビーカー入店可とされています。
ランチタイムは混みやすいため、11時前に早めのランチをとる、軽食を持参するなどの工夫が有効です。
小さな子はお腹が空くと一気に機嫌が悪くなるので、早めの昼食は親の味方になります。
混雑を避けるコツと行く時期
混みやすい時期と空きやすい時期
混雑しやすいのは、ゴールデンウィークと夏休み、お盆です。
口コミでは、お盆に朝9時に着いたところ、第1駐車場がすでに満車で第2駐車場に停めたという例がありました。
一方で6月と9月の平日は比較的空いていることが多く、待ち時間も短めとされています。
到着時間とお昼の過ごし方
0〜3歳連れの場合、開園直後に到着して、午前のうちにおもちゃのお部屋と乗り物を済ませるのがおすすめです。
お昼寝が必要な子は、ベビーカーでの散歩を挟むと、午後も機嫌よく過ごせることがあります。
雨予報の日は屋外アトラクションの利用者が減り、比較的空きやすいとも言われます。
おもちゃのお部屋は屋内なので、雨でも楽しめるのは大きな魅力です。
帰りの渋滞も見込んでおく
園内では、おもちゃで遊びすぎて部屋から出てくれない子も少なくありません。
帰りの渋滞に巻き込まれると車内で疲れてしまうので、閉園ぎりぎりまで粘らず、少し早めに切り上げる余裕を持ちましょう。
持ち物チェックリスト
必ず持っていきたいもの
- おむつ、おしりふき、ビニール袋(普段より多めに)
- 着替え(水遊びや食べこぼし対策に1〜2セット)
- ミルク、離乳食、飲み物、お気に入りのおやつ
- 帽子と日焼け対策グッズ(高原は日差しが強い日があります)
- 2歳以上は動きやすい靴(アスレチック用)
- 母子手帳や保険証など、普段のお出かけに必要な書類
あると助かるもの
- 薄手の上着(高原は朝晩に冷えることがあります)
- レインコートやタオル(突然の雨に備えて)
- お昼寝用のブランケット
- クーラーバッグ(お弁当や飲み物を持ち込む場合)
- 抱っこひもまたはスリング(アスレチック付近や乗降時に便利)
荷物が多くなるときは、総合案内所で借りられるベビーカーを荷物置き場として使うのも一案です。
アクセスと宿泊・よくある質問
車で行く場合
駐車場は約1,000台分が無料です。
碓氷軽井沢ICから約60分が目安で、山道を通るため、乗り物酔いしやすい子には休憩を多めに入れましょう。
朝は渋滞前に出発し、出発前に授乳や食事を済ませておくと車内で過ごしやすくなります。
電車とバスで行く場合
JR軽井沢駅からバスで約60分かかります。
軽井沢駅からは有料の送迎バスがあり、予約制とされているため、利用する場合は事前に予約状況を確認しましょう。
電車の本数も限られるため、帰りの時間は余裕を持って決めてください。
泊まって楽しむ選択肢
隣接のホテルグリーンプラザ軽井沢は、赤ちゃん向けのプランやキッズ向けの設備を用意しています。
キッズプレイルームや授乳室があるため、小さな子連れでも落ち着いて過ごせます。
1泊すれば、午前と午後に分けて園内を楽しめて、昼寝も部屋でとれるので、0〜3歳にはとても相性のよい旅行スタイルです。
よくある質問
Q. 雨の日でも楽しめますか?
おもちゃのお部屋は屋内なので、雨でも遊べます。
屋外のアトラクションは天候により利用できないことがあります。
Q. 1歳の子は入園料がかかりますか?
0歳・1歳は無料です。
付き添いの大人は入園料が必要です。
Q. 所要時間はどのくらいですか?
0歳・1歳は半日、2歳・3歳は終日を目安に、子どもの様子で調整しましょう。
まとめ
軽井沢おもちゃ王国は、0歳から3歳までの子が自分のペースで遊べる、親子の「初めてのお出かけ」にぴったりの場所です。
最後に、押さえておきたいポイントを振り返ります。
- 0歳・1歳は入園無料で、おもちゃのお部屋は入園券だけで遊べる
- 0歳は半日、1歳は歩く楽しさ、2歳は乗り物デビュー、3歳は好きなものを選ぶ遊びが目安
- フリーパスは、親子で4〜5種類以上乗る日に検討する
- 授乳室、ベビーカー貸し出し、離乳食の温めなど、設備も整っている
- 混雑を避けるなら、平日や開園直後、早めのランチがおすすめ
子どもと一緒に遊ぶ時間は、あっという間に過ぎてしまいます。
完璧に回ることより、「今日は笑顔がたくさん見られた」と思える1日にすることが何より大切です。
この記事を参考に、お子さんの年齢にぴったりのプランを立てて、親子で素敵な思い出を作ってください。