「おもちゃ王国に子連れで行ってみたいけれど、0歳や1歳でも楽しめるのかな?」「どの園を選べばいいの?」と迷っているパパ・ママは多いと思います。おもちゃ王国は、トミカやプラレール、シルバニアファミリーなど、子どもが大好きなおもちゃに囲まれて遊べるテーマパークです。
実は「おもちゃ王国」という名前の施設は、岡山県玉野市、兵庫県加東市の東条湖、群馬県嬬恋村の軽井沢の3か所にあります。3園とも0歳・1歳は入園無料(付き添いの大人は有料)という、小さな子連れにはうれしい共通点があります。
この記事では、3園の公式情報をもとに、0〜3歳の子どもと行くときに知っておきたい料金・設備・遊び方・持ち物を1本にまとめました。家族構成別の入園料の試算や、月齢別のモデルプランもご用意しています。「全部楽しませなきゃ」と気負わず、親子で「今日はここまででも大満足」と思えるお出かけの参考にしてください。
おもちゃ王国は3園ある?違いを整理
検索すると「おもちゃ王国」の情報が混ざって出てくるため、最初に3園の違いをはっきりさせておきましょう。
同じ名前でも、場所・営業期間・料金の仕組みが少しずつ異なります。
岡山・東条湖・軽井沢の特徴
岡山のおもちゃ王国は、岡山県玉野市滝にあり、瀬戸中央自動車道の児島ICから車で約25分です。
室内型のおもちゃパビリオンが18種類あり、雨の日でも遊べるのが魅力です。
トミカ・プラレール、リカちゃん、メルちゃんなど人気のおもちゃで自由に遊べるため、キャラクター好きの子には特に刺さります。
東条湖おもちゃ王国(兵庫県加東市)は、0歳から乗れる乗り物が10種類ほどあり、3歳からは全部遊べるという、遊園地デビュー向けの園です。「おもちゃのお部屋」は入園料だけで楽しめます。
夏はプールも営業するため、季節によって雰囲気が変わります。
軽井沢おもちゃ王国(群馬県嬬恋村)は、標高約1100メートルの高原にあるおもちゃのテーマパークです。
屋内のおもちゃのお部屋に加え、観覧車やアスレチックなど屋外の遊びも充実しています。
毎年11月下旬ごろから翌年4月中旬ごろまでは冬季休園となるので、行く時期に注意が必要です。
3園をひと目で比べる早見表
| 項目 | 岡山(玉野市) | 東条湖(加東市) | 軽井沢(嬬恋村) |
|---|---|---|---|
| 営業時間の目安 | 10:00〜17:00(入園は16:45まで) | 10:00〜17:00前後(日により変動) | 10:00〜17:00(11月は16:30まで) |
| 休園日 | 火曜日(祝日・長期休み期間は営業)、冬季メンテナンス休園あり | 営業日程ページで確認 | 冬季休園(11月下旬〜4月中旬ごろ) |
| 入園券(大人) | 1,000円 | 平日1,200円・休日1,500円 | 1,300円 |
| 入園券(2歳〜小学生) | 800円 | 平日800円・休日1,000円 | 1,000円 |
| 0歳・1歳 | 入園無料 | 入園・乗り物・プール無料 | 入園無料 |
| 乗り物の料金 | 園内遊具は1回300円(一部を除く) | キングフリーパスか、1回ごとの料金 | フリーパスで乗り放題 |
| ベビーカー貸出 | あり(有料) | あり(有料) | あり(無料) |
料金や営業日は変更されることがあります。
お出かけ前には、必ず各園の公式サイトで当日の営業時間・料金・休園日を確認してください。
0〜3歳連れの園の選び方
選ぶときの基準は、「自宅からの距離」「行く季節」「お子さんの月齢」の3つです。
車で長時間移動すると、小さな子ほど疲れやすくなります。
まずは無理なく通える園を選ぶのが、親子で笑顔で過ごす近道です。
屋内中心でゆったり過ごしたいなら岡山、乗り物デビューを楽しみたいなら東条湖、避暑も兼ねて自然の中で過ごしたいなら軽井沢が合います。
宿泊を組み合わせるなら、東条湖と軽井沢には隣接するホテルもあります。

0〜3歳の料金と入園の目安
小さな子連れで気になるのは、やはり費用です。
ここでは、公式に掲載されている入園券の料金から、家族構成別の目安を計算してみました。
0歳・1歳は入園無料が基本
岡山ではこども料金は2歳以上のため、1歳以下は無料で入園できます。
東条湖では0歳・1歳は入園料・アトラクション・プールが無料で、軽井沢も0歳・1歳は無料です。
つまり、赤ちゃん連れは大人の入園料だけで遊べるのが大きな魅力です。
東条湖では、大人1名だけでの入園はできないとされています。
お子さんを連れていない大人だけの入園には条件があるため、気になる方は事前に公式サイトで確認しておきましょう。
2歳からの料金と家族別の試算
2歳になると子ども料金が必要になります。
入園券のみの場合の目安を、大人2人と子ども1人で計算すると次のとおりです。
| 家族構成 | 岡山 | 東条湖(平日/休日) | 軽井沢 |
|---|---|---|---|
| 大人2人+0・1歳 | 2,000円 | 2,400円/3,000円 | 2,600円 |
| 大人2人+2歳 | 2,800円 | 3,200円/4,000円 | 3,600円 |
上の表は入園券のみの合計です。
乗り物は別料金になります。
岡山は園内遊具が1回300円なので、2歳のお子さんが3回乗れば900円が加わります。
東条湖では、乗り物を4〜5回以上乗る場合にキングフリーパスが向いているとされています。
口コミには3歳になってフリーパスデビューし、トーマスなどに何度も乗ったという声がありました。
乗り物にまだ興味が薄い1〜2歳のうちは入園券だけで屋内中心に遊び、乗り物が大好きになる3歳ごろからフリーパスを検討する流れが、無駄が出にくくておすすめです。
年齢別おもちゃ王国の遊び方
同じ「おもちゃ王国」でも、月齢によって楽しみ方はまったく変わります。
それぞれの時期に合った過ごし方を紹介します。
0歳:抱っこ中心でゆったり過ごす
ねんね期から、おすわり、ハイハイの時期は、無理に乗り物を目指さなくて大丈夫です。
屋内のおもちゃのお部屋で、木のおもちゃに触れたり、他のお子さんの遊ぶ姿を眺めたりするだけで、赤ちゃんにとっては十分な刺激になります。
軽井沢は0・1歳は入園無料で、靴を脱いで遊べるスペースがあるとされています。
東条湖には木のボールプールが人気の「木のおもちゃ館」があります。
ハイハイの時期は、床の清潔さや他のお子さんとの距離に気を配りながら、目を離さずに見守りましょう。
園内の移動は、抱っこひもとベビーカーを併用すると楽です。
屋外のアトラクション付近では、赤ちゃんは抱っこひもで過ごすことが多かったという体験談もあります。
1歳:歩き始めの探検と乗り物デビュー
歩き始めの1歳は、広い園内を自分の足で探検するだけで大興奮です。
東条湖の公式案内では、0〜2歳のお子さまにおすすめの乗り物として、ドリームトレイン、大観覧車、ティーカップ、SLとうじょう号、メリーゴーランド、おさんぽぞうさんなどが挙げられています。
付き添いの大人だけが料金を払えばよいとされています。
初めての乗り物では、びっくりして泣いてしまうこともあります。
そんなときは「乗れなくてもいいよ」と見守り、近くで他の子が乗る様子を眺めてから挑戦するのも立派な一歩です。
2歳:大好きなキャラクターに夢中になる
2歳は、好きなキャラクターやおもちゃがはっきりしてくる時期です。
トミカやプラレール、リカちゃん、メルちゃんなどのパビリオンで、「これで遊ぶ!」と指さす姿が見られるのも、この時期ならではの楽しみです。
2歳の子連れ体験談では、メリーゴーランドやティーカップ、ドリームトレインなど、ゆっくりした乗り物を楽しんだという声があります。
ただし、乗り物の年齢や付き添いの条件は一つずつ異なります。
現地の案内表示で、お子さんが乗れるかどうかを確認してから並びましょう。
3歳:自分で選ぶ楽しさを応援する
3歳になると、乗れる乗り物が一気に増えます。
東条湖では3歳から全部のアトラクションが遊べるとされています。
岡山でも、保護者の付き添いなしで遊べる迷路があるという口コミがありました。
「次はどれに乗る?」と子どもに選ばせると、満足感がぐっと上がります。

授乳室やベビーカーなど設備情報
赤ちゃん連れで安心して過ごせるかどうかは、設備で決まります。
各園の公式情報や口コミから、押さえておきたいポイントをまとめました。
岡山:ベビーカー貸出と持ち込みに対応
岡山では、授乳室、おむつ替え台、ベビーカー貸出、離乳食の持ち込みがいずれも可能です。
ベビーカーの貸出は、体験談では1台200円で、別に保証金1,000円(返却時に返金)が必要とされています。
お弁当などの持ち込みもできます。
園内はとても広いので、ベビーカーがあると移動が楽になります。
屋外のアトラクションが多いため、ベビーカー用のレインカバーを持参して重宝したという声もあります。
東条湖:総合案内所が頼れる拠点
東条湖のベビーカーは、総合案内所で貸し出され、対象は生後1か月〜4歳(体重20kgまで)の背面式・リクライニング可能なタイプです。
料金は1,200円のうち1,000円が保証金で、返却時に戻ってきます。
授乳スペースは総合案内所と、わく☆わくコースター付近、ドリームトレイン付近にあります。
総合案内所では、紙おむつ、粉ミルク、おしりふき、離乳食、幼児用飲料、レインコートの販売もあります。
忘れ物をしても慌てずに済みます。
軽井沢:ベビーカー無料貸出が心強い
軽井沢では、総合案内所でA型ベビーカー(約50台)を無料で貸し出しています。
授乳室はおもちゃのお城横と総合案内所横の2か所にあり、総合案内所では離乳食の販売と電子レンジでの温めも可能です。
口コミでは、授乳室の広さに差があり、ベビーカーごと入ると狭いと感じる場所もあったようです。
混み合う時間は、家族で交代しながら利用するとスムーズです。
高原にあるため、夏でも朝晩は冷えることがあります。
羽織るものを1枚用意しておくと安心です。
失敗しない持ち物チェックリスト
荷物が多すぎると、それだけで親が疲れてしまいます。「必須」と「あると助かる」に分けて整理しました。
これだけは忘れたくない必須アイテム
- おむつ(普段の1.5倍が目安)とおしりふき
- 着替え(上下2セット)とビニール袋
- 飲み物、ミルクや離乳食、おやつ
- 抱っこひも、母子手帳、健康保険証、乳幼児医療証
- 日よけの帽子やタオル
- 小銭(岡山の遊具は1回300円のため)
お子さんの体調に不安があるときは、無理をせず予定を延期する判断も大切です。
心配な症状があるときは、かかりつけ医に相談しましょう。
あると助かる便利アイテム
- ウェットティッシュと除菌シート
- ベビーカー用のレインカバー、子ども用レインウェア
- 歩き回る子用の脱ぎ履きしやすい靴と靴下の替え
- お気に入りの小さなおもちゃや絵本(待ち時間用)
- 授乳ケープやブランケット
岡山にはコインロッカーがあります。
軽い荷物だけ持って遊べるよう、うまく使いましょう。
季節別の準備のコツ
夏は暑さ対策が最優先です。
こまめな水分補給と、涼しい屋内パビリオンでの休憩を組み合わせましょう。
冬の岡山は寒くなるため、日が傾く前の早めの帰宅を計画すると安心です。
軽井沢は標高が高く、夏でも涼しいので薄手の上着が活躍します。
親子でラクに楽しむ当日のコツ
ここからは、小さな子連れならではの「当日の動き方」をお伝えします。
がんばりすぎないことが、いちばんの成功の秘訣です。
到着時間と休憩の取り方
開園時間の10時前後に着くと、駐車場からの移動も園内も余裕があります。
軽井沢の駐車場は無料で約1,000台、岡山は無料の1,500台とされ、停めやすい点も助かります。
お昼寝の時間は、無理に起こさず、ベビーカーや抱っこで自然に眠らせてあげましょう。
その間に、大人はゆっくり食事をとれます。
岡山の体験談でも、園内は混雑が少なく、ベンチが空いていて、気分に合わせて休憩できたとあります。
雨の日・暑い日の過ごし方
3園とも屋内施設があるため、天気が悪い日でも遊べます。
ただし、東条湖の体験談では、突然の雨で一部のアトラクションが中止になっていたとのことです。
雨の日は屋内中心にプランを立てておくと、がっかりしません。
ランチと食事の工夫
3園とも、お弁当などの持ち込みができます。
東条湖にはハンバーグやカレー、お子さま向けメニューが揃う「レストランパクパク」があります。
東条湖では、おもちゃの部屋の中は飲食禁止です。
おやつは屋外のテーブルやベンチでとるようにしましょう。

月齢別モデルプランの組み方
ここでは、時間の使い方の一例を紹介します。
お子さんの機嫌や生活リズムに合わせて、自由にアレンジしてください。
0〜1歳のゆったり半日プラン
- 10:00 開園とともに入園し、まずは総合案内所でベビーカーを借りる
- 10:30 屋内のおもちゃのお部屋で、触れて遊ぶ
- 12:00 授乳や離乳食、ランチ休憩
- 13:00 ベビーカーでお昼寝タイム、大人も休憩
- 14:00 ゆっくりした乗り物を1〜2つ体験
- 15:00 余力があるうちに帰路へ
「全部は回らない」と最初に決めておくのが、親の気持ちにも余裕を生むコツです。
2〜3歳のたっぷり1日プラン
- 10:00 入園して、子どもが一番行きたい場所へ直行
- 11:30 早めのランチで、混雑を回避
- 12:30 屋内のおもちゃのお部屋でクールダウン
- 14:00 乗り物やアスレチックにチャレンジ
- 15:30 おやつと記念撮影、おみやげ選び
- 16:00 帰宅の準備(閉園前に余裕をもって出発)
3歳ごろは「自分で決めたい」気持ちが強くなります。
どこに行くかを子どもと一緒に決めると、機嫌を保ちやすくなります。
おもちゃ王国子連れのよくある質問
ベビーカーは持っていくべきですか?
園内は広いので、あると便利です。
レンタルもありますが、数に限りがあるため、使い慣れたものを持参したい場合は自家用車に積んでおくと安心です。
抱っこひもとの併用がおすすめです。
0歳でも本当に楽しめますか?
月齢が低いうちは、遊園地気分というよりも「お出かけして刺激を受ける体験」になります。
無理せず短時間で切り上げれば、赤ちゃんにも親にも負担が少なく、思い出作りになります。
食べ物の持ち込みはできますか?
3園とも、お弁当などの持ち込みが可能です。
離乳食の持ち込みも可能なので、安心してお出かけください。
ただし、屋内パビリオン内での飲食は制限される場合があります。
雨の日でも行って大丈夫ですか?
屋内施設が充実しているので問題ありません。
ただし、屋外アトラクションは運休になることもあります。
雨具を用意して、屋内中心に楽しみましょう。
まとめ
おもちゃ王国は、0歳・1歳は入園無料で、授乳室やベビーカー貸出などの設備も整った、子連れにやさしいテーマパークです。
岡山は屋内パビリオンが豊富、東条湖は0歳から乗れる乗り物が多く、軽井沢は自然の中でのびのび遊べる点が魅力でした。
お出かけ前のポイントを振り返ります。
- 3園は場所も営業期間も違うので、行く園の公式情報を事前に確認する
- 2歳から子ども料金が必要。
家族別の目安を参考に予算を立てる - 荷物は必須アイテムに絞り、設備や貸出を上手に使う
- 「全部回らない」を前提に、お子さんのペースに合わせて過ごす
最新の営業日・料金・イベントは、公式サイトで確認できます。おもちゃ王国(岡山)公式サイト、東条湖おもちゃ王国公式サイト、軽井沢おもちゃ王国公式サイトをあわせてご覧ください。
完璧を目指さず、子どもの笑顔を一番の目的に。
おもちゃ王国での時間が、親子にとって笑顔あふれる思い出になりますように。