0〜3歳のベビースイミング | 効果と始め方の完全ガイド

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「赤ちゃんとプールなんて早すぎない?」「泣いちゃったらどうしよう」・・・そんな不安を抱えながらも、我が子の可愛い水着姿や、親子で笑い合える時間に憧れているパパ・ママは多いのではないでしょうか。ベビースイミングは、0歳から始められる数少ない習い事のひとつで、赤ちゃんの成長を後押しするだけでなく、親自身のリフレッシュにもつながる人気のアクティビティです。この記事では、始める時期や具体的な効果、気になる費用、持ち物の準備からスクール選びのコツまで、初めての方が知りたい情報をまるごとお届けします。読み終わる頃には、きっと「うちの子と一緒にプールデビューしてみたい!」とワクワクしているはずです。

屋内プールで母親に抱っこされながら笑顔で水しぶきを上げる生後8ヶ月ほどの赤ちゃん

ベビースイミングとは何かを知ろう

ベビースイミングと聞くと「赤ちゃんに泳ぎを教えるの?」と思われがちですが、実際の目的は少し違います。
まずは基本的な内容を理解しておきましょう。

赤ちゃんが「水に慣れる」ための習い事

一般的なスイミングスクールは泳げるようになることを目的にしていますが、ベビースイミングはその点が大きく異なります。
ベビースイミングとは、赤ちゃんと親が一緒にプールに入り、簡単な運動をする習い事で、目的は赤ちゃんが水に慣れることにあります
泳法を身につけるのではなく、水の中で親子が触れ合い、楽しく過ごすことが中心となります。

親子で一緒に入るのが基本スタイル

赤ちゃんは一人でプールに入れないため、必ずパパかママが一緒に入ります。
親子で同じ目線でスキンシップを図りながら過ごす時間は、子どもの心身の成長にもよい影響をもたらします
自宅では家事や上の子のお世話で忙しくても、プールの中では赤ちゃんとゆっくり向き合えるのが魅力です。

対象年齢は0歳から3歳未満が中心

ベビースイミングのクラスは、多くの場合3歳未満の乳幼児を対象としています。
月齢ごとにクラスが細かく分かれているスクールも多く、その子の発達段階に合ったプログラムが用意されています。
3歳を過ぎると、一人で参加するキッズスイミングへ移行するスクールが一般的です。


ベビースイミングはいつから始める

「何ヶ月から通えるの?」というのは、多くの親御さんが最初に抱く疑問です。
開始時期の目安を見ていきましょう。

一般的な目安は生後6ヶ月頃から

ベビースイミングの多くは、生後6ヶ月から参加できます。
生後6ヶ月というタイミングは、赤ちゃんの首がすわり、身体のつくりもしっかりしてくる時期であるため、多くのスイミングスクールが参加可能としていると考えられます

首がしっかりすわってから始めることが、安全に楽しむための大前提です。

1歳前に始めると水を怖がりにくい

実は、開始時期には「早めがおすすめ」という考え方もあります。
生後6ヶ月頃までに比べて、1歳を過ぎると赤ちゃんはさまざまなことを記憶し、警戒心も芽生えてくるため、水を怖がったり、プールの環境に慣れるまで時間がかかるケースがあります
ただし、これはごく自然な反応です。
時間をかけて丁寧に水に慣れさせることで、ほとんどの子どもが数週間から数ヶ月のうちに水の中で楽しめるようになりますので、1歳を過ぎてからのスタートでもまったく問題ありません。

プールサイドで足だけ水につけてパチャパチャと遊ぶ1歳くらいの赤ちゃんと寄り添う母親

ママの産後の体調も考慮しよう

親子で入るからこそ、ママ自身の体調も大切な判断材料です。
産後のママが赤ちゃんと一緒に始める理想的な時期は、一般的に産後2ヶ月から3ヶ月が目安とされていますが、出産後の体調回復状況によって個人差があるため、ママの体調や気持ちに合わせて柔軟に開始時期を設定することが推奨されています
産後すぐに無理をすると体に負担がかかります。
医師に相談し、体調が整ってから始めましょう。


ベビースイミングで得られる効果

赤ちゃんだけでなく、親にもうれしい効果がたくさんあります。
ここでは研究で報告されている内容も交えてご紹介します。

運動発達を後押しする

水の中は、陸上とは違う特別な運動環境です。
近年の研究でも、その効果が注目されています。
2024年のポーランドの研究機関による発表では、3〜12ヶ月の乳児が水中活動を行うと、寝返りやお座りなど、体全体を使う大きな動き(粗大運動)の発達が良くなったという結果が報告されています
水の浮力により、まだ歩けない赤ちゃんでも自由に手足を動かせることが発達を助けると考えられています

生まれてから1歳までは特に運動機能の成長が著しい時期で、寝返りやハイハイ、つかまり立ちなどに大きな成長が見られます。
このタイミングでベビースイミングに参加することで、陸上で使うものとは異なる筋肉を刺激する機会が増え、より大きな運動機能の発達が期待できます

水への恐怖心をなくせる

赤ちゃんの頃から何度もプールに入ることで水に慣れ、保護者と一緒に遊ぶ楽しい気分を味わえるため、水中でも恐怖を感じることが減っていきます
この経験は、後の幼稚園や小学校のプールの授業でも大きな自信につながります。
さらに、水に慣れてくると次第にお風呂を嫌がることが無くなるうえ、夏場であればプールや海に連れていくこともできます

生活リズムが整いやすくなる

プールで思いきり体を動かした後の赤ちゃんは、心地よい疲れでぐっすり眠ってくれます。
ベビースイミングで水中に浸かっているだけでも赤ちゃんはかなりの体力を消費するため、レッスン後にはぐっすりお昼寝する赤ちゃんがほとんどだと言われています
寝かしつけに苦労している方にとっては、これだけでも大きなメリットと言えるでしょう。

親子の絆と親自身のリフレッシュ

効果は赤ちゃんだけのものではありません。
ベビースイミングは保護者も参加するため、自然と保護者同士のコミュニケーションの機会も生まれ、ママ友やパパ友ができたり、子育てに関する情報交換につながったりと、家庭外での交流によるストレス解消・リフレッシュ効果も期待できます
また、水中で行う運動は陸上よりも負荷が少なく筋肉や関節への負担も抑えられるため、産後のエクササイズやダイエットをしたい方にも最適です


ベビースイミングのデメリットと注意点

良いことばかりに見えるベビースイミングですが、始める前に知っておきたい注意点もあります。
事前に理解しておけば、慌てずに対応できます。

親も一緒に入る負担がある

赤ちゃんはまだ一人でプールに入れないため、必ず親も一緒に入る必要があり、ママの生理と重なった場合や親の体調が優れない場合は一緒に入れなくなる可能性があります
パパも参加できる体制を整えておくと安心です。

準備や着替えが意外と大変

荷物が多く、着替えに手間取るのもベビースイミングの現実です。
特に赤ちゃんと自分の両方を着替えさせるプールサイドは時間との戦いになります。
最初は完璧を目指さず、続けるうちに自分なりの効率的な段取りを見つけていくのがコツです。
回を重ねるごとに荷物も減り、慣れていくので心配しすぎないでください。

体調管理と感染症への配慮

複数の親子が集まる場所だからこそ、体調管理は欠かせません。
耳管が未発達な赤ちゃんが水に入ることで耳の中に水が溜まりやすく、場合によっては中耳炎のリスクも考えられるため、耳に問題がある場合は医師の診断を受けることが重要です
発熱や下痢などの体調不良があるときは、無理せずお休みしましょう。
赤ちゃんの様子を最優先に判断してください。

プールバッグに水着やタオルなどのベビースイミング用品を詰めている母親の手元


気になる費用の相場をチェック

習い事を続けるうえで、費用は大切なポイントです。
ベビースイミングにかかるお金の目安を整理しました。

入会金・月謝の目安

スイミングスクールの入会費は3,000円程度が相場ですが、地域や年齢によって異なり、無料キャンペーンを行っていることも多いのが特徴です。
月会費は週1回のレッスンで6,000円から8,000円程度が相場で、中には5,000円前後で案内しているスクールもあります

ベビースイミングの相場はだいたい5,000円から8,000円程度ですが、教室や地域、メニューによって内容は大きく異なります

水着や用品にかかる費用

月謝以外にも、水着やスイムキャップなどの用品費が必要です。
水着や帽子はスイミングスクール指定のものが一般的で、キャンペーンで初回無料配布されることもありますが、基本的な価格は4,000円前後です
成長に合わせて買い替えが必要になる点も見込んでおきましょう。

通い放題か振替制かで変わる

料金体系はスクールによってさまざまです。
レッスン時間も30分から60分と幅があり、ベビークラスなら月に何度通ってもよい通い放題のコースもあれば、毎週決まった曜日・時間で都合が悪くても振り替えができないコースもあります
生活リズムや通いやすさに合わせて、料金体系までしっかり確認するのが失敗しないコツです。


初めての持ち物を完全準備

初回で慌てないために、持ち物は事前にそろえておきましょう。
実際に通ったママ・パパの声をもとに、本当に必要なものをまとめました。

赤ちゃんに必要なもの

まずは赤ちゃん本人のアイテムです。
基本となるのは以下のとおりです。

  • ベビー用水着(女の子はワンピース、男の子はグレコタイプが人気)
  • スイムキャップ
  • 水遊び用パンツまたはプール専用おむつ
  • 体を拭くタオル
  • 着替えとおむつ、おしり拭き
  • 保湿クリーム

赤ちゃんはまだおむつが取れていないため、水を吸わず、うんちをしてもパンツから流れ出ない構造の水遊び用おむつを履いてプールに入ります
なお、スクール指定の水着があり、それを着ていればプール用おむつは基本的に不要と言われる場合もあるため、事前の確認が大切です

ママ・パパに必要なもの

一緒に入る大人の準備も忘れずに。
お母さん・お父さん用の水着とスイムキャップが必要で、ママの場合は身体が冷えにくいワンピースタイプの水着がおすすめです
着脱しやすいセパレートタイプを選ぶ方も多く、更衣室での時間短縮につながります。

あると便利なアイテム

必須ではないものの、持っていると格段に楽になるアイテムもあります。
ベビースイミング後に赤ちゃんの水分を拭き取るには、フード付きの「おくるみタオル」があると、くるんだまま髪の毛を拭いてあげられて便利です
また、赤ちゃん用と大人用のタオルは必ず分けましょう。
赤ちゃんは大人に比べて免疫力が低く、細菌が少し付着しただけでも病気を引き起こしやすいため、感染リスクを抑えるためにタオルを分けることが大切です
さらに、濡れた水着を入れる袋を用意しておくと、カバンの中が濡れる心配がありません。


失敗しないスクールの選び方

長く楽しく続けるためには、スクール選びがとても重要です。
チェックすべきポイントを押さえておきましょう。

まずは体験レッスンに参加する

入会を決める前に、必ず体験レッスンや見学を活用しましょう。
習い始める時は一度体験レッスンに行き、インストラクターや一緒に入るお友達の雰囲気を見て、赤ちゃんの生活リズムを把握したうえで通う時間帯を決めるとよいでしょう
最近では大手スイミングスクールのほとんどがベビースイミングクラスを開講しているため、何件か体験レッスンに参加して相性のいいスクールを探すのがおすすめです

通いやすさと施設環境

毎週通うことを考えると、自宅からの距離やアクセスは重要です。
プールの水質や温度も敏感な赤ちゃんにとって気になるポイントなので、事前に確認しておくことが求められます
更衣室の広さや、パパ専用の更衣室があるかどうかもチェックしておくと安心です。

赤ちゃんが楽しめる雰囲気か

最終的に大切なのは、その子が「楽しい」と感じられるかどうかです。
子どもがリラックスして参加でき、なおかつ保護者も無理なく継続できるスクールを選ぶことが大切です
最初は泣いてしまう子も多いですが、それは「嫌い」ではなく「驚き」であることがほとんどです。
数回通ううちに笑顔が増えていくケースが大半なので、焦らず見守ってあげましょう。


初めてのレッスン当日の流れ

実際のレッスンがどんなふうに進むのか、イメージしておくと当日も落ち着いて臨めます。

当日のタイムスケジュール

自宅での準備からレッスンを終えて帰宅するまで、おおよそ2時間半から3時間が目安です
授乳中の場合は自宅での準備の前と帰宅後すぐに授乳し、帰宅後は運動の後なので、早めに水分補給させてあげるとよいでしょう
レッスン直前の授乳や満腹状態は避け、赤ちゃんの機嫌がよい時間帯を選ぶことがスムーズなデビューの鍵です。

水に慣れるまでのステップ

いきなり水に潜るわけではなく、段階を踏んで少しずつ水に親しんでいきます。
最初はプールサイドで足だけ遊んだり、ママの胸に抱かれて水中を歩いたりするところからスタートし、おもちゃを使いながら顔の近くに水がくることに慣れ、やがて自分から水に近づけるようになっていきます。
1歳前後から始めると、水遊びのプロセスを経て、水中に潜ったりヘルパーをつけて一人で浮いたりするプログラムに進むため、水への恐怖心を持たずに顔をつけたり水に浮いたりできるケースが多く見られます

泣いても大丈夫と心得る

初回で赤ちゃんが泣いてしまっても、まったく心配いりません。
実際に通った方の体験でも、6ヶ月から通い始めて最初は子どもが眠くなってぐずるなど大変だったものの、開始時間に合わせて朝寝させる習慣ができ、だんだんとベビースイミングに合わせる形で生活リズムが定着し、大変だったのは最初の1ヶ月だけだったという声があります
1歳近くなると積極的に水で遊ぶようになり、少し上の月齢の子を見て自ら学んで動く姿を見られるのは、親としてとても嬉しいものです


まとめ

ベビースイミングは、単に泳ぎを覚えるための習い事ではありません。
赤ちゃんが水に慣れ、運動発達を促し、生活リズムを整えながら、何よりパパ・ママと肌を触れ合わせて笑い合える、かけがえのない時間です。
多くのスクールは生後6ヶ月から参加でき、月謝の相場はおおむね5,000円から8,000円程度。
準備する持ち物も、回を重ねるごとに慣れていくので心配いりません。

最初の一歩を踏み出すには少し勇気がいるかもしれませんが、まずは気軽に体験レッスンから始めてみましょう。
小さな水着を着た我が子の姿は、数年後にはきっと宝物のような思い出になっているはずです。
親子で水の世界を楽しみながら、健やかな成長とかけがえのない時間を、ぜひ味わってみてください。

※乳幼児の発育には個人差があります。
気になる症状や不安がある場合は、自己判断せず、かかりつけの医療機関に相談してください。

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