「小さな子どもを連れて那須どうぶつ王国に行きたいけれど、授乳室はあるの?」「ベビーカーで園内を回れる?」・・・そんな不安を抱えているパパママは多いのではないでしょうか。動物とのふれあいは0〜3歳の好奇心を大きく育ててくれる貴重な体験ですが、赤ちゃん連れでのお出かけには準備がとても大切です。この記事では、乳幼児を連れて那須どうぶつ王国を訪れる際に知っておきたい基本情報から、ふれあい体験、授乳室・ベビーカー事情、雨の日の楽しみ方まで、育児中の家族目線でまるごと解説します。読み終える頃には、きっと「行ってみたい!」という気持ちがふくらんでいるはずです。
那須どうぶつ王国とは?家族向け基本データ
那須どうぶつ王国は那須の雄大な自然の中で約600頭羽もの動物たちがのびのびと暮らす施設で、屋内施設が中心の「王国タウン」と大自然の中に広がる「王国ファーム」の2エリアに分かれており、その間は専用バスで行き来できます。
広さは東京ドームの約10倍ともいわれるほど広大で、1日たっぷり遊べるスケールが魅力です。
所在地・アクセス方法
住所は栃木県那須郡那須町大島1042-1です。
那須ICから車で約30分の距離にあり、JR那須塩原駅からは予約制のシャトルバスも利用できます。
電車移動の場合は、赤ちゃんの授乳やおむつ替えのタイミングも考慮して、余裕を持ったスケジュールを組んでおくと安心です。
営業時間と定休日
通常期間の営業時間は平日10時〜16時30分、土日祝は9時〜17時となっており、動物の展示は閉園の30分前までです。
冬季期間は営業時間が短縮され、冬季営業中は王国タウンのみの営業となり、王国ファームはクローズします。
冬に行く予定がある方は、事前に王国ファームが休業していないか必ず公式サイトで確認しましょう。
また、定休日は水曜日ですが、春休みやゴールデンウィーク、夏季期間、祝日は営業日となるため、訪問前のカレンダーチェックが欠かせません。

入園料金の最新情報
2026年3月13日より入園料金が改定され、大人(中学生以上)は通常期間2,900円、こども(3歳〜小学生)は1,300円となりました。
従来の大人2,600円・こども1,200円から、動物たちの飼育環境の維持や保全活動の継続を目的として料金が見直されています。
冬季期間は割引価格となり、大人2,000円、こども1,000円、そして3歳未満は無料で入園できます。
0〜3歳未満のお子さんは入園料がかからないので、家族の負担を抑えながら遊びに行けるのも嬉しいポイントです。
駐車料金は乗用車1,000円、バイクは無料となっています。
| 区分 | 通常期間 | 冬季期間 |
|---|---|---|
| 大人(中学生以上) | 2,900円 | 2,000円 |
| こども(3歳〜小学生) | 1,300円 | 1,000円 |
| 3歳未満 | 無料 | 無料 |
お子さんの誕生日当日に来園すると、本人限定で入園無料に加え缶バッジとワンドリンクのプレゼントがもらえる特典もあります。
チケット売場で生年月日が確認できる証明書を提示すればよく、入園後の申告では特典が受けられない点だけ注意しましょう。
また、アソビューやじゃらんなどの予約サイトを使うと数百円単位の割引が受けられることもあるので、事前購入もおすすめです。
0〜3歳児連れの事前準備チェックポイント
乳幼児連れのお出かけでは、当日の動きやすさが満足度を大きく左右します。
ここでは事前に知っておきたい設備情報をまとめました。
ベビーカー持参 or レンタルどちらが便利か
園内にはベビーカーの貸し出しサービスがあり、1日500円で借りることができます。
那須どうぶつ王国はバリアフリー設計になっており、園内の移動がスムーズな点も魅力です。
ベビーカーは1日500円でレンタル可能なので、遠方から電車で来る家族は現地レンタルを検討すると荷物を減らせます。
ただし、後述する自然道など一部エリアはベビーカーで通行できない場所もあるため注意が必要です。
授乳室・おむつ替えスペースの場所
授乳室は園内に3か所設置されています。
王国タウンのマミールーム、王国ファームのカフェ・ポニー近く、そしてアルパカの丘の3か所にあり、ミルク用の給湯機やおむつ交換用ベビーベッド、おむつ用ゴミ箱も完備されたカーテン仕切りの個室です。
実際に利用した保護者からも「個室はカーテンで仕切られており、ベビーカーも楽々入る広さ」「ウォーターサーバーもお湯、水の両方が出るのでミルクを作るのにも便利」という声が寄せられており、清潔さと使いやすさは折り紙付きです。
入口付近の王国タウンのマミールームは男女別の入口になっているタイプもあるので、初めて訪れる際は案内表示をよく確認しましょう。
混雑を避けるベストな時間帯
週末や連休は開園直後から混雑しやすく、人気のふれあいコーナーは行列ができることもあります。
開園と同時に入園し、まずは屋内の王国タウンから回るのが赤ちゃん連れには特におすすめです。
お昼寝のタイミングとショーの時間が重ならないよう、事前に公式サイトでその日のスケジュールを確認しておくと、ぐずり対策にもなります。
赤ちゃん・幼児と一緒に楽しめる体験
那須どうぶつ王国の魅力は、なんといっても動物たちとの距離の近さです。
0〜3歳の子どもでも安全に楽しめる体験がたくさんあります。
カピバラの森で餌やり体験
カピバラの森エリアでは常時カピバラへのエサやり体験ができ、開園直後から利用可能です。
小さなお子さんは大人と一緒に葉物野菜を差し出すだけでも十分に楽しめますし、フライパンを使って粒状のエサを与える方法なら直接触れるのが怖い子でも安心して体験できます。
もこもことした毛並みに触れられる瞬間は、写真映えするだけでなく忘れられない思い出になるはずです。

わんにゃんリビングで小動物とふれあう
わんにゃんリビングは様々な種類の小型犬と猫が仲良く暮らすふれあいエリアで、季節ごとの装飾や小型犬のコスプレが見られることもあります。
営業時間は時間帯が区切られており、土日祝は9時〜10時30分、11時45分〜12時45分、14時30分〜16時30分といった具合に複数回に分かれています。
大型連休などは人数制限がかかることがあるため、狙いたい場合は朝一番の入場がおすすめです。
穏やかな小型犬や猫が多く、抱っこはできなくても優しくなでられる環境が整っているので、動物に慣れていない小さな子どもの入門体験としても最適です。
乗馬体験は3歳未満でも参加できる
王国ファームエリアでは乗馬体験が人気で、3歳以下でも大人と一緒であれば体験可能という点は珍しい特徴です。
全国的に見ても幼児から挑戦できる乗馬体験は貴重なので、思い出づくりにぜひチャレンジしてみてください。
ただし乗馬体験は営業時間が短く設定されているため、事前に時間を確認してから予定を立てるのがポイントです。
雨の日でも安心の屋内エリア活用術
お出かけ当日に雨予報が出ると気が重くなりますが、那須どうぶつ王国は雨の日でも十分に楽しめる工夫がされています。
王国タウンは屋根付き回廊でらくらく移動
王国タウンエリアは屋内施設が中心で、施設をつなぐ回廊があるため傘いらずでゆっくりじっくり楽しめます。
ベビーカーでの移動も雨に濡れる心配が少なく、小さな子どもの体調管理の面でも安心です。
雨の日限定おすすめコース
雨の日は到着したらまず小型犬や猫と触れ合える「わんにゃんリビング」へ向かうのが公式のおすすめルートで、混雑時は入場制限があるため朝が最も狙い目とされています。
スナネコやマヌルネコといった希少な猫科動物も屋内展示されているので、雨天でも動物園らしい発見に満ちた時間を過ごせます。

エリア間移動は子連れ目線で選ぼう
王国タウンと王国ファームは離れているため、移動手段の特徴を知っておくとスムーズに一日を過ごせます。
無料のわんにゃんバスが基本ルート
わんにゃんバスは王国タウンと王国ファームを結ぶ無料のバスで、ベビーカーごと乗車できる子連れの基本の移動手段です。
一方で、徒歩ルートとなる那須自然道は起伏のある山道のため、ベビーカーやサンダル・ハイヒールでの通行は推奨されていません。
実際に案内でも、ベビーカーやハイヒール、サンダルを履いている人は自然道の利用を控えるよう呼びかけられています。
小さな子ども連れは迷わずバスを選びましょう。
王国リフト・トラクターバスの注意点
王国リフトは5月から11月の特定日のみ運行される季節限定の乗り物で、わんにゃんバスが混雑しているときに便利です。
トラクターバスは大きな音がするため、音に敏感なお子さんの利用は注意が必要とされています。
また、王国リフトとトラクターバスはいずれも冬季期間は運休となるため、寒い時期に訪れる際はわんにゃんバスの利用を前提にスケジュールを組むとよいでしょう。
子連れにやさしいレストラン・休憩スポット
長時間の外出になる分、食事や休憩のしやすさも重要なチェックポイントです。
離乳食・キッズメニュー事情
園内にはレストランやカフェが複数あり、お子様向けのメニューも用意されています。
離乳食期のお子さんの場合は、市販の離乳食パウチを持参する家庭が多いようです。
授乳室にウォーターサーバーが設置されているため、お湯を使ってミルクや温めが必要な離乳食を準備しやすい環境が整っています。
電子レンジやベビーチェアの有無
一部のカフェには電子レンジが設置されているとの利用者の声もあり、離乳食を温めたいときに活用できます。
レストランにはベビーチェアが用意されている店舗もあるため、入店時にスタッフへ確認してみましょう。
ゆったりとしたテラス席がある店舗を選べば、ぐずってしまったときも周囲を気にせず落ち着いて過ごせます。
季節ごとのおすすめの楽しみ方
那須どうぶつ王国は季節によって表情が大きく変わる施設です。
訪れる時期に合わせて楽しみ方を工夫しましょう。
春〜秋は王国ファームが充実
春から秋にかけては王国ファームがフル稼働し、乗馬体験やアルパカとのふれあい、羊飼いショーなど屋外ならではのコンテンツが充実します。
2026年春からは、見て、参加して、学べる新しいパフォーマンス「ZOO STUDY」もスタートし、動物の魅力をさまざまな角度から体感できるようになりました。
天気の良い日は自然道の散策も気持ちがよく、家族での自然体験にぴったりです。
冬季は王国タウンのみの営業に注意
冬季期間(例年12月中旬〜3月中旬ごろ)は王国ファームが休業となり、王国タウンのみの営業になります。
営業時間も短縮されるため、防寒対策をしっかりした上で、屋内施設中心の一日プランを立てておくと安心です。
冬ならではの割引料金で入園できるのもメリットのひとつといえるでしょう。
持ち物リストと当日の服装
0〜3歳児連れのお出かけは、荷物の準備次第で快適さが大きく変わります。
以下を参考にチェックリストを作ってみてください。
- おむつ・おしりふき(多めに)
- ミルク用品または離乳食パウチ
- 着替え一式(動物と触れ合うと汚れやすいため)
- 抱っこ紐(混雑時やベビーカーが使えないエリア用)
- 日焼け止め・帽子(夏場の屋外エリア対策)
- 防寒着(冬季や標高の高い那須高原特有の気温差対策)
- 手指の消毒シート(動物とのふれあい後に便利)
那須高原は平地に比べて気温が低くなりやすいエリアです。
季節を問わず一枚羽織れるものを持参しておくと、急な気温変化にも対応できます。
よくある質問
ベビーカーは全エリアで使えますか?
王国タウンや王国ファームの多くのエリアはバリアフリーでベビーカー移動が可能ですが、那須自然道など一部の山道は通行が推奨されていません。
移動にはわんにゃんバスの利用がおすすめです。
3歳未満の子どもの入園料はかかりますか?
3歳未満は入園無料です。
年齢が確認できるものを持参する必要は基本的にありませんが、心配な場合は母子手帳などを携帯しておくと安心です。
雨の日でも楽しめますか?
王国タウンエリアは屋根付きの回廊で結ばれており、雨の日でも濡れずに動物観察やふれあい体験を楽しめます。
天候が不安な日は王国タウン中心のプランを立てましょう。
まとめ
那須どうぶつ王国は、0〜3歳の小さな子どもを連れた家族にとっても安心して楽しめる工夫が随所にちりばめられたテーマパークです。
授乳室が園内3か所に完備され、ベビーカーも1日500円でレンタルできるなど、育児中の家族に寄り添った設備が整っています。
カピバラへの餌やりや小型犬・猫とのふれあい、3歳未満でも挑戦できる乗馬体験など、月齢や年齢に応じた楽しみ方ができるのも大きな魅力です。
雨の日や冬季でも屋内中心のプランを立てれば十分に満喫できるので、天候を気にしすぎず気軽に計画してみてください。
事前準備さえ整えれば、動物たちとのふれあいはきっと親子にとってかけがえのない思い出になるはずです。
ぜひこの記事を参考に、家族みんなで那須どうぶつ王国での一日を楽しんでください。
