1歳の指しゃぶり卒業 | 無理なくやめる関わり方

1歳の指しゃぶり卒業 | 無理なくやめる関わり方
わんぱくかいじゅう ベイビーザウルス
ベイビーザウルス × menu コラボ実施中!
お得にデリバリーを楽しむチャンスです!詳しくはこちら。

※本サイトは広告が含まれています。

わんぱくかいじゅう ベイビーザウルス マンガ連載中!詳しくはこちら。

「うちの子、いつも指をしゃぶっているけど大丈夫かな」「まわりの子はもうやめているみたいで焦る」・・・1歳のお子さんの指しゃぶりについて、こんな不安を抱えていませんか。実は指しゃぶりは、赤ちゃんの発達においてとても自然な行動のひとつです。とはいえ、いつまで続けていいのか、どんな影響があるのか、どうやって卒業させればいいのか、わからないことも多いですよね。この記事では、小児歯科医や専門機関の見解をもとに、1歳の指しゃぶりとの上手な付き合い方から、無理なく卒業へ導く関わり方まで、やさしく丁寧に解説していきます。育児のひとつのステップとして、肩の力を抜いて読み進めてもらえたら嬉しいです。

目次

1歳の指しゃぶりは自然な発達行動です

まず知っておいてほしいのは、1歳前後の指しゃぶりはほとんどの赤ちゃんに見られる、ごく自然な行動だということです。
慌てて「やめさせなきゃ」と思う必要はありません。

おなかの中から始まっている指しゃぶり

実は指しゃぶりは、赤ちゃんが生まれる前から始まっています。
妊娠14週あたりになると指をくわえる動作が見られ、24週当たりでは指を吸うようになると言われており、これはお母さんのおっぱいを吸うための練習だと考えられています。
生まれてからも、この吸う動作は赤ちゃんにとって安心感を得るための大切な手段として続いていくのです。

ハンドリガードや口の機能発達との関係

生後12ヶ月頃までに指や色々な物をしゃぶるのは、目で見て手を動かし、味や形を覚えて動きを協調させるための必要な行為と考えられています。
さらに1歳半〜2歳で指しゃぶりはピークとなりますが、この時期は「お口の機能を高めるために意味のある生理的行為」とされており、自分の手をじっと見つめる「ハンドリガード」も、赤ちゃんの認知発達にとって大切なステップのひとつです。
つまり1歳の指しゃぶりは、悪いくせというよりも成長の証と捉えてよいのです。

布団の中でお気に入りの毛布を抱きながら指をしゃぶって眠る1歳児の穏やかな寝顔


1歳で無理にやめさせなくていい理由

「早くやめさせたほうがいいのでは」と焦る保護者の方は多いですが、実は1歳の時期に無理にやめさせることのほうがリスクになる場合もあるのです。

心を落ち着かせるための大切な行為

指しゃぶりは、眠いとき、不安なとき、退屈なときなど、赤ちゃんが自分の気持ちを落ち着かせるために行う行動でもあります。
1歳ころまでは成長・発達において意義のある行動になりますので、無理にやめさせる必要はありません。
むしろ、無理にやめさせることで、他の悪習癖につがる恐れもあります。
この時期に無理やり取り上げてしまうと、爪噛みや髪引きなど別のくせに置き換わってしまうケースもあるため注意が必要です。

3歳までは様子を見てOKという専門家の見解

小児歯科の現場でも、3歳までの指しゃぶりは、様子を見て大丈夫という見解が一般的です。
実際にどれくらいの子どもが指しゃぶりをしているかというと、指しゃぶりは、1歳児で3割、2歳児で2割、3歳児で1~2割程度が持っている習慣とされており、日本小児歯科学会の調査でも決して珍しい行動ではないことがわかります。
つまり1歳の今、指しゃぶりをしていること自体は、まったく特別なことではないのです。


指しゃぶりが続くと歯並びに影響も

とはいえ、まったく気にしなくていいというわけではありません。
長期間にわたって指しゃぶりが続く場合には、歯並びへの影響も考えられます。
1歳の時点で心配しすぎる必要はありませんが、今後の見通しとして知っておくことが大切です。

上顎前突・開咬などの不正咬合リスク

指しゃぶりの仕組みについて、指しゃぶりとは、指を上の歯の裏側にある「口蓋(こうがい)」という部分に押し付けるしぐさのことです。
チューチューと指を吸うことで口の中の圧力が高まるので、長期間にわたると歯並びに影響を及ぼすことがあります。
具体的には指を吸う力によって上あごの歯列が狭くなる「歯列狭窄(しれつきょうさく)」になり、上あごと下あごのかみ合わせがずれて、上あごの前歯が前に出てくる「上顎前突(じょうがくぜんとつ)・出っ歯」や、上下の前歯がかみ合わない「開咬(かいこう)」になることがあります。
これらは不正咬合(ふせいこうごう)といって、小児歯科での矯正治療が必要になります。

影響が出やすくなる年齢の目安

ただし、これらの影響が心配されるのは主に長期間続いた場合です。
3歳ころになると社会性も発達し、恥ずかしいという気持ちが芽生えることで自然にやめるお子様が増えてきます。
4歳前後でまだ指しゃぶりを続けている場合、かみ合わせや歯列に悪影響が出る可能性が高いとされています。
1歳の今は「いつか卒業できればいい」というくらいの気持ちで、長い目で見守ってあげることが大切です。

リビングでブロック遊びに夢中になり、指しゃぶりを忘れて笑顔を見せる1歳児と見守る母親


指しゃぶり卒業の目安となる年齢

「結局いつまでにやめればいいの?」という疑問に対して、専門家の意見を整理してみましょう。

2歳半〜3歳ごろが一つの目安

多くの小児歯科医院で共通して挙げられているのが、指しゃぶりは2歳半から3歳ごろまでにやめるのが理想とされています。
4歳以降も継続することで、歯列の形成や顎の発育に悪影響を及ぼすリスクが高まりますという考え方です。
また別の情報源でも歯並びやかみ合わせへの影響があるため、4~5歳を過ぎたら指導が必要というのが小児歯科医の一般的な考え方とされています。
1歳の今からこの時期を意識しておくと、焦らず自然に卒業へ導きやすくなります。

おしゃぶりを併用している場合の卒業時期

おしゃぶりを使っているご家庭では、指しゃぶりとは少し異なる目安もあります。
どうしても使用するなら1歳までに常用をやめ、2歳半までには「卒業」するべきだという意見が、日本小児科学会・日本小児歯科学会から示されています。
おしゃぶりと指しゃぶりでは卒業の目安時期が異なる点に注意しましょう。


無理なく卒業へ導く7つの関わり方

ここからは、1歳のお子さんが将来スムーズに指しゃぶりを卒業できるよう、今からできる関わり方を紹介します。
大切なのは「叱ってやめさせる」のではなく「安心できる環境を整えて自然に卒業へ導く」という視点です。

生活リズムと触れ合いの時間を大切にする

退屈な時間や寂しさを感じる時間が長いと、指しゃぶりで気持ちを紛らわせようとすることがあります。
日中にたっぷり体を動かして遊ぶ時間を作ったり、抱っこや手をつなぐなどのスキンシップを増やしたりすることで、指しゃぶり以外の方法で安心感を得られるようになっていきます。

他のことに興味を向ける工夫をする

指人形やお気に入りのぬいぐるみ、絵本の読み聞かせなど、手や気持ちを別の対象に向ける工夫も効果的です。
実際の育児体験談でも指人形で興味を他に向けたり、指しゃぶり代わりに歯ブラシを与えてみましたという声や、他に夢中になることが見つかると次第にやらなくなりますという報告があります。
1歳の時期から遊びのバリエーションを増やしておくことが、将来の卒業にもつながります。

寝かしつけの代替習慣を作っておく

指しゃぶりは寝入りばなに出やすい行動です。
寝つきに指しゃぶりがある子には、吸っている指の手をお母さんに握ってもらったり、お気に入りの人形・おもちゃと一緒に寝てもらいますという方法が紹介されています。
1歳のうちから、手をつないで眠る、絵本を読んでから眠るといった入眠儀式を作っておくと、後々の卒業がスムーズになります。

就寝前に絵本を読み聞かせる父親と、安心した表情で耳を傾ける1歳児のあたたかな親子の時間

目標日とご褒美でモチベーションを高める(3歳以降向け)

1歳の今はまだ早いですが、将来的な方法として知っておくと安心です。
誕生日や入園・入学などの子供にとって節目のタイミングを指しゃぶりの卒業する日としてゴ-ルを決めますという方法や、目標を達成できた日には、子供のお気に入りのスタンプやシ-ルをカレンダ-に貼ったり、好きなおかずを夕食に加えたりするという工夫が紹介されています。
子ども自身が「やめたい」と思えるタイミングを大切にしましょう。


卒業を焦るときのNG対応に注意

早くやめさせたい一心で、かえって逆効果になってしまう対応もあります。
以下の点は特に気をつけましょう。

苦味成分のマニキュアや強引な方法は慎重に

苦味成分を使った指しゃぶり防止グッズについては、専門家の間でも意見が分かれています。
実際に安息香酸デナトニウムという苦味成分を使用した指しゃぶり専用のマニキュアが販売されていますが、歯科医師の中には少し強引な方法ですので他の方法と比べると当院ではお勧めしないという声もあります。
1歳の時期にこうした強制的な方法を使うのは避けたほうがよいでしょう。

叱る・無理に引き離すのは逆効果になることも

指しゃぶりは、子どもの気持ちを落ち着かせる大切な手段でもあります。
指しゃぶりは単なる癖ではなく、子どもの心理状態を映す鏡とも言えます。
不安や緊張を和らげたいとう気持ちから無意識に行うことが多く、叱るのではなく、気持ちに寄り添いながら別の安心手段を提供することが解決への近道とされています。
1歳児に「ダメ」と強く言い聞かせても、理解が難しくストレスになるだけの場合が多いため注意しましょう。


専門家に相談したほうがいいケース

基本的には見守りで問題ありませんが、次のような場合は小児歯科や小児科への相談を検討しましょう。

3歳を過ぎても頻繁に続いている場合

先述の通り、3歳を過ぎても指しゃぶりのくせが直らず、かつ歯並びが気になってきた時は、私たち小児歯科にご相談くださいという案内が一般的です。
1歳の今から記録をつけておく必要はありませんが、成長とともに頻度が減っているかどうかを気にかけておくとよいでしょう。

言葉や行動面で気になることが重なる場合

指しゃぶりそのものが発達の問題を示すわけではありませんが、指しゃぶりが続いているからといって、直ちに発達障害と結びつけることはできません。
ただし、3歳を過ぎても頻繁に見られ、他にも言語や行動面での気がかりがある場合は、専門家への相談が有効ですとされています。
指しゃぶり単体で不安になりすぎず、他の発達の様子と合わせて総合的に見ていくことが大切です。
気になることがあれば、自治体の1歳半健診や3歳児健診の機会に相談してみるのもおすすめです。


よくある質問

Q. 1歳半健診で指しゃぶりを指摘されたら心配すべき?

1歳半の時点での指しゃぶりは自然な行動の範囲内であることがほとんどです。
指摘があった場合も、多くは「今後の様子を見ていきましょう」という経過観察の案内であることが多いため、過度に心配する必要はありません。
気になる点があれば、健診時に遠慮なく質問してみましょう。

Q. おしゃぶりに変えたほうが歯並びには良い?

一概にどちらが良いとは言えません。
指しゃぶりと同様、おしゃぶりも長期間の使用は歯並びに影響する可能性があります。
おしゃぶりは適切な使い方をすれば、指しゃぶりの代わりとして役立ちます。
短時間かつ乳児期の安心材料として限定的に使う分には、歯並びや顎への影響はほとんどありませんとされているため、使う場合は卒業時期を決めておくことが大切です。

Q. 指しゃぶりのたこ(吸いだこ)ができたら病院に行くべき?

指の一部が硬くなる吸いだこは、頻繁に指しゃぶりをする子どもによく見られるもので、多くの場合は指しゃぶりの頻度が減れば自然に目立たなくなります。
ただし、皮膚が赤くただれている、痛がっているなど気になる症状がある場合は、小児科で相談してみましょう。


まとめ

1歳のお子さんの指しゃぶりは、赤ちゃんの発達にとってごく自然な行動であり、無理に今すぐやめさせる必要はありません。
卒業の目安は2歳半〜3歳ごろとされており、1歳の今は焦らず見守る時期だと考えてよいでしょう。
もちろん、長期間続くと歯並びへの影響が出る可能性もあるため、成長に合わせてスキンシップを増やしたり、他の遊びに興味を向けたりしながら、少しずつ自然な卒業へとつなげていくことが大切です。
もし3歳を過ぎても頻繁に続く場合や、他に気になる様子がある場合は、遠慮せずに小児歯科や小児科に相談してみてください。
指しゃぶりは、お子さんが安心を求めているサインでもあります。
焦らず、お子さんのペースを尊重しながら、親子で穏やかにこの時期を過ごしていきましょう。

育児漫画「わんぱくかいじゅう ベイビーザウルス」好評連載中!

CTA-IMAGE 元気いっぱいのベイビーがいる毎日はまるで 「小さくてわんぱくな怪獣」 が住んでいるみたい?!桃子ちゃん率いる山田家のドタバタでにぎやかな日常4コマ漫画お楽しみください!

1歳向けカテゴリの最新記事

トップへ戻る