「今日のランチはロッテリアにしようかな」と思ってスマホで検索したら、なんだか様子が違う・・・そんな戸惑いを感じた方も多いのではないでしょうか。実はロッテリアは国内の店舗運営体制が大きく変わり、順次「ゼッテリア」という新しいブランドへ生まれ変わっています。看板は変わっても、小さな子どもと一緒に気軽に立ち寄れるハンバーガーショップとしての魅力はそのまま受け継がれています。
この記事では、0歳~3歳の子どもを連れて外食を楽しみたいパパ・ママに向けて、ロッテリアからゼッテリアへの変化の経緯、おもちゃ付きキッズメニューの中身、ベビーカーでの入店やおむつ替え設備の有無、混雑を避けるコツまで、公式情報をもとに徹底的に解説します。読み終わるころには「今日のお出かけ、ゼッテリアに寄ってみようかな」と思えるはずです。

ロッテリアは「ゼッテリア」に変わった
子連れ外食の定番として親しまれてきたロッテリアですが、実は運営体制が大きく変化しています。
まずはこの前提を押さえておきましょう。
全店閉店から順次ゼッテリアへ転換
ゼンショーホールディングスはバーガーチェーン「ロッテリア」の国内全店を3月をめどに閉店し、「ゼッテリア」に順次転換しました。
1972年の創業から続いていたロッテグループのファストフード事業「ロッテリア」は、2023年に全株式がロッテからゼンショーホールディングスに売却され、同年4月よりゼンショーグループの傘下となりました。
その後段階的に転換が進み、2026年4月には日本国内の全ての店舗がゼッテリアとなりました。
つまり現在、日本国内で「ロッテリア」という店名の店舗はほぼ存在せず、後継ブランドの「ゼッテリア」が実店舗として運営されています。
運営会社の名前も「バーガー・ワン」に
ブランド名だけでなく、運営会社の社名も変わりました。
2月16日、ハンバーガーチェーン店を運営する「ロッテリア」は、企業名を「バーガー・ワン」に変更しました。
ロッテリアとゼッテリアの両ブランドが3月末に「ゼッテリア」に統一されるのに合わせた対応で、原材料の仕入れやファストフード店運営の効率を高め、誘客のてこ入れを図ることが狙いとされています。
つまり「ロッテリア」という名称は、企業名からも店舗名からも姿を消したことになります。
海外のロッテリアは今までどおり営業中
ここで安心してほしいのは、この転換はあくまで日本国内の話であるという点です。
ロッテリアは韓国を始めとする海外では、これまでどおりロッテリアの名称でハンバーガーチェーン店を展開しています。
旅行先で見かける「ロッテリア」の看板は、これまでどおり健在ということです。
ゼッテリアが子連れに向いている理由
ブランド名は変わりましたが、子育て世代にとって使いやすいファストフード店としての特徴は引き継がれています。
ここでは子連れ利用に向いているポイントを整理します。
おもちゃ付きキッズメニューが健在
ロッテリア時代から人気だった、おもちゃ付きのお子様向けセットは、ゼッテリアでも「わくわくセット」として引き続き提供されています。「リラックマ」とコラボレーションしたキッズセットでは、キッズチーズバーガーセットやキッズてりやきバーガーセットなど複数のメニューから選べ、購入するとサンエックスの人気キャラクターをデザインしたおもちゃを選んでもらえます。
季節ごとに人気キャラクターとのコラボが行われており、キッズセットを注文すると全国のロッテリアやゼッテリアで使えるクーポン券がおもちゃと一緒にもらえるキャンペーンも実施されています。
モバイルオーダーで待ち時間を短縮できる
小さな子どもを連れていると、レジに並んでいる間にぐずってしまうことも少なくありません。
ゼッテリアの公式サイトではキッズメニューの案内とあわせて、モバイルオーダーの利用が案内されています。
事前に注文と決済を済ませておけば、店内での待ち時間を最小限に抑えられるため、子連れ利用との相性は良好です。
価格帯が手ごろで気軽に立ち寄れる
ファストフードならではの手ごろな価格設定も魅力のひとつです。
わくわくハーフチュロセットは490円、わくわくチキンからあげっとセットは530円、わくわくハンバーガーセットは590円といった価格帯で提供されています。
ワンコイン前後で親子の軽食やおやつ休憩ができる気軽さは、育児中の外食先として大きな安心材料になります。

子連れにうれしいキッズセットの中身
実際にどんなメニューとおもちゃが用意されているのか、具体的に見ていきましょう。
選べるメインメニューは複数用意
ゼッテリアのキッズセットは、フードモチーフのピンをねらうボウリングや、描き下ろしシールで遊べるシールブック、具材シールを使ったハンバーガーづくりごっこなど、遊びの要素が豊富なおもちゃとセットになっています。
メインのバーガーやからあげ、パンケーキなど複数の選択肢が用意されているため、その日の子どもの気分や食べる量に合わせて選べるのも嬉しいポイントです。
期間限定の人気キャラクターコラボ
キッズセットは定期的に内容が入れ替わり、これまでにも人気キャラクターとのコラボレーションが数多く実施されてきました。
すみっコぐらしとのコラボレーションでは、バッグを開くとミニルームが現れるバッグ型おもちゃや、ピンポン対決を楽しめるおもちゃなど、親子で一緒に遊べる工夫が凝らされています。
おもちゃのラインナップは数量限定で入れ替わるため、お気に入りのキャラクターの時期を狙って訪れるのもおすすめです。
アレルギー・栄養情報は公式サイトで確認を
食物アレルギーをお持ちのお子さんと利用する場合は、必ず来店前に公式サイトのアレルギー表示や栄養成分情報を確認してください。
店舗のスタッフに口頭で確認するだけでなく、公式情報を事前にチェックしておくことで、安心して食事を楽しめます。
特に初めて食べさせる食材がある場合は、自宅で少量試してから外食に臨むと安心です。
来店前に確認したい店内設備
子連れ外食で気になるのは、やはり店内設備です。
ここではベビーカー入店やおむつ替えなど、事前に知っておきたいポイントをまとめます。
ベビーカーでの入店について
ファストフード店は一般的に通路幅や座席レイアウトが店舗ごとに異なります。
ベビーカーのまま入店できるかどうかは店舗の造りによって差があるため、混雑しやすい時間帯を避けたうえで、事前に店舗へ電話確認するのが確実です。
特に駅前や商業施設内の店舗は座席間隔が狭いことがあるため、余裕を持って来店しましょう。
おむつ替え・授乳スペースの有無
おむつ替え台や授乳室は、単独店舗というよりも、ショッピングモールや駅ビルなど施設全体の設備として用意されているケースが多く見られます。
商業施設内の店舗を利用する場合は、施設内の授乳室・おむつ交換スペースの場所を事前に調べておくと、いざというときに慌てずに済みます。
単独路面店の場合は多目的トイレの有無を来店前に確認しておくと安心です。
座席タイプと混雑しやすい時間帯
子連れで落ち着いて過ごすには、座席の種類と混雑タイミングの把握が欠かせません。
テーブル席が中心の店舗が多いですが、ボックス席やソファ席がある店舗ではベビーカーを近くに置きやすいというメリットもあります。
お昼の12時前後や夕方の学校帰りの時間帯は混雑しやすいため、11時台や14時以降といったオフピークの時間を狙うと、ゆったりと過ごせます。

0歳から3歳児と行くときの注意点
ここからは、特に小さな子どもを連れて行く際に気をつけたいポイントを紹介します。
離乳食・ミルクの持ち込みルール
離乳食期のお子さんの場合、店内で提供されるメニューがまだ食べられないことも多いはずです。
離乳食やミルクの持ち込みについては、店舗ごとに対応が異なる場合があるため、必ず事前にスタッフへ確認しましょう。
お湯の提供可否や電子レンジの利用可否も、店舗によって差があるため、心配な場合は事前に電話で問い合わせておくと安心です。
誤嚥に配慮したメニュー選び
ポテトやナゲットなど、小さな子どもにとって喉に詰まらせやすい食材も少なくありません。
年齢や咀嚼の発達に合わせて、食材を小さくちぎる、よく冷ましてから与える、目を離さずに食べさせるといった基本的な配慮を忘れないようにしましょう。
不安がある場合は、無理にキッズメニューを選ばず、家庭で慣れている食材を持参するのもひとつの方法です。
ぐずってしまったときの対処法
外食中に子どもが泣き出してしまうのは、育児をしていれば誰もが経験することです。
お気に入りのおもちゃやタオルを持参しておく、注文から配膳までの待ち時間が短いモバイルオーダーを活用するなど、事前の備えでぐずり対策をしておくと気持ちに余裕が生まれます。
周囲を気にしすぎず、店員さんに一声かけてから離乳食を温めてもらうなど、遠慮せずスタッフを頼ることも大切です。
子連れ利用をもっと快適にするコツ
せっかくのお出かけなら、少しの工夫でさらに快適に過ごしたいものです。
公式アプリとクーポンを活用する
公式アプリやクーポンをうまく活用すれば、家計にも優しく利用できます。
キッズセット購入時に配布されるクーポン券や、季節ごとのキャンペーン情報は公式サイトでこまめにチェックしておくとお得です。
モーニングやアイドルタイムを狙う
子連れ外食では、混雑を避けることが快適さの鍵になります。
開店直後のモーニング時間帯や、ランチとディナーの間のアイドルタイムは客足が落ち着いていることが多く、ゆったりと過ごしやすいのでおすすめです。
テイクアウトで自宅ピクニックも楽しめる
店内での飲食にこだわらず、テイクアウトを活用するのも賢い選択です。
近所の公園でテイクアウトしたハンバーガーを広げて食べる「お家ピクニック」なら、子どもが多少騒いでも周囲を気にする必要がなく、天気の良い日にはとくにおすすめの過ごし方です。
よくある質問
ロッテリアはもうなくなってしまったの?
店名としての「ロッテリア」は国内でほぼ姿を消し、後継ブランドの「ゼッテリア」に転換されています。
ただし運営元やメニューの多くは引き継がれているため、これまでどおりハンバーガーチェーンとして利用できます。
キッズメニューの内容は変わった?
メニュー名は「キッズセット」から「わくわくセット」へと変わりましたが、選べるバーガーやからあげ、おもちゃ付きという基本のスタイルは引き継がれています。
人気キャラクターとのコラボも継続して展開されています。
店舗を探すにはどうしたらいい?
最寄りの店舗がロッテリアのままか、ゼッテリアに転換済みかは地域や店舗によって差があります。
出かける前に公式サイトの店舗検索で最新の営業状況を確認するのが確実です。
まとめ
ロッテリアは国内の店舗を順次「ゼッテリア」へと転換し、運営会社の社名も「バーガー・ワン」に変わりました。
しかし、おもちゃ付きのキッズセットや手ごろな価格帯、モバイルオーダーの利便性など、子連れ外食を助けてくれる魅力はしっかりと受け継がれています。
ベビーカーでの入店可否やおむつ替え設備の有無は店舗ごとに差があるため、事前確認を忘れずに、混雑を避けた時間帯を選んで訪れてみてください。
看板が変わっても、親子でほっと一息つける外食先として、これからも上手に活用していきましょう。