赤ちゃんとのスキンシップ遊び10選と楽しむコツ

赤ちゃんとのスキンシップ遊び10選と楽しむコツ
わんぱくかいじゅう ベイビーザウルス

※本サイトは広告が含まれています。

わんぱくかいじゅう ベイビーザウルス マンガ連載中!詳しくはこちら。

「赤ちゃんともっと触れ合いたいけれど、どう遊んだらいいのか分からない」「忙しくてゆっくり向き合う時間が取れない」・・・そんな悩みを抱えている親御さんは少なくありません。実は、ほんの数分のスキンシップ遊びでも、赤ちゃんの心と脳の発達、そして親子の絆に大きな影響を与えることが研究で分かってきています。

この記事では、0〜3歳の赤ちゃんが喜ぶスキンシップ遊びを月齢別に10種類厳選してご紹介。さらに、遊びの効果を最大限に高めるコツや、忙しい毎日でも続けられる工夫、パパとママそれぞれの関わり方まで、専門家の研究知見をもとに分かりやすくまとめました。読み終えるころには、きっと「今日からやってみたい!」とワクワクした気持ちになっているはずです。

笑顔でうつ伏せの赤ちゃんと顔を近づけて見つめ合う若い母親、明るいリビングの床に敷いたプレイマットの上

目次

赤ちゃんとのスキンシップ遊びが大切な理由

赤ちゃんにとってスキンシップは、単なる触れ合いではなく、心と体の発達を支える土台となる重要なコミュニケーションです。
生まれて間もない赤ちゃんが、親の温もりや声かけを通して安心感を得ることで、健やかな成長への第一歩が始まります。

触覚は最初に発達する五感

五感の中でも触覚はいちばん最初に発達する感覚で、お母さんのお腹の中にいるときからあると言われています。
ママやパパに触られたり見つめ合ったりすると、赤ちゃんの心拍は安定してリラックス状態になり、脳の視床下部からオキシトシンが分泌されます。

つまり、生まれたばかりの赤ちゃんでも、触れられることでしっかりと愛情を感じ取れるということです。
「まだ反応が薄いから・・・」と遊びを後回しにする必要はありません
新生児期からのスキンシップこそが、赤ちゃんの安心感を育てる第一歩なのです。

愛着関係が将来の人間関係の土台になる

親が子供に行うスキンシップは子供の成長にいろいろな影響を与えますが、一番大きいのは「愛着の形成」です。
スキンシップをたくさん受けた子供は脳の中でオキシトシンというホルモンが出て、それが安定した愛着を築くためにすごく大事な役割をもつと言われています。

幼い頃に築かれた愛着は、将来の対人関係や自己肯定感にも影響します。
スキンシップ遊びは、赤ちゃんの一生を支える土台づくりでもあるのです。

親自身の癒しとストレス解消にもつながる

スキンシップを図った親にもオキシトシンが分泌されるため、子どもと同じように親もリラックス効果を得られます。
育児に追われてイライラしがちな日でも、赤ちゃんとぎゅっと抱き合う数分間が、親の心も穏やかにしてくれるのです。


科学が証明するスキンシップ遊びの効果

「スキンシップが大切」と言われても、具体的にどんな効果があるのか気になりますよね。
ここでは、近年の研究から明らかになっている科学的なメリットをまとめます。

愛情ホルモン「オキシトシン」が脳を育てる

オキシトシンをつくる細胞は、生後早い時期に形成されます。
赤ちゃんの場合、脳がもっとも発達する生後一年ほどの間にオキシトシンの影響を十分に受けることが重要で、オキシトシンが出やすい脳になり、ストレス耐性ができる、他人に対して親近感が持てるなど、人間関係を豊かにします。

生後1年間のスキンシップが、その後の脳の働き方そのものを変えるという事実は、多くの親御さんに知ってほしいポイントです。

記憶力・学習能力の向上にも

桜美林大学の山口創教授の研究によると、小学生に自画像を描かせ分析したところ、家族とよくスキンシップをとっている子どものほうが、知能指数も自尊心も高いことが分かりました。
赤ちゃんのころから積み重ねた触れ合いが、将来の学びの力にもつながっていきます。

「皮脳同根」皮膚は第二の脳

皮膚と脳は「皮脳同根(ひのうどうこん)」と言って、元が同じ所からできていて、似たような機能をもっていることが分かってきました。
脳の機能は入ってきた情報を処理して出力するという情報処理が基本的な機能ですが、皮膚自体にも同様に情報処理をする機能があるようなのです。

つまり、肌に触れることは脳に直接働きかけることと同じ。
優しく触れる行為そのものが、赤ちゃんの脳への最高の栄養になるのです。


【ねんね期】生後0〜3ヶ月のスキンシップ遊び

まだ寝ている時間が長く、首もすわっていない時期。「どう遊べばいいの?」と戸惑う親御さんが多い時期ですが、寝かせたままできる優しい触れ合い遊びがたくさんあります。

仰向けに寝ている生後2ヶ月ほどの赤ちゃんの足の裏を優しくマッサージする父親の手、柔らかな自然光が差し込む寝室

遊び1:ラララぞうきん

ぞうきんを縫うように、指でツンツンと子どもの身体をつついていく『ラララぞうきん』は、ぞうきんを縫う時、洗う時、畳む時と、触り方に変化をつけて、子どもたちがさまざまな感覚を経験できるように工夫するのがポイントです。
横になったままできるので、生後1ヶ月頃から楽しめます。

遊び2:にぎにぎ握手遊び

ふれたものを握る原始反射を利用し、赤ちゃんの手の近くに指を差し出して握ってもらう遊びです。
そのまま、ゆっくり腕を上げたり下におろしたり、手を優しくにぎって、少しだけ持ち上げたりすることで、頭を持ち上げる力を鍛えることができます。「にぎにぎ上手だね」と声をかけながら行いましょう。

遊び3:ベビーマッサージ

お風呂上がりや授乳後のリラックスタイムに、ベビーオイルを使って優しくマッサージしてあげましょう。
手で触れたときにやわらかさ・心地よさを実感するほど唾液中のオキシトシン量が増えることが確認されており、1秒間に5cmの速さでゆっくりなでると分泌することも分かっています。

注意:マッサージは赤ちゃんが機嫌の良いときに行い、嫌がるそぶりを見せたらすぐに中断しましょう。
授乳直後30分以内や発熱時は避けてください。


【首すわり期】生後4〜6ヶ月のスキンシップ遊び

首がすわり、手足の動きも活発になる時期。
表情も豊かになり、笑い声が聞ける遊びが増えてきます。

遊び4:いないいないばあ

定番中の定番ですが、赤ちゃんが喜ぶ理由は科学的にも説明できます。「いないいない」の間に顔を隠して「ばあ」で隠していた顔を見せる遊びで、見えなくなった顔を記憶して「まだかな?」「もうすぐかな?」とワクワクします。
布や手のひらで顔を隠すバリエーションもおすすめです。

遊び5:一本橋こちょこちょ

「一本橋こちょこちょ」の歌に合わせてこちょこちょとくすぐる遊びは、たたく、つねる、くすぐるなど様々な刺激があり、遊びながら皮膚感覚の発達を促します。
毎回同じではなく色々なパターンを実践すると、「この後はこちょこちょかな!」と子どものドキドキ感やワクワク感も高まります。

遊び6:きゅうりができた

「きゅうりができた、きゅうりができた さぁ食べよう!」という歌に合わせて、子どもをお漬物に見立ててふれ合う、寝たままの姿勢でできるふれあい遊びで、叩いたりこすったり、身体に様々な刺激が与えられる遊びです。
塩をふる動作、揉む動作など、歌詞に合わせて変化をつけると赤ちゃんも大喜びします。


【おすわり〜ハイハイ期】生後7〜11ヶ月の遊び

視野が広がり、自分から手を伸ばして関わろうとする時期。
少しダイナミックな動きの遊びも楽しめるようになります。

お座りした生後8ヶ月の赤ちゃんを抱き上げて高い高いをする笑顔のパパ、リビングルームの温かい雰囲気

遊び7:ぐるぐる洗濯機

赤ちゃんを膝の上に乗せ、歌に合わせてふれあいを楽しむ遊びで、お腹に手をあててぐるぐるとさすったり、足を持ってゆっくり回したり、抱っこしたまま保育者がいっしょに回るのもおすすめです。「ぐるぐるぐるぐる せんたくき」と歌いながら楽しみましょう。

遊び8:ひこうきブーン

仰向けに寝た親が膝を曲げ、すねの上に赤ちゃんをうつ伏せに乗せて、両手をしっかり支えながら「ブーン」と上下に揺らす遊びです。
必ず首と体をしっかり支え、激しく揺さぶらないことが重要です。

注意:高い高いやひこうき遊びでは、赤ちゃんの頭を激しく揺らさないでください。
乳児揺さぶられ症候群を引き起こす危険があります。
ゆっくり優しい動きを心がけましょう。


【あんよ期】1〜3歳のスキンシップ遊び

歩けるようになり、自我も芽生える時期。
体を使ったダイナミックな遊びと、甘えたい気持ちに応える優しい触れ合いの両方が大切になります。

遊び9:おうまさんごっこ・トンネルくぐり

パパの場合は、優しく触れるよりも体を動かしながら触れたほうがオキシトシンが分泌されやすいと言われており、パパの股の間をお子さんがくぐったり、パパが長座になりお子さんがその上をジャンプしたりする運動遊びも人気があります。
パパの出番にぴったりの遊びです。

遊び10:ぎゅーっとハグ&ほっぺすりすり

シンプルですが最強のスキンシップ。
寝る前や保育園の送り迎えのときに、「大好きだよ」と声をかけながらぎゅっと抱きしめてあげましょう。
触れる時のポイントとして「包み込むような触れ方」が推奨されており、指先ではなく手のひらの広い面積で触れると愛情も伝わりやすく、触れる方も触れられる方も互いにオキシトシンが出やすいとされています。
また、ゆっくりした速さで触れると愛情が伝わりやすく、だいたい1秒間に5cm前後という研究があります。


スキンシップ遊びを楽しむ5つのコツ

毎日忙しい中で、スキンシップを「義務」にしてしまっては本末転倒。
ここでは、無理なく楽しく続けるためのコツをまとめます。

コツ1:1時間に1回の「ちょい抱き」を意識

オキシトシンはスキンシップを始めてから10分位で出てきます。
1時間に10分ほど、抱っこなどで濃密に触れ合う時間を作ることで、赤ちゃんは安心し「愛されている」確信を持てるようになり、ひとりでいる時間も落ち着いて過ごすことができます。
お仕事をされているママ・パパは、帰宅後に「ちょい抱き」の時間を持ちましょう。
スキンシップ効果が高いのは副交感神経が優位になる夕方以降です。

長時間ではなく「短時間でも濃密な触れ合い」がカギ
これなら忙しい親御さんでも実践できますね。

コツ2:ママとパパで役割を分担

母親は子どもに優しく触れたり抱っこで分泌しますが、父親の場合は優しく触れてもあまり出ません。
体を動かしながら少し刺激的な触れ方のほうが出るのです。
母親は子どもをぎゅっと抱きしめたり、寝る前になであげるなど安らぎのスキンシップが効果的で、父親にすすめたいのは体遊びを兼ねたスキンシップです。

さらに興味深いのが、母親のスキンシップは子どもの情緒を安定させ、父親が行うと社会性の高い子に育ちやすいという傾向があるという点。
ママもパパも、それぞれの得意な触れ合い方で関わることが理想的です。

コツ3:目を合わせて笑顔で

肌と肌を合わせて遊ぶときは、その効果をより大きいものにするため子どもとしっかり目を合わせるよう意識し、目をしっかり合わせやさしく声をかけながら遊ぶことでコミュニケーションを取りやすくなります。「楽しいね」「気持ちいいね」と声をかけることで、言葉の発達にもプラスに働きます。

コツ4:赤ちゃんの機嫌に合わせる

子どもの反応を見ながら、基本的に機嫌がいいときに行い、嫌がっている場合はすぐに止めることが大切です。
眠い時や空腹時、体調が悪い時は無理に遊ばず、赤ちゃんのペースを尊重しましょう。

コツ5:「抱きグセ」を気にしない

「抱きグセがつく」と心配される方もいますが、子どもが抱っこを求めるのは自然な欲求、健全に育っている証拠です。
求められたときに応えてあげることが、赤ちゃんの心の安定につながります。


スキンシップ遊びでよくある悩みQ&A

育児中の親御さんからよく寄せられる、スキンシップに関する疑問にお答えします。

Q1:仕事で忙しくスキンシップの時間が取れない

「ちょい抱き」でも十分効果があり、1時間に1回程度子どもの目を見ながら優しく抱っこしてあげると、10〜15分ほどで子どものオキシトシン分泌量がピークになり、その後しばらくは触れなくても大丈夫です。
スキンシップ効果が高いのは朝よりも副交感神経が優位になる夕方以降なので、帰宅後に「ちょい抱き」の時間をもちましょう。

朝の身支度中に1分、お迎え後に5分、寝る前に10分・・・と、生活の中に短い触れ合いを散りばめるイメージでOKです。

Q2:赤ちゃんがスキンシップを嫌がる

すべての赤ちゃんが触れ合いを大好きとは限りません。
眠い、お腹が空いている、刺激が強すぎる、その日の気分など、嫌がる理由は様々です。
嫌がるサインを見逃さず、無理強いしないことが信頼関係を築く第一歩です。

Q3:今からでも遅くない?

いつからでも遅すぎることはありません。
以前は生後1歳半ごろまでが愛着関係を築く上で重要な時期だと言われていましたが、現在の研究ではそれに限らないということが分かっています。
何歳であっても、それからの親子の関わりや人間関係によって、いくらでも変えていくことができます。
気づいた今日から始めれば大丈夫です。

Q4:スキンシップが苦手な親はどうしたら?

スキンシップ自体が難しいご家庭でも、オキシトシン研究の第一人者であるウィスコンシン医科大学の高橋徳教授によれば、親子で見つめ合うだけでもオキシトシンが分泌されるそうです。
例えば食事の時間に目と目を合わせて会話を楽しむだけでもいいのです。
「見つめる」「微笑む」「優しく声をかける」も立派なスキンシップです。


安全にスキンシップ遊びを行うための注意点

赤ちゃんとの遊びは楽しい時間ですが、安全への配慮を忘れてはいけません。
事前にチェックすべきポイントをまとめます。

月齢と発達に合わせた遊びを選ぶ

ふれあい遊びのなかには、子どもの手足を持って動かしたり、体を抱えて上下に揺らしたりするものがあるため、必ず月齢に合っている遊びかどうか確認し、安全におこなえるようにしましょう。
とくに0歳児は発達段階に大きな違いがあるため、子どもに合った遊びを取り入れることが大切です。

環境を整えてから遊ぶ

遊ぶ前に、周囲に角のある家具や落下物がないか確認しましょう。
柔らかいマットやカーペットの上で行うと、万が一バランスを崩しても安心です。

注意:食後すぐの激しい遊びは吐き戻しの原因になります。
授乳・食事から30分以上空けてから体を動かす遊びを行いましょう。
また、爪や指輪、長いネックレスなど赤ちゃんを傷つける恐れがあるものは外しておくと安心です。

毎日の小さな変化に気づく

お子さまと遊ぶときは、体調をチェックする絶好のタイミングです。
昨日までと同じ遊びをしていても、どこか反応が違ったり、体温や肌触りが違ったりなど、変化がないかよく確認しましょう。
日ごろからこまめに遊びふれあうことで、小さな成長に気付きやすくなるのもポイントです。


まとめ:触れ合いの積み重ねが親子の宝物に

赤ちゃんとのスキンシップ遊びは、特別な道具も準備も必要ありません。
今日から、今この瞬間から始められる、最高の育児コミュニケーションです。

大切なのは「長く完璧に」ではなく「短くても心を込めて」。
1日のうちのほんの数分、赤ちゃんと目を合わせ、優しく触れ、笑い合う時間を持つだけで、赤ちゃんの脳と心はぐんぐん育ちます。
そして親御さん自身もまた、その触れ合いから癒されストレスから解放されるのです。

今回ご紹介した10の遊びは、どれも今日からすぐ実践できるものばかり。
ラララぞうきん、いないいないばあ、一本橋こちょこちょ、ぎゅーっとハグ・・・。
ぜひお気に入りの遊びを見つけて、赤ちゃんとの「特別な時間」を作っていきましょう。

育児は楽しいことばかりではありませんが、こうした触れ合いの積み重ねが、何年後かに振り返ったときの大切な宝物になります。
今日もあなたと赤ちゃんが、たくさんの笑顔とぬくもりに包まれた一日を過ごせますように。

育児漫画「わんぱくかいじゅう ベイビーザウルス」好評連載中!

CTA-IMAGE 元気いっぱいのベイビーがいる毎日はまるで 「小さくてわんぱくな怪獣」 が住んでいるみたい?!桃子ちゃん率いる山田家のドタバタでにぎやかな日常4コマ漫画お楽しみください!

0歳向けカテゴリの最新記事

トップへ戻る