離乳食の食パンはいつから?市販選び方完全ガイド

離乳食の食パンはいつから?市販選び方完全ガイド
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「おかゆに飽きてきたみたい、そろそろ食パンもあげてみたいな」「市販の食パンって添加物が気になるけど、赤ちゃんにあげても大丈夫?」そんな疑問を持つママ・パパは多いのではないでしょうか。食パンは手軽に使えてアレンジも豊富、手づかみ食べの練習にもぴったりの万能食材です。でも、種類が多くて選び方に迷ったり、いつから・どのくらいの量を食べさせていいか分からなかったりしますよね。

この記事では、離乳食の食パンを始める時期から月齢別の進め方、市販食パンの選び方、安心して使えるおすすめ商品、簡単パン粥レシピまでを徹底解説します。読み終わるころには、迷いなく赤ちゃんにぴったりの一枚を選べるようになりますよ。毎日の離乳食づくりが、もっと楽しくなるヒントが満載です。

ベビーチェアに座った赤ちゃんが小さくちぎった食パンを手づかみで口に運ぶ、明るいキッチンの食事シーン

目次

離乳食の食パンはいつから始められる?

「パンって炭水化物だから、ごはんの代わりにすぐあげていいのかな?」と思いがちですが、実は食パンを始めるタイミングにはちょっとしたコツがあります。
ここでは、開始時期と最初のステップを確認していきましょう。

離乳食初期(生後5〜6ヶ月)後半からスタートが目安

食パンはおかゆと同じく、離乳食初期の生後5〜6ヶ月頃から与えられます。
おかゆが進んだらはじめ、シンプルな食パンから使用します。
ただし、いきなり食パンからスタートするのではなく、まずは10倍がゆなどの米のおかゆに慣れてからがおすすめ。
食パンは複数の食材を使っているので、最初は米のおかゆから赤ちゃんに与え、米のおかゆに慣れてきたタイミングで、パン粥から試してみましょう。

離乳食を始めて約3週間が経過し、おかゆや野菜に慣れてきたタイミングが食パンデビューの目安です。
焦らず、赤ちゃんのペースに合わせて進めてあげてくださいね。

はじめての一口はベビースプーン1さじから

食パンの主原料である小麦は、食物アレルギーの特定原材料7品目のひとつ。
はじめて与えるときは、必ずベビースプーン1さじ程度の少量からスタートしましょう。
万が一アレルギー症状が出た場合に備えて、平日の午前中など、すぐに小児科を受診できる時間帯に試すのが安心です。

赤ちゃんによってはもう少しゆっくりでもOK

離乳食の進み方には個人差があります。「周りの子はもう食パンを食べているのに、うちの子はまだ・・・」と焦る必要はありません。
大人向けに作られた食材を離乳食で使用する場合はなるべく材料がシンプルなものを選び、お子さんの食べる意欲や消化の様子を見ながら、ゆっくり進めていきましょう。


月齢別|食パンの量と食べさせ方

食パンの量や形状は、月齢に合わせてステップアップしていきます。「8枚切り」を基準にすると目安が分かりやすいので、買い物の参考にしてみてください。

離乳食初期(5〜6ヶ月):パン粥でなめらかに

歯が生えていないこの時期は、必ずパン粥にして与えます。
はじめてパンを食べさせるときは、食パンの耳を除いて白いやわらかい部分をパン粥にしたものを1日1回1さじからはじめます。
1回あたりの目安量として、離乳初期(生後5〜6ヶ月)では少量〜8枚切り4分の1を目安にします。

作り方は簡単。
耳を取り除いた食パンを細かくちぎり、お湯や粉ミルクで煮てなめらかなポタージュ状にすればOK。
固いパンの耳や焼き目の残っているような部分はふやけにくいので、取り除いたほうが調理がしやすいですよ。

離乳食中期(7〜8ヶ月):少しずつ形を残して

もぐもぐ期に入ったら、8枚切り3分の1〜半分を目安に。
豆腐くらいのやわらかさが目安で、パン粥に少しパンの形を残したり、野菜やしらすなど他の食材と組み合わせたりして、味と食感のバリエーションを広げていきましょう。

離乳食後期(9〜11ヶ月):手づかみ食べデビュー!

後期は、食パンをスティック状にカットし、手づかみ食べの練習を始めましょう。
赤ちゃんの「自分で食べたい」という意欲を大切に。
1食あたりの目安は8枚切り半分〜3分の2ほど。
1cm角にカットしたり、1×5cm程度のスティック状にしたりして、自分で持って食べられる形にしてあげてください。

この時期はパンくずがこぼれにくく汚れにくい食パンを選ぶと、片付けがぐっと楽になります
忙しい朝の救世主にもなってくれますよ。

離乳食完了期(1歳〜1歳6ヶ月):いろいろなパンに挑戦

完了期になると、8枚切り3分の2〜1枚程度まで食べられるように。
フランスパンやロールパンなど、種類のバリエーションも少しずつ広げていけます。
ただし、市販の惣菜パンは塩分や脂肪分が高く消化に負担がかかるので、デビューするのは2歳以降を目安にしましょう。

木製テーブルの上に8枚切りの食パン、計量スプーン、ベビー食器が並ぶ離乳食準備の俯瞰写真


市販食パンを選ぶ5つのポイント

スーパーには本当にたくさんの食パンが並んでいて、「結局どれがいいの?」と迷ってしまいますよね。
ここでは、赤ちゃんに安心して与えられる食パンを見分けるためのチェックポイントを解説します。

原材料はできるだけシンプルなものを

食パン本来の材料は、実はとてもシンプル。
そもそもパンは「小麦・砂糖・塩・酵母・水」の4つの材料だけで作れるのです。
原材料表示を見て、できるだけシンプルな構成のものを選びましょう。

原材料表示の「/(スラッシュ)」より後に書かれているのが食品添加物です。
これを覚えておくと、お店でも簡単にチェックできます。

イーストフード・乳化剤不使用がベター

日本ベビーフード協議会では使用できる添加物を限定しており、その中には食パンを作る時によく使われているイーストフードや乳化剤、香料などは含まれていません。
つまり、ベビーフードの基準ではこれらの添加物は使われていないということ。
市販の食パンを選ぶときは、パッケージや原材料欄で「イーストフード・乳化剤不使用」の表記をチェックしましょう。

トランス脂肪酸を含む油脂に注意

トランス脂肪酸を摂取すると、心臓疾患や糖尿病のリスクが増加する可能性があるという研究結果があります。
マーガリンやショートニングを使っている食パンもありますが、最近は「トランス脂肪酸0g」と明記された商品も増えているので、パッケージや公式サイトで確認すると安心です。

国産小麦使用だとさらに安心

離乳食には、国産小麦を使ったパンがおすすめです。
輸入小麦は使われる農薬量が多い可能性があり、残留農薬が気になるからです。
農民連食品分析センターの調査では、国産小麦製品ではグリホサートは検出されず、輸入小麦では非常に微量ですが検出されました。

ただし注意したいのが表示の見方。「小麦粉(国内製造)」という表記は、海外で栽培した小麦を日本で製粉したものも含むので、小麦の生産国が日本だとは限りません。「小麦粉(小麦(国産))」というように小麦の産地が明記されているものを選ぶとよいでしょう。

はちみつ不使用は必ず確認

1歳未満の赤ちゃんにはちみつは絶対にNG。
少量でも、また加熱しても「乳児ボツリヌス症」を発症する危険があるため、必ず原材料を確認してください。

食パンの中には、蜂蜜が使用されるものもあります。
蜂蜜は「乳児ボツリヌス症」予防のために1歳未満の子どもに与えてはいけません。


離乳食におすすめの市販食パン

選び方のポイントを踏まえて、実際にスーパーやコンビニで手に入る、離乳食に使いやすい食パンを紹介します。
どれも全国の店舗で比較的見つけやすい商品なので、近所のお店をのぞいてみてくださいね。

Pasco 超熟

「余計なものは入れない」のキャッチコピーでおなじみの定番商品。
原材料は小麦粉(国内製造)、砂糖、バター入りマーガリン、パン酵母、食塩、米粉、醸造酢で、トランス脂肪酸0g。
イーストフード・乳化剤という添加物は使われていないので安心できます。
価格も手ごろで、ほとんどのスーパーで購入できる入手しやすさが魅力です。

Pasco 超熟 国産小麦

通常の超熟よりワンランク上の安心感を求めるならこちら。
原材料は小麦粉・砂糖・バター・パン酵母・米粉・食塩。
Pasco超熟と同じで、無駄な添加物は一切使っていません。
違うところは、国産小麦の小麦粉を100%使っているということ。
そして、バターが使われているところです。
マーガリンが気になる方や、より原材料にこだわりたい方におすすめです。

本仕込(フジパン)

スーパーで見かける機会の多い定番食パン。
本仕込はトランス脂肪酸0gのシリーズで、乳化剤・イーストフードも不使用です。
手づかみ食べをしても、パンくずがこぼれにくく、お掃除が楽な点が嬉しいです。
もっちりとした食感で、赤ちゃんも食べやすい一枚です。

トップバリュ パン・ド・ミ(イオン)

コスパ重視ならイオンのプライベートブランドも選択肢に。
マーガリンやバターではなくオリーブオイルを使用したシンプルな食パンで、フランスパンに使う小麦をブレンドしており、トーストするとカリッもちっとした食感になります。
パン粥やフレンチトーストなど調理向きの一枚です。

スーパーのパン売り場で食パンの原材料表示を真剣に確認する若いママの後ろ姿


簡単パン粥レシピ|時期別アレンジ

食パンの大きな魅力は、調理が簡単でアレンジ自在なこと。
電子レンジを使えば数分で完成するので、忙しい朝にも大活躍します。
月齢別におすすめのレシピを紹介します。

初期:シンプルパン粥(5〜6ヶ月)

材料:8枚切り食パン1/8枚、水または粉ミルク大さじ3

作り方:耐熱ボウルに食パンを細かくちぎって入れ、分量の水を加え、ふんわりとラップして電子レンジ(500W)で1分30秒加熱します。
粗熱が取れたら、なめらかなポタージュ状になるまでつぶしてできあがり。
粉ミルクを使うと自然な甘みが出て、赤ちゃんも食べやすくなります。

中期:野菜ミルクパン粥(7〜8ヶ月)

材料:8枚切り食パン1/4枚、牛乳大さじ3、ほうれん草またはにんじん(みじん切り)小さじ1

作り方:野菜は柔らかくゆでてみじん切りに。
耐熱ボウルに細かくちぎった食パンと牛乳、野菜を入れて、ラップをして電子レンジで1分30秒加熱します。
牛乳はアレルギー特定原材料の1つなので、初めて使う際は必ずベビースプーン1さじから始めてください。

後期:手づかみフレンチトースト風(9〜11ヶ月)

材料:8枚切り食パン1/2枚、溶き卵1/2個、粉ミルクで作ったミルク大さじ2

作り方:食パンの耳を切り、1cm幅のスティック状にカット。
溶き卵とミルクを混ぜた液にひたし、フライパンで弱火でじっくり両面焼きます。
卵を中までしっかり加熱することがポイント
手づかみ食べの定番メニューになりますよ。

完了期:野菜たっぷりオープンサンド(1歳〜)

材料:8枚切り食パン1枚、かぼちゃ30g、しらす小さじ1

作り方:かぼちゃを電子レンジで加熱してつぶし、塩抜きしたしらすを混ぜます。
食パンを軽くトーストし、上にのせて食べやすい大きさにカット。
彩りもよく、栄養バランスも抜群です。


食パンを冷凍保存するコツ

1斤買っても食べきれない・・・そんなときは冷凍保存が便利。
正しく保存すれば、いつでも新鮮な状態で使えます。

1枚ずつラップで包んで密封

食パンを冷凍するときは、1枚ずつラップに包んで冷凍し、ジップロックなどに入れ密封します。
こうすることで冷凍やけを防ぐことができます。
1斤まとめて冷凍すると取り出しにくいので、必ず1枚ずつ分けるのがコツです。

パン粥は製氷皿で小分け冷凍

パン粥を作り置きする場合は、粗熱がとれたら3等分し、製氷皿に入れ、ふたをして冷凍します。
1週間程度保存可能です。
ふた付きの製氷皿がない場合は製氷皿にラップをして冷凍庫に入れ、凍ったら、中身だけ冷凍用保存袋に移すと、ニオイ移りや酸化を防げます。
食べるときは電子レンジで温めるだけなので、忙しい日の強い味方になります。

1週間以内に使い切ろう

冷凍した食パンは1週間で使い切ることが大切です。
冷凍庫に入れていても風味は徐々に落ちていきます。
赤ちゃんに与えるものは、できるだけ新鮮な状態で食べさせてあげましょう。


食パンを与えるときの注意点

毎日の食事に取り入れやすい食パンですが、いくつか注意したいポイントがあります。
安全に楽しく食べるために、しっかり押さえておきましょう。

小麦アレルギーへの対応

食パンの主原料である小麦は、アレルギー症状が出やすい食材のひとつ。
小麦製品の中でも、小麦粉と塩、水だけを原材料にしているうどんを先に試しておくとよいでしょう。
うどんで反応がなければ、食パンも安心して試しやすくなります。

食後に発疹、嘔吐、下痢、咳、ぐったりするなどの症状が見られた場合は、すぐに小児科を受診してください。
はじめての食材は、必ず体調の良い日の午前中に少量から試すのが鉄則です。

窒息事故を防ぐ食べさせ方

パンは水分を吸って膨らむため、喉に詰まりやすい食品でもあります。
カミカミ期・離乳後期(生後9〜11ヶ月頃)になると手づかみ食べができる赤ちゃんも出てきますが、一度にまとめて口に入れてしまうと喉に詰まらせてしまう可能性もあります。

必ず大人が見守りながら、お茶や水を用意して少しずつ食べさせること。
赤ちゃんが食事中に立ち上がったり走り回ったりしないよう、必ずベビーチェアに座らせて与えましょう。

塩分・糖分の摂りすぎに気をつけて

厚生労働省による日本人の食事摂取基準では、6〜11ヶ月の赤ちゃんの場合は1日の塩分量の目標は1.5gまでとなっています。
母乳やミルクにもナトリウムが含まれているので、1日の食事量を考えると、惣菜パンで多くの塩分を摂ることは避けたいですね。

食パン自体にも塩分は含まれているため、ジャムやバターなどを塗らずに、そのままか、野菜や果物と組み合わせて食べさせるのが基本です。

菓子パン・総菜パンはまだ早い

かわいい形のキャラクターパンや甘い菓子パンは、つい食べさせたくなるかもしれませんが、甘い菓子パンや味のついた総菜パンは、赤ちゃんにとって濃い味ですので離乳食期はNGです。
濃い味に慣れてしまうと、薄味の離乳食を嫌がるようになることも。
菓子パンデビューは2歳以降を目安に、それまではシンプルな食パンを中心に楽しみましょう。


よくある質問Q&A

食パンに関して、ママ・パパからよく寄せられる疑問にお答えします。

Q. 食パンの耳はいつから食べられる?

食パンの耳は中の白い部分より固く、消化にも負担がかかります。
離乳食期は基本的に耳を取り除き、完了期(1歳以降)になって噛む力がついてきてから、少しずつ試すのが目安です。
最初はトーストせずにそのままちぎって、よく噛めるか様子を見ながら与えてください。

Q. ロールパンやフランスパンはいつから?

一般的なロールパンは商品にもよりますが食パンの2倍以上の脂質を含んでいます。
赤ちゃんに与える場合は、カミカミ期・離乳後期(生後9〜11ヶ月頃)からがおすすめです。
表面の茶色い部分は固いので、初めは中の白い部分から与えます。
フランスパンは塩分がやや多いものの中の白い部分はシンプルな材料なので、後期以降に中身だけを与えるのがおすすめです。

Q. パンを食べてくれないときはどうする?

パン粥のパサパサ感が苦手な赤ちゃんも多いです。
そんなときは、粉ミルクや野菜スープでとろみをつけたり、バナナやかぼちゃのペーストと混ぜたりすると食べやすくなりますよ。
無理強いせず、少し時間を置いてから再チャレンジするのもひとつの方法。
赤ちゃんの「食べたい!」気持ちを大切にしてあげてくださいね。

Q. 毎日食パンでも大丈夫?

主食としてごはん・パン・うどんなどをバランスよくローテーションするのが理想です。
食品添加物の安全性についてメーカー各社もより安全性を高める企業努力をしているため、これらについて神経質になりすぎる必要はありません。
毎日同じ食パンでも問題はありませんが、いろいろな食材から栄養を摂れるよう、献立に変化をつけてあげましょう。


まとめ|食パンで広がる離乳食の楽しさ

食パンは、おかゆに慣れた離乳食初期後半から少しずつ取り入れられる便利な食材です。
市販品を選ぶときは、原材料がシンプルで、イーストフード・乳化剤不使用、トランス脂肪酸0g、国産小麦使用、はちみつ不使用の5つをチェックすればOK。
Pasco超熟や本仕込など、スーパーで手軽に買える商品でも、ポイントを押さえて選べば安心して赤ちゃんに与えられます。

パン粥から始めて、中期は野菜と組み合わせ、後期は手づかみ食べデビュー、完了期にはフレンチトーストやサンドイッチへ・・・と、月齢に合わせてどんどんレパートリーが広がるのも食パンの魅力。
冷凍保存を活用すれば、忙しい朝のお助けアイテムにもなってくれます。

離乳食は、栄養を与えるだけでなく、赤ちゃんが「食べるって楽しい!」と感じる体験を重ねていく大切な時間。
食パン1枚で笑顔がふえる瞬間を、ぜひ親子で楽しんでくださいね。
今日からの離乳食づくりが、ちょっとラクで、ちょっと楽しくなりますように。

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