母乳パッドの使い方と交換頻度 | 快適に過ごすコツ

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「母乳パッドってどう使えばいいの?」「交換のタイミングがわからず、下着を濡らしてしまった・・・」授乳が始まったばかりのママにとって、母乳パッドは毎日の生活を支える身近なアイテムでありながら、意外と正しい使い方を知らないまま手探りで使っている方も多いのではないでしょうか。この記事では、母乳パッドの基本的な使い方から交換頻度の目安、かぶれや漏れといったトラブルへの対処法、シーン別の快適な過ごし方まで、育児中のパパ・ママが知りたい情報を一つにまとめました。読み終える頃には、母乳パッドの選び方や付き合い方に自信が持てるようになるはずです。

母乳パッドとは?役割と必要性

母乳パッドとは、ブラジャーの内側に装着して母乳の漏れを吸収するための専用アイテムです。
単なる「モレ防止」の道具ではなく、乳首を清潔に保ち、かぶれや炎症から守るケア用品としての役割も担っています。
母乳パッドの役割には、母乳の漏れを防止すること、乳首を衛生的に保つこと、痛みを和らげることのおもに3つがあります。

「母乳パッドは絶対に必要なもの?」と疑問に思う方もいるかもしれません。
赤ちゃんの成長とともに母乳の出方も変わってくるため、母乳量が増えてきたときに備えて母乳パッドを用意しておくのがおすすめです。
また、新生児から生後2~3ヶ月までは頻回授乳による乳首のトラブルが起こりやすく、母乳パッドは乳首を保護するのにも役立ちます。
母乳の分泌量には個人差が大きいため、産後すぐは使わずに様子を見て、必要になったタイミングで取り入れるという選択も十分ありです。

リビングで赤ちゃんに授乳しながら微笑む20代後半の母親、柔らかな朝の光が差し込む部屋


母乳パッドの正しい使い方

装着の手順

使い捨てタイプの母乳パッドは、正しい手順で装着することでズレや漏れを防ぎやすくなります。
一般的な使い捨てタイプの母乳パッドの装着方法は、パッケージを開け、フィルムを開いてパッドを取り出し、はくり紙をはがしてからずれ防止テープの向きを確認してブラジャーの内側に貼るという流れです。
粘着面に直接指が触れないよう気をつけながら、パッドの中心が乳頭にしっかり当たるように位置を調整しましょう。

交換のタイミングと頻度目安

交換の目安は「授乳のたび」と覚えておくと安心です。
おっぱい環境を健やかに保つための目安は「授乳のたびに交換」で、理想は1日平均8~12回交換するとよいとされています。
また具体的な時間の目安としては、母乳パッドは授乳のたびに交換するのがおすすめで、少なくとも3~4時間おきの授乳時を目安に取り替えるようにするとよいでしょう。

注意:湿ったまま長時間放置すると、雑菌が繁殖しやすくなり肌トラブルの原因になります。
授乳前後にパッドの状態をこまめにチェックする習慣をつけることが、快適に過ごすための一番のコツです。


使い捨てタイプと布タイプの違い

母乳パッドには「使い捨てタイプ(不織布)」と「洗える布タイプ」の2種類があり、それぞれに特徴があります。
自分の母乳量やライフスタイルに合わせて使い分けることが、無理なく授乳期を乗り切るポイントです。

使い捨てタイプの特徴

使い捨てタイプは市販の主流で、紙おむつのような構造をしています。
吸収力が非常に高く、個包装で衛生的、持ち運びに便利で、洗濯の手間がなく捨てるだけというメリットがある一方、継続的に購入するコストがかかることや、製品によって肌触りに差がある点がデメリットです。
外出先や母乳量が多い時期は、使い捨てタイプが心強い味方になってくれるでしょう。

布タイプの特徴

洗えるタイプは綿(コットン)やシルクなどで作られたパッドで、肌触りが良く乳首への刺激が少ないこと、通気性が高いこと、繰り返し使えて経済的なことがメリットです。
ただしこまめな洗濯が必要で、量が多いとモレることがある点はデメリットといえます。
実際に布製パッドは使い捨てのものに比べると通気性に優れ、ムレにくく、とてもつけ心地がいいという声もあります。

併用という選択肢

コスト面では布製タイプの母乳パッドは1個あたりの価格は高くても、トータルコストが低めに抑えられる傾向があります。
洗濯やこまめな交換など手間がかかっても、コストパフォーマンスを重視したいなら布製がおすすめです。
自宅では布タイプ、外出時や母乳量が多い日は使い捨てタイプというように、シーンによって組み合わせて使うと、経済的にも肌にもやさしい授乳生活が実現しやすくなります。

布製とシート状の使い捨て母乳パッドを並べて比較している手元のクローズアップ写真


かぶれ・乳腺炎を防ぐ快適ケア

蒸れ対策のポイント

母乳パッド選びで見落としがちなのが通気性です。
母乳パッドの中は常に母乳や汗によってムレやすい状態になり、そのままの状態が続くと雑菌が繁殖してしまい、臭いや発疹などの肌トラブル、乳腺炎などのおっぱいトラブルを引き起こす可能性もあります。
そのため、通気性の高い素材を選び、こまめに交換することが乳腺炎予防にもつながります。

かぶれてしまったときの対処法

それでも肌がデリケートな時期には、かぶれてしまうことがあります。
そんなときは、紙製の母乳パッドが直接触れるとかぶれやすい方は、ガーゼのハンカチを四つ折りにして当ててから紙製の母乳パッドを重ねて使う方法も試してみる価値があります。
肌当たりの優しい布を一枚はさむだけで、刺激をやわらげられることがあるのです。

警告:かぶれがひどい、しこりや発熱を伴うなど症状が続く場合は、自己判断で対処を続けず早めに医療機関や助産師に相談してください。
母乳パッドは母乳漏れによる衣服の汚れを防ぐだけでなく、乳頭を清潔に保ち、かぶれや乳腺炎といった肌トラブルから守る重要な役割を果たしますが、不安な点があれば産婦人科の医師や助産師に相談してみるのがよいとされています。


シーン別の使い方のコツ

夜間の漏れ対策

夜間は授乳間隔が空きやすく、寝返りでパッドがズレてしまうことも多いため、日中とは違った工夫が必要です。
夜間は授乳間隔が空きやすく、寝返りなどでパッドがズレてしまうこともあり、大量の母乳漏れが起こりやすい時間帯です。
そのため、通常のパッドよりもサイズが大きく吸収量が多い「夜用」の母乳パッドを使うのがおすすめです。
寝る前にサイズの大きい夜用パッドへ替えておくだけで、朝までぐっすり眠りやすくなります。

外出時の持ち物と交換

お出かけの際は、替えのパッドを多めに持ち歩くと安心です。
使用済みパッドを入れる小さな袋やジップ付き袋を一つ用意しておくと、外出先でもさっと処理できて衛生的です。
実際に使い捨てタイプを利用して授乳のたびに母乳パッドを交換し、子どもの月齢が低いうちは2、3時間おきの授乳に合わせて交換するのがちょうどよい頻度だったという声もあり、外出時も普段と同じ感覚で交換のタイミングを意識すると安心です。

授乳ケープと母乳パッドが入ったマザーズバッグの中身を整理する女性の手元、明るいカフェの窓辺


母乳パッドの選び方

母乳量に合わせて選ぶ

母乳パッド選びで最初に確認したいのが、自分の母乳量です。
授乳回数や量が多い時期は分泌量も多くなりやすく、逆に離乳食が進み授乳回数が減ると少なくなっていく傾向があります。
母乳量の変化に合わせてパッドのタイプやサイズを見直すことが、無駄なく快適に使い続けるコツです。

素材・肌触りで選ぶ

デリケートな乳首に直接触れるものだからこそ、素材選びは慎重に行いたいところです。
柔らかめのシートがデリケートな乳首を優しく包み込み、通気性をアップさせた商品や、ギャザー部分も柔らかい素材でチクチク感の少ない商品など、各メーカーが工夫を凝らした製品を展開しています。
実際に試してみて、自分の肌に合うかどうかを確かめるのがおすすめです。


いつからいつまで使う?

母乳パッドを使い始めるタイミングに明確な決まりはありません。
母乳パッドを使う時期は、母乳が出はじめてから断乳や卒乳するまでですが、母乳の出方には個人差があるので、母乳がたくさん出る方や母乳が多く出る時期に使い、母乳が少ないときは使わないなど、母乳の出方を見ながら使うとよいとされています。

使い終える時期についても同様に個人差があります。
使用を終える目安は母乳量が安定し、パッドがなくても下着が濡れなくなる時期で、多くの場合は生後6ヶ月から1歳半頃までに使用を終える方が多いようですが、母乳の分泌量や授乳頻度には個人差が大きく、卒乳や断乳のタイミングも人それぞれです。
「みんなはいつまで使っているのか」と焦る必要はありません
自分の体の状態に合わせて、必要な期間だけ無理なく使い続けることが大切です。


よくある質問

Q. 母乳パッドを重ねて使ってもいい?
量が特に多いときは、布パッドの上に使い捨てパッドを重ねる方法もあります。
内側に肌触りの良い布製パッドを、外側に使い捨てパッドを重ねて使用することで、布パッドで肌への刺激を和らげつつ、使い捨てパッドで大量の漏れにも備えることができます。

Q. 漏れてしまうのはなぜ?
主な原因は交換頻度の不足やパッドのズレです。
パッドが母乳を吸収しきれずに漏れている可能性があるため、授乳のたび、または3~4時間を目安にこまめに交換することや、ズレ防止テープが強力なものやフィット感の高い立体構造のパッドを選ぶことで改善が期待できます。

Q. どのくらいの枚数を用意すればいい?
1日8〜12回の交換を想定すると、使い捨てタイプなら1パック(100枚前後)が数日〜1週間程度でなくなる家庭も珍しくありません。
布タイプを使う場合は、洗濯のサイクルを考えて最低でも6〜8枚程度は準備しておくと、洗い替えに困りにくくなります。

より詳しい製品情報を確認したい場合は、各メーカーの公式サイトもあわせてチェックしてみるとよいでしょう。
例えばピジョンの公式情報サイトでは、助産師監修のもと母乳育児に関するさまざまなお悩みが解説されています。

ピジョン「ぼにゅ育」公式サイトはこちら


まとめ

母乳パッドは、母乳漏れによる下着や衣服の汚れを防ぐだけでなく、デリケートな乳首を守り、快適な授乳生活を支えてくれる心強いアイテムです。
交換の目安は授乳のたび、時間にして3〜4時間おきを基本に、湿ったらすぐに替える習慣を身につけることで、漏れやかぶれ、乳腺炎のリスクをぐっと減らすことができます。
使い捨てタイプと布タイプ、それぞれの特徴を理解し、母乳量やライフスタイルに合わせて上手に使い分けてみてください。
授乳期はあっという間に過ぎていく大切な時間です。
母乳パッドという小さな味方をうまく取り入れながら、赤ちゃんとのかけがえのない時間を、少しでもリラックスして楽しんでもらえたら嬉しいです。

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