生まれてきたわが子と迎える、初めてのクリスマス。「まだ赤ちゃんは何もわからないし・・・」と思いつつも、心のどこかでワクワクしているパパ・ママも多いのではないでしょうか。実は、このファーストクリスマスは赤ちゃんのためというより、家族にとっての大切な記念日なのです。
とはいえ、恋人同士や夫婦だけで過ごしてきたクリスマスとは勝手が違い、「何をすればいいの?」「プレゼントは必要?」「ケーキは食べられないのに・・・」と迷うことも多いはず。この記事では、0〜3歳の赤ちゃんとの初めてのクリスマスを最高の思い出にするための過ごし方・プレゼント選び・記念撮影のコツを、先輩ママパパのリアルな声も交えながらまるごとご紹介します。

赤ちゃんの初めてのクリスマスの意味
「赤ちゃんはクリスマスのことを理解できないのに、お祝いする意味はあるの?」という疑問は、多くのパパ・ママが抱くものです。
結論から言えば、ファーストクリスマスには十分すぎるほどの意味があります。
記憶に残らなくても思い出は残る
たしかに0歳の赤ちゃんは、クリスマスの出来事を記憶に残せません。
しかし、あるアンケートでは「赤ちゃんの記憶には残らなくても、楽しい・うれしい気持ちはきっと家族の宝物になる」という声が多く寄せられています。
出会うすべてが「はじめまして」のファーストクリスマスは、ファーストクリスマス自体がお子さまの記憶には残らないかもしれませんが、楽しい、うれしい気持ちはきっと大切な家族の宝物になるのです。
家族が一緒に楽しむことが最大の目的
ある専門家は、クリスマスの本質についてこう語っています。
クリスマスは日本の伝統文化ではないものの、今の私たちには生活に根付いた行事であり、カップルでお祝いしていたクリスマスに初めてわが子が加わる日がファーストクリスマスで、思い出深い日になると言います。「何をするか」より「誰と過ごすか」こそが、この日の主役なのです。
0歳・1歳の月齢別の楽しみ方
ひとくちに赤ちゃんといっても、生後1ヶ月と生後11ヶ月では、できることが大きく違います。
月齢に合わせて楽しみ方を選ぶと、無理なく素敵な一日になりますよ。
ねんね期(生後0〜5ヶ月頃)
まだ首もすわらないねんね期は、寝ている赤ちゃんを主役にした演出がおすすめです。
生後すぐ〜3ヶ月頃の赤ちゃんなら、背景や小物をまわりに置いて寝かせた赤ちゃんを上から撮影して1枚の絵のように仕上げる「寝相アート」もおすすめです。
この時期は赤ちゃんの負担が少ない形で、おうちでゆったり過ごすのがベストでしょう。
おすわり・ハイハイ期(生後6〜11ヶ月頃)
おすわりができるようになると、写真の表情もぐっと豊かになります。
この時期は離乳食も進んでいることが多いので、クリスマス仕様の離乳食にチャレンジするのも楽しみのひとつ。
ただし、ハイハイやつかまり立ちを始めた赤ちゃんは、飾りを口に入れたり、ツリーを倒したりする危険があるため、安全対策が欠かせません。

おうちでできる過ごし方アイデア
赤ちゃんがいる家庭のクリスマスは、断然おうちが過ごしやすいものです。
先輩ママパパの体験談を見ても、多くの家庭がおうちでのお祝いを選んでいます。
ホームパーティーで家族水入らず
あるアンケートによると、赤ちゃんが生まれてはじめてのクリスマスは、8割近くの方が「家族だけでホームパーティーをする」と回答しています。
自宅なら赤ちゃんのペースに合わせられ、授乳やおむつ替えも安心。
宅配ピザやテイクアウトを活用して、準備の負担を減らす家庭も多いようです。
お部屋の飾り付けを工夫する
大きなツリーは魅力的ですが、赤ちゃんの安全を考えると悩みどころ。
そこで先輩ママは、普通のツリーだと赤ちゃんが触って壊してしまうため、真っ白な壁に画用紙でツリーを作って飾ったところ、娘が大興奮で毎日眺めるほどだったという工夫を教えてくれました。
壁に貼るウォールシールタイプや、手の届かない場所に置く小型ツリーも人気です。
1日のスケジュールは赤ちゃん優先で
張り切って夜にパーティーを計画しても、夜にパーティーをするつもりが子どもが寝てしまって夫婦ふたりのクリスマスになったという声もあり、イベントごとは子どもの機嫌の良い時間帯にするのがよいでしょう。
お昼過ぎなど、赤ちゃんがご機嫌な時間帯にメインイベントを持ってくるのが成功のコツです。
思い出に残る記念撮影のコツ
ファーストクリスマスで「やってよかった」という声が最も多いのが記念撮影です。
今しか撮れない姿を、ぜひたくさん残しておきましょう。
サンタ・トナカイのコスプレ撮影
定番にして王道なのが、赤ちゃんへのコスプレです。
小さなサンタ帽やトナカイの着ぐるみは、何を着せても愛らしさ満点。
この衣装が着られるのは今年だけだからこそ、貴重な一枚になります。
大きな靴下に赤ちゃんを入れて顔を出すといった、体の小さいこの時期ならではの演出も人気です。
寝相アートとおひるね撮影
ねんね期の赤ちゃんには、寝ている間の撮影がおすすめ。
赤ちゃんが小さい時期にはお昼寝中に撮影すると、お休み中だからこそ撮れる貴重な写真になり、トナカイの着ぐるみや煙突から赤ちゃんが出てくる構成にするのも面白いですよ。
写真は形にして残そう
撮った写真は撮りっぱなしにせず、形に残すのがおすすめです。
撮った写真を後からフォトブックにまとめたり、年賀状に使ったりするのもおすすめで、数年後にページをめくるたびに初めての冬を思い出せるでしょう。
翌年、同じツリーの前で撮影して成長を比べるのも、ファーストクリスマスならではの楽しみ方です。

赤ちゃんと楽しむクリスマスごはん
「赤ちゃんはケーキもごちそうも食べられないから・・・」と諦める必要はありません。
工夫次第で、赤ちゃんも一緒に食卓の雰囲気を味わえます。
クリスマスカラーの離乳食プレート
離乳食が始まっているなら、彩りでクリスマス気分を演出しましょう。
離乳食が始まっているなら、星型に抜いたにんじんやブロッコリーで作ったツリー風ピューレを飾るだけで雰囲気満点になるそうです。
ほうれん草の緑、トマトやにんじんの赤など、クリスマスカラーの食材を取り入れるだけで一気に華やぎます。
大人の食事は少し豪華に
先輩ママパパのアンケートでは、子どもはまだミルクを飲んでいるので食事は大人用のものを少し豪華にしたという回答がとても多かったとのこと。
ファーストクリスマスは、ある意味パパとママが主役の年。
少しぜいたくして、二人でお祝いするのも素敵です。
アレルギーには十分注意を
初めての食材や食物アレルギーが分かっている食材は、クリスマスメニューであっても使用を避けてください。
実際に、卵アレルギーの赤ちゃんのために卵を使わないケーキのレシピを調べて手作りした、という先輩ママの体験談もあります。
市販のケーキを与える場合も、赤ちゃんが口にしないよう配慮が必要です。
プレゼント選びの3つのポイント
ファーストクリスマスのプレゼントは、パパ・ママにとっても悩みの種。
ここでは、失敗しないための選び方のポイントを整理します。
安全性を最優先に選ぶ
0歳の赤ちゃんは何でも口に入れてしまうため、安全性は最重要です。
舐めたり噛んだりしても問題ない素材か、柔らかい赤ちゃんの皮膚が傷つく可能性のある鋭利なパーツがないか、誤飲しない大きさであるかをしっかり確認しましょう。
口に入れても安心な素材と、誤飲を防ぐサイズ感が絶対条件です。
対象年齢と発達に合っているか
ベビー用品は月齢ごとに細かく設計されています。
まずは対象年齢を確認して月齢に合ったギフトを選ぶと、赤ちゃんの発達に合わせたアイテムなのでプレゼントしてすぐに使ってもらえるのがメリットです。
長く使えるものを選ぶ
赤ちゃんの成長スピードは想像以上。
成長に合わせて遊び方や使い方を変えられるアイテムなら長く使えるため、大きくなっても愛用してもらえ、生まれて初めてのクリスマスにもらったプレゼントとして家族の思い出にもなるのでおすすめです。
二人目以降のお子さんにも活躍します。
人気のクリスマスプレゼント
実際にどんなプレゼントが選ばれているのでしょうか。
大手ベビー用品店の調査データをもとに、人気のジャンルをご紹介します。
おもちゃ・知育玩具
先輩ママ・パパへのアンケートでは、プレゼントはおもちゃが58%と一番多く、次いで絵本が28%という結果になりました。
特に知育玩具は根強い人気があり、別の調査でも初めてのクリスマスプレゼントで一番人気があったのは知育のおもちゃで、おしゃれなデザインのものが多く選ぶのも楽しいと紹介されています。
ラトル(ガラガラ)、布絵本、積み木、ベビージムなどが定番です。
絵本・ベビー服・メモリアルグッズ
読み聞かせを通して親子の絆を深められる絵本も人気。
また、クリスマス用のベビー服が人気で、クリスマスハットや着ぐるみ、カバーオールなどかわいらしいデザインのものがたくさんあるので、記念撮影にも活躍します。
手形・足形が残せるメモリアルアイテムも、記念日ならではの贈り物として選ばれています。
予算の目安
気になる予算については、はじめてクリスマスシーズンを迎える赤ちゃんへのプレゼントは、一般的に予算の目安が3,000〜10,000円が相場とされているとされます。
手軽に贈るなら3,000円前後、記念に豪華なものを贈るなら10,000円ほどが一つの目安です。
祖父母や親戚など複数の人から贈られる場合は、プレゼントが重複しないよう事前に相談しておくと安心です。
無理をしないことが一番大切
ここまで色々なアイデアを紹介してきましたが、最後にお伝えしたいのは「頑張りすぎない」ことの大切さです。
完璧を目指さなくていい
初めての育児に加えてイベントの準備となると、負担は小さくありません。
ある専門家は赤ちゃんが笑ってくれた瞬間、眠る姿、泣き顔、そのすべてが初めての記念日であり、完璧にしようと頑張りすぎなくても大丈夫と伝えています。
飾り付けが少々ゆがんでいても、それも含めて愛おしい思い出になります。
当日できなくても大丈夫
赤ちゃんの体調不良や親御さんの都合で、当日にお祝いできないこともあるでしょう。
そんなときも落ち込む必要はありません。
別日にゆっくり過ごしたり、来年に期待したりするのも、それはそれで楽しみが増えるというもの。
「特別なイベントだけど、特別じゃなくてもいい」くらいの気持ちで、ママもパパも一緒に楽しむことが何よりも大切です。
まとめ
赤ちゃんの初めてのクリスマスは、たとえ本人の記憶に残らなくても、家族にとってかけがえのない一日になります。
大切なのは、豪華な演出でも高価なプレゼントでもなく、家族みんなで温かい時間を共有することです。
月齢に合わせた無理のない過ごし方を選び、安全に配慮したプレゼントを用意し、今しか撮れない姿を写真に残す。
そして何より、パパとママが肩の力を抜いて楽しむこと。
それだけで、赤ちゃんは優しい灯りやママ・パパの声、手のぬくもりを肌で感じ、安心の記憶として心に刻んでいきます。
ツリーの前で撮った一枚の写真は、来年、再来年と成長を重ねるたびに見返す家族の宝物になります。
あなたとお子さんにとって、素敵なファーストクリスマスになりますように。
