赤ちゃんの肌着の種類と使い分け完全ガイド

赤ちゃんの肌着の種類と使い分け完全ガイド
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初めての出産準備で、多くのママ・パパが頭を悩ませるのが「赤ちゃんの肌着」です。お店やネットには短肌着・長肌着・コンビ肌着・ボディ肌着・・・とさまざまな種類が並び、「何がどう違うの?」「結局どれを何枚買えばいいの?」と迷ってしまいますよね。でも安心してください。それぞれの肌着には役割があり、違いさえわかれば選び方はぐっとシンプルになります。

この記事では、赤ちゃんの肌着の種類とその違い、月齢・季節に合わせた使い分け、必要な枚数の目安、素材の選び方までをまるごと解説します。読み終えるころには、赤ちゃんを迎える準備がもっと楽しく、ワクワクするものになっているはずです。柔らかな肌着に小さな体を包む日を思い浮かべながら、一緒に準備を進めていきましょう。

たたまれた白やパステルカラーの新生児用肌着が数枚並べられ、やわらかな自然光が差し込むあたたかい雰囲気

そもそも赤ちゃんの肌着とは

肌着とは、大人でいう下着にあたるもの。
赤ちゃんの肌に直接触れる、いちばん下に着せるアイテムです。
赤ちゃんの肌は大人の約半分ほどの薄さしかなく、体温調節機能もバリア機能も未熟なため、肌着には外部の刺激や乾燥、寒暖差から肌を守る大切な役割があります。

肌着が果たす3つの役割

赤ちゃんの肌着には、主に3つの役割があります。
生後まもない赤ちゃんは新陳代謝が活発で、寝ているだけでも大量の汗をかき、肌の表皮が薄いため刺激に弱くとてもデリケートです。
だからこそ肌着が必要なのです。

  • 汗を吸い取る:汗っかきな赤ちゃんの汗を吸収し、肌をサラサラに保ちます
  • 体温を調節する:重ねる枚数で暑さ・寒さに対応します
  • 肌を守る:デリケートな肌を摩擦や外気から守ります

肌着と「ウェア」の違い

準備で迷いやすいのが「肌着」と「ウェア」の違いです。
肌着は肌に直接触れる下着、ウェアはその上に着せる洋服と考えると整理しやすくなります。
新生児期から生後3か月ごろまでの赤ちゃんは首がすわっておらず体がふにゃふにゃなので、前開きタイプのウェアが着替えさせやすくて便利です。
基本の組み合わせは「肌着+ウェア」。
暑い日や室内では肌着だけで過ごしても問題ありません。


短肌着とは | 一番の基本アイテム

数ある肌着の中でも、まず用意したい基本中の基本が「短肌着」です。
短肌着は一番下に着せる肌着で、裾が腰あたりまでの長さ。
赤ちゃんに着せやすいよう、前が開いて紐で結ぶタイプが多く、吸湿性に優れた綿100%のものがおすすめ
です。

短肌着のメリットと使う時期

短肌着の魅力は、そのシンプルさと使い勝手の良さにあります。
着丈が短いためおむつ替えがしやすく、薄くて重ね着がしやすいのが特徴。
着せる時期は新生児期から生後3か月がメインで、生後6か月くらいまで
使えます。

また短肌着は季節を問わず活躍します。
暑い時期は1枚で着せたり、肌寒い時期は他の服を重ね着したりしてオールシーズン使えるため、季節を問わず用意しておきたい肌着です。

夏生まれ・冬生まれでも短肌着は必要?

「夏はいらない」「冬は丈が短くて寒い」という声もありますが、結論から言えば短肌着は一年中どの季節生まれでも持っておいて損はありません
短肌着には汗を吸い取りサラサラな状態をキープするというメリットがあり、夏でも冷房の効いた部屋にずっといると思った以上に体が冷えてしまう可能性があるからです。
冬は重ね着アイテムとして使えば、丈が短いというデメリットも解消できます。


長肌着とコンビ肌着の違い

短肌着に次いでよく登場するのが「長肌着」と「コンビ肌着」です。
どちらも足先まで長さがあり、短肌着の上に重ねて使うことが多いのですが、形に大きな違いがあります。
この違いを押さえておくと、買いそろえがぐっとラクになります。

短肌着・長肌着・コンビ肌着の3種類を広げて形の違いを見比べているママの手元

長肌着の特徴

長肌着は短肌着に素材や形状が似ていますが、足先まで長さがあるのが特徴。
裾が開いているため、おむつ替えが多い新生児期に便利
です。
内側はズボンのように分かれておらず、めくるだけでおむつを替えられるので、あまり動かない新生児期に役立ちます

ただし注意点もあります。
足の動きが活発になる時期になるとはだけやすいため、着せる時期は新生児期から生後3か月がメインです。

コンビ肌着の特徴

コンビ肌着は足先まで長さがあり、長肌着と違って股下部分にスナップボタンがついているため、下半身部分をズボンのような形にできます
足を動かしても裾がめくれないため、足の動きが活発になる生後2〜3か月以降に重宝し、生後6か月くらいまで使えます。

近年は長肌着よりもコンビ肌着を選ぶ家庭が増えています
コンビ肌着は長肌着の「めくれやすさ」とロンパースの「着替えにくさ」のちょうど中間にあたる存在で、前開きで全開できるものが多く、まだ首がすわっていない赤ちゃんでも寝かせたまま着替えさせられるのが大きな魅力です。

どちらを選べばいい?

長肌着とコンビ肌着は役割が重なるため、両方そろえる必要はありません。
活発な赤ちゃんや1枚で長く使いたい場合は、新生児から長肌着の代わりにコンビ肌着を着せる家庭も多いです。
迷ったら、より長い期間使えるコンビ肌着を優先するのがおすすめです。


ボディ肌着・ロンパース型肌着

成長して足を活発に動かすようになると、股下をとめる「ボディ肌着(ロンパース型肌着)」が便利になってきます。
首がすわり、寝返りやおすわりが始まる時期に大活躍するアイテムです。

ボディ肌着の特徴と使う時期

体をすっぽり包むボディスーツ型の肌着は、動いたり寝返ったりしてもお腹が出にくく、活発な赤ちゃんも安心。
前開きや肩開きなどさまざまなタイプがあり、デザインによっては夏ならこれ1枚でもよい
でしょう。
頭からかぶるタイプは首がすわってからが基本。
新生児期は寝かせたまま着替えられる前開きタイプを選びましょう。

成長に合わせた移行のイメージ

肌着は成長段階によって使いやすいタイプが変わります。
ざっくりとした移行の目安は次のとおりです。

  • 新生児〜生後1か月:短肌着+コンビ肌着(または長肌着)
  • 生後2〜3か月:足を動かし始めるのでコンビ肌着が中心に
  • 生後4〜6か月以降:寝返りが始まったらボディ肌着へ移行

種類別の必要枚数の目安

肌着の種類がわかったら、次に気になるのが「何枚必要か」ですよね。
赤ちゃんは汗やおむつ漏れ、ミルクの吐き戻しで1日に何回も着替えることがあるため、洗い替えを考えた枚数を用意する必要があります。

先輩ママ・パパへのアンケートでも、必要枚数についてのリアルな声が集まっています。
子育て中の女性202名への調査では、最も多かった回答は「5〜7枚」で全体の約半数。
次いで「8〜10枚」が約3割
という結果でした。

基本の必要枚数

各種肌着の一般的な目安をまとめると、次のようになります。
あくまで目安なので、赤ちゃんの様子や生活スタイルに合わせて調整してください。

肌着の種類必要枚数の目安主に使う時期
短肌着5〜6枚新生児〜生後3か月
コンビ肌着5〜6枚新生児〜生後6か月
長肌着0〜2枚(任意)新生児〜生後3か月
ボディ肌着2〜3枚生後3か月以降

基本的には、短肌着とコンビ肌着を5〜6枚ずつ揃えるところから始めるのがおすすめです。
大手ベビー用品メーカーでも短肌着は5〜7枚、コンビ肌着は5〜6枚、ロンパースは2〜3枚を目安としています。

たたんだ肌着を引き出しに収納しながら出産準備を進める妊婦さんの穏やかな様子

買いすぎないためのコツ

最初から全部そろえず、少なめに用意して足りなければ買い足すのが賢い方法です。
赤ちゃんの成長速度は個人差があり、一度に多くの枚数を用意すると使わないまま着られなくなることもあるため注意が必要です。
50・60サイズは短期間で着られなくなることが多いので買いすぎに注意し、70cmに近づいたらコンビ肌着を買い足すよりボディスーツやロンパースに切り替えると結果的に長く使えてお得です。


季節別の肌着の選び方と着せ方

赤ちゃんが生まれる季節によって、必要な肌着の種類・枚数・素材は変わります。
室温と赤ちゃんの様子を見ながら、重ねる枚数で調整するのが基本です。

春・夏生まれの場合

暖かい季節は薄着が基本です。
夏はむれやすく汗もよくかくので、肌着を多めに用意してこまめに取り替えましょう
夏は肌着1枚と半袖ウェア1枚の組み合わせで過ごし、素材はいずれも薄手で吸汗性・通気性にすぐれたものを選ぶと快適です。

ただし油断は禁物。
冷房の効いた室内では体が冷えやすいので、短肌着やコンビ肌着で調整し、おくるみやタオルケットで冷えを防ぎましょう。

秋・冬生まれの場合

秋は気温差が大きい時期なので、温度調節できるアイテムを用意しましょう。
冬は寒さが厳しいので、保温性の高いものを用意して赤ちゃんの体を冷やさないように
します。
冬生まれの場合は季節柄、洗濯物が乾きにくかったり2枚重ねで着せたりする事情から、肌着を多めに用意する家庭が多いです。


失敗しない肌着の素材選び

肌着は赤ちゃんの肌に直接触れるものだからこそ、素材選びも大切です。
刺激に弱い赤ちゃんの肌を包む肌着は、ほとんどが綿100%。
ただし同じ綿素材でも、生地の織り方や編み方で厚さや密度、肌触りが異なります

代表的な素材の特徴を知っておきましょう。

季節別おすすめ素材

素材特徴おすすめ季節
フライス伸縮性・通気性・吸湿性に優れ、ふんわり柔らか通年(定番)
天竺(てんじく)平編みで薄手、さらっとして乾きやすい春・夏
ガーゼ・メッシュ通気性が高く乾きやすい
スムースやや厚手でなめらか、保温性が高い秋・冬
パイルタオル生地であたたかく保温性が高い

迷ったら、まずは通年使えるフライス素材を選ぶのが安心です。
新生児の肌着で最も多いのがフライスというやや薄手のもので、年間を通して定番の素材とされています。

チェックしたい縫製のポイント

素材だけでなく、縫い方にも注目しましょう。
肌ざわりのよさや着心地が重要なため、縫い目やタグが少ないものを選ぶのがポイントです。
大手ベビー服ブランドでもデリケートな肌に縫い目が直接触れないよう、すべて外側にする工夫や、はだけにくいよう深い打ち合わせに設計する工夫がなされています。
タグや縫い目が肌に当たると、赤ちゃんがチクチクを嫌がったり肌トラブルの原因になることも。
購入前に手ざわりを確認しましょう。

なお、冬にあたたかいパイル素材は、繊維に赤ちゃんの爪が引っ掛かってけがをすることもあるため、爪のケアを忘れないようにしてください。


肌着選びと着せすぎの注意点

「風邪をひかせたくない」という思いから、つい厚着させたくなりますが、赤ちゃんには着せすぎこそ注意が必要です。
赤ちゃんの平熱は37度前後と大人より高めで、実はとても暑がり。
心配して必要以上に厚着させると汗をかいて体の冷えにつながる
ことがあります。

「大人より1枚少なめ」が目安

着せる枚数の目安として覚えておきたいのが、大人との比較です。
新生児は大人の衣類枚数+1枚、生後1か月以降は大人の衣類枚数−1枚が目安とされています。
「着せすぎかも?」と気になったら、赤ちゃんの背中に手を入れて汗をかいていないかこまめにチェックしましょう。

睡眠時は「着るもの」で温度調節を

眠るときの服装については、公的機関からも大切な情報が発信されています。
こども家庭庁は、1歳になるまでは掛け布団を使わず、服装や空調で寒さを調整するよう呼びかけています。
掛け布団は赤ちゃんの顔にかかると窒息のリスクがあるため、1歳になるまではスリーパーなどの着るものや空調で寒さを調整すると安心とされています。

寒い時期の温度調節にも工夫が必要です。
アメリカ小児科学会は、乳児に重ね着をさせることは毛布やその他の寝具よりも望ましく、これにより乳児を暖かく保ちつつ頭部の覆いかぶさりや挟まれるリスクを減らせると示しています。
つまり厚い布団をかけるより、肌着やスリーパーで体を包んであげるほうが安全ということです。

赤ちゃんの体調や肌に気になる症状があるときは、自己判断せず小児科・助産師・産院などの専門家に相談しましょう。


まとめ | 肌着選びを楽しもう

赤ちゃんの肌着は種類が多くて最初は戸惑いますが、役割を理解すれば選び方はとてもシンプルです。
最後に大切なポイントを振り返っておきましょう。

  • 短肌着は一番下に着せる基本アイテム。
    オールシーズン活躍
  • 長肌着とコンビ肌着は形が違うだけ。
    迷ったら長く使えるコンビ肌着を
  • ボディ肌着は寝返り・おすわり期に便利
  • 枚数は短肌着・コンビ肌着を5〜6枚ずつからスタート。
    足りなければ買い足す
  • 素材は綿100%が基本。
    迷ったら通年使えるフライスを
  • 着せすぎに注意し、大人より1枚少なめを目安に

肌着選びは、赤ちゃんとの新しい暮らしを想像しながら準備できる楽しい時間でもあります。
小さな肌着を手に取ると、その日が待ち遠しくなるはずです。
完璧にそろえようとしすぎず、まずは基本のセットから始めて、赤ちゃんの様子を見ながら少しずつ足していけば大丈夫です。
あなたと赤ちゃんにぴったりの一着が見つかりますように。
素敵な準備の時間をお過ごしくださいね。

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