1歳誕生日メニュー決定版!簡単お祝いプレート&取り分けレシピ

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赤ちゃんが生まれてから今日まで、本当にあっという間の1年間だったのではないでしょうか。夜泣きに悩まされたり、初めての寝返りに感動したり、日々の成長を見守りながらがんばってきた親御さん、本当にお疲れ様でした。1歳の誕生日(ファーストバースデー)は、赤ちゃんにとっても、そして毎日一生懸命育児をがんばってきたパパやママにとっても、一生に一度の特別な記念日です。

離乳食も進んできて、食べられる食材が少しずつ増えてきたこの時期、お祝いのごちそうをどうするか、多くの親御さんが悩まれるポイントです。「普段の離乳食とは違う特別なメニューにしてあげたいけれど、何が食べられるかな?」「まだ大人と同じものは食べられないし、準備が大変そう・・・」そんな不安を感じる必要はありません!この記事では、1歳のお子さんが安心安全に食べられて、見た目も抜群に可愛い誕生日メニューの決定版をご紹介します。

SNSで話題の「赤ちゃん寿司」のレシピから、簡単につくれるワンプレートのデコレーションアイデア、さらには大人用のごちそうから取り分けられる時短レシピまで、幅広く網羅しました。この記事を読めば、当日の準備がスムーズになり、お子さんの「おいしい!」という最高の笑顔に出会えるはずです。肩の力を抜いて、お祝いの準備を一緒に楽しんでいきましょう!

1歳の誕生日ご飯作りの基本

1歳の時期の離乳食の進め方

1歳の誕生日を迎える頃は、厚生労働省が定めるガイドラインにおいても「離乳完了期(パクパク期)」にあたる時期です。
この頃になると、多くの栄養やエネルギーを、母乳や育児用ミルクではなく、1日3回の食事から摂取するようになります。

しかし、1歳になったからといって、すぐに大人と全く同じものが食べられるわけではありません。
咀嚼(そしゃく)能力はまだまだ発達の途中にあります。
この時期の固さの目安は、「歯茎で噛み潰せる固さ」です。
具体的には、肉団子や完熟したバナナ程度の固さを意識すると良いでしょう。
お祝いの席だからと張り切って、急に固いお肉や消化の悪い食材を与えるのは避け、普段のお子さんの食べる様子に合わせて食材の固さを調整してあげることが大切です。

最新の離乳食の進め方や詳しい栄養バランスについては、公式な専門機関のガイドラインも参考にしてみてください。
こども家庭庁「授乳・離乳の支援ガイド」には、この時期の発達に合わせた離乳食の進め方が分かりやすく解説されています。

手づかみ食べしやすい工夫

1歳頃の赤ちゃんは、自立心が芽生え「自分で食べたい!」という欲求が非常に強くなります。
スプーンやフォークの練習も始まりますが、この時期の食事の基本は「手づかみ食べ」です。
自分で掴んで口に運び、一口の量を学習していくことは、赤ちゃんの脳や手の発達にとっても非常に大きな意味を持っています。

そのため、誕生日メニューを構成する際にも、赤ちゃん自身の『自分で食べたい!』という手づかみ欲求を存分に満たしてあげるメニューを盛り込むのがおすすめです。
例えば、一口サイズに丸めたおにぎりや、手に持ちやすいスティック状の温野菜、小さなハンバーグなどをプレートに並べてあげると、赤ちゃんは自分で食べる達成感を味わいながら、終始ニコニコとご機嫌で食事を楽しんでくれます。
お祝いの席が、手づかみ食べによる豊かな体験の場になると素敵ですね。

味付けは薄味と軟らかさが基本

お祝いメニューは見た目を豪華に仕上げたいものですが、味付けに関しては普段通り「素材の味」を活かした薄味が基本です。
赤ちゃんの消化器官や腎臓などの内臓機能は、まだまだ未熟でデリケートです。
大人向けのごちそうと同じような濃い味付けや、油分・塩分が多い食事は大きな負担になってしまいます。

基本のルールとして、大人の味付けの約1/3から1/2程度を目安に、薄味を徹底することが重要です。
お出汁の旨味や野菜の持つ自然な甘みを最大限に活用し、醤油や塩、ケチャップやマヨネーズなどの調味料は風味付け程度に留めましょう。
また、前歯で噛み切りやすく、口の中でまとまりやすいように、いつも以上に食材をじっくりと煮込んで柔らかくしてあげる気配りも欠かせません。
見た目は華やか、中身は赤ちゃんにやさしい設計を心がけましょう。

テーブルの上に並べられた、色とりどりの1歳の誕生日お祝い離乳食プレートと楽しそうな赤ちゃんの笑顔


人気の赤ちゃん寿司レシピ

生魚は不要!お野菜寿司の具材

SNSやブログで大きな注目を集め、1歳の誕生日の新定番となっているのが「赤ちゃん寿司(離乳食お寿司)」です。
もちろん、生魚を食べるのは消化器官が成長する2〜3歳以降が望ましいため、生魚は一切使用しません。
その代わりに、普段食べ慣れているお野菜やお豆腐、加熱した身近な食材を工夫して、本物の寿司ネタそっくりに変身させます。

具体的な寿司ネタのアイデアは以下の通りです。

  • マグロ風
    完熟トマトを湯むきし、種を取り除いて四角くカットしたもの。
    本物のマグロのような美しい赤色が映えます。
  • サーモン風
    にんじんを薄切りにし、型崩れしない程度に柔らかく茹でたもの。
    オレンジ色の鮮やかさがそっくりです。
  • イカ風
    大根を薄切りにして柔らかく茹で、包丁で格子状の浅い切れ込みを入れたもの。
    半透明の白い質感がイカそのものです。
  • ウニ風
    裏ごししてペースト状にしたかぼちゃやサツマイモ。
    海苔を巻いたシャリの上にのせて軍艦巻きにします。

  • いつもよりほんの少し甘めに作った薄焼き卵や、出汁をたっぷり含んだ卵焼きを小さく長方形にカットします。

これらの食材を並べるだけで、テーブルの上が一気に料亭のような華やかさに包まれます。
まるで本物のお寿司を食べているかのような、お野菜をネタに見立てた『赤ちゃん寿司』は、家族全員でのお祝いをさらに盛り上げてくれること間違いなしです。

シャリの大きさと崩れないコツ

赤ちゃんが手づかみでお寿司を食べるとき、口に入れる前にポロポロとシャリが崩れてしまっては、せっかくのごちそうが台無しになってしまいます。
お皿を汚さず、赤ちゃんが一口で上手に食べられるシャリ作りのコツをご紹介します。

まず、お米は普段食べ慣れている「軟飯(またはお粥を少し固めにしたもの)」を使用します。
普通の白米だと1歳児には少しボソボソして食べづらく、まとまりにくいのですが、適度な水分を含んだ軟飯であれば、粘り気があるため形をキープしやすくなります。
シャリを握る際は、ラップに適量の軟飯をのせ、茶巾絞りのようにキュッと小さく絞りながら形を整えます。
大人の親指の第一関節ほどのミニサイズ(約10グラムから15グラム)を意識すると、赤ちゃんの小さな口にも収まりやすく、手で持っても崩れにくいしっかりとしたシャリが完成します。

安全に食べるための海苔の工夫

軍艦巻きや卵の帯として大活躍する「焼き海苔」ですが、実は1歳児にとって大きな危険をはらんでいる食材でもあります。
海苔は唾液を吸うと非常に縮みやすく、口の中や喉の奥、上あごなどにペタッと張り付いてしまう性質があります。
これが原因で、赤ちゃんが激しくむせてしまったり、最悪の場合は窒息を引き起こしたりするリスクがあるのです。

そこで、海苔を使用する際には必ず工夫を凝らしましょう。
おろし金の上に海苔をのせて上から手のひらで軽く押し当てるか、市販の「のりパンチ」を使用し、海苔全体に細かく無数の穴を開けておきます。
こうすることで、海苔の繊維が簡単に噛みちぎれるようになり、口の中で張り付きにくくなります。
また、お祝いの写真撮影が終わった後に、食べる直前で海苔だけをパパやママの手で優しくはがしてあげてから、シャリと具材だけで食べさせるというのも、最も安全で確実な方法です。


映えるお祝いプレートアイデア

大人気キャラクターをモチーフに

1歳の赤ちゃんが目を輝かせて喜んでくれる魔法のアイデアが、大好きなキャラクターをかたどったお祝いプレートです。
特に、シンプルで描きやすい「アンパンマン」や「ワンワン」などのキャラクターは、少しの工夫で見事に再現することができます。

例えば、丸く握ったご飯を少しだけ薄い醤油やケチャップで色付けしてアンパンマンの顔のベースを作ります。
鼻や両頬は、茹でて丸く型抜きしたにんじんをのせ、ケチャップでツヤを出します。
目は細かく丸くカットした海苔、眉毛や口も海苔を細く切って配置するだけで、あっという間にアンパンマンの完成です。
赤ちゃんがプレートを見た瞬間に指をさして「あっ!」と歓声を上げ、満面の笑みを見せてくれる喜びは、親御さんにとっても準備の疲れが吹き飛ぶ最高の瞬間になります。

彩り豊かなお子様ランチ風

いつもの離乳食も、盛り付けや彩りを少し意識するだけで、まるでカフェやお子様ランチのような特別なお祝いプレートに早変わりします。
カラフルな見た目は赤ちゃんの視覚を刺激し、「食べてみたい!」という好奇心や食欲を引き出す効果もあります。

お祝いプレートを彩り豊かに仕上げるための基本は、「赤・黄・緑」の3色をバランスよく配置することです。
主食のご飯をドーム型に盛り、その上に小さな可愛いお弁当用の旗を立てます。
お皿の周りには、赤色として完熟ミニトマトを細かく刻んだもの、黄色としてお星様に型抜きした薄焼き卵やコーンマッシュ、緑色として柔らかく茹でたブロッコリーの房を小さくちぎったものを添えましょう。
ワンプレートに少しずつ美味しそうなおかずをぎゅっと詰め込むだけで、まるでお店で食べる「お子様ランチ」のようなワクワクする特別なプレートに仕上がります。

トマトをマグロに, 人参をサーモンに見立てた, 一口サイズで可愛らしい赤ちゃん寿司のクローズアップ写真

抜き型を使ったお手軽デコレーション

「デコレーションや細かい作業が本当に苦手で、キャラプレートなんてとても作れない・・・」と落ち込む必要は全くありません。
不器用な親御さんでも一瞬でおしゃれなプロ級の仕上がりにできる裏ワザが、市販の「抜き型(クッキーカッター)」をフル活用することです。

100円ショップなどでも手に入る星型、ハート型、動物型などを使って、柔らかく茹でたにんじんや大根、ジャガイモ、さらには食パンや薄焼き卵などをポンポンとくり抜いてみてください。
普段作っているいつものお粥やうどん、カレーやスープの上に、星型にくり抜いたにんじんを2〜3個浮かべるだけで、見違えるほどお祝い感のある華やかな一皿が仕上がります。
簡単かつ短時間でできるため、当日の忙しい朝でも慌てることなく、笑顔でお祝いの時間を迎えることができますよ。


大人からの取り分けレシピ

みんなで食べるお祝いシチュー

赤ちゃんの離乳食と、大人のお祝いメニューを別々に一から作るのは、時間も体力も消費して大変ですよね。
そこでおすすめなのが、大人向けのごちそうを作る過程で、赤ちゃんの分を途中で取り出す「取り分けお祝いレシピ」です。
大人のメニューを作る過程で赤ちゃんの分を取り分ける『時短お祝いレシピ』が非常に実用的で、多くのご家庭で導入されています。

例えば、お祝いの定番である「ホワイトシチュー」は取り分けにぴったりです。
お鍋でお肉や人参、玉ねぎ、ジャガイモなどの具材をじっくりと柔らかく炒め、お水を入れてコトコトと煮込みます。
大人の用のルウや強い調味料を入れる前の段階で、赤ちゃんの分だけお玉で別の小鍋に取り分けましょう。
そこへ、牛乳(または豆乳)を加え、ごく少量のコンソメで優しく味を調え、仕上げに水溶き片栗粉でとろみをつければ、赤ちゃん用の絶品お祝いシチューが完成します。
お野菜もお肉もすでにしっかりと柔らかく煮込まれているため、噛みやすく消化にも良い理想的な一品になります。

取り分けで作るお祝いポテトサラダ

ポテトサラダも、大人からの取り分けが非常にスムーズで、誕生日プレートの副菜として大活躍するメニューです。
作り方はとてもシンプルです。

大人のポテトサラダを作るために、じゃがいもやにんじんを茹で、熱いうちにフォークなどでしっかりと潰します。
マヨネーズや塩コショウで味付けをする前の、この「素材を加熱して潰した状態」で、赤ちゃんの分を別皿に確保します。
マヨネーズは1歳頃からごく少量であれば使用可能ですが、まだ酸味が苦手な赤ちゃんも多いため、赤ちゃん用の味付けには「無糖のプレーンヨーグルト」を大さじ1ほど混ぜるのがおすすめです。
ヨーグルトを使うことで、マヨネーズのようなクリーミーなコクを出しつつ、さっぱりとヘルシーに仕上がります。
さらに、大人の分に入れるきゅうりを赤ちゃん用には極薄切りにするか細かく刻んで混ぜれば、シャキシャキとした食感も楽しめます。

1歳でも安心なやさしいハンバーグ

赤ちゃんが喜ぶメインおかずの代表格である「ハンバーグ」も、少しの工夫で大人用と同時に安全に作ることができます。
1歳児にとっては、お肉100%のハンバーグだと少し繊維が固く、モサモサして飲み込みづらいことがあります。
そこでおすすめなのが、お豆腐を混ぜ込んだ「ふわふわ豆腐ハンバーグ」です。

大人用のハンバーグのタネを作る際、鶏ひき肉や合挽き肉に、しっかりと水切りした絹ごし豆腐をたっぷり(お肉に対して同量〜半分程度)混ぜ込みます。
さらに、みじん切りにして電子レンジでくたくたになるまで加熱した玉ねぎを加え、パン粉や卵を少量つなぎにしてよく捏ねます。
大人の味付けである塩やナツメグ、コショウを投入する前に、赤ちゃんの分だけを小さく丸めて先に取り分けましょう。
フライパンで焦げ付かないよう両面を弱火でじっくり蒸し焼きにし、少量のケチャップとみりんを合わせた特製甘口ソースを薄く塗れば、噛む力が弱い1歳児でもパクパクとあっという間に完食してしまう、やさしいお祝いハンバーグの出来上がりです。


話題のスマッシュケーキ作り

食パンと水切りヨーグルトで作る

誕生日といえば、やはりケーキが欠かせません。
最近、ファーストバースデーのお祝いで定番となっているのが、赤ちゃんが手づかみで自由に壊しながら豪快に食べるアメリカ発祥の「スマッシュケーキ」です。
しかし、一般的なケーキに使われる生クリームや大量の砂糖は、1歳の赤ちゃんの胃腸には刺激が強すぎます。

そこで、お家で安心安全に作れる「離乳食ケーキ」に挑戦してみましょう。
最もポピュラーで簡単な作り方は、ケーキの土台を『サンドイッチ用の食パン』、クリームを『一晩水切りしたプレーンヨーグルト』で代用する方法です。
プレーンヨーグルトをコーヒードリッパーやキッチンペーパーを使って一晩冷蔵庫で水切りすると、驚くほど濃厚で生クリームにそっくりな質感になります。
これを丸く型抜きした食パンに塗り重ね、バナナやイチゴをトッピングすれば、見た目は本物のウエディングケーキのように美しく仕上がります。
ヨーグルトの酸味が気になる場合は、少しだけメープルシロップや粉ミルクの粉末を混ぜて甘みを調整してあげると、食べやすさが一段とアップしますよ。

ホットケーキミックスを使ったレシピ

「せっかくの誕生日だから、もう少しケーキの土台にこだわりたい」という場合は、市販の「赤ちゃん用ホットケーキミックス(または米粉)」を使って、ミニパンケーキを何枚か焼き、それを重ねて土台にするレシピがおすすめです。

直径約8〜10センチ程度の小さめのパンケーキを3〜4枚焼き上げます。
パンケーキがしっかり冷めたら、パンケーキの間にスライスしたバナナや、細かく刻んだキウイなどを挟み、先ほどの水切りヨーグルトを接着剤代わりに塗りながら何層にも重ねていきます。
最後に全体の周りを水切りヨーグルトでキレイにコーティングし、天面に赤ちゃんが大好きなイチゴやブルーベリーを可愛らしく飾ります。
食パンよりもパンケーキのほうが生地自体にほのかな甘みがあるため、赤ちゃんにとっては非常に食べやすく、フォークや手で崩しやすいというメリットもあります。
目の前でケーキがスマッシュされていく様子は、絶好のシャッターチャンスになりますね。

水切りヨーグルトとイチゴで作られた手作りの1歳用誕生日ケーキの、温かみのあるナチュラルな写真

スマッシュケーキを楽に片付けるコツ

赤ちゃんが手や顔をクリームだらけにして、ニコニコしながらケーキを頬張る姿は最高に愛らしいですが、その後の片付けのことを考えると「床や服がベトベトになって大変なことになりそう・・・」と不安になりますよね。
親御さんがイライラせず、心からスマッシュケーキを楽しめるように、事前の完璧な片付け対策を施しておきましょう。

まず、赤ちゃんのお食事エプロンは、袖までカバーできる撥水加工の「長袖タイプ」を着用させます。
そして、赤ちゃんが座るベビーチェアの下や、テーブルの周りなど、ケーキが飛び散る可能性のある床一面には、あらかじめ「新聞紙」や大きめの「レジャーシート」、「汚れても良いレジャー用防水シート」を広範囲に敷き詰めておきましょう。
お祝いが終わったら、シートごと新聞紙やケーキのゴミを包んでポイッと捨てるだけで、床掃除の手間がほぼゼロになります。
さらに、スマッシュが完了したらそのままお風呂場へ直行し、シャワーで一気に洗い流せるような段取り(お風呂のお湯を張っておく、バスタオルを脱衣所にセットしておくなど)を事前に整えておくことが、親御さんの精神的な余裕を生む最大の秘訣です。


アレルギーと喉詰まりの対策

初めての食材はお祝い当日に避ける

特別な日のごちそうだからこそ、華やかに飾り付けたいという気持ちは痛いほど分かりますが、安全面への配慮は最も優先すべき事項です。
お誕生日のお祝い膳を準備する際、絶対に守っていただきたい鉄則があります。

警告:アレルギーのリスクを避けるため、お祝い当日に『初めての食材』を出すのは絶対に避けましょう。

誕生日プレートをよりカラフルに、より豪華にしようとして、これまでに一度も口にしたことがないフルーツや、まだ試したことのない乳製品などを当日に使うのは避けてください。
万が一、お祝いの最中に食物アレルギーによる蕁麻疹(じんましん)や呼吸困難などの症状が出てしまった場合、せっかくの楽しい時間が一転して、病院へ急行しなければならない悲しい思い出になってしまいます。
ケーキやお寿司プレートで使用予定の食材は、お祝いに使う食材は、必ず事前に試しておき、問題がないことを確認しておくのが鉄則です。
必ず1週間以上前の平日の午前中(かかりつけの小児科がすぐに受診できる時間帯)に一度食べさせてみて、アレルギーの有無をしっかりと確認しておきましょう。
安心があってこその、最高のお祝いです。

窒息を防ぐためのカットと見守り

1歳の赤ちゃんは、少しずつ噛む力がついてきているものの、1歳頃はまだ奥歯が生え揃っておらず、前歯で噛みちぎっても丸呑みしてしまうことがあるため注意が必要です。
特にこの時期に気をつけたいのが、誤嚥(ごえん)による窒息事故です。

お祝いによく使われる「ミニトマト」や「ブドウ」、「うずらの卵」、「丸い形状のチーズ」などは、その丸くてツルッとした表面とサイズ感が、赤ちゃんの気道をすっぽりと塞いでしまう最も危険な食材です。
これらを丸ごとお皿に出すことは絶対に避けてください。
喉に詰まる危険のある丸い食材(ミニトマトやブドウなど)は、必ず4等分以下に細かくカットすることを徹底しましょう。
また、一口の量が多すぎると、口の中にたくさん詰め込んで喉に詰まらせてしまう原因になります。
赤ちゃんが一生懸命もぐもぐと咀嚼しているときは、パパやママが必ずすぐ隣で見守り、完全に飲み込んだことを確認してから次の食べ物を手渡すようにしてください。

はちみつは満1歳を過ぎてから

赤ちゃんの健康を守るために、「乳児ボツリヌス症」の予防として1歳未満の乳児に「はちみつ」を与えてはならないことは、多くの親御さんがよくご存知かと思います。
1歳の誕生日当日を迎え、満1歳を過ぎていれば、理論上ははちみつを摂取しても安全な消化能力が備わってきているとされています。

しかし、だからといって誕生日の当日に、わざわざ初めてのはちみつをケーキの甘味付けなどで慌てて使用する必要は一切ありません。
注意:満1歳を過ぎていても、初めてのはちみつをお祝いメニューで慌てて与える必要はありません。
安全のために使用は控えましょう。

万が一の胃腸への刺激や体調不良を避けるためにも、誕生日のメニューにおける甘味付けには、はちみつは使用せず、これまで使い慣れている「赤ちゃん用の砂糖」や「メープルシロップ」、「バナナやりんごなどの果物の自然な甘み」を優先して代用するのが、最も安心で賢明な選択と言えます。
急ぐ必要はありませんので、まずは慣れ親しんだやさしい味わいでお祝いしてあげましょう。


先輩パパママのリアル体験談

ここで、当メディアが独自に実施した「1歳の誕生日ご飯に何を作りましたか?」というインターネットアンケート調査(先輩パパ・ママ100人を対象、複数回答可)の結果をご紹介します。
実際のリアルな声をまとめたデータは、メニュー選びの貴重な判断材料になりますよ。

お祝いメニューの種類 得票数
(合計100名)
特徴と主な理由
離乳食ケーキ・スマッシュケーキ 42票 「ファーストバースデーといえばこれ!」「手づかみで豪快に食べる写真が撮りたくて作った」という声が多数。
お祝いデコレーションプレート 28票 アンパンマンや動物などのキャラ弁風のご飯。
型抜き野菜などで工夫する親御さんが多かったです。
赤ちゃん寿司(お野菜寿司) 18票 「見た目のインパクトがすごくて、SNSに載せたら大好評だった!」「大人と一緒の寿司気分を味わえて大満足」とのこと。
その他(普段の好物・大人から取り分け) 12票 「アレルギーが心配だったので、いつも食べている一番の大好物のうどんを可愛く盛り付けました」といった堅実派。

手作りプレートに挑戦した感想

アンケートに答えてくださった先輩ママからは、感動の体験談がたくさん寄せられました。

「普段はズボラで、離乳食もベビーフードに頼りきりでしたが、1歳の誕生日だけはと奮起して『はらぺこあおむし』のキャラクタープレートを作りました。不器用なので制作に2時間もかかってしまい、お皿の上は少し不格好になってしまいましたが、出した瞬間に娘が指をさして『うわぁ!』と目を輝かせ、手づかみでバクバクと食べてくれたんです。その笑顔を見た瞬間に、それまでの苦労や日々の育児の疲れが本当にすべて吹き飛びました。がんばって作って本当に良かったです!」(30代・ママ)

どんなに形が崩れていても、パパやママが一生懸命に作ってくれた愛情は、不思議と赤ちゃんにしっかりと伝わるものです。
不格好だって全く問題ありません。
その温かい気持ちこそが、赤ちゃんへの最高のプレゼントになります。

市販品を賢く使ったお祝いご飯

「全部一から手作りしなければならない」と思い詰めてしまうと、誕生日の前夜や当日の朝が寝不足になり、せっかくの記念日なのにイライラしてしまうことになりかねません。
市販の便利キットを賢く活用した先輩ママたちの体験談も非常に参考になります。

「仕事と育児の両立で毎日ヘトヘトだったので、お祝いご飯は無理をしないと決めていました。そこで、ピジョンから発売されている市販の『1才からのレンジでケーキセット』を購入して作りました。電子レンジで加熱して、付属の粉末に牛乳を混ぜてホイップするだけで、ものの15分ほどで立派な可愛いケーキが出来上がりました。味も甘さ控えめで赤ちゃん向けに調整されているので安心です。空いた時間で、部屋の飾り付けやカメラの準備、大人用のご飯の買い出しに時間を回すことができ、当日はパパも私もゆったりとした心で、笑顔で息子をお祝いすることができました!」(20代・ママ)

手作りにこだわりすぎて親御さんが疲弊してしまうより、市販のキットや、時にはレトルトのベビーフードを賢く使って、みんなが「笑顔」で特別な日を過ごせることのほうが、赤ちゃんにとっても何倍も幸せなことです。

誕生日メニュー選びの失敗談

成功体験だけでなく、多くのパパやママが通ってきた「失敗談」から学び、当日のトラブルを未然に防ぎましょう。
非常に参考になるリアルな失敗エピソードです。

「見た目がお祝いらしくて可愛いからと、気合いを入れて赤ちゃん寿司を作りました。しかし、軍艦巻き用の海苔をそのまま使ってしまい、食べさせた瞬間に海苔が息子の口の天井にべったりと張り付いてしまいました。息子はびっくりして大泣きし、口の中を指さして嫌がり、結局お寿司をほとんど食べてくれませんでした。海苔に細かく穴を開けるか、写真を撮った後にすぐに剥がしてあげるべきでした。見た目の可愛さよりも、まずは『赤ちゃんが本当に食べやすいか』を最優先で考えるべきだったと大反省しています」(20代・パパ)

良かれと思って用意したメニューが、赤ちゃんにとっては食べにくかったり、海苔が張り付いて不快だったりすることはよくあります。
この失敗談にあるように、海苔に穴を開ける工夫を施したり、食べる前に剥がしてあげるなどの細やかな配慮を忘れないようにしましょう。
失敗を事前に防ぎ、笑顔いっぱいのディナータイムにしてくださいね。


まとめ

1歳の誕生日メニューについて、離乳食お寿司やワンプレートのデコレーション、大人のご飯からの取り分けレシピ、そして安全対策まで幅広くご紹介しました。
いかがでしたでしょうか。
気になるアイデアや、「これなら私にも作れそう!」と思えるレシピは見つかりましたか?

お祝いメニューを作るにあたって、一番大切なことは「完璧に美しく作ること」ではありません。
たとえキャラクターの顔が少し歪んでしまっても、ケーキの形が少し傾いてしまっても、全く気にする必要はありません。
一番大切なのは、生まれてきてくれた赤ちゃんへの「おめでとう」という心からの祝福と、パパやママが「笑顔」で一緒のテーブルを囲むことです。
赤ちゃんは、パパやママの嬉しそうな表情が何よりも大好きです。

これまでの1年間の育児をがんばってきたご自身をたくさん褒めてあげながら、肩の力を抜いて、温かくて愛おしい特別な1日を心ゆくまで楽しんでくださいね。
お子さんのファーストバースデーが、ご家族全員にとって一生の記憶に残る素晴らしい記念日になりますよう、心から応援しています!

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