髪が伸びてきて「そろそろ結んであげたいな」と思い始めたら、赤ちゃんの成長を実感できる嬉しいタイミングですよね。でも、1歳の赤ちゃんはじっとしていてくれないし、髪も細くて少ないので、大人と同じ結び方ではうまくいかないことがほとんどです。1歳の赤ちゃんの髪を結ぶには、動きに合わせた工夫と安全面への配慮が欠かせません。この記事では、初めてでも失敗しにくい「ちょんまげ」「ぴょこ結び」の作り方から、崩れないコツ、選ぶべきヘアアクセサリーの安全基準まで、1歳児の髪の結び方に関する情報を余すところなくまとめました。読み終える頃には、明日から自信を持って我が子の髪をアレンジしてあげたくなるはずです。
1歳児の髪を結ぶ前に知っておきたい基礎知識
1歳になったばかりの赤ちゃんは、髪の量や長さに大きな個人差があります。
生まれつき髪が多い子もいれば、1歳を過ぎてもまだ産毛のような状態の子も珍しくありません。
まずは「結べるかどうか」を焦らず見極めることが大切です。
結べる髪の長さの目安
一般的に、耳より少し上あたりの髪を軽くつまんでゴムで留められるくらいの長さがあれば、簡単なちょんまげは作れるようになります。
前髪や横の髪が目にかかるようになってきたら、結ぶタイミングのサインと考えてよいでしょう。
無理に結ぼうとせず、髪が伸びるペースに合わせてあげることが赤ちゃんの負担を減らすポイントです。
1歳児の頭皮はデリケート
1歳児の頭皮は大人よりもずっと薄くデリケートなため、強く引っ張ったり、きつく結びすぎたりすると頭皮を傷めてしまう可能性があります。
結ぶときはふんわりと、指一本入るくらいの余裕を持たせるイメージで行いましょう。

ちょんまげの結び方を写真なしでもわかりやすく解説
1歳児のヘアアレンジの定番といえば、頭のてっぺんで一つに結ぶ「ちょんまげ」スタイルです。
髪が少なくても様になりやすく、動き回っても目立って邪魔になりにくいのが魅力です。
基本のちょんまげの手順
まず、頭頂部の髪を軽くとかしてから、指で少量ずつ髪を集めます。
次に、柔らかい素材のゴムで一度結びます。
このとき、赤ちゃんが動いても外れにくいように、ゴムを二重にして留めるのがコツです。
最後に、結び目の根元を軽く整えて完成です。
慣れないうちは全体をきっちりまとめようとせず、多少のおくれ毛は気にしないくらいの気持ちで取り組むとスムーズにいきます。
髪が少ない子向けのミニちょんまげ
髪の量が少ない場合は、頭頂部のごく一部だけを結ぶ「ミニちょんまげ」がおすすめです。
少量の髪でも結び目がしっかり作れるよう、細めのシリコンゴムを使うと結びやすくなります。
左右非対称に一つだけ結ぶスタイルも、こなれた印象になり人気があります。
ぴょこ結びで可愛さを演出するコツ
ぴょこ結びとは、頭の左右や後ろに複数の小さな結び目を作り、髪がぴょこんと飛び出すように見せるアレンジです。
ちょんまげよりも華やかな印象になり、お出かけや記念撮影の際にも重宝します。
左右2つのぴょこ結びの作り方
耳の上あたりの髪を左右均等に分け取り、それぞれをゴムで結びます。
左右差が気になる場合は、コームの柄などを使って分け目をまっすぐにすると仕上がりがきれいになります。
結び目の高さを左右でそろえることが、バランスよく見せる一番のポイントです。
3つ以上のぴょこ結びでボリューム感を出す
髪がある程度伸びてきたら、頭頂部と左右にもう1つずつ結び目を増やして、3〜5個のぴょこ結びにアレンジするのもおすすめです。
結び目の数を増やすほど華やかな印象になりますが、結び目を作りすぎると頭皮への負担が増えるため、機嫌や様子を見ながら無理のない範囲で行いましょう。
動き回る1歳児でも崩れにくくする裏ワザ
1歳前後の赤ちゃんはハイハイやつかまり立ち、伝い歩きなど活発に動き回る時期です。
せっかく結んでもすぐに崩れてしまうというお悩みは非常に多く聞かれます。
ゴムの素材と結び方の工夫
崩れにくさを重視するなら、パイル生地や表面がざらつくタイプのヘアゴムを選ぶとすべりにくく安定します。
また、シリコン製のヘアゴムは髪を結ぶときや外すときに髪に絡みにくく使いやすいという声もあります。
結ぶ前に霧吹きで軽く髪を湿らせてから結ぶと、まとまりやすくなり崩れにくさもアップします。
寝相やお昼寝時の対策
お昼寝の際にゴムがついたままだと、寝返りで頭皮に食い込んでしまうことがあります。
就寝前やお昼寝前は必ず髪を結んだままにせず、外してあげる習慣をつけましょう。
寝ている間の結びっぱなしは頭皮トラブルの原因になるため注意が必要です。

安全なヘアアクセサリーの選び方
1歳児のヘアアレンジで最も気を配りたいのが、誤飲や窒息などの事故防止です。
可愛さだけでなく、安全性を最優先に選ぶ視点を持ちましょう。
誤飲防止のためのサイズの目安
子どもの誤飲・窒息事故を防ぐ目安として、3才児が口を開けた口径が約39ミリで、トイレットペーパーの芯の大きさとほぼ同じであるため、これより小さいものは口の中に入れて事故を引き起こす危険が高いとされています。
実際に、幅3~4ミリ、長さ7~8センチほどの輪っか状のヘアゴムを誤飲してしまったという相談例や、2センチ×1.3センチほどの飾りがついた髪ゴムを誤飲したかもしれないという相談例も報告されています。
飾りが外れやすいヘアゴムや、小さなビーズ・パーツがついたアクセサリーは、1歳児には避けるのが賢明です。
素材別のメリットと注意点
ヘアアクセサリーの素材にはそれぞれ特徴があります。
以下の表を参考に、お子さんの髪質や性格に合わせて選んでみてください。
| 素材 | メリット | 注意点 |
|---|---|---|
| シリコンゴム | 髪に絡みにくく着脱がスムーズ | 小さいパーツは誤飲リスクあり |
| パイル生地ゴム | すべりにくく崩れにくい | 厚みがあるとゴワつきを感じる子も |
| 布製ヘアバンド | 肌当たりが柔らかく締め付けが少ない | 嫌がって外してしまう子もいる |
| ぱっちんどめ | 金具が布で覆われたタイプは頭皮に優しい | すべり止め付きでないとズレやすい |
パイル生地のタイプを使うと、結んだときに突っ張る感じがしにくく、髪を結ぶのを嫌がる子どもにも使いやすかったという声もあります。
また、ヘアピンの金具が頭皮に当たらないよう、金具部分が布で覆われているぱっちんどめを使っていたという先輩ママの体験談もあります。
先輩ママたちが実践するお気に入りアレンジ
実際に1歳児の髪を結んでいる先輩ママたちは、それぞれ工夫を凝らしたアレンジを楽しんでいます。
SNSやブログでも人気のスタイルを見てみましょう。
キャラクター風アレンジで気分を上げる
1歳女の子の髪を、頭の左右で結んでキャラクターのようなシルエットに見立てるアレンジも人気を集めています。
ちょんまげタイプの結び方を応用し、毛先を丸めて留めることで結び目を触られてもすぐに崩れにくくする工夫をしているケースもあるようです。

お出かけ用の華やかアレンジ
普段は簡単なちょんまげでも、お出かけや記念日にはリボン付きのヘアバンドやコサージュ風のクリップを組み合わせると、ぐっと華やかな印象になります。
普段使いと特別な日で使い分けることで、髪を結ぶ時間そのものが親子の楽しいコミュニケーションになります。
髪を結ぶときに気をつけたいNG行動
可愛くアレンジしたい気持ちが先走ると、つい見落としがちな注意点があります。
ここでは特に気をつけたいポイントを整理します。
きつく結びすぎない
髪をきっちりまとめようとして強く引っ張ると、赤ちゃんが痛がって髪を結ぶこと自体を嫌がるようになってしまいます。
子どもの髪は繊細なので、引っ張ったりせず優しく扱うこと、そして髪や頭皮に負担をかけないようきつく結びすぎないようにすることが大切です。
誤飲リスクのある小物を使わない
取れやすい飾りや小さなパーツがついたヘアアクセサリーは、目を離した隙に外れて誤飲してしまう危険があるため使用を避けましょう。
もし誤飲の可能性がある場合は自己判断せず、速やかにかかりつけの小児科に相談することが大切です。
髪を結ぶ時間を親子の楽しいひとときにするために
髪を結ぶこと自体が目的になってしまうと、うまくいかないときにイライラしてしまうこともあります。
でも、本来これは親子のスキンシップの時間でもあります。
嫌がるときは無理をしない
1歳児はまだ「じっとしていてね」を理解するのが難しい時期です。
嫌がって暴れるときは無理に結ばず、機嫌のよいタイミングを待ちましょう。
無理に結ぶことよりも、赤ちゃんが心地よく過ごせることを優先する姿勢が何より大切です。
結んでいる時間を会話のきっかけに
鏡の前で「かわいくなったね」「今日はどんな髪型にする?」と声をかけながら結んであげると、赤ちゃんも次第に髪を結ぶ時間を楽しみにしてくれるようになります。
日々の積み重ねが、将来的に自分で髪をとかしたり結んだりする習慣づくりにもつながります。
まとめ
1歳児の髪の結び方は、大人と同じように仕上げようとする必要はありません。
ちょんまげやぴょこ結びといったシンプルなアレンジでも、素材選びや結び方のちょっとした工夫で十分に可愛く、そして安全に仕上げることができます。
特に誤飲や頭皮への負担といった安全面への配慮は、可愛さと同じくらい大切なポイントです。
今日ご紹介したコツを参考に、髪を結ぶ時間を親子で楽しめるひとときにしていただければ嬉しいです。
焦らず、お子さんのペースに合わせて、この時期にしか見られない可愛らしいヘアスタイルを存分に楽しんでくださいね。
