三重で子育てしやすい街8選 | 支援充実エリア比較

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「三重県のどのあたりに住めば、子育てがもっとラクになるんだろう・・・」赤ちゃんが生まれたばかりのご家庭や、これから移住・引っ越しを考えているご夫婦にとって、住むまち選びは家族の暮らしを大きく左右する重要な決断です。三重県は自然環境に恵まれながらも、名古屋や大阪へのアクセスが良く、医療費助成や保育支援などの子育て制度も市町ごとに個性があります。この記事では、0〜3歳のお子さんを育てる保護者の視点に立ち、支援制度・保育環境・暮らしやすさの観点から三重県内で子育てしやすい街を8つ厳選してご紹介します。街選びのチェックポイントや県全体で使える支援制度も網羅しているので、ぜひ最後まで読んで、わが家にぴったりの街を見つけてくださいね。

目次

三重県が子育て世帯から選ばれる理由

三重県は近年、共働き家庭やファミリー層からの注目度が高まっているエリアです。
その背景には、都市部の利便性と自然の豊かさを両立できる暮らしやすさに加え、市町独自の手厚い子育て支援策があります。

医療費助成の対象年齢が広い

三重県内の多くの市町では、子どもの医療費助成の対象を18歳年度末まで拡大しており、家計の医療費負担を大きく軽減できる点が魅力です。
窓口負担なしの現物給付方式を採用している自治体も多く、急な発熱や通院の際にも安心して受診させられます。

待機児童の解消が進むエリアが多い

全国的に見ても、三重県内の一部エリアでは待機児童ゼロを達成している自治体があります。
保育園に入れるかどうかは共働き家庭にとって死活問題ですから、この点は街選びで非常に重視したいポイントです。

三重県の緑豊かな公園でシャボン玉を吹いて遊ぶ親子の後ろ姿、午前中の柔らかい日差し


失敗しない子育てタウン選びの視点

ランキングや口コミだけで街を決めてしまうと、実際に住んでから「思っていた制度と違った」というミスマッチが起こりがちです。
以下の視点で比較検討することをおすすめします。

医療費助成の年齢・所得制限を確認する

同じ「子ども医療費助成」でも、対象年齢や所得制限の有無は市町によって異なります。
所得制限なしで18歳まで助成する自治体もあれば、未就学児までを対象とする自治体もあるため、公式サイトでの確認が欠かせません。

保育園の入りやすさと病児保育の有無

共働き家庭にとっては、保育園に入れるかどうかと同じくらい「子どもが体調を崩したときに預けられる場所があるか」が重要です。
病児・病後児保育施設の数は自治体ごとに差があるため、事前にチェックしておきましょう。

公園・子育て支援センターの充実度

0〜3歳の時期は、児童館や地域子育て支援センターでの親子交流が大きな支えになります。
同年代の子を持つ親同士がつながれる場があるかどうかも、住みやすさを左右する大切な要素です。


共働き家庭に人気の街3選【北勢エリア】

三重県北部の北勢エリアは、名古屋方面への通勤圏でありながら子育て支援に力を入れる自治体が集まっています。

鈴鹿市:待機児童ゼロと先進的な子育て条例

「共働き子育てしやすい街ランキング2025」において、四日市市と並び鈴鹿市が初の県内1位にランクインしました。
全国順位も前回43位から16位に大幅ランクアップしています。
鈴鹿市では令和5年から子育て世帯に寄り添った様々な施策「すずっこまんなかプロジェクト」を展開しており、令和7年4月1日にスタートした「鈴鹿市こども条例」の理念に沿って「子育てしやすいまち」「こどもにやさしいまち」を目指しています。
さらに令和7年4月時点での保育所・放課後児童クラブの待機児童がゼロとなっており、共働き家庭にとって心強いエリアです。
夏季休業期間中における放課後児童クラブ(サマー学童)も実施されているため、長期休みの預け先にも困りにくいのが特徴です。

四日市市:病児保育施設が県内最多

三重県最大の都市部である四日市市は、病児保育施設の数が県内最多(4施設)である点が大きな魅力です。
専任の看護師と保育士が常駐する施設が複数あるため、急な発熱時にも仕事を休まず対応できる可能性が高まります。
また育児相談室すくすくルームなど、妊娠中の健康管理から出産後の相談まで対応する窓口も充実しています。

注意点として、四日市市では2025年4月時点で待機児童が発生している状況が報じられており、保育園の入りやすさについては事前に最新の空き状況を確認することを強くおすすめします。
人気の高いエリアだからこそ、入園申し込みのスケジュールは早めに動くと安心です。

桑名市:所得制限なしの手厚い医療費助成

桑名市の子ども医療費助成は、0歳から高校生年代(18歳到達後最初の3月31日)までを対象に、保険診療の自己負担を完全無料にする制度です。
所得制限なし(県基準超は市が独自上乗せ助成)となっており、三重県内は現物給付で窓口負担なしのまま受診できるのが大きな安心材料です。
名古屋駅まで電車で30分程度とアクセスも良く、テーマパークやアウトレットなどレジャー施設も充実しているため、休日のお出かけにも困りません。


自然の中でのびのび子育てできる街3選

都会の利便性よりも、自然に囲まれてゆったり子育てしたいというご家庭には、以下のエリアがおすすめです。

いなべ市:待機児童ほぼゼロで自然豊かな保育環境

いなべ市は、待機児童がほとんどいないことで知られる、子育てしやすいまちの一つです。
保育施設の整備が進んでおり、共働き家庭でも希望に応じた入園がしやすい環境が整っています。
自然に恵まれた地域ならではのびのびとした保育が行われており、子どもたちが安心して過ごせる点も魅力です。
保育園と地域が連携した一時預かり保育など、多様なニーズに応える取り組みも行われています。

朝日町:人口増加率県内トップのコンパクトタウン

三重県で最も面積が小さい町でありながら、令和2年の国勢調査では三重県内の市町別でみると人口増加数・増加率が1位となった朝日町。
生後3か月〜小学校6年生までの子どもを対象としたファミリーサポートも完備されており、保護者が病気や急用の際に子どもの送迎などをお手伝いするサービスがあります。
小さな都市のため各家庭の状況もお互いに把握しやすく、町全体で子育てを支え合っているのが大きな魅力です。
名古屋駅までは電車で約35分とアクセスも良好です。

川越町:小学校区ごとの児童館が安心のよりどころ

川越町は、充実した子育て環境をめざし、小学校区ごとに児童館を整備するなど、様々な子育て支援サービスに取り組んでいます。
地域子育て支援センターでは、育児相談や親子のふれあいイベントが定期的に開催され、同年代の子を持つ親同士がつながる場にもなっています。
静かな住宅街エリアが多く、自然に触れながら子育てをしたい方にぴったりの町です。

児童館の室内で絵本を読み聞かせる保育士と輪になって座る乳幼児たち、あたたかい雰囲気


教育・行政サービスが手厚い街2選

子どもの将来の教育環境まで見据えて街を選びたいご家庭には、以下の2市が候補になります。

松阪市:共働き子育てしやすい街ランキング県内1位の常連

「共働き子育てしやすい街ランキング2024」において全国20位から15位にランクアップし、三重県1位という高評価を得た松阪市。
竹上市長の「子育て一番宣言」のもと、さまざまな子育て支援施策を実施しています。
特に注目したいのが就労要件を問わず柔軟に子どもを預けられる「こども誰でも通園制度」を三重県下で唯一先行実施している点です。
令和6年7月から試行的に実施されており、専業主婦(夫)家庭でも一時的に子どもを預けられる貴重な選択肢となっています。

津市:文教都市としての厚みと行政サービス

三重県の県庁所在地である津市は、教育力を入れていることで知られる三重県内屈指の「教育熱心なまち」です。
市内には多くの公立・私立の小中学校や高校、大学が集まり、子どもたちの成長を地域全体で支えています。
ICT教育の導入や学力向上を目指した補習支援、読書活動の推進など、学びを深める取り組みが充実しているほか、図書館や科学館といった知的好奇心を育む施設も整っています。
行政機能が集まる街だけに、子育てに関する相談窓口へのアクセスも良い点が安心材料です。


三重県全体で使える子育て支援制度

どの街に住んでいても活用できる、三重県独自の支援策も知っておくと家計の助けになります。

みえ子ども・子育て応援総合補助金

県では子どもや子育て家庭を支援するため、県内市町が地域の実情や社会資源に合わせて工夫を凝らして実施する独自事業に対して補助することにより、地域の子ども・子育て支援の充実を図ることを目的として、令和5年度に「みえ子ども・子育て応援総合補助金」を創設しました。
令和7年度に本補助金を交付する84事業を決定しており、給食費の減免・無償化、0から2歳児への支援(多胎児家庭支援、レスパイトケア)、医療的ケア・発達に係る支援、子どもの居場所づくり、体験機会の創出・交流など、市町ごとに特色のある事業に活用されています。
お住まいの市町がどんな事業を実施しているか、一度チェックしてみると新たな発見があるかもしれません。

こども誰でも通園制度(乳児等通園支援事業)

乳児等通園支援事業(こども誰でも通園制度)は、0歳6か月から満3歳未満までの未就園児を対象に、月一定時間までの利用可能枠の中で、就労要件を問わず時間単位で柔軟に利用できる事業です。
県内では令和6年度に松阪市(1園)で試行的に実施され、令和7年度は松阪市を含めた3市町で事業を実施されました。
令和8年度からは県内全市町での本格実施が予定されているため、今後さらに利用しやすくなる見込みです。
ただし保育士不足を理由に、実施体制の調整に苦戦している自治体もあるとの報道もあり、お住まいの市町での実施状況は事前に確認することをおすすめします。
制度の最新情報は、こども家庭庁の公式サイトでも確認できます。

こども誰でも通園制度総合支援システム(こども家庭庁)では、お住まいの地域での利用可否を検索できます。

妊婦のための支援給付

妊娠したらまず妊娠届出をして、その際に保健師等と面談するだけで1回目の給付につながります。
手続き自体はシンプルですし、所得制限もない点が特徴の制度です。
この制度は全国共通なので、お住まいの市町村のこども家庭センターや子育て支援課等にお問い合わせください。
妊娠期から出産・子育て期まで切れ目のない支援を受けられる仕組みとして、三重県内どの街に住んでいても活用できます。

保健センターの窓口で妊婦にパンフレットを渡しながら優しく説明する保健師の様子


移住・引っ越し前に確認したい注意点

ここまで紹介してきた街はどこも魅力的ですが、実際に住み始めてから後悔しないために、事前確認を怠らないようにしましょう。

制度の対象年齢・所得制限は必ず公式情報で確認する

医療費助成や各種給付金は、市町によって対象年齢や所得制限、申請期限が異なります。
出生・転入から1か月以内など申請期限が設けられている制度も多いため、引っ越し前後は早めに窓口へ相談することが大切です。
転出入時には受給資格証の取り扱いにも注意が必要で、資格を失った状態で使用すると返金が必要になるケースもあります。

保育園・幼稚園の空き状況は時期によって変動する

待機児童が少ない自治体でも、年度や地区によって空き状況は変わります。
転入を検討する段階で、希望エリアの保育課や教育委員会に直接問い合わせることで、入園できるタイミングのミスマッチを防げます。


三重県内8エリアの子育て支援比較表

特徴子ども医療費助成おすすめの家庭タイプ
松阪市共働き子育てしやすい街ランキング県内1位常連18歳年度末まで誰でも通園制度を使いたい家庭
鈴鹿市待機児童ゼロ、こども条例施行18歳年度末まで共働きで保育の確実性重視の家庭
四日市市病児保育施設が県内最多18歳まで子どもの急な発熱に備えたい家庭
桑名市所得制限なしの医療費助成18歳年度末まで名古屋通勤で利便性重視の家庭
いなべ市待機児童ほぼゼロ、自然豊か市独自制度あり自然の中でのびのび育てたい家庭
朝日町人口増加率県内トップ、ファミリーサポート充実市独自制度あり地域のつながりを重視する家庭
川越町小学校区ごとに児童館設置市独自制度あり静かな環境で子育てしたい家庭
津市教育熱心で行政サービス充実市独自制度あり教育環境を重視する家庭

よくある質問

三重県内で待機児童が少ないのはどのエリア?

鈴鹿市やいなべ市などは待機児童ゼロに近い状況が報告されていますが、年度や地区、月齢によって状況は変動します。
転居前には必ず希望エリアの保育課へ直接確認しましょう。

子ども医療費助成はどの街でも18歳まで使える?

三重県内の多くの市町で対象年齢が拡大されていますが、所得制限の有無や償還払い・現物給付の方式は自治体によって異なります。
必ず住民票を置く市町の公式サイトで最新の制度内容を確認してください。

こども誰でも通園制度はいつから全県で使える?

県内では一部の市町で先行実施されており、今後全市町での本格実施が予定されています。
実施時期や利用枠は自治体ごとに異なるため、お住まいの市町へ直接問い合わせるのが確実です。


まとめ

三重県には、都市部の利便性を活かした四日市市・鈴鹿市・桑名市、自然豊かな環境が魅力のいなべ市・朝日町・川越町、そして教育や行政サービスに強みを持つ松阪市・津市など、家族のライフスタイルに合わせて選べる多彩な街があります。
大切なのは、ランキングの順位だけで決めるのではなく、医療費助成の対象年齢や所得制限、保育園の入りやすさ、地域の子育て支援センターの充実度といった、ご家庭の暮らし方に直結する条件を具体的に比較検討することです。
この記事で紹介した8つの街は、いずれも子育て世帯を後押しする制度や取り組みを持つエリアばかりです。
ぜひ気になる街の公式サイトや窓口に問い合わせて、わが子と一緒に楽しく暮らせる新しい生活の舞台を見つけてください。
三重県での子育てが、今日からもっと楽しく、安心できるものになりますように。

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