富山で子育てしやすい街7選 | 暮らしやすさ徹底比較

富山で子育てしやすい街7選 | 暮らしやすさ徹底比較
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「富山県で子育てをしたいけれど、どの街を選べばいいのかわからない」「自然も便利さも両方欲しい」・・・そんな悩みを抱える子育て世代の方は多いのではないでしょうか。富山県は待機児童ゼロを実現し、共働き家庭が安心して子どもを預けられる環境が整っていることで知られる県です。この記事では、実際の子育て支援制度や暮らしやすさのデータをもとに、富山県内で特に子育てしやすいと評判の街を7つ厳選してご紹介します。医療費助成の内容や自然環境、通勤・通学の利便性まで、0〜3歳のお子さんを育てるパパ・ママ目線で徹底比較しました。これから住む街を選ぶ方も、今の暮らしをもっと楽しみたい方も、ぜひ最後まで読んでみてください。

目次

富山県が子育てしやすいと言われる理由

富山県内の街を個別に紹介する前に、まずは富山県全体がなぜ「子育てしやすい」と評価されているのか、その背景を整理しておきましょう。

共働き世帯を支える保育環境

富山県は待機児童ゼロで、共働き家庭が多く、保育所・幼稚園に安心して預けられる体制が整っています。
正社員率が高く、働きやすい環境です。
また、富山県は別名「教育県」とも言われており、図書館や博物館などの施設も充実しています。
共働きが当たり前の家庭が多い富山県だからこそ、保育インフラの整備には自治体も力を入れているのです。

自然と都市機能がほどよく共存

富山県の大きな魅力は、山と海の両方が身近にあることです。
山と海両方が車で1時間以内の距離にあり、登山やスキー、キャンプ、釣りに海水浴など子どもと一緒に楽しめる遊び場が豊富で、自然が豊かでスキー場も近く、食も美味しいものばかりで特に魚、米、水はピカイチです。
雪国というイメージを持たれがちですが、実際に移住してみると平野部は雪が少なく生活には支障がないと感じる人が多く、道路には融雪装置もあるため積雪で生活に困ることはほとんどありません。

富山湾越しに立山連峰が見える晴れた日の風景、手前に親子が手をつないで歩く後ろ姿

無料で楽しめる公共施設が豊富

子育て世帯にとって嬉しいのが、お金をかけずに遊べる施設の多さです。
富山は図書館や公園、スポーツ施設など無料で遊べる施設が多く、駐車場も広くて無料の場所が多いため気軽に外出できます。
また子どもがいると車で移動することが多くなりますが、駐車代がかからない場所が多いので家計的にも助かるという声も聞かれます。
車社会の富山だからこそ、駐車場代を気にせず子連れでお出かけできる環境は、都市部育児と比べて大きなメリットと言えるでしょう。


富山市 | 都市機能と支援制度が充実

富山県の県庁所在地である富山市は、人口規模が最も大きく、生活利便性と子育て支援のバランスが取れた街です。

こども医療費助成が18歳まで拡充

富山市に住所がある0歳から18歳までの子どもの医療費(保険診療の自己負担分)を助成しており、出生または転入後は速やかに申請することが推奨されています。
さらに令和7年10月診療分から助成対象の範囲が18歳までに拡充されました。
これは子育て世帯にとって医療費の負担を大幅に軽減できる非常に重要な制度です。

妊娠期から切れ目のないサポート体制

富山市では7つの保健福祉センターに妊娠期から子育て期までの切れ目ない支援を行う「子育て世代包括支援センター」を設置しており、保健師など専門のスタッフが関係機関と連携しながら妊産婦や家族のサポートを行っています。
初めての出産で不安を感じる方でも、身近な場所に相談できる窓口があるのは心強いポイントです。

市街地と自然が両立するファミリー層向けの街

富山市は共働きが多いからか世帯所得が多く、自然災害が非常に少なくて安心で、魚介類や水、米が美味しく、子供の教育や子育てに熱心という特徴があります。
富岩運河環水公園や富山市ファミリーパークなど、親子で無料または低料金で楽しめるスポットも多く、休日のお出かけ先に困ることはありません。


魚津市 | 保育料無料と豊かな自然が魅力

富山県北東部に位置する魚津市は、蜃気楼で有名な自然豊かな街でありながら、子育て支援にも力を入れています。

1歳以上の保育料・副食費が無料

魚津市は富山県北東部に位置する人口約3.8万人の自治体で、富山湾と北アルプスの釜谷山との距離が近く水源が豊かで、水産物や果物などの新鮮な食材が豊富です。
子育て支援の面では、「1歳以上の保育料・副食費無料(第2子以降は0歳から適用)」といった取り組みを実施しています。
これは保育料負担を大きく軽減できる注目の制度です。

アクセスの良さと生活の利便性

市内には、あいの風とやま鉄道・富山地方鉄道をはじめ、魚津バイパスや北陸自動車道などの交通網も整っており、アクセス面も生活面も含めて高い利便性が整っています。
駅前には飲食店街も広がっており、ほどよくのどかな環境で暮らしやすく、小さなお子さんのいるファミリーにも住みやすい街と評価されています。


砺波市 | 田園風景と手厚い経済支援

富山県西部の田園都市・砺波市は、独自の新生児サポート金など経済的な支援策が充実している自治体です。

散居村の景観とチューリップ公園

砺波市は富山県西部エリアに位置する人口4.6万人の自治体で、一級河川「庄川」を水源とした稲作などの農業も盛んな田園都市として知られています。
田園地帯に家屋が点在する散居村の景観は、子どもと一緒に自然を感じながら暮らすには最適な環境と言えるでしょう。

新生児サポート金など独自の経済支援

砺波市は子育て支援にも注力しており、出産・子育て応援ギフトに加えた市独自の新生児サポート金など、さまざまな取り組みを実施しています。
また妊婦向けの給付金制度も設けられており、妊娠段階から経済的なサポートを受けられる体制が整っています。
制度の内容や金額は年度ごとに変更される場合があるため、必ず砺波市の公式ページで最新情報を確認してください。

チューリップ畑を背景にベビーカーを押す家族連れ、春の穏やかな日差し


射水市 | 子育て世帯に人気の住宅エリア

富山市と高岡市の間に位置する射水市は、ベッドタウンとしての利便性と独自の食育に定評があります。

所得制限なしの子ども医療費助成

射水市の子ども医療費助成制度は、子育てにかかる経済負担の軽減を図るため、子どもの入院および通院にかかる医療費(保険診療の自己負担分)を助成しており、所得制限はありません。
対象は射水市内に住所があり、健康保険に加入している18歳(18歳到達後最初の年度末)までの子どもとなっています。
所得制限がない点は世帯収入を気にせず利用できる大きなメリットです。

特産品を活かしたユニークな食育

漁業が盛んな射水市では、6年生の子どもたちが特産のベニズワイガニを丸ごと1匹味わう「カニ給食」を実施しており、食事とともにベニズワイガニの生態や漁法、食べ方などを教わります。
こうした地域ならではの食育は、子どもの好奇心を育てる貴重な体験となるでしょう。


高岡市 | 歴史と利便性を兼ね備えた街

富山県西部の中心都市である高岡市は、歴史的な街並みと現代的な子育て支援が共存する街です。

出生後15日以内の医療費申請がポイント

高岡市でも子どもの健康と保健の向上を目的に、入院・通院にかかる医療費(保険診療の自己負担分)を助成しており、助成を受けるためには資格の登録申請が必要です。
ここで注意したいのは申請期限です。
こども医療費は出生日から15日以内、児童手当は出生日翌日から15日以内に申請しないと、助成を受けられない期間が発生してしまいます。

出産準備と並行して早めに手続きを済ませておきましょう。

夜間や休日も安心の小児救急体制

子どもが急に体調を崩したとき頼りになるのが、小児救急電話相談「#8000」です。
お子さんが休日や夜間に病気になったとき、どのように対処したらよいか、病院を受診したほうがよいかなどを小児科の医師や看護師に相談できます。
これは高岡市に限らず富山県全域で利用できる制度で、夜間の急な発熱時にも専門家に相談できる安心感があります。


南砺市 | 自然と伝統文化に囲まれた子育て

世界遺産・五箇山を擁する南砺市は、自然と伝統文化の中でのびのびと子育てができる街です。

五箇山和紙を使った卒業証書という体験

南砺市の特産である五箇山和紙を使い、市内の小中義務教育学校では和紙で作られた卒業証書が授与されています。
なかでも上平小学校では、卒業生が自ら紙すきをして卒業証書用の和紙を作っています。
こうした地域文化に根ざした教育は、都市部にはない南砺市ならではの魅力です。

豊かな山間の自然環境

南砺市は山間部が多く、四季折々の自然を身近に感じながら子育てできる環境が整っています。
散居村や合掌造り集落など、歴史ある景観の中でのびのびと子どもを育てたいと考える家庭に向いている街と言えるでしょう。

田舎の合掌造り集落の前で遊ぶ幼い子どもと見守る親、秋の紅葉が背景に広がる


滑川市 | ホタルイカで有名なコンパクトシティ

富山市の北東に隣接する滑川市は、コンパクトな街ながら海の恵みと利便性を兼ね備えています。

富山市へのアクセスの良さ

滑川市は富山県東部寄りに位置する人口約3.2万人の自治体で、県庁所在地の富山市の北東側に隣接しています。
富山市への通勤・通学がしやすく、都市機能を利用しながら落ち着いた住環境を求める子育て世帯に適しています。

ホタルイカに代表される豊かな海の幸

市の北に広がる富山湾はホタルイカがやってくることで有名で、ホタルイカ漁の観光船なども行われています。
新鮮な海の幸を日常的に味わえる環境は、食育の観点からも子どもにとって良い経験になるはずです。


富山県内共通の子育て支援制度まとめ

ここまで各市の特色を紹介してきましたが、富山県全体に共通する支援制度についても整理しておきましょう。

出産育児一時金と児童手当

出産にかかる経済的負担を軽減する出産育児一時金は、健康保険から支払われる制度で、富山市の場合1児につき50万円が支給されます。
産科医療補償制度に加入していない医療機関で出産した場合は48万8,000円になります。
現在は「直接支払制度」が主流となっており、本人が窓口で支払わなくても病院側に直接支払われる仕組みになっているため、まとまった現金を用意する必要がない点も安心材料です。

また児童手当については、2025年9月分の児童手当を受給していた方は基本的に申請不要で自動振込となりますが、公務員の方は別途申請が必要で、勤務先の証明をもらった上で市町村に申請する形になります。
出産のタイミングによっては別途申請が必要になるケースもあるため、市町村の窓口やホームページで必ず確認しましょう。

富山県公式の子育て支援ポータルサイトを活用しよう

富山県ではとやまの子育て情報を地域や条件から検索できる公式ポータルサイトが用意されています。
市町村ごとの支援制度は年度によって内容が更新されることも多いため、引っ越しや出産を検討する際は、必ず最新の公式情報を確認することが重要です。
県のポータルサイトを窓口として、気になる市町村の詳細ページへアクセスすると効率的に情報収集ができます。

参考:とやま子育て支援ポータルサイト とみいくフレフレ

医療圏ごとの小児医療体制

富山県内の4つの医療圏(新川・富山・高岡・砺波)それぞれに大きな病院や休日夜間急患センターが設けられており、ドクターヘリも配置されています。
また分娩取扱医療機関(出産できる病院)は県内に21ヶ所あり、出産一時金や妊婦健診の補助など各市町村で手厚い支援が用意されています。
どの街に住んでも一定水準の医療アクセスが確保されているのは、富山県全体の安心材料と言えるでしょう。


街選びで失敗しないためのチェックポイント

最後に、実際に街を選ぶ際に確認しておきたいポイントを整理します。

通勤・通学時間と保育施設の距離

どんなに支援制度が充実していても、毎日の送り迎えが負担になっては本末転倒です。
勤務先や実家までの距離、保育園・幼稚園までのアクセスは事前にしっかりシミュレーションしておきましょう。
特に共働き世帯の場合、駅近や幹線道路沿いの保育施設は入所希望者が集中しやすいため、複数の候補園を検討しておくことをおすすめします。

雪対策と冬場の生活環境

富山県は積雪地域というイメージがありますが、実際には平野部は雪が少なく生活には支障がないと感じる移住者が多く、道路の融雪装置により積雪で生活に困ることはほとんどありません。
とはいえ山間部や積雪の多い年は、チャイルドシートでの送迎や自転車移動に影響が出ることもあるため、住みたいエリアの冬場の道路状況は、できれば実際に現地で確認しておくと安心です。

富山県には、都市機能が充実した富山市から、田園風景の広がる砺波市・南砺市、海の幸が豊かな魚津市・滑川市、そしてバランスの取れた高岡市・射水市まで、それぞれに異なる魅力を持つ街が揃っています。
どの街も待機児童ゼロを軸にした保育環境と、医療費助成をはじめとする手厚い経済支援を備えている点は共通しており、子育て世帯にとって心強い環境と言えるでしょう。
ぜひご家庭のライフスタイルや希望する暮らし方に合わせて、最適な街を見つけてください。
最新の制度内容は必ず各市町村の公式サイトで確認しながら、富山での子育てライフを楽しんでいただければ幸いです。

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