滋賀の子育てしやすい街8選 | 京阪アクセス比較

滋賀の子育てしやすい街8選 | 京阪アクセス比較
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「子育てはしたいけれど、家賃が高い都市部で暮らすのは正直しんどい・・・」そんな悩みを抱える子育て世代から、今じわじわと注目を集めているのが滋賀県です。琵琶湖という雄大な自然に囲まれながら、京都や大阪へ電車一本でアクセスできる立地の良さは、他県にはない大きな魅力といえます。

とはいえ、滋賀県内にも市町村ごとに医療費助成の内容や待機児童の状況、暮らしやすさには違いがあります。この記事では、京阪神へのアクセスの良さと子育て支援の手厚さを両立できる街を8つ厳選し、それぞれの特徴を徹底比較しました。0歳から3歳の乳幼児を育てるご家庭が、安心して住む場所を選べるよう、公式情報をもとにわかりやすくまとめています。

目次

滋賀が子育て世代に選ばれる理由とは

近年、滋賀県は子育てファミリーからの人気が高まっているエリアです。
その理由は単なる「地価の安さ」だけではありません。
実際に暮らしている人たちの声からも、子育て環境としての評価の高さがうかがえます。

京阪神への通勤・通学圏という利便性

滋賀県は京都府・大阪府と隣接しており、共働き世帯にとって理想的な立地にあります。
実際に大津市は京都へは10分余り、名古屋や大阪へも1時間弱という交通上の立地条件に恵まれており、若い世代や子育て世代からの転入が増えています。
また草津市についても、JR東海道本線、国道1号、名神高速道路、新名神高速道路、京滋バイパス等が集積する交通の要衝として発展を続けている街です。
京都や大阪の職場に通いながら、自然豊かな環境で子育てができる点は、滋賀ならではの強みといえるでしょう。

自然環境と子育てのしやすさ

琵琶湖をはじめとする豊かな自然は、子どもの情操教育にも良い影響を与えてくれます。
守山市では駅前周辺の市街地をはじめ、市内各地でゲンジボタルが飛翔する美しい水環境、豊かな自然環境が広がり、市立図書館やびわこ地球市民の森など、親子で楽しめるスポットも充実しています。
休日に自然と触れ合いながら過ごせる環境は、都市部ではなかなか得られない魅力です。

琵琶湖畔の芝生広場で親子が手をつないで遊んでいる、柔らかい午後の光の中の風景

子育て世帯の転入が続く街づくり

草津市では、県内では栗東市からの転入が多く、入超数も大きくなっており、子どもが生まれたタイミングで近隣市から転入してくる家庭が多いことがわかっています。
こうした人の流れからも、滋賀県南部エリアは子育てしやすい街として実質的に選ばれ続けていることが読み取れます。


街選びで見るべき5つのチェックポイント

実際に住む街を選ぶ際には、雰囲気だけでなく具体的な制度や数字を確認しておくことが大切です。
ここでは、0〜3歳の乳幼児を育てる家庭が特に注目すべきポイントを整理しました。

通勤・通学アクセスの利便性

共働き家庭が増える中、職場までの通勤時間は生活の質を大きく左右する要素です。
滋賀県南部の大津市・草津市・守山市・栗東市・野洲市は、いずれもJRの新快速や快速電車で京都・大阪方面にスムーズにアクセスできるエリアが多く、通勤負担を抑えながら子育てできる環境が整っています。

医療費助成と保育料の負担

子育て世帯にとって医療費助成は家計に直結する重要なポイントです。
滋賀県は県の制度では就学前までですが、多くの市が独自に18歳年度末まで拡大しています。
ただし自己負担の有無は市によって差があるため、事前確認は必須です。

待機児童数と保育園の入りやすさ

滋賀県内では待機児童の状況が地域によって大きく異なるため、保活を見据えるなら要注意です。
令和7年4月1日時点の調査では、待機児童数は335人(前年比18人の減、3年ぶりの減)で、0〜2歳の低年齢児が327人で、全体の約97.6%を占めるという結果が出ています。
市町別では大津市が昨年に引き続き最多の132人で、県南部の大津、草津、守山、栗東、野洲の5市で全体の76.7%を占める状況です。
一方で待機児童のいない市町は7市町(前年比+1)となっており、地域差が大きいことがわかります。

公園・自然環境の充実度

0〜3歳の子どもがいる家庭にとって、近所に安心して遊べる公園があるかどうかは日々の生活の質を左右します。
琵琶湖沿いの公園や田園風景が広がるエリアは、天気の良い日に散歩やピクニックを楽しむのにぴったりです。


大津市 | 京都駅10分の湖畔都市

比叡山と琵琶湖に囲まれた自然環境

滋賀県の県庁所在地である大津市は、日本一の琵琶湖、比良山や比叡山などの自然に恵まれ、これらが生み出す美しい自然を四季を通じて感じながら、アクティビティーも楽しむことができる湖都です。
世界文化遺産の比叡山延暦寺をはじめとした歴史遺産も多く、子どもと一緒に文化や自然に触れる機会が豊富にあります。

京都・大阪への抜群のアクセス

大津市の最大の魅力は、なんといっても京阪神への近さです。
京都へは10分余り、名古屋や大阪へも1時間弱という交通上の立地条件があり、共働きで京都・大阪に通勤しながら滋賀で子育てをしたい家庭には最適な街といえるでしょう。

医療費助成と待機児童の実情

大津市の子ども医療費助成は対象年齢が18歳年度末まで、入院自己負担は無料、所得制限はなしとなっています。
ただし通院については1回500円の自己負担があり、月2回までのため年間最大12,000円の差が他市と比べて生じる点は覚えておきたいところです。
なお大津市は待機児童数が県内最多となっているため、保活は早めのスタートをおすすめします。


草津市 | 京阪神直結の人気ベッドタウン

乗り換えなしで京都・大阪へ通勤可能

草津市は京都や大阪に乗り換えなしで行ける立地で、駅前にタワーマンションなどが建てられ人口が増加している注目のエリアです。
実際の住民の声としても利便性が高いながら地価は京都や大阪に比べ低く、自然が近く車で10分もいけば田畑が広がり琵琶湖があるという評価があり、都市の利便性と自然環境のバランスが取れた街だとわかります。

子育て世帯の転入が続く注目エリア

草津市は県内では栗東市からの転入が多く、大津市とは双方向の移動があり転入超過傾向にあり、子育て世帯から継続的に選ばれ続けている街であることがデータからも裏付けられています。
また草津市を含む湖南地域の合計特殊出生率は全国的に見ても高い水準にあることが報告されています。

新快速電車の車内から琵琶湖と田園風景を眺める親子連れの後ろ姿

医療費助成の内容

草津市の子ども医療費助成は対象年齢が18歳年度末まで、入院自己負担は無料、所得制限はなしで、さらに草津市・守山市・長浜市は完全無料という手厚い内容になっています。
通院費用を気にせず病院を受診できる安心感は、乳幼児を育てる家庭にとって大きなメリットです。


守山市 | ホタルが舞う田園子育てタウン

豊かな水環境と自然景観

守山市は駅前周辺の市街地をはじめ、市内各地でゲンジボタルが飛翔する美しい水環境、豊かな自然環境、そして琵琶湖や比良・比叡の山並みを望む素晴らしい景観を持つ「のどかな田園都市」です。
市立図書館やびわこ地球市民の森、えんまどう公園といったスポットは多くの親子連れでいつも賑わっています。

人口増加が続く子育て支援充実の街

若い世代を中心に毎年人口が増加しており、子育て世代への支援や教育の充実を進めています。
守山市は出産祝い金制度や不妊治療費助成も整備されており、出産前後のサポートが特に手厚い自治体のひとつです。

医療費と待機児童の状況

守山市の子ども医療費助成は完全無料で所得制限もないため、家計への負担を大きく抑えられます。
ただし待機児童の状況については、県南部5市の一角として一定数存在する年もあるため、入園希望のエリアや時期によっては早めの情報収集が重要です。


栗東市 | 新快速停車のファミリータウン

草津市・大津市への通勤が容易な立地

栗東市は草津市や大津市に隣接し、京阪神方面への通勤圏として選ばれることが多い街です。
民間借家等の割合が増加傾向にあり、自然増や社会増にともなって増えるファミリー層の受け皿となっていると分析されています。

比較的リーズナブルな住宅事情

栗東市は最低居住面積水準未満世帯の割合が滋賀県平均よりも低い水準にあり、住宅の質を確保しながら比較的手が届きやすい価格帯で暮らせる点が魅力です。
ファミリー向けの賃貸・分譲物件も増えており、これから子育てを始める世帯にとって選択肢が広がっています。

子育て支援制度の内容

栗東市も滋賀県の主要市と同様に、子ども医療費助成を18歳年度末まで拡充しています。
人口増加が続くエリアだからこそ、保育園の新設状況などは自治体の最新情報を随時チェックしておくと安心です。


近江八幡市 | 水郷と歴史が息づく街

水郷の風景と沖島へのアクセス

近江八幡市は水郷の風景で知られる歴史ある街で、湖東地域の中間に位置し、湖北にも湖南にもアクセスしやすいエリアです。
日本の淡水湖で唯一の有人島である沖島もあり、自然と歴史を身近に感じながら子育てができる珍しい環境が整っています。

子育て世代向けの補助金制度

近江八幡市は子育て支援制度が充実しており、結婚・子育て世代への補助金制度も整備されています。
移住を検討する家庭にとって、経済的なサポートが手厚い点は大きな安心材料になるでしょう。

医療費助成の最新拡充内容

近江八幡市では小学1年生から高校生世代の通院・入院医療費を助成しており、令和6年4月診療分からは県内の入院にも受給券が使えるようになり、保険適用分の自己負担をお支払いしていただく必要がなくなりました。
窓口での立て替え払いが不要になったことで、急な入院時にも慌てず対応できるようになっています。


彦根市 | 国宝の城下町で育む豊かな心

彦根城のある歴史的な街並み

国宝・彦根城を有する彦根市は、歴史と文化が息づく城下町です。
落ち着いた街並みの中で、子どもに歴史や地域文化を身近に感じてもらいながら育てられる環境があります。

医療費助成の内容と注意点

彦根市の子ども医療費助成は対象年齢が18歳年度末まで、入院自己負担は無料、所得制限はなしとなっていますが、大津市と同様に1回500円の自己負担があり、月2回までという条件があります。
他市と比較検討する際には、この自己負担分も加味しておくとよいでしょう。

JR琵琶湖線での県南部・京都方面アクセス

彦根市はJR琵琶湖線が通っており、南部エリアや京都方面へのアクセスも可能です。
県北部でありながら交通の利便性を確保できる点は、彦根市ならではの強みといえます。


野洲市 | 自然と利便性を兼ね備えた街

琵琶湖岸のレジャースポットが充実

野洲市は琵琶湖岸に面したエリアが多く、休日には親子で水辺のレジャーを楽しめるスポットが点在しています。
自然の中でのびのびと子どもを遊ばせたい家庭に向いている街です。

待機児童の動向に注意

令和7年の調査では近江八幡、草津、栗東、野洲、高島、東近江の6市で待機児童が増加したという結果も出ています。
野洲市を検討する際は、保育園の空き状況を早めに自治体窓口で確認しておくことをおすすめします。

子育て世帯への支援体制

野洲市も県南部の他市と同様に、子ども医療費助成の拡充や子育て支援センターの整備など、ファミリー層を意識した施策を進めています。


長浜市 | 湖北の自然に囲まれた子育て環境

長浜城と黒壁スクエアのある歴史的な街

湖北地域の中心都市である長浜市は、長浜城や黒壁スクエアなど観光名所も多く、休日のお出かけ先には困りません。
都市部からは離れますが、その分土地の価格が抑えられ、広い住居を確保しやすい点も魅力です。

医療費助成が完全無料

長浜市の子ども医療費助成は草津市・守山市・長浜市は完全無料とされており、通院・入院ともに自己負担なしで受診できます。
医療費の心配をせずに子育てできる環境が整っている点は、家計を預かる親にとって大きな安心材料です。

京阪神へのアクセスは新快速で対応

長浜市はJR北陸本線・琵琶湖線の新快速が乗り入れており、時間はかかるものの京都・大阪方面への直通移動が可能です。
都市部への通勤頻度が少なめの家庭であれば、十分に選択肢に入る街といえるでしょう。


滋賀で子育てを始める前に知っておきたいこと

市町村ごとの制度差を必ず確認する

同じ滋賀県内でも、医療費助成や保育料、待機児童の状況は市町村ごとに大きく異なります。
引っ越しを検討する際は、必ず各市の公式サイトで最新の制度内容を確認するようにしましょう。

保活は早めのスケジュールで動く

待機児童数は335人(前年比18人の減、3年ぶりの減)とはいえ、大津市が昨年に引き続き最多の132人という状況からもわかるように、地域によっては保活が難しい年もあります。
特に0〜2歳児クラスは希望者が集中しやすいため、妊娠中から情報収集を始めるのがおすすめです。


まとめ

滋賀県は、京都・大阪への抜群のアクセスと、琵琶湖を中心とした豊かな自然環境を兼ね備えた、子育て世代にとって非常に魅力的なエリアです。
今回紹介した大津市・草津市・守山市・栗東市・近江八幡市・彦根市・野洲市・長浜市は、それぞれ異なる強みを持っており、家庭のライフスタイルに合わせて選べる選択肢の多さも滋賀県の魅力のひとつです。

通勤の利便性を重視するなら草津市や大津市、自然環境と手厚い医療費助成を重視するなら守山市や長浜市など、優先順位を整理した上で街選びを進めてみてください。
子どもの成長とともに変化していく暮らしを、滋賀の心地よい環境の中でゆっくりと楽しんでいただければ幸いです。

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