「小さな子どもを連れて水族館なんて、泣いたらどうしよう」「授乳やおむつ替えはどこでできるの?」・・・そんな不安を抱えながらも、新江ノ島水族館(通称:えのすい)へのおでかけを検討しているパパ・ママは多いのではないでしょうか。実は新江ノ島水族館は、湘南の絶景とイルカショーが楽しめるだけでなく、0〜3歳の乳幼児連れファミリーへの配慮が非常に手厚い水族館としても知られています。
この記事では、授乳室やおむつ替えスペースの場所、ベビーカーでの館内の回り方、料金や割引情報、混雑を避けるベストなタイミングまで、0〜3歳児とのおでかけに必要な情報を1本にまとめました。読み終える頃には「これなら安心して連れて行ける」ときっと思えるはずです。

0〜3歳の子連れに優しい理由とは
新江ノ島水族館が子連れファミリーから支持される理由は、単に「子どもが好きそうな生き物がいる」からだけではありません。
館内設備そのものが、赤ちゃんや小さな子どもを連れた家族が過ごしやすいように工夫されているのです。
授乳室・おむつ替えスペースの充実度
乳幼児連れの外出でまず気になるのが授乳やおむつ替えの環境ですが、新江ノ島水族館はこの点で館内に複数の授乳室を完備しています。
1階の入場口奥には授乳室が2部屋、おむつ替え台が4台設置されており、ベビーカー貸出やベビーチェアも用意されています。
さらに2階にも授乳室が3部屋、おむつ替え台が2台あり、こちらもベビーカー貸出やキッズスペースが整っています。
加えて近年のリニューアルにより、館内1階の出口横にも鍵付きで男性も利用できる授乳室が新設されました。
帰り際にもう一度授乳したいというときに助かる配置です。
おむつ替えについては、入場口すぐの男子トイレや、館内4箇所にある多目的トイレで対応でき、調乳用のお湯が必要な場合はスタッフに声をかければ提供してもらえます。
注目したいのは、授乳室が館内の複数フロアに分散して設置されている点です。
展示を見て回っている途中でも、近くの授乳室にすぐアクセスできるため、赤ちゃんのタイミングに合わせて柔軟に動けます。
ベビーカーでも安心の館内設計
館内はすべてのフロアにエレベーターが設置されており、ベビーカーの持ち込みはもちろんOKで、貸出も行われています。
段差が少なくスロープ中心の造りになっているため、抱っこひもよりもベビーカーのまま回りたいという家庭にも向いています。
ただし館内の順路には少し特殊な構造があるため、次の章で詳しく解説する「まず2階へ上がる」というルールを知っておくと、当日スムーズに動けます。
入館料金とお得な割引情報
子連れでのおでかけは何かと出費がかさむもの。
まずは基本料金を押さえたうえで、賢く使える割引制度もチェックしておきましょう。
年齢別の入館料金一覧
新江ノ島水族館の入場料金は、大人2,800円、高校生1,800円、小・中学生1,300円、幼児(3歳以上)900円となっています。
つまり0歳〜2歳の子どもは入館料が無料です。
これは0〜3歳児とのおでかけを考える家庭にとって大きなメリットといえるでしょう。
高校生については入場時に生徒手帳や学生証の提示が必要なので、中高生のきょうだいも一緒に行く場合は忘れずに持参してください。
料金は改定される可能性があるため、来館前には必ず公式サイトで最新情報を確認することをおすすめします。
年間パスポートと期間限定割引
何度も通いたいなら年間パスポートが断然お得です。
年間パスポートは通常の2回分の入場料金で1年間何回でも入場でき、3歳から大人まで誰でも入会できます。
0〜3歳児は成長のスピードが早く、生き物への反応も月齢によって変わるため、同じ展示を何度も見に行くことで新しい発見があるのも年間パスポートの魅力です。
また、旅行予約サイトやレジャーチケットサイトではクーポン利用で5%割引になるプランや、バックヤードツアー・イルカショー・親子セット券などの各種お得なプランが販売されています。
JAF会員向けの優待や地域の子育て支援パスポートを使える場合もあるので、お手持ちの会員証も確認してみましょう。
窓口での精算後は割引が適用されないケースもあるため、購入前に必ず利用条件を確認しましょう。
混雑を避けるベストな来館時間帯
小さな子ども連れにとって、混雑は思った以上に体力を消耗する要因です。
ベストなタイミングを知っておくだけで、当日のストレスがぐっと減ります。
平日と休日の違い
新江ノ島水族館で混雑を避けたいなら、平日の午前中(開館直後の9時〜10時頃)か、閉館前の1〜2時間がベストとされ、逆に土日祝日の11時〜16時頃はかなりの混雑が予想されます。
特にゴールデンウィークやお盆、年末年始などの長期休暇中は平日でも混み合いやすい傾向があります。
0〜3歳児とのおでかけは平日の午前中が最もおすすめです。
お昼寝のリズムを崩さずに済み、館内もゆったりと回れるため、子どもの機嫌が安定しやすくなります。
繁忙期の入場予約に注意
近年は繁忙期に一部時間帯でWEB入場予約が必要になるケースがあります。
GWの一部祝日にはWEBでの入場予約が必要な時間帯もあるため、事前チェックの価値が高いとされています。
警告:予約制の時間帯を知らずに来館すると入場できないこともあります。
繁忙期に訪れる予定がある場合は、必ず公式サイトのお知らせを事前に確認しておきましょう。

0〜3歳児のおすすめの回り方
ここからは、実際に赤ちゃんや幼児を連れて館内をどう回ればスムーズかを、順路に沿って紹介します。
入館後はまずエレベーターで2階へ
意外と見落とされがちなポイントですが、新江ノ島水族館の展示は2階からスロープで1階へ下りながら見る構造になっているため、ベビーカーや車イスを利用する場合は入場後すぐにエレベーターで2階へ上がるよう案内されています。
この「まず2階へ」というルールを知らずに1階から進もうとすると、展示が見づらくなったり他の来場者と逆流してすれ違いが多くなったりします。
ベビーカーでの移動をスムーズにするためにも、入館したら迷わずエレベーターに向かいましょう。
クラゲファンタジーホールで一休み
ふわふわと漂うクラゲの展示エリア「クラゲファンタジーホール」は、幻想的な照明と静かな雰囲気が特徴で、音や光の刺激が少なく、ぐずり気味の赤ちゃんも落ち着きやすい癒し空間としても知られています。
ベンチも設置されているため、授乳室に行くまでの少しの時間、ここで座って休憩するのもおすすめです。
イルカショーは後方の席が狙い目
迫力満点のイルカショーは子連れでも必見のプログラムですが、前方の席はずぶ濡れになることがあるため注意が必要です。
抱っこひもやベビーカーの赤ちゃんと座る場合は、後方や屋根のあるエリアを選ぶと安心です。
なお、「イルカと握手」などのふれあいプログラムは4歳以上を対象としたプログラムで、乳幼児を抱っこやおんぶした状態での参加はできません。
0〜3歳児本人が参加することはできませんが、パパやママが交代で見学しながら楽しむのがおすすめです。

赤ちゃん・幼児連れの持ち物リスト
当日の持ち物を事前に準備しておくことで、現地でのバタバタを減らせます。
以下は0〜3歳児連れで新江ノ島水族館へ行く際にあると便利なアイテムです。
- おむつ・おしりふき(館内でも売店はありますが、多めの持参が安心)
- 着替え一式(海が近く風が強い日は体温調整のため)
- 授乳ケープまたは飲み物・ミルク一式
- 抱っこひも(ベビーカーが使いにくい混雑時の予備として)
- レジャーシートや軽食(屋外ベンチでの休憩用)
- 母子手帳・保険証のコピー
離乳食や幼児食の持ち込みも可能で、離乳食・お子様メニューやベビーチェアも用意されているため、普段食べ慣れているものを持参して館内で食べさせることもできます。
ランチ・休憩スポットの選び方
0〜3歳児連れのおでかけでは、休憩スポットの確保も重要な計画のひとつです。
あわたんカフェで手軽に食事
館内にレストランはありませんが、出口にあるあわたんカフェではしらす丼やカレー、オムライスなどのメニューが楽しめます。
ただし室内の席数は多くないため、土日祝やお昼時には混雑が予想されます。
夏場は屋外の座席で海風を感じながら食事をするのもおすすめです。
屋外ベンチや体験学習館も活用しよう
館内には授乳室・おむつ替えシートがあるほか、飲食物の持ち込みも可能で、イルカショースタジアムや屋外ベンチなどで飲食ができます。
また入館無料で立ち寄れる「なぎさの体験学習館」は、混雑時に少し人の流れから外れて一息つきたいときにも便利なスポットです。
アクセスと駐車場情報
移動手段の選び方も、小さな子どもを連れたおでかけでは重要なポイントです。
電車でのアクセス
東京駅からは乗り換え1回で約1時間、新宿駅からは小田急特急ロマンスカーに乗れば乗り換えなしで約1時間で最寄り駅に到着します。
ベビーカーでの移動が多い場合は、乗り換え回数が少ないルートを選ぶと負担が軽減されます。
車でのアクセスと駐車場
水族館専用の駐車場はありませんが、周辺には有料駐車場が複数あり、当日最大料金が設定されているのは「片瀬海岸地下駐車場」と「湘南海岸公園中部駐車場」の2つです。
繁忙期は満車になることもあるため、事前に周辺駐車場の位置を地図アプリで確認しておくと安心です。
0〜3歳児連れのよくある疑問
ベビーカーは何歳まで使える?
年齢制限はなく、すべてのフロアにエレベーターがあり移動しやすい設計になっているため、3歳児であってもベビーカーでの見学が可能です。
歩き疲れてしまうお子さんも多いので、ベビーカーを持参するか、館内での貸出を利用するとよいでしょう。
再入場はできる?
再入場可となっているため、車内でお昼寝させたい、一度外の空気を吸わせたいといった場合も安心して外出できます。
手首に巻くリストバンドなどを提示すれば戻ってこられる仕組みが一般的です。
まとめ
新江ノ島水族館は、授乳室やおむつ替えスペースが館内の複数箇所に用意され、ベビーカーでも移動しやすいバリアフリー設計が整った、0〜3歳児連れにとって非常に心強いおでかけ先です。
0〜2歳は入館無料、平日午前中なら混雑も少なく、まず2階へ上がって順路通りに回るという基本さえ押さえれば、初めての子連れ水族館デビューでも安心して楽しめます。
イルカショーやクラゲファンタジーホールなど、大人も子どもも心から癒される展示がそろっているからこそ、事前準備をしっかりして「親も子も笑顔になれる1日」にしてください。
この記事が、みなさんの子連れおでかけ計画の助けになれば嬉しいです。