「小さい子を連れて動物園に行きたいけれど、授乳やおむつ替えはどうしよう」「ベビーカーで坂道は大丈夫かな」・・・0〜3歳のお子さんとのお出かけには、こうした不安がつきものですよね。名古屋市千種区にある東山動植物園は、実は乳幼児連れの家族にとても優しい設備が充実した施設です。この記事では、授乳室やベビーカーレンタルの場所、坂道の多い園内を無理なく回るコツ、料金の最新情報まで、赤ちゃん・幼児連れのお出かけをサポートする情報をぎゅっとまとめました。読み終わる頃には「今度の休みに行ってみよう」と思えるはずです。
東山動植物園ってどんな場所?0〜3歳児との相性
東山動植物園は、動物園・植物園・遊園地・展望施設の東山スカイタワーがひとつになった、都心とは思えないほど広大なレジャースポットです。
飼育種類数が日本一を誇る動物園として知られ、イケメンゴリラの「シャバーニ」やコアラなど、子どもが夢中になる人気動物が勢ぞろいしています。
広大な敷地と充実の子連れ設備
東山動植物園は約60haという広大な敷地に約500種の動物と約7,000種の植物を展示する日本有数の規模を誇る施設で、遊園地や展望施設「東山スカイタワー」も併設しています。
これだけ広いと不安に感じるかもしれませんが、実は車いす・ベビーカーの貸出やコインロッカー、ベビーベッド・授乳室、フリーWi-Fiが利用でき、紙おむつはお土産ショップで販売、調乳用のお湯のサービスもあります。
0〜3歳児にとって心配な「困ったときの設備」がひととおり揃っているのは、本当にありがたいポイントです。

アクセス方法と所要時間の目安
小さな子ども連れのお出かけでは、アクセスのしやすさも重要な判断材料です。
地下鉄東山線「東山公園」駅下車、3番出口より徒歩3分、地下鉄東山線「星ヶ丘」駅下車、6番出口より徒歩7分と、公共交通機関でも非常にアクセスしやすい立地です。
車で行く場合も駐車場は正門前駐車場、北園門前駐車場、新池駐車場、スカイタワー前駐車場など計11箇所用意されているので安心ですが、休日は混雑しやすいため、土日祝日は満車になることも多く、早めの到着か公共交通機関の利用をおすすめします。
所要時間は2時間ほどのサクッと見学から、1日中遊び倒すコースまで幅広く楽しめます。
0〜3歳児連れなら、お昼寝タイムも考慮して午前中心の半日プランがちょうどよいでしょう。
入園料金と開園時間の最新情報
お出かけ前にぜひ確認しておきたいのが、料金と開園時間です。
開園時間は午前9時から午後4時50分(入園は午後4時30分まで)となっています。
休園日は月曜日(祝日の場合は翌平日)と年末年始です。
2026年10月から料金改定に注意
重要なお知らせとして、東山動植物園は令和8年(2026年)10月1日より観覧料と駐車場料金が改定されます。
名古屋市は10月から、市が運営する主要施設の利用料金を引き上げる。
名古屋城の入場料は500円から1000円に、東山動植物園は500円から800円に上げる。
あわせて駐車場料金は普通自動車1回800円から1,000円に改定されます。
なお令和8年9月30日までに購入したチケットは、10月1日以降も差額の支払いなく入園でき、年間パスポートも記載の有効期限までそのまま使用できます。
中学生以下は改定後も引き続き無料となる見込みなので、乳幼児連れの家族にとって負担が急増するわけではない点は安心材料です。
| 区分 | 〜2026年9月30日 | 2026年10月1日〜 |
|---|---|---|
| 大人(高校生以上)観覧料 | 500円 | 800円 |
| 中学生以下 | 無料 | 無料 |
| 普通自動車 駐車料金 | 800円 | 1,000円 |
お得な年間パスポート活用術
年に複数回訪れる予定があるなら、年間パスポートの検討がおすすめです。
改定前は大人2,000円というリーズナブルな価格でしたが、改定後は3,200円程度に値上がりする見込みのため、頻繁に利用する予定がある方は改定前の購入を検討する価値があります。
0〜3歳の時期は成長がめまぐるしく、季節ごとに違う動物や植物の姿を見せてあげられるのも年間パスポートならではの魅力です。
ベビーカー・授乳室など設備ガイド
0〜3歳児連れの外出で最も気になるのが、ベビーカーや授乳・おむつ替えの設備ではないでしょうか。
東山動植物園はこの点でも近年のリニューアルによって設備がどんどん充実してきていると評判です。
ベビーカーは持参?レンタル?
ベビーカーを持参しない場合でも心配いりません。
ベビーカーの貸出料金は300円で、貸出場所は正門案内所と上池門(土日祝日のみ)、北園門案内所となっています。
さらに双子ちゃんや年子のご家庭には嬉しいことに、2人乗りベビーカーも用意されており、数に限りがあるため事前の電話予約が可能です。
ただし園内は坂道や階段状の通路が多く、一部エリアではベビーカーの通行が難しい場所もあるため、抱っこ紐の併用も検討しておくと安心です。
授乳室・おむつ替えスペースの場所
授乳やおむつ替えができる場所は、園内の複数箇所に分散して設置されています。
授乳室の詳しい場所は園内マップで確認できますが、特に評判が良いのは正門案内所内の授乳スペースです。
実際の利用者からはオムツ台は4〜5台あり、中はとても広くベビーカー数台入っても大丈夫なくらいで、涼しくて快適だったとの声が寄せられています。
ほかにも自然動物館1階の簡易授乳室や、アジアゾウ広場休憩所、アクシスジカ横トイレなど、園内各所に授乳室・おむつ替えスペースが点在しているため、移動中にどこかしらの設備が近くにある安心感があります。
貸出ベビーカーはシンプルなB型タイプで、荷物かご付きのため荷物が多くなりがちな子連れには便利な点も見逃せません。

0〜3歳児向けおすすめモデルコース
広大な園内をすべて回るのは0〜3歳児にとって体力的にハードです。
ここでは無理なく楽しめる半日〜1日のモデルコースを紹介します。
午前は動物園エリアを満喫
開園直後の午前中は気温も比較的落ち着いており、動物たちも活発に動く時間帯です。
正門から入園し、ベビーカーをレンタルしてまずは近くのコアラ舎やアジアゾウ広場を目指しましょう。
午前中は混雑も少なく、写真撮影もゆったり楽しめるのでおすすめです。
ゴリラのシャバーニも子どもたちの人気者なので、あわせて立ち寄ってみてください。
午後は植物園とモノレールでひと休み
お昼を挟んだら、午後はゆったりペースで植物園エリアへ。
歩き疲れが心配な場合は、動物園エリアと植物園エリアを結ぶ園内モノレールを活用すると、小さな子どもも景色を楽しみながら移動できて一石二鳥です。
桜の時期には多くの桜が咲き誇り、季節の彩りを感じながら散策できます。
お昼寝のタイミングに合わせて、ベビーカーでの移動時間を組み込むのも0〜3歳児連れならではの工夫です。
ランチ・休憩スポット紹介
離乳食やお弁当を持ち込みたいご家庭も多いはず。
東山動植物園はその点でも柔軟に対応してくれる園です。
授乳室併設の休憩スポット
園内にはメゾン・ド・ヴェールやズーボゲート、カフェ ノーズガーデン、ZOOASIS(ゾアシス)など複数の飲食施設があります。
これらのレストラン周辺には休憩用のベンチや日陰も多く、小さな子どもを連れての小休止にぴったりです。
お弁当持ち込みOKな芝生広場
離乳食期のお子さんがいるご家庭には、芝生広場やベンチエリアでのお弁当持参もおすすめです。
天気の良い日は屋外のベンチスペースが心地よく、子どものペースでゆっくり食事ができるのも魅力です。
混雑する土日祝日は座席の確保が難しくなることもあるため、早めの時間帯を狙うとよいでしょう。
子連れで訪れる際の注意点
楽しい思い出づくりのためにも、事前に知っておきたい注意点をまとめました。
坂道・距離への対策
園内は非常に坂が多く山登りのような場所もあるため、ベビーカーでは難しい場所がごく一部あります。
とはいえリニューアルの影響で多くの場所はベビーカーの乗り入れにも積極的に対応するようになってきています。
抱っこ紐を予備として持参しておくと、坂道区間でも柔軟に対応できて安心です。
熱中症・寒さ対策も万全に
屋外施設のため、季節ごとの気候対策も欠かせません。
夏場は日陰が少ないエリアもあり、乳幼児は大人以上に熱中症のリスクが高いため、水分補給や日よけ対策を徹底しましょう。
逆に冬場は動物園エリアの高台で風が強く感じられることもあるため、防寒着を1枚多めに用意しておくと安心です。

混雑を避ける時期・時間帯
0〜3歳児連れのお出かけでは、混雑を避けることがストレス軽減の大きなカギになります。
土日祝日や春休み・ゴールデンウィークなどの大型連休は特に混雑しやすく、駐車場も早い時間帯から満車になりやすいため注意が必要です。
平日の午前中や、開園直後の時間帯を狙うと、授乳室やレストランの混雑も避けやすく、ゆったりとしたペースで園内を回れます。
夜間開催される「ナイトZOO」の日は特に駐車場が混み合うため、乳幼児連れでの来園時は日程の確認をおすすめします。
よくある質問Q&A
Q. 0歳児でも楽しめますか?
A. 授乳室やおむつ替えスペースが複数箇所にあるため、0歳児からでも安心してお出かけできます。
ただし気温や混雑状況を見ながら、無理のない滞在時間を心がけましょう。
Q. ベビーカーは必ずレンタルが必要ですか?
A. 持参も可能ですが、坂道が多いため軽量タイプのベビーカーがおすすめです。
レンタルを利用すれば荷物を減らして身軽に来園できます。
Q. 授乳室はどこにありますか?
A. 正門案内所、自然動物館1階、アジアゾウ広場休憩所など園内各所に点在しています。
来園時に配布・掲示される園内マップで最新の位置を確認するのが確実です。
Q. 雨の日でも楽しめますか?
A. 屋根のあるエリアや室内展示もありますが、屋外がメインの施設のため、雨天時はレインカバーや着替えを多めに準備しておくと安心です。
まとめ
東山動植物園は、授乳室・おむつ替えスペース・ベビーカーレンタルといった設備が充実しており、0〜3歳児連れの家族にとって非常に心強い動植物園です。
2026年10月からは料金改定が予定されているものの、中学生以下は引き続き無料である点も家計に優しいポイントといえるでしょう。
坂道の多さや気候への対策さえ押さえておけば、コアラやゴリラのシャバーニなど魅力的な動物たちとの出会いが、親子にとってかけがえのない思い出になるはずです。
この記事を参考に、ぜひ次の休日は東山動植物園へお出かけしてみてください。