「ライオンやゾウを間近で見せてあげたいけれど、赤ちゃんや1〜2歳を連れてサファリなんて大丈夫かな?」と迷っていませんか。大分県宇佐市にある九州自然動物公園アフリカンサファリは、広大な敷地を車やバスで巡る日本最大級のサファリパークです。実は0〜3歳の子どもでも、工夫次第で無理なく楽しめるように、乗り方や回り方の選択肢がいくつも用意されています。
この記事では、公式情報と公開されている利用者の声をもとに、0〜3歳の子連れに向けたジャングルバスとマイカーサファリの選び方、月齢別の楽しみ方、費用の目安、持ち物、混雑を避けるコツをまとめました。先に結論を言うと、首すわり前〜1歳台はマイカー中心、2〜3歳は膝上でジャングルバスに挑戦という組み立てが、家族みんなの笑顔につながりやすい選択です。読み終わるころには、当日の動きがイメージできて、お出かけがぐっと楽しみになるはずです。
アフリカンサファリの基本情報と子連れ向きな理由
広さと見どころをざっくり把握
約115万平方メートルの広い自然の中で、マイカーやジャングルバスで大型の野生動物を観察するサファリゾーンと、歩いて回るふれあいゾーンがあります。
サファリロードは7つのセクションに分かれた約6kmとされています。
動物園のように柵越しではなく、動物たちが暮らす景色の中に自分たちが入っていく感覚なので、小さな子でも「本当にいる!」と目を丸くしてくれます。
営業時間は季節で変わる
営業時間は季節で異なります。
観光情報サイトの案内では、3〜10月は9:30〜16:30(サファリゾーンの最終入園16:00)、11〜2月は9:30〜15:30(最終入園15:00)で、年中無休とされています。
ただし天候などで変更されることがあり、冬季の開園時刻を10時とする案内も見られるため、お出かけ前に公式サイトの営業時間ページで確認しておくと安心です。
冬は閉園が早いので、午前のうちに入るのが基本です。
所要時間は2〜3時間が目安
サファリゾーンを1周する所要時間は、マイカーで約30〜40分が目安です。
ふれあいゾーンも含めると、全体で2〜3時間ほどを見込む案内があります。
0〜3歳連れはおむつ替えや授乳、ぐずり対応が入るため、滞在は3〜4時間を想定して、予定を詰め込みすぎないのがコツです。

0〜3歳はどっち?バスとマイカーの選び方
ジャングルバスは膝上乗車がルール
ジャングルバスは、ライオンやゾウ、ラクダなどに餌をあげながら進む生態観察バスです。
公式の案内では、3歳以下の子どもは無料ですが、保護者の膝の上での乗車になり、1人の保護者が2人以上の子どもを抱っこして乗ることはできません。
4歳以上は1人1,500円です。
年齢制限はありませんが、揺れや振動を強く感じる場合があるため、内容を理解したうえで乗るよう案内されています。
餌をあげられる動物は、ムフロン、アメリカグマ、ライオン、ファローディア、アジアゾウ、フタコブラクダです。
動物の気分によっては食べないこともあります。
利用者の口コミには、1〜2歳だと揺れる車内で長時間抱っこし続けるうえ、餌やりのときに手を出さないよう気を配る必要があるため、自家用車のほうが向いている場合もある、という声があります。
マイカーサファリは自分たちのペースで回れる
マイカーサファリは入園料だけで利用でき、入園中は何度でも周回できます。
ジャングルバスと違って、途中で授乳をしたり、お菓子の時間にしたり、眠った子をそっとチャイルドシートに乗せたままにしたりと、家族のペースで動けるのが最大の魅力です。
子連れの体験記でも、乳幼児連れならマイカーがおすすめという感想が見られます。
注意したいのは、餌やりができないことと、動物が遠いと見えにくい場面があることです。
ただ、公式の案内では自家用車からは餌をもらえないと動物たちが理解しているため、近寄ってくることはほとんどないとされています。
車への接触が心配な方は、ジャングルバスへの乗り換えが勧められています。
迷ったら「マイカーで下見、バスで本番」
おすすめは、まずマイカーで1周して動物の配置と子どもの反応を確かめ、機嫌がよければジャングルバスに挑戦する流れです。
園のスタッフも、バスで餌をあげて間近で観察してから、車でじっくり見て回る楽しみ方を勧めています。
バスの定員や時間が合わなければ、マイカーを2周するだけでも十分に思い出になります。
公共交通機関で訪れる場合は、サファリゾーンの見学はジャングルバスが中心になるため、膝上で過ごす準備をしておきましょう。
月齢別に見る0〜3歳の楽しみ方
0歳〜首すわり前後は「車の中でのんびり」
首がすわる前後の赤ちゃんは、揺れの大きいバスより、マイカーで景色を眺めるほうが安心です。
動物を認識するというより、車窓の景色や音、いつもと違う空気を感じる時間になります。
運転する人以外の大人が、動物の名前や大きさを優しく声に出して伝えてあげると、親のほうが楽しめます。
授乳やおむつのタイミングは、サファリゾーンに入る前に済ませておくのが鉄則です。
体調や月齢に不安があるときは、お出かけの可否を小児科などに相談してください。
1〜2歳は「ゾウ・キリン・ライオン」をことばで楽しむ
1〜2歳は、動物の名前を覚え始める時期です。「あ、キリンさんだ」「ゾウさん、のしのし」と、鳴き声や動きのまねを一緒にすると、車内が笑いでいっぱいになります。
サファリロードは長いので、ぬいぐるみや動物の絵本を持っていくと、窓の外の本物と見比べる遊びができます。
ジャングルバスに乗る場合は、餌やりのときに子どもの手を大人がしっかり包んで持つと安全です。
3歳は「ミニ飼育員」気分を味わわせる
3歳になると、自分で餌をあげたい気持ちが強くなります。
ジャングルバスの餌やりは、長めの器具を使う方式なので、子どもが怖がらずにできたという体験談もあります。
ただし、料金が無料になるのは3歳以下で、膝上乗車が条件です。
4歳の誕生日を迎えると1人分の料金が必要になるので、誕生日の時期もチェックしておきましょう。
ふれあいゾーンで「自分で買ったエサをあげる」体験は、達成感があって3歳にぴったりです。

ふれあいゾーンと園内設備のポイント
ふれあいゾーンで会える動物と時間
歩いて回るふれあいゾーンは、小さな子が主役になれる場所です。
公式のお知らせによると、アカカンガルーは9:45〜16:00に「カンガルーふれあいの森」で公開され、売りエサは200円です。
ミニチュアホースは9:15〜16:30、ハリネズミはキャットサロン1階で9:00〜16:00の公開ですが、ハリネズミは触れ合いではなく展示のみです。
キャットサロンは1人500円という案内があります。
体験記では、モルモットを膝に乗せられたことを3歳の子が大喜びしていたという声や、ふれあいゾーンだけで約2時間半楽しめたという声があります。
ふれあいの時間帯や内容は動物の体調によって変わるため、当日の掲示を確認しましょう。
ベビーカー・授乳室・おむつ替え
ベビーカーは総合案内所で貸し出されており、料金は300円です。
数に限りがあるため、持参するのが確実です。
ジャングルバスにはベビーカーを乗せられず、総合案内所で預かってもらいます。
授乳室は園内にあり、レストラン付近にも赤ちゃん休憩室があるとの利用者情報がありますが、設備の案内は情報源によって差があるため、到着後に園内マップで場所を確認してください。
おむつ替えの場所は園内に複数あり、場所によっては人通りがあるので、気になる方は授乳室近くを選ぶと落ち着けます。
食事とお土産の考え方
園内のレストランには、子ども用のいすやキッズメニューが用意されているとの案内があります。
離乳食やミルクは、アレルギーや好みの面で安心な、普段使っているものを持参するのが無難です。
お土産やふれあいの売りエサでは、少額の現金があると便利です。
ふれあいゾーンの売りエサは100円玉で買えるものが多く、いたるところで無人販売されているため、小銭の準備をすすめる体験談もあります。
入園料と費用の目安を家族構成別に計算
公式の料金をおさらい
入園料は、高校生以上2,600円、4歳〜中学生1,500円です。
4歳未満の子どもは入園無料と案内されています。
ジャングルバスは入園料とは別で1名(4歳以上)1,500円です。
マイカーサファリを選ぶ場合は、自家用車1台につき園内ガイドの音声案内が600円と案内されています。
料金は改定されることがあるため、来園前に公式で確認してください。
家族構成別のシミュレーション
公式の料金をもとに、よくある家族のパターンで計算してみました。
ベビーカーのレンタルは含みません。
| 家族構成 | マイカーのみ | ジャングルバスも利用 |
|---|---|---|
| 大人2人+0〜3歳1人 | 5,800円(入園5,200円+ガイド600円) | 8,200円(入園5,200円+バス3,000円) |
| 大人2人+3歳以下1人+4歳1人 | 7,300円(入園6,700円+ガイド600円) | 11,200円(入園6,700円+バス4,500円) |
| 大人1人+3歳以下1人 | 3,200円(入園2,600円+ガイド600円) | 4,100円(入園2,600円+バス1,500円) |
ジャングルバスの料金は、4歳以上の1人ごとにかかります。
膝上の3歳以下は無料なので、0〜3歳の子が多い家庭ほど、バス代の負担は軽くなります。
ただし、保護者1人で膝に乗せられる子どもは1人までです。
大人1人で3歳以下の子ども2人を連れている場合は、バスに乗れない点に気をつけましょう。
お得に楽しむための確認ポイント
割引は、前売り券や会員優待、交通機関とのセット券などが過去に案内されてきました。
ただし内容は時期によって変わります。
ジャングルバスについては、2025年5月から前売り券が廃止されたとする案内があり、現在は入園時に購入する形です。
割引や料金の最新情報は、出発前に公式サイトで必ず確認してください。
アクセスと混雑を避ける当日の流れ
車と公共交通機関のアクセス
車の場合、東九州道の別府湾スマートICからは約7分です。
福岡からは約2時間半とされています。
公共交通機関では、別府駅西口からバスで片道約50分、運賃は大人900円とされています。
0〜3歳連れなら、移動中に寝かせやすい車が便利です。
電車やバスの場合は、乗り換えとおむつ替えのタイミングに余裕を持たせましょう。
混雑のピークと待ち時間の考え方
ゴールデンウィークやお盆などの連休は、入園ゲート前で車の列ができることがあります。
盆休みに9:30ごろ到着して、ゲート前で20〜30分待ったという口コミもあります。
ジャングルバスは当日先着順で、平日は約15便、土日祝日は約30便、始発は9:10、最終は15:50(11〜2月は15:20)とされています。
繁忙期は早めに売り切れることがあるため、バスに乗りたい日は、受付開始のころに着くのが安心です。
モデルタイムライン(3〜10月・平日)
公式の営業時間とバスの運行時刻をもとに、0〜3歳連れの1日を組み立てた目安です。
子どもの昼寝や機嫌に合わせて調整してください。
| 時間帯 | 過ごし方の目安 |
|---|---|
| 8:45〜9:15 | 到着・受付、必要ならジャングルバスのチケットを購入。 出発前に授乳とトイレを済ませる |
| 9:30〜10:30 | ふれあいゾーンへ。 ミニチュアホースやモルモットは、人が少ない午前のうちに |
| 10:30〜11:30 | ジャングルバスに乗車(約50分)。 または、マイカーで1周目 |
| 11:30〜12:30 | レストランで昼食。 ミルクや離乳食もここで |
| 12:30〜14:00 | 子どもの昼寝タイム。 帰り道の車で寝かせるか、マイカーで2周目 |
| 14:00以降 | カンガルーの餌やりなど、売店・お土産。 無理せず早めに帰路へ |

持ち物チェックリストと服装
必ず持っていきたいもの
- おむつ・おしりふき・着替え(多めに)
- ミルク・離乳食・飲み物・お菓子
- ベビーカー(ジャングルバスには乗せられません)
- 抱っこひもまたはヒップシート(バスの膝上乗車や園内の移動に)
- 少額の現金(ふれあいゾーンの売りエサ用に100円玉を多めに)
- 母子健康手帳や健康保険証など、普段のお出かけ用の書類
あると助かる便利グッズ
- 動物のぬいぐるみ・絵本(車内の待ち時間と見比べに)
- ウェットティッシュ・除菌シート(ふれあい後の手拭きに)
- ゴミ袋(車内のおむつ・お菓子のゴミ用)
- 酔い止めの代わりになる景色や遊びの工夫(車酔いしやすい子は、様子を見ながら)
- 日よけ帽子・サンシェード(夏の車内の窓際対策に)
服装と季節ごとの備え
ふれあいゾーンは屋外を歩きます。
夏は日差しと暑さ、冬は高原の冷え込みへの対策が必要です。
重ね着で調節できる服が便利です。
雨でもサファリゾーンの見学自体は可能とされていますが、ふれあいゾーンでは一部の体験が雨天中止になる場合があります。
レインコートやタオルを車に積んでおくと安心です。
体調に不安があるときは、無理をせず、必要に応じてかかりつけの小児科に相談してください。
安全に楽しむための注意点と心構え
マイカーサファリのルール
マイカーサファリの注意事項として、公式には窓をすべて閉め、ドアをロックし、子どもが乗っている場合はチャイルドロックを使うことが示されています。
サファリゾーンでは絶対に車外に出ない、窓を開けない、バックしないの3つを、同乗の家族全員で共有しておきましょう。
オープンカーや幌式の天井の車は、サファリゾーンに入れません。
動物が近づいたときは、急発進や急ブレーキをせず、止まらずにゆっくり移動します。
ペットは「ペット預かり所」に預けます。
ジャングルバスで気をつけたいこと
バスの窓は金網になっていて、動物との距離が近いのが魅力です。
子どもが餌に興奮して身を乗り出したり、手を網の外に出したりしないよう、大人がしっかり支えてください。
バスは未舗装の道を進むため、揺れがあります。
首がすわったばかりの赤ちゃんや、妊娠中の方は、無理のない範囲で判断しましょう。
気になるときは、公式の案内や園のスタッフに事前に相談するのがおすすめです。
「できなかった」も思い出にする心構え
ジャングルバスが売り切れて乗れなかった、子どもが眠ってしまって動物を見ていない・・・そんなこともあります。
それでも、車内で一緒に笑った時間や、ふれあいゾーンで見せた表情は、きっと家族の宝物になります。
「全部は回れなくて当たり前」と最初から決めておくと、予定どおりにいかなくても気持ちが楽になります。
よくある質問
赤ちゃんは何か月から行けますか?
入園の年齢制限は特にありません。
0〜3歳は入園料が不要で、ジャングルバスにも年齢制限はなく、膝上乗車が条件です。
ただ、首すわり前の赤ちゃんには揺れが負担になることもあるため、マイカーでの見学を中心に考えると安心です。
体調面で心配なときは、かかりつけの小児科に相談してください。
雨の日でも楽しめますか?
公式の案内では、サファリゾーンは雨でも見学できるとされています。
ジャングルバスは屋根と金網のある車両のため、雨でも動物を観察できます。
ただし、ふれあいゾーンでは一部の体験が雨天中止になることがあるので、傘やレインコートを用意し、屋内施設も組み合わせましょう。
ジャングルバスは予約できますか?
公式の案内では、当日先着順で、入園時に乗車希望を伝える形です。
売り切れ次第終了となり、混雑時は乗車できない場合があります。
バスが取れなかった場合に備えて、マイカーで楽しむプランも用意しておきましょう。
ベビーカーは使えますか?
ふれあいゾーンでは、ベビーカーがあると移動が楽です。
借りることもできますが、数が限られるため持参が確実です。
ジャングルバスには乗せられないので、乗車前に総合案内所に預けます。
抱っこひもを併用すると、バスに乗るときの動きがスムーズです。
まとめ
子連れのアフリカンサファリは、0〜3歳でも工夫次第でしっかり楽しめるお出かけです。
最後に、ポイントをまとめます。
- ジャングルバスは3歳以下無料で、保護者1人につき子ども1人までの膝上乗車。
ベビーカーは持ち込めません。 - 首すわり前〜1歳台はマイカー、2〜3歳はバスに挑戦する、という月齢別の組み立てがおすすめです。
- 費用は、大人2人と3歳以下1人なら、マイカーで5,800円、バスも使って8,200円が目安です。
- 連休は早めの到着を心がけ、「全部は回れなくて当たり前」と考えて、余裕を持った計画にしましょう。
- 営業時間・料金・ふれあいの時間は変わることがあるため、出発前に公式サイトで確認してください。
動物を見て目を輝かせる我が子の顔は、大人にとっても何より嬉しい瞬間です。
ぜひ、家族のペースで無理なく、笑顔いっぱいのサファリデビューを楽しんでください。