「まだ首がすわったばかりの赤ちゃんでも、水族館は楽しめる?」「歩き始めの1歳が、ペンギンの行列を見て大喜びしてくれたらいいな・・・」。お城のような外観で知られる登別マリンパークニクスは、そんな0〜3歳の子どもを連れた家族にとって、気になるお出かけ先のひとつです。
先に結論をお伝えすると、3歳以下は入園無料で、ベビーカーの貸出・授乳室・おむつ替え台もそろっているので、小さな子連れでも計画を立てやすい水族館です。この記事では、公式サイトで公開されている最新の料金やショーの時間割をもとに、0〜3歳の目線で見どころや回り方をまとめました。月齢別のモデルコース、持ち物チェックリスト、混雑を避ける時間帯まで1記事でわかるようにしてあります。
育児中のお出かけは、思いどおりにいかないのが当たり前です。ペンギンに夢中になる日もあれば、ショーの途中でぐずる日もあります。完璧を目指さず、「1つ見られたら大成功」くらいの気持ちで、親子の思い出づくりを楽しんでいきましょう。
登別マリンパークニクスは0〜3歳連れに向く?
北欧の古城が丸ごと水族館
ニクス城は、デンマークにあるイーエスコー城をモデルに建てられたお城で、約400種2万点の生き物を見学できる水族館として運営されています。
登別駅から徒歩5分という立地で、ニクス城を中心に中世ヨーロッパ風の街並みが広がっています。
まず外観を見た時点で、上のお子さんがいる家庭ならお城だと盛り上がるはずです。
3歳以下は入園無料という安心感
公式の料金表では、乳幼児(3歳以下)は入園料が無料です。
0〜3歳の子どもだけを連れて行く場合、実際に支払うのは大人の入園料と駐車場代が中心になります。
子連れお出かけサイトの口コミでも、幼児の評価は5点満点中4.7と高めでした(口コミ件数が少ない点には注意が必要です)。
0〜3歳連れで知っておきたい注意点
一方で、見どころが園内に点在しているので、ショーの会場間を移動する場面があります。
午前中にショーが立て続けにあり、会場間の移動に慌ただしさを感じたという声もありました。
小さな子連れの場合は、全部を見ようとせず、見たいものを2〜3個に絞るのがコツです。

また、イルカやペンギンのショーは時期や動物の体調で内容が変わります。
ショーの時間や営業状況は変更される場合があるので、お出かけ前に必ず公式サイトで最新情報を確認してください。
入園料・営業時間・アクセスの基本
入園料と駐車場の目安
公式サイトの料金は、おとな(中学生以上)が3,200円、こども(4歳〜小学生)が1,600円で、すべて税込です。
0〜3歳の子どもは無料なので、たとえば大人2人と1歳児1人なら入園料は6,400円という計算になります。
車で行く場合の駐車場は、普通車が500円で、収容台数は約750台です。
公式のオンラインチケットのほか、クーポン経由で大人が3,000円、こどもが1,500円に割引される案内もあります。
買う前に、割引の有無と条件を見比べておくと節約につながります。
営業時間と休業日
営業時間は、9:00〜17:00(最終入園16:30)で年中無休です。
ただし例年、4月上旬に保守のための休業が5日間あります。
春休みや旅行の時期をずらせる場合は、この期間を避けてください。
子連れの場合は、開園直後の9時台が狙い目です。
口コミでも、9時の開園直後はとても空いていたという声がありました。
車と電車でのアクセス
電車なら、JR登別駅から徒歩5分です。
車の場合は、登別温泉から約15分、道央自動車道の登別東インターチェンジから登別駅方面へ約5分です。
札幌方面からは、札幌中心部から高速利用で約1時間20分が目安になります。
赤ちゃん連れの長距離ドライブでは、休憩の回数が増えがちです。
到着が昼前になってもあわてなくて済むよう、授乳やおむつ替えの休憩を2回ほど見込んだ余裕のある出発をおすすめします。
ベビーカーや授乳室など子連れ設備
ベビーカー貸出と段差の少なさ
公式の案内では、ベビーカーの貸出は10台限定で1台300円です。
対象はA型で、1〜36か月・15kgまでで、身長や体重によっては借りられない場合もあります。
台数が少ないため、週末や連休は、持っているベビーカーを持参するほうが確実です。
園内の動きやすさについては、口コミで段差がほぼなく、ベビーカーでもスムーズに回れると評価されています。
水族館内もスロープやエレベーターがあるため、移動に困りにくい構造です。
授乳室とおむつ替えの場所
授乳室は、ゲート館の左手(男性用トイレ方向)に1か所あります。
女性専用で、母子一組ずつの利用となり、ドアノブに空室のカードがかかっているときだけ入れます。
授乳室にはおむつ替え台がありません。
おむつ替えは別の場所になるので、覚えておくと慌てずにすみます。
おむつ替え台は、各女性用トイレ内に設置されています。
ゲート館横、ニクス城の各階、アトラクション施設など園内の複数か所にあるため、移動の途中でも探しやすいです。
コインロッカーと荷物の預け先
荷物が多くなりがちな乳幼児連れには、コインロッカーが便利です。
公式の案内では、小型200円、中型300円、大型300円、特大500円の4種類があります。
小銭を用意しておくと、すぐに預けられます。
この日に登別温泉へ宿泊する方向けに、手荷物を宿泊先へ届けてくれるサービス(1個1,200円)もあります。
大きなスーツケースを持ち歩かずにすむので、温泉旅行とセットで訪れる家族に向いています。
0〜3歳が喜ぶ見どころと楽しみ方
ペンギンパレードは目線が近い
0〜3歳連れの一番人気は、ペンギンパレードです。
ニクス広場で行われ、毎日開催されています。
ペンギンが自分の足でとことこ歩く姿は、まだ言葉が少ない子どもにも伝わりやすく、指さしが増える1歳前後に特に向いています。
見学のときは、ペンギンが近づいてきても決して触らず、見守るのが大切なルールです。
ベビーカーの子どもには、少し早めに行ってパレードの通り道に近い場所を確保しておくと、目線が合いやすくなります。
ただし、ペンギンの体調不良や悪天候で中止になる場合があることは、事前に伝えておくとよいでしょう。
銀河水槽とクリスタルタワーの大迫力
ニクス城の中に入ると、高さ8mのタワー水槽が出迎えてくれます。
水槽の色や光の動きは、月齢が低い赤ちゃんの興味も引きやすい演出です。
館内には、光で彩られた大型のクラゲ水槽もあり、ゆらゆらした動きにじっと見入る子もいます。
イワシの水槽は、季節をイメージした音楽と照明で餌やりを演出します。
大きな群れが一斉に向きを変える様子は、大人でも思わず声が出る迫力です。
ぴーろとタッチプールで手を動かす遊び
1〜3歳に特におすすめなのが、キッズ向けのタッチプールです。
キッズタッチプール「ぴーろ」では、ドクターフィッシュとふれあえるお堀型のプールや、魚釣り体験ができるトイプール、生き物クイズなどが楽しめるとされています。
ブログの紹介では、幼児向けの小さな滑り台やミニボールプールもあるとあり、水族館の見学に飽きたときの息抜きにも使えそうです。
ニクス城内のタッチプールは、磯の仲間、サメ・エイ、ドクターフィッシュの3種類があります。
3歳の子でもドクターフィッシュが気に入ったという口コミ(3歳の子でも触れたり体験できるところが良かった)もありました。
生き物に触ったあとは、手洗いとアルコール除菌をすませてから、飲み物やおやつをあげると安心です。
ショーの時間割と小さい子の見方
アトラクション時間割の一覧
公式サイトのアトラクション案内で公開されている時間割を、使いやすいようにまとめました(10月下旬時点で、11月3日までの内容です)。
| 内容 | 開始時間 | 所要時間の目安 |
|---|---|---|
| イルカのパフォーマンス | 10:00/11:25/13:30/15:30 | 約15分 |
| オットセイのパフォーマンス | 10:30/13:00/14:45 | 約15分 |
| ペンギンパレード | 11:00/14:15 | 約15分 |
| イワシのパフォーマンス | 11:50/15:10 | 約10分 |
時間割は、イルカとオットセイ、ペンギンの内容が4月1日から11月3日までのスケジュールとして公開されています。
イワシは年度末の3月31日までの同じ時間割です。
11月4日以降は時間が変わる可能性があるため、秋冬に出かける方は公式サイトで最新の時間割を確認してください。
イルカショーの座席と音への配慮
イルカプールは全天候型のプールで、一年を通してパフォーマンスを楽しめるので、雨の日や寒い日にも使いやすいです。
ただし、口コミには前の方に座ると水しぶきで濡れるという注意もありました。
0〜3歳の子どもは、体が濡れると体温が下がりやすくなります。
初めてのときは、中段から後ろの席を選び、着替えとタオルを手元に置いておくと落ち着いて楽しめます。
音や水しぶきが苦手な子もいます。
ぐずったらすぐ席を立てるよう、通路に近い席を選ぶのもひとつの工夫です。
ショーが中止になるときの代案
ペンギンもイルカも生き物なので、体調や天候により予定が変わります。
そんなときの代案を、あらかじめ決めておきましょう。
- ペンギンパレードがない日は、ニクス城内でペンギンの展示を見る
- イルカのショーを見逃したら、次の回(1日4回)に切り替える
- どの回も見られなければ、ぴーろやタッチプールで遊ぶ

代案があるだけで、親の気持ちにも余裕が生まれます。
気持ちに余裕があると、子どもの機嫌にも自然と良い影響が出るものです。
月齢別モデルコースと所要時間
0〜1歳(寝んね・お座り期)のコース
子連れで楽しむ場合の滞在時間は、約3〜4時間が目安とされています。
ただし赤ちゃんの場合は、授乳やお昼寝を考えると、2〜3時間でも十分です。
授乳の時間を中心に、無理のない予定を立てましょう。
- 9:00 開園と同時に入園。
授乳室の場所を先に確認 - 9:15 ニクス城でクリスタルタワーやクラゲ水槽を、ゆっくり見学
- 11:00 ペンギンパレードを見学(ベビーカーのまま)
- 11:50 イワシのパフォーマンスのあと、早めに休憩と授乳
- 13:00 眠そうなら帰路へ。
車でお昼寝してもらう
1〜2歳(よちよち歩き期)のコース
歩けるようになったら、体を動かせる場所を組み込むと満足度が上がります。
ベビーカーと抱っこ紐の両方があると、ショーの待ち時間にも対応できます。
- 9:00 入園、ニクス城の見学(おそろいの帽子で記念撮影)
- 10:00 イルカのパフォーマンス(最初の回は比較的見やすい時間帯)
- 10:30 ぴーろで魚釣りや滑り台を体験
- 11:00 ペンギンパレード
- 12:00 昼食と休憩
- 13:00 ベビーカーでお昼寝しながら、お土産を選ぶ
2〜3歳(好奇心いっぱい期)のコース
この年齢は、ショーを理解して楽しめるようになってきます。「次はペンギンさん」と見通しを伝えると、待ち時間も上手に過ごせることが多いです。
- 9:00 入園、水族館見学とタッチプール
- 10:00 イルカのパフォーマンス
- 10:30 オットセイのパフォーマンス
- 11:00 ペンギンパレード
- 11:50 イワシのパフォーマンス
- 12:15 昼食
- 13:30 午後のイルカのパフォーマンスか、ぴーろでの遊び
このコースは、公式の時間割をもとに独自に組み立てたものです。
ショーを全部見る必要はなく、子どもの様子を見ながら削ってかまいません。
持ち物リストと混雑を避けるコツ
持ち物チェックリスト
園内は広く、荷物を預けられるロッカーもありますが、ショーやパレードのたびに取りに行くのは大変です。
必要なものをコンパクトにまとめましょう。
- おむつと、おしりふき(いつもの外出より多めに)
- 着替え一式(イルカの水しぶきやタッチプールの水ぬれ対策)
- 授乳ケープ、ミルクセット、飲み物
- 抱っこ紐(ベビーカーを降りたがるときに便利)
- 小銭(コインロッカーや現金で使う遊具に備えて)
- 手ふき、ウェットティッシュ、ビニール袋
- 冬場の防寒具、夏場の帽子や日よけ
離乳食や飲み物の持ち込みルールは、館内の飲食スペースによって異なる場合があります。
必要なときは、入園時にインフォメーションで確認するか、電話(0143-83-3800)で問い合わせると確実です。
混雑する時間帯と空いている時間帯
混雑する時間帯は、情報サイトによると10〜12時、12〜14時とされています。
ショーが集中する時間とも重なるため、午前10時以降は人が増える前提で動いたほうがよさそうです。
口コミでは、団体ツアーの来園が多い日に混雑する場所があったという声もあります。
いちばんのおすすめは、開園の9時に入園して、混み始める前に水族館を見学しておく方法です。
午後は、閉館が近づくにつれて人が減る傾向があるので、遅い時間に入る方法もあります。
ただし、午後は子どものお昼寝と重なりやすい点に注意してください。
雨の日・寒い日の過ごし方
北海道観光の公式サイトでも、この施設は「子どもと一緒」「雨でも楽しめる」というテーマで紹介されています。
ニクス城内の水族館とイルカプールは屋内で楽しめます。
ただし、ペンギンパレードは屋外のニクス広場で行われるため、雨や寒さの日は中止や内容の変更もあります。
冬は併設する遊園地が閉園していることも、口コミにありました。
冬場は暖かい服装を心がけ、屋外の移動を短めにしましょう。
遊園地・食事・登別温泉との組み合わせ
ニクスランドは何歳から?
園内には遊園地「ニクスランド」があり、営業期間は4月25日〜10月12日、営業時間は11:00〜16:00です。
土日祝の営業で、5月2日〜6日と7月25日〜8月23日は毎日営業と案内されていました。
ここでご紹介した期間は終了しているため、次のシーズンは公式サイトで確認してください。
注意したいのは、年齢の目安です。
公式の案内では、乗り物ごとに対象年齢が5歳以上や4歳以上と設定されています。
0〜3歳の子どもが乗れる乗り物は限られるため、遊園地を目的に来園するのは避けましょう。
また、ニクスランドのみの利用はできず、入園料が別途必要です。
食事とお昼寝の段取り
園内にはレストランやショップがあります。
ただし、口コミでは食事をするところが少ないと感じた方もいました。
メニューの選択肢は多くないかもしれないので、離乳食期の子は、家から持参するもの(ベビーフードや飲み物)も用意しておくと安心です。
お昼寝のタイミングは、ベビーカーが役立ちます。
昼食の後に園内を回りながら、そのままうとうとできる子もいます。
眠ってしまったら、無理に起こさず、お土産選びなど静かに過ごせる予定に切り替えましょう。

登別温泉へ向かう日の荷物対策
登別温泉に宿泊する日は、先ほどのコインロッカーや荷物の配達サービスが便利です。
受付は9:00〜16:30、預かりは閉館の17:00までとなっています。
宿泊先のチェックイン時間に合わせて、早めに園を出るのが無理のないスケジュールです。
ニクスで遊んだあと、そのまま温泉に向かうと、親子ともにゆったり休めるはずです。
よくある質問
赤ちゃん(0歳)でも入れますか?
はい、3歳以下は入園料が無料です。
月齢が低い子どもは、授乳室の場所を先に確認して、短めの滞在を計画すると安心です。
体調に不安があるときは、無理をせず、かかりつけ医に相談してから出かけてください。
季節のイベントはありますか?
季節ごとにイベントが開かれます。
公式のお知らせでは、10月のハロウィン企画として、10月3日〜31日の土日祝にイルカと記念撮影ができるイベントが紹介されていました。
料金は1組1,000円、定員は6組です。
動物の状態により中止になる場合があるので、参加を希望する方は事前に確認しましょう。
ショーは全部見るべきですか?
全部見る必要はありません。
0〜3歳の子どもは、集中できる時間が短いのが普通です。
ペンギンパレードとイルカのパフォーマンスのどちらか1つを選んで、楽しめた時点で十分と考えましょう。
ベビーカーは借りるのと持参、どちらが良い?
貸出は10台のみで、対象も1〜36か月・15kgまでと決まっています。
確実に使いたい方は、持参をおすすめします。
持参したベビーカーも、園内で問題なく使えると口コミで紹介されています。
まとめ
子連れで登別マリンパークニクスを楽しむポイントを、最後におさらいします。
- 3歳以下は入園無料で、大人は3,200円、4歳〜小学生は1,600円
- 営業は9:00〜17:00(最終入園16:30)で、開園直後が空いている
- ベビーカー貸出は10台限定の300円、授乳室はゲート館の左手に1か所
- ペンギンパレードは11:00と14:15、イルカは1日4回で、全部は見ずに絞る
- ぴーろやタッチプールで、1〜3歳の子の「やってみたい」を応援する
- 遊園地の乗り物は5歳以上向けが中心なので、0〜3歳は水族館とショーがメイン
赤ちゃんから3歳までの時期は、見るもの、触れるもの、すべてが初めての体験です。
ペンギンを指さして笑った顔や、ドクターフィッシュにそっと指を伸ばした瞬間は、あとから何度でも思い出したくなる宝物になります。
時間割や営業状況は変更されることがあるので、出発前に公式サイトの最新情報を確認したうえで、無理のない計画で、親子の楽しい時間を過ごしてください。