赤ちゃんのよだれが多い理由とスタイ替え時期

赤ちゃんのよだれが多い理由とスタイ替え時期
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「うちの子、こんなによだれが出ていて大丈夫かな?」「スタイを何枚替えても追いつかない・・・」と感じていませんか。生後3〜6ヶ月ごろを境に、急にお洋服の胸元がびしょびしょになってしまうのは、多くの赤ちゃんが通る成長のサインです。とはいえ、肌が赤くなったり、お洗濯の山に追われたりすると、不安や疲れも出てきますよね。

この記事では、赤ちゃんのよだれが多い理由を月齢別にやさしく解説し、スタイを替えるベストなタイミングと必要枚数の目安、よだれかぶれを防ぐためのスキンケア、そして毎日の育児が少しでも楽しくなるアイデアまで、まるごとお伝えします。読み終わるころには「なるほど、これでうちの子のよだれと上手につき合えそう!」と思っていただけるはずです。

目次

赤ちゃんのよだれが多いのはなぜ?

そもそも、なぜ赤ちゃんはこんなにもよだれを出すのでしょうか。
実は「よだれが多い=健やかに発達している証拠」とも言えます。
まずは、よだれが増える仕組みと役割を知って、安心して赤ちゃんを見守れるようにしましょう。

唾液腺の発達と消化機能の準備

赤ちゃんのよだれは、新生児の頃はそこまで多くないのですが、生後4〜5ヶ月の時期に増えると言われており、これは赤ちゃんの消化機能が整ってきている証拠だと考えられています。
母乳やミルクだけだった口の中が、これから離乳食を受け入れるための準備として、唾液腺が活発に働き始めるのです。

口を閉じる力がまだ未発達

生後6ヶ月近くなると、舌やあごの動きが活発になり、その動きが刺激となって唾液が増え、離乳食が始まるとさらに増加します。
この時期は口を閉じて飲み込むことが上手くできないので、唾液が口からあふれてしまいます。
つまり「よだれが垂れる」のは、唾液が多いだけでなく、上手に飲み込めないことも理由のひとつ。
飲み込む力が育つまでの一時的な現象なので、心配しすぎなくて大丈夫です。

歯が生える前のサインのことも

一般的によだれが多く分泌されるのは歯が生え始める6〜8ヶ月頃だと言われており、それは離乳食を始める合図だとも言われています。
歯ぐきがムズムズすることでよだれが増える子も多く、おもちゃをよく噛むようになったらそろそろ歯のサインかもしれません。

よだれが持つ大切な役割

よだれはただ垂れているだけではなく、立派なお仕事を持っています。
食べ物の消化を助けるほか、口の中を清潔に保ち、乾燥を防ぎ、虫歯菌の働きを抑えるという重要な役割があります。「ばっちい」と思ってしまいがちですが、赤ちゃんの健康を支える大切な味方なのです。


月齢別・よだれの量の目安

「うちの子、よだれが多すぎるかも・・・」と感じても、月齢ごとの目安を知ると安心できます。
ここでは、新生児から2歳ごろまでのよだれの変化を時系列で見ていきましょう。

ベビーベッドで微笑む生後5ヶ月くらいの赤ちゃんと、優しく口元を拭く母親の手元、明るい自然光の差し込むナチュラルな部屋

新生児〜生後2ヶ月:よだれより吐き戻しが中心

新生児から生後4ヶ月ほどの赤ちゃんは、口の中は乾き気味なのでよだれはほとんど出ませんが、新生児はよく吐き戻しをします。
この時期はよだれよりも、授乳後の吐き戻しによる首元の汚れを防ぐためにスタイが活躍します。

生後3〜4ヶ月:よだれが出始める

赤ちゃんは生後2〜3ヶ月ごろから徐々によだれが出始め、生後5ヶ月ごろがピークとされています。
指しゃぶりやおもちゃ舐めが活発になる時期で、口元がいつも濡れている状態に。
スタイデビューを検討するタイミングです。

生後5〜7ヶ月:よだれの量がピークに

生後7ヶ月頃にはさらによだれの量が増えるため、赤ちゃんによってはあっという間によだれでビショビショになることもあります。
離乳食もスタートし、唾液の分泌が本格化。
1日に5〜6枚スタイを交換することも珍しくないピーク期です。

1歳〜2歳:飲み込みが上達して落ち着く

よだれの量は生後2〜3ヶ月くらいから増え始め、6ヶ月〜1歳頃がピークで、1〜2歳前後を目安に落ち着いていきます。
口を閉じて飲み込む筋肉が発達してくると、自然とよだれは減っていきます。


スタイはいつから使い始める?

「スタイっていつから付ければいいの?」これは多くのパパママが悩むポイント。
月齢で判断するよりも、赤ちゃんの様子で決めるのが正解です。

よだれや吐き戻しが気になり始めたら

スタイは「よだれが増えて服が汚れる」と思った時期から使い始めるのが適しています。
赤ちゃんによって成長のスピードが違い個人差もあるので、赤ちゃんの様子に合わせてスタイを使いましょう。
早い子は新生児期から、ゆっくりめの子は離乳食スタートと同時に、というケースもあります。

新生児期に使う場合の注意点

新生児に使う場合は、首が座っていないため、紐が絡まったり布が顔を覆ったりすることによる窒息のリスクに十分注意してください。
吐き戻し対策として新生児にスタイを付ける場合は、授乳が終わり寝かせるときには外すとよいでしょう。

先輩ママ・パパの使い始めデータ

ベルメゾンで働くママパパへのアンケートでは、生後0ヶ月の新生児期〜生後3ヶ月に使い始めた人が80%近くを占め、おおよそ1〜2歳の間にスタイを卒業する傾向がありました。
「使い始めは生後3ヶ月まで」「卒業は2歳前後」という流れがひとつの目安になります。


スタイを替えるベストなタイミング

スタイは「濡れたら替える」が基本ですが、ただ漫然と替えるよりも、いくつかのサインを意識するとお肌トラブルを防ぎやすくなります。

濡れたままにしない・湿ったら即交換

よだれは唾液という消化液。
濡れたスタイを首元に当てたままにすると、肌のバリア機能が低下してかぶれの原因になります
表面が湿ったと感じたら、できるだけ早く交換するのがベストです。

授乳・離乳食の前後で替える

食事の前にきれいなスタイに替えておくと、食べこぼしを受け止めやすくなります。
食後は汚れたスタイをすぐ外し、首元を清潔に。
「食事=スタイ交換のタイミング」とルール化すると忘れにくいのでおすすめです。

お出かけ前と帰宅後はリセット

外出時はバッグに替えのスタイを2〜3枚入れておくと安心。
帰宅後はベビーカーや抱っこ紐で蒸れた首元もチェックして、新しいスタイへ。

寝るときは必ず外す

スタイをつけたまま寝かせると、首回りを締めてしまったり、鼻や口を塞いでしまったりするリスクがあります。
お昼寝・夜間就寝時は必ず外してください。


スタイは何枚必要?素材と形の選び方

赤ちゃんによってよだれの量は本当にさまざま。
ここでは平均的な枚数と、月齢別のおすすめ素材をご紹介します。

木製の棚に並んだカラフルなベビースタイ数種類、ガーゼ・タオル・シリコン素材が見える清潔感のあるディスプレイ

必要枚数の目安は5〜10枚

よだれが多い子は何度もスタイを交換することがあり、一日に5〜6枚が必要になることもあります。
洗いかえも考慮して10枚前後は準備しておくと安心です。
最初から大量に買わず、まずは5枚ほど用意して、足りなければ買い足すスタイルがムダがありません。

月齢別のおすすめ素材

0〜3ヶ月は主にミルクの吐き戻しや、口周りを拭くのに使用するため、速乾・吸収性に優れ、赤ちゃんの肌にやさしい綿素材のガーゼ生地やタオル生地のものがよいでしょう。
4ヶ月頃になると唾液の量が増えてくるため、吸水性にすぐれた厚めの綿生地やタオル生地、6ヶ月になると離乳食が始まるため、防水・防汚にすぐれたポリエステルやナイロン素材のスタイも活躍します。

形状で選ぶポイント

スタイの形状には主に、U型、丸型、バンダナ型があります。
U型はさまざまな用途に使用できる使いやすい形、丸型は360度よだれをキャッチしてくれるため活発な赤ちゃんにおすすめ、バンダナ型は丈が短くてもよだれをしっかり吸収してくれます。
寝返りやハイハイが始まったら、前垂れが長すぎないものを選ぶと安全です。

首回りサイズの合わせ方

月齢の目安としては、0〜3ヶ月が20〜30cm程度、4〜5ヶ月が30cm前後、6ヶ月以上は25〜30cm程度で、スタイをつけて大人の指1本が余裕に出入りできるぐらいのサイズが理想です。
きつすぎず、ゆるすぎず。
サイズ調整できるスナップタイプは長く使えてコスパも◎です。


よだれかぶれを防ぐスキンケア術

よだれが多い子の悩みでもっとも多いのが「よだれかぶれ」。
口まわりや頬が赤くなり、ガサガサになってしまうあれです。
正しいケアを知っておけば、悪化させずに乗り切れます。

「押さえ拭き」が基本

おうちで気をつけることは、まずは「押さえふき」です。
濡らしたガーゼやお口ふきシートなどで、こすらずやさしくトントンと押さえるようにふきます。
ゴシゴシ拭きは絶対NG
摩擦は赤ちゃんのデリケートな肌のバリア機能を壊してしまいます。

ワセリンで「保護膜」を作る

ワセリンの役割は保湿ではなく「保護」です。
肌の上に人工的なバリア膜を作ることで、よだれや食べ物が直接皮膚に触れるのを物理的に遮断します。
食事をする前に口の周りにワセリンを塗っておくと、食べ物や唾液が皮膚に直接つきにくくなります。
「拭いてから塗る」ではなく「汚れる前に塗る」のがコツです。

季節ごとのケアの工夫

冬は乾燥でバリア機能がさらに低下しがち。
加湿器を使用し、室内の湿度を50%から60%程度に保つことで、肌からの水分蒸発を防ぐことができます。
夏はよだれと汗で蒸れやすいので、こまめに拭いて通気性のよいスタイに替えましょう。

受診の目安

ジュクジュクと汁が出ている、水ぶくれがある、1週間以上ケアしても改善しない場合は、自己判断せず小児科や皮膚科を受診してください。
早めの相談で、ぶり返しを防ぎやすくなります。


毎日の洗濯とお手入れのコツ

「とにかく洗濯が大変!」というのが、よだれが多い時期の本音。
少しの工夫で、家事の負担をぐっと減らせます。

物干しに洗濯バサミで並んで干された色とりどりのベビースタイ、青空の下で風に揺れる爽やかな朝の風景

つけ置きでシミ予防

よだれや母乳のシミは時間が経つと黄ばみに変化することがあります。
脱いだらすぐにぬるま湯+赤ちゃん用洗剤でつけ置きしておくと、シミになりにくくなります。

乾きやすさで素材を選ぶ

ガーゼ素材は薄くて乾きが早く、洗い替えに便利。
厚手のタオル地は吸水性が高い反面、乾くのに時間がかかるため、季節や住環境に合わせて使い分けると効率的です。

カビ・におい対策

湿ったまま放置するとカビや臭いの原因に。
週に1回は酸素系漂白剤でつけ置きすると清潔をキープできます。
塩素系は赤ちゃんの肌への刺激が強いので、酸素系を選ぶのがポイントです。


こんなときは小児科に相談を

よだれが多いのは基本的に正常な発達ですが、なかには気になるサインが隠れていることもあります。
気になる症状があれば、かかりつけの小児科に相談しましょう。

受診を考えたい症状

次のようなときは、一度小児科で診てもらうと安心です。
発熱を伴う、機嫌が極端に悪く食欲がない、よだれと一緒にぐったりしている、口の中に白い斑点や口内炎がある、急によだれの量が極端に増えた、などのケースです。

かぶれが治らないとき

ホームケアを1週間続けても口まわりの赤みが引かない、ジュクジュクしてくる、かゆがって眠れない、といった場合も小児科または皮膚科へ。
早めの受診で塗り薬を処方してもらうと、結果的に治りが早いことが多いです。

かかりつけ医を持つ安心感

小さな変化を気軽に相談できるかかりつけ医がいると、日々の育児の不安がぐっと軽くなります。
乳幼児健診のタイミングで、よだれや肌のことも気軽に聞いてみましょう。


よだれが多い時期を楽しむアイデア

大変な時期だからこそ、ちょっとした工夫で毎日が楽しくなります。
スタイをファッションアイテムとして楽しんでみませんか?

スタイをコーディネートの主役に

シンプルなお洋服にカラフルなバンダナ型スタイを合わせるだけで、ぐっとおしゃれな雰囲気に。
お祝いでもらった少し豪華なスタイは、お出かけ用や記念撮影用に取っておくのもおすすめです。

記念フォトを残そう

よだれでびしょびしょの笑顔も、今だけの宝物。
毎月同じスタイで月齢フォトを撮ると、成長記録として一生の思い出になります
後で見返したとき、大変だった日々もきっと愛おしく感じられるはずです。

ハンドメイドにチャレンジ

市販のガーゼハンカチを2枚縫い合わせるだけでも、オリジナルのスタイが作れます。
ミシンが苦手な方は、手縫いキットも市販されているので、気軽にチャレンジしてみてください。


まとめ:よだれは成長の証、焦らずゆっくり

赤ちゃんのよだれが多いのは、消化機能や口まわりの筋肉が育っている大切なサインです。
生後3ヶ月ごろから増え始め、5〜7ヶ月でピークを迎え、1〜2歳ごろには自然と落ち着いていきます。
スタイは「濡れたら替える」を基本に、月齢に合った素材と形を選び、5〜10枚を目安にローテーションすると毎日がラクになります。

よだれかぶれを防ぐカギは、「やさしく押さえ拭き+ワセリンでの保護+濡れたままにしない」の3点セット。
気になるときはひとりで悩まず、かかりつけの小児科や皮膚科に相談すると安心です。

びしょびしょのよだれも、お洗濯の山も、振り返れば一瞬の思い出。
今しか見られない笑顔とよだれの記念写真を残しながら、無理せず、楽しみながら毎日を過ごしてくださいね。
あなたの育児が、ちょっとでも軽やかになりますように。

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