子連れ帰省を乗り切る!年末年始の準備と過ごし方

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じぃじ・ばぁばに赤ちゃんの成長を見せられる年末年始の帰省は、一年で最も楽しみなイベントのひとつ。でもその一方で、「荷物が多すぎて準備が大変」「移動中にぐずったらどうしよう」「慣れない環境で体調を崩さないか心配」と、不安を抱えるパパ・ママも多いのではないでしょうか。

特に0〜3歳の小さなお子さんとの長距離移動は、予想外のトラブルがつきもの。けれど、事前にしっかり準備をして過ごし方のコツを押さえておけば、帰省は「大変なイベント」から「家族の最高の思い出づくり」へと変わります。この記事では、移動手段別の対策から荷物を減らすワザ、帰省先での安全対策まで、先輩パパ・ママの体験談と最新情報をもとに、まるごと網羅して解説します。

雪の降る駅のホームで防寒着を着た赤ちゃんを抱っこ紐で抱え、笑顔で見つめる母親

帰省はいつから?月齢別の判断ポイント

「赤ちゃんを連れて帰省していいのはいつから?」というのは、最初に多くのパパ・ママが悩むポイントです。
まずは無理のないスケジュールを組むための基準を押さえておきましょう。

遠出は生後半年頃からが目安

帰省や遠出ができる月齢に明確な決まりはありませんが、体調や生活リズムが安定してくる生後半年頃から遠出のおでかけがしやすくなるとされています。
ただし赤ちゃんの成長には個人差があるので、月齢よりも赤ちゃんの様子を見て判断し、不安がある場合は事前の準備やシミュレーションをしっかり行うことが大切です。

実際の先輩ママのデータを見ても、初めての帰省・旅行を経験した時期は生後3ヵ月〜5ヵ月が最も多く37%で、この頃から首がすわり始め、授乳やお昼寝などの生活リズムも整ってくるため、スケジュールが立てやすくなる傾向があります。

「帰省しない」という選択肢もアリ

大切なのは、家庭の状況に合わせて柔軟に判断することです。
0歳のお子さんを持つ先輩ママパパへのアンケートでは、お正月を自宅で過ごした方が約48%、帰省先で過ごした方が約46%と、自宅で過ごす人のほうがやや多い結果でした。
赤ちゃんがまだ小さいうちは無理をせず、自宅でゆっくり過ごすのも立派な選択です。

体調に不安がある、感染症の流行が激しいといった場合は、今回の帰省を見送る判断も必要です。「孫の顔を見せなければ」と無理をして、親子で体調を崩しては元も子もありません。


移動手段別の選び方と注意点

帰省の快適さを大きく左右するのが移動手段の選び方です。
それぞれにメリット・注意点があるので、お子さんの月齢や性格、移動距離をふまえて選びましょう。

車・新幹線・飛行機の特徴を比較

小さなお子さん連れで最も選ばれているのは「車」です。
0歳〜1歳のお子さまがいる方へのアンケートでは、帰省先までの移動手段で最も多かったのは車で78%の方が利用していました。
車は家族だけの空間で移動でき融通が利くので、周りに気を遣うことなく赤ちゃんの様子に合わせて休憩をしながら移動できるのが大きな魅力です。

一方、新幹線や飛行機は移動時間が短く、運転の負担がないのがメリット。
ただし周囲への気配りが必要になります。
車利用者の移動中の困りごとで最も多かったのは「ベビーカーやチャイルドシートに乗るのを嫌がった」ことでしたが、車以外の移動手段では「周囲への気配りで疲れた」が46%と最も多く、移動手段によって悩みの種類が異なります。

生活リズムに合わせて出発時間を決める

移動手段にかかわらず、赤ちゃんの生活リズムを基準に出発時間を決めることが成功の鍵です。
先輩ママの工夫として、年末の帰省シーズンは空いている時間帯はないと考え、子どもの生活リズムを基準に飛行機や新幹線のチケットをとり、授乳の後すぐに寝る子ならお昼のミルクタイムを出発時間にするとちょうどいいという声があります。

お昼寝の時間に移動が重なるようスケジュールを調整できれば、ぐっすり眠っている間に移動が進み、ぐずり対策にもなります。

渋滞・混雑への備えを忘れずに

年末年始の帰省は、とにかく混雑します。
車移動では渋滞のリスクが大きく、ある先輩ママの体験では朝7時頃に出発したものの既に渋滞が発生していて、通常1時間くらいで着くところが4時間ほどかかってしまい、車内で見せるタブレットなどがなかったため子どもがぐずって大変だったというケースもありました。

高速道路の渋滞予測を事前に確認し、予測される渋滞発生時間より早めに通過できるよう、とにかく早い時間に出発するのが対策の基本です。
携帯用トイレを用意しておくと万が一の渋滞時も安心です。


荷物を減らす5つのコツ

子連れ帰省の最大の悩みといえば「荷物の多さ」。
おむつ、着替え、ミルク、おもちゃ・・・と、あれもこれもと詰め込むうちにバッグはパンパンになりがちです。
ここでは賢く荷物を減らすコツを紹介します。

テーブルの上に並べられたおむつ・着替え・哺乳瓶などの帰省準備品と、それをチェックリストで確認する手元

「現地調達」と「事前配送」を活用する

荷物を減らす最大のコツは、すべてを持っていこうとしないことです。
かさばるものや重いものは思い切って現地で購入・調達するのが鉄則。
おむつの帰省先で使う分、現地での食事やおやつ、バスタオル、ベビーカーなどは現地で用意したほうが身軽になります。

また、小さなお子さまを連れての移動時は荷物で手が塞がりあやすことが難しい場合もあるため、事前に帰省先に荷物を送っておくのも有効な対策です。
赤ちゃん連れで出歩くのが大変なら、通販を使って実家に直接送っておくのも手です。

チャイルドシートやベビーカーはレンタルも検討

特にチャイルドシートやベビーカーなどの大きなベビーグッズは、帰省先でレンタルして帰省先で返却するスタイルが楽です。
自治体によってはチャイルドシートを貸し出している場合もあるので、確認してみましょう。

なお、帰省先での車移動でチャイルドシートは必須です。
チャイルドシート未使用者の死亡重傷率は使用者の約2.1倍にも上るとされており、「ほんの数日だから」と油断せず必ず準備しましょう。

滞在日数から逆算して量を決める

おむつや着替えの量で迷ったら、計算式で考えると過不足が起こりにくくなります。
着替えやおむつなどの量を考えるときは「行き帰りの日数+滞在日数」を目安にしておくとよく、実家で洗濯できるならその分を減らしてもよいでしょう。

液体ミルクで授乳セットを軽量化

ミルク育児・混合育児のご家庭なら、移動中の授乳には液体ミルクが大きな味方になります。
液体ミルクは調乳済みのミルクが液状になっているため、お湯に溶かす必要がなく、そのまま赤ちゃんに与えられるのが特徴で、荷物がコンパクト&軽量になる、調乳いらずで素早くあげられる、ゴミ捨てが楽といったメリットがあります。

実際に、粉ミルクのお出かけセットに欠かせない哺乳瓶や調乳用のお湯がいらない分、液体ミルクの持ち運びセットはコンパクトになり、重さも約1kg軽くなります。
紙パックに装着できる専用の乳首(アタッチメント)を使えば哺乳瓶も不要になり、さらに荷物を減らせます。

液体ミルクを使う場合は、赤ちゃんが飲むかどうかを事前に自宅で試しておきましょう。
慣れない味を嫌がる子もいるため、ぶっつけ本番は避けるのが安心です。

替えがきかないものは必ず手荷物に

カトラリーのように使用頻度が高いものは実家用にもう1セット用意しておくと便利ですが、その一方で保険証や母子手帳と同様に替えがきかないものはポーチなどにコンパクトにまとめておくとよいでしょう。
これらは現地調達も配送もできないため、必ず手元に持っておきます。


これで安心!持ち物チェックリスト

ここでは、0〜3歳のお子さんとの帰省で持っていきたいものを整理しました。
移動手段や月齢によって調整しながら活用してください。

絶対に忘れたくない必需品

  • 健康保険証・乳児医療証・母子手帳・お薬手帳
  • おむつ・おしりふき・おむつ替えシート
  • 消臭効果のあるビニール袋(汚物用)と普通のビニール袋数枚
  • ミルク・液体ミルク・哺乳瓶(必要に応じて)
  • 離乳食・おやつ(月齢に合わせたもの)
  • 着替え・肌着・スタイ
  • 抱っこひも
  • 常用している保湿剤やケアクリーム
  • マスクや除菌グッズなどの感染症対策グッズ

特に年末年始は小児科がお休みになることが多いため、保険証・お薬手帳・乳児医療証は忘れずに、帰省先で対応可能な病院をあらかじめ調べておくと安心です。
また車であれば積雪による足止めも想定し、防寒着は多めに準備しておきましょう。

移動中のぐずり対策グッズ

長時間の移動を乗り切るには、お子さんを飽きさせない工夫が欠かせません。
新幹線や飛行機では、音が出ないおもちゃや布絵本を選ぶのがポイントです。

  • お気に入りのおもちゃ・新しいおもちゃ(音が出ないもの)
  • シールブック・塗り絵・迷路などの暇つぶしグッズ
  • 個包装で手が汚れにくいおやつ
  • お気に入りの動画をダウンロードしたスマホやタブレット
  • 飲み物(ベビーマグや紙パック飲料)

アカチャンホンポのアンケートでも、車・車以外での移動の両者が共通で挙げた移動中の困りごとの対策は「お気に入りのおもちゃや新しいおもちゃ」「お気に入りのおやつ」を用意したことでした。
普段は我慢させているお菓子や、本人が選んだ新しいおもちゃを「移動中だけの特別」として用意すると、旅の気分も盛り上がります。

パパ・ママ自身の備えも忘れずに

意外と忘れがちなのが、大人自身の持ち物です。
除菌ウェットティッシュ、ハンカチ、タオル、モバイルバッテリー、常備薬や絆創膏などの救急セットがあると、いざというときに落ち着いて対応できます。

新幹線の車内でおもちゃで遊ぶ1歳くらいの子どもと、隣で笑顔で見守る父親


新幹線・飛行機の座席選びと設備活用

公共交通機関を使う場合、座席選びと設備の活用で快適さが大きく変わります。
事前の予約段階で工夫しておきましょう。

多目的室の近くや通路側を予約する

新幹線には授乳やおむつ替えに使える設備があります。
おむつ替えや授乳に使用できる多目的室や、折りたたみ式のベビーベッドがあるトイレを設置している新幹線では、それらの近くの車両を予約するのがおすすめです。
ただし多目的室は先約があると使用できない場合もあるので、あらかじめ鉄道会社に問い合わせておくと安心です。

また、子連れの場合はトイレや子どものぐずりで車内を立ち歩くことも多くなるため、通路側の座席を予約して移動のしやすさを確保しておきましょう。
多目的室は事前予約はできませんが、車掌さんに声をかけると空いていればすぐに使わせてもらえます。
年末年始は混雑が予想されるので、早めに声かけをすると安心です。

飛行機はバシネット席を早めに確保

飛行機では、バシネット席(ベビーベッド設置可)を早めに予約することや、前方通路側の座席はトイレや荷物の出し入れがしやすく便利です。
子連れに配慮された座席は数が限られているため、なるべく早く予約しましょう。

航空会社によっては、ミルク作りの手伝いや赤ちゃん専用毛布の貸し出し、ベビーカーの貸し出しといった子連れ向けサポートが用意されている場合もあります。
利用したいサービスがある場合は、予約時に電話で連絡しておくとスムーズです。

ベビーカーより抱っこひもがスムーズ

混雑する年末年始の駅や空港では、ベビーカーが思わぬ足かせになることがあります。
ある先輩ママは空港までの電車をベビーカーで移動していたら、年末年始の混雑ピークでエレベーターになかなか乗れず、電車の乗り遅れが続いて空港到着が大幅に遅れてしまったという失敗を経験しています。

その対策として、年末年始の移動はベビーカーではなく抱っこ紐のほうがスムーズに移動でき、両手が空いて荷物も持てるうえ、機内でも抱っこし続けるので便利とのこと。
駅では事前にエレベーターの場所を確認しておくことも、慌てないためのポイントです。


帰省先での安全対策と過ごし方

無事にたどり着いても気は抜けません。
普段とは違う環境だからこそ、帰省先ならではの注意点があります。

到着したらまず家の中の安全確認を

じぃじ・ばぁばの家は、子どもにとって魅力的なものがいっぱいの未知の世界。
でもその裏には危険も潜んでいます。
大人が使いやすいように物が置いてある家は事故の危険がいっぱいなので、実家に着いたらまずパパ・ママが家の中を見回して安全確認を済ませてから子どもを遊ばせるようにしましょう。

歩けるようになった子どもは、玄関を入ったとたんに興味を持ったものに突進してけがをすることもあります。
帰省前に、けがのリスクが高いものの片づけをじぃじ・ばぁばにお願いしておくとよいでしょう。
誤飲につながりそうな小さなものは、あらかじめ手の届かない場所に移動してもらえると安心です。

生活リズムをできるだけ崩さない

お祝いムードのなかでも、赤ちゃんのリズムを守ることはとても大切です。
新年を迎えるお祝いムードのなか、お正月はいつもと違う生活になりがちですが、生活リズムの乱れは赤ちゃんにとってストレスになることもあります。
授乳や離乳食の間隔、お風呂や就寝のタイミングはいつもと同じ時間を守るようにしましょう。

また、大人数で賑わう環境は赤ちゃんにとって刺激が強いもの。
家族と赤ちゃんとの触れ合いを大切にしながらも適度な距離感を保ち、赤ちゃんが疲れた場合は無理をせず休ませることが重要です。
家族には赤ちゃんの生活リズムや注意点を事前に伝えておくと、スムーズに過ごせます。
赤ちゃんがゆっくりできる静かな部屋を一室確保してもらえるよう、事前にお願いしておくとよいでしょう。

冬の体調・感染症対策を万全に

年末年始は乾燥と寒さ、そして感染症の流行が重なる季節です。
気温が低く乾燥する時期なので温度や湿度を管理して体温を調整し、冬だからといって暖房を入れすぎたり衣服を着せすぎたりしないよう気をつけましょう。
帰省先が遠方の場合は普段と気温が異なるため、天気予報をチェックしてから持参する洋服を決めるのがおすすめです。

感染症対策も忘れてはいけません。
帰省先でのインフルエンザなどの感染症の流行をリサーチしておき、緊急連絡先も確認しておくと安心です。
年末年始は混雑し、ウイルスに感染しやすい時期でもあるので、赤ちゃんをあちこち連れ歩くのは避けたいところです。
おむつ替えや授乳の前後の手洗い、公共の設備を使う際の消毒も徹底しましょう。


家族みんなで楽しむための心構え

準備や対策が整ったら、最後に大切なのは「楽しもう」という気持ちです。
帰省は大変なことばかりではなく、家族の絆を深める絶好の機会でもあります。

パパ・ママで役割分担を決めておく

ワンオペにならないよう、夫婦で協力体制を作っておくことがスムーズな帰省の秘訣です。
寝かしつけは「実家に帰るなら旦那担当」「義実家に帰るなら私担当」など、事前に役割を決めておくとスムーズです。
移動中も交代であやす役を担えば、長い移動時間も意外と早く感じられます。

周囲への一言で気持ちがラクになる

公共交通機関での移動で気になるのが、周囲への気配り。
そんなときは先回りの挨拶が効果的です。
先輩ママの体験では、席の前後左右の人に「ご迷惑をおかけしてしまうかもしれませんが」と一言挨拶しておくと、ぐずったときもまわりが温かく見守ってくれる感じがするとのこと。
たった一言で、親自身の気持ちもぐっとラクになります。

「完璧」を求めず心の余裕を大切に

何より大切なのは、肩の力を抜くことです。
一度しかない小さなお子様と過ごす大切な時間。
楽しむ気持ち、心の余裕をつくることが一番大切な準備なのかもしれません。

帰省は、じぃじ・ばぁばに孫の成長を見てもらえるかけがえのないお披露目の場でもあります。
0歳〜1歳のお子さまがいる方の80%が年末年始に帰省しており、じぃじ・ばぁばに孫の誕生や成長を報告するお披露目の場になっているようです。
多少の失敗があっても、それも含めて家族の思い出。
「完璧にこなそう」と気負いすぎず、赤ちゃんとの時間を楽しむ気持ちを大切にしましょう。


まとめ

0〜3歳のお子さんとの年末年始の帰省は、準備とちょっとしたコツで驚くほど快適になります。
最後に、この記事のポイントを振り返ってみましょう。

  • 帰省の時期は月齢よりも赤ちゃんの様子で判断し、無理なら見送る選択も
  • 移動手段は月齢・性格・距離で選び、生活リズムに合わせて出発時間を決める
  • 荷物は「現地調達」「事前配送」「レンタル」「液体ミルク」で賢く軽量化
  • 替えのきかない保険証・母子手帳は必ず手荷物に
  • 新幹線は多目的室の近く、飛行機はバシネット席を早めに確保
  • 帰省先ではまず安全確認、生活リズムと体調・感染症対策を万全に
  • 夫婦で役割分担し、完璧を求めず楽しむ気持ちを大切に

小さなお子さんとの帰省は、確かに準備も移動も大変です。
でも、その先には「おじいちゃん、おばあちゃんに会えてうれしそうな我が子の笑顔」という、何ものにも代えがたい瞬間が待っています。
この記事を準備の参考にしていただき、家族みんなにとって温かく楽しい年末年始になりますように。

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