親子ヨガの始め方 | 年齢別ポーズとおうちのコツ

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「毎日抱っこや授乳で体はガチガチ、自分の時間なんて全然ない・・・」そんな風に感じていませんか。育児に追われる中で、肩こりや腰痛に悩まされ、ついつい自分のケアは後回しになりがちですよね。そんなときにおすすめしたいのが、赤ちゃんやお子さんと一緒に楽しめる「親子ヨガ」です。

親子ヨガは、特別な道具も難しいテクニックもいりません。マット1枚とちょっとした時間があれば、おうちのリビングですぐに始められます。しかも、お子さんとのスキンシップを通じて心も体もほぐれ、親子の絆までぐっと深まる・・・そんな嬉しい効果がたくさん詰まっています。

この記事では、0〜3歳のお子さんを持つ親御さんに向けて、親子ヨガの始め方を年齢別にわかりやすく解説します。首すわり後から楽しめる簡単なポーズや、おうちレッスンを長続きさせるコツ、安全に楽しむための注意点まで、この1記事で丸ごとわかります。読み終わる頃には、きっと「今日からやってみよう!」とワクワクした気持ちになっているはずです。

目次

親子ヨガとは?基本を知ろう

親子ヨガとは、その名の通り親子でペアになって行うヨガのこと。
子どもとのスキンシップを取り入れた、ゆったりとした動きやポーズを中心に行います。
ヨガというと「難しそう」「体が硬いからできない」というイメージを持つ方も多いですが、親子ヨガは遊び感覚でできるのが大きな魅力です。

リビングのヨガマットの上で笑顔の母親が赤ちゃんと向き合ってポーズをとっている明るい室内シーン

親子ヨガとベビーヨガの違い

よく似た言葉に「ベビーヨガ」があります。
ベビーヨガは赤ちゃんが1歳6ヶ月頃になるまでを対象にしたものがほとんどですが、親子ヨガは子供の年齢が上がっても楽しむことができます
つまり、赤ちゃんの時期はベビーヨガとして触れ合いを中心に、成長したら親子で一緒にポーズをとる親子ヨガへと、無理なくステップアップしていけるイメージです。

ヨガ経験がなくても大丈夫

「ヨガ未経験だけど始められる?」という不安はまったく必要ありません。
親子ヨガはポーズを完璧にとることが目的ではなく、呼吸を整えながらお子さんと楽しく体を動かすことが一番の目標です。
上手にできるかどうかより、親子で笑顔になれる時間を過ごすことが何より大切なのです。


親子ヨガで得られる嬉しい効果

親子ヨガには、ママやパパにとっても、お子さんにとっても嬉しい効果がたくさんあります。
ここでは代表的なメリットを整理してご紹介します。

親(ママ・パパ)にとってのメリット

お子さんを抱えたり持ち上げたりする動きには、ほどよい負荷がかかります。
ママにとっては、ベビーを抱えたり持ち上げたりすることで、ほど良い負荷がかかり、ダイエットやストレス発散に効果的です
また、深いゆっくりとした呼吸を意識することで自律神経が整い、肩こりや腰痛といった育児中のマイナートラブルの軽減も期待できます。
育児で凝り固まった心と体を、無理なくほぐしてあげられるのです。

子どもにとってのメリット

お子さんにとっても、親子ヨガは心と体の成長を後押ししてくれます。
親子でペアになってポーズをとることで、子供とママが触れあえるので、子供は愛情を感じ、情緒が安定します。
気持ちが安定することで周りの人を信頼したり、思いやりを持ったりする心が芽生え、社会性が育つとも考えられています

さらに集中力が高まったり、姿勢がよくなったり、運動機能の発達が促されるといった効果も期待できます。

スキンシップがもたらす「幸せホルモン」

親子ヨガの大きな魅力は、たっぷりのスキンシップです。
実は、優しく触れ合うことで親子双方の脳内に「オキシトシン」という物質が分泌されることがわかっています。
オキシトシンは、人との絆を深める作用があることで知られています。
触れ合いによって親子双方のオキシトシンが増加し、愛着が形成されます。
この愛着関係により、子どもは親を「安全基地」として認識するのです

このオキシトシンは「愛情ホルモン」「幸せホルモン」とも呼ばれ、長期的な効果も注目されています。
研究によると、生後初期に多くのふれあいと親密さを体験する赤ちゃんでは、社会的スキルの向上、ストレスの軽減、健康的な成長が長期的にみられることが示されています
親子ヨガの時間は、まさにこの幸せホルモンをたっぷり分泌させる絶好の機会なのです。

母親に抱っこされて見つめ合いながら微笑む赤ちゃんのアップの写真、温かみのある雰囲気


親子ヨガはいつから始められる?

「うちの子はまだ小さいけど、いつから始められるの?」という疑問は、多くの親御さんが持つものです。
ここでは、始める時期の目安をわかりやすくお伝えします。

赤ちゃんは「首すわり」が目安

一般的に、親子ヨガは、赤ちゃんの首がすわった生後3ヶ月頃から始められます。
この時期になれば、産後のママの体調も安定してくるので、軽い運動を始めるのにちょうどいい時期です

首がしっかりすわることで、抱っこや揺らす動きも安心して行えるようになります。

ママ自身の体調も大切に

忘れてはいけないのが、始める側であるママ自身の体調です。
産後2か月(帝王切開の場合3か月)以降のママであればヨガをすることができますが、ご自身の体調も考え、無理のない範囲ではじめましょう
産後1か月健診を終えて、医師から運動の許可が出ていること、体調に異常がないことを必ず確認してから始めてください。

体調が悪い日は無理をしない

親子ヨガを始める前には、親子ともに体調を確認する習慣をつけましょう。
お子さんに発熱などがなく、機嫌がよいこと、ママの体調も万全であることが基本です。
親子ヨガは「毎日やらなければ」と気負うものではなく、お互いに気持ちよく過ごせる日に楽しむものと考えると、ぐっと気楽に続けられます。


年齢別・親子ヨガの楽しみ方

親子ヨガの魅力のひとつは、お子さんの成長にあわせて楽しみ方が変わっていくこと。
ここでは0〜3歳の発達段階に応じた楽しみ方をご紹介します。

生後3ヶ月〜半年頃:触れ合い中心

この時期は、まだお子さんが自分でポーズをとることはできません。
赤ちゃんが小さいうちは、ヨガのポーズを行うのはママだけです。
赤ちゃんは横に寝かせておいたり、ママが抱っこしたりしながらポーズをとります

赤ちゃんの手足をやさしく動かしたり、体をそっと揺らしたりするベビーマッサージのような触れ合いが中心になります。
目を見て、たくさん語りかけながら行うのがポイントです。

半年〜1歳半頃:一緒に動く楽しさを

お座りができるようになる頃からは、赤ちゃん自身の動きも取り入れられるようになります。
ママの膝の上に乗せて一緒に揺れたり、抱っこしてスクワットしたりと、赤ちゃんが「動く楽しさ」を感じられる遊びを増やしていきましょう。
赤ちゃんが楽しみながらバランス感覚や空間把握能力を高めることができます

1歳半〜3歳頃:まねっこでポーズに挑戦

言葉が少しずつ理解できるようになると、ぐっと親子ヨガらしくなってきます。
言葉が理解できるようになれば、ママの横でポーズを真似するなどして楽しめます
この時期は動物や乗り物になりきる「なりきりヨガ」が大人気。
犬のポーズで「ワンワン」、ライオンのポーズで「ガオー」と声を出すと、遊びの延長でどんどん楽しんでくれます。
上手にできたら、たくさん褒めてあげることも大切です。

幼児が四つん這いになって犬のポーズをまねっこし、隣で母親が笑顔で見守っている家庭でのシーン


おうちでできる簡単ポーズ集

ここからは、実際におうちで挑戦できる簡単なポーズをご紹介します。
どれも特別な技術は不要ですので、お子さんの様子を見ながら気軽に試してみてください。

赤ちゃんと楽しむ「ブランコ」の動き

ママが安定して座り、赤ちゃんを抱っこしたまま体をゆっくり左右に揺らします。
まるでブランコに乗っているような心地よい揺れが、赤ちゃんの気持ちを落ち着かせてくれます。
ぐずってしまったときのあやし方としても役立ちますよ。
揺らす動きは赤ちゃんのバランス感覚を刺激するとも言われています。

親子でチャレンジ「お寿司ポーズ」

少し大きくなったお子さんと楽しめる、遊び心いっぱいのポーズです。
正座になって、ひざを腰幅に開き、息を吐きながら両腕を床につけて前に伸ばし、上体を前に倒します(チャイルドポーズ)。
額を床につけて首と肩の力を抜いて自然に呼吸し、ママの背中に子供がうつ伏せの姿勢で乗ります

ママがシャリで、お子さんがネタになった「お寿司ポーズ」です。
お子さんのほどよい体重が、腰や背中を気持ちよくほぐしてくれます。

お子さんを背中に乗せるポーズは、落下を防ぐため、必ずパパや家族にそばで見守ってもらいながら行ってください。

なりきりで楽しい「動物ポーズ」

お子さんが夢中になるのが、動物になりきるポーズです。
四つん這いになってお尻を高く上げる「犬のポーズ(ダウンドッグ)」や、正座から手を前に伸ばす「子どものポーズ」など、身近な動物や馴染みのあるものに見立てると、お子さんもわかりやすく取り組めます。
動物や乗り物のポーズでは、真似をする動物の動きや鳴き声、乗り物の特徴的な音などを想像しながらポーズを取ります。
それを繰り返し行うことで、想像力や表現力が増します

親子でバランス対決「木のポーズ」

片足立ちでバランスをとる「木のポーズ」は、見た目以上に難しく、大人でもグラグラしてしまうもの。
だからこそ親子で挑戦すると盛り上がります。
木のポーズは片足立ちでバランスをとる、見かけによらず難しいポーズです。
お子さんと一緒に取り組むと、どちらが長くポーズを保てるかバランス対決ができますよ

ゲーム感覚で笑い合いながら、自然とバランス感覚や集中力が養われます。


おうちレッスンを成功させるコツ

せっかく始めるなら、親子で楽しく長く続けたいもの。
ここでは、おうち親子ヨガをうまく続けるためのコツをお伝えします。

準備するものは最小限でOK

おうち親子ヨガに必要なものは、驚くほどシンプルです。
自宅で親子ヨガをする場合は、マット1枚さえあればOK。
子どもがまだ小さいベビーヨガの場合は、赤ちゃんを寝かせてあげるバスタオルも準備します

お子さんの服は、動きやすく体を締めつけないものを選びましょう。
汗をかくこともあるので、着替えを用意しておくと安心です。

始める前と後のちょっとした工夫

楽しく安全に進めるための、ちょっとしたコツがあります。
どんなポーズでも、初めに子どもに、今からどんなポーズをするか伝えてから始め、ポーズが終わったら褒めてあげること、そしてお互い体調の良い時に楽しむことが大切です。
また、ヨガの前に水分補給をしておくと、親子ともにバテることなく集中して取り組めます。

「ゆるく楽しむ」が長続きの秘訣

何より大切なのは、頑張りすぎないこと。
ママがしんどい時やキッズの機嫌が悪い時など、気持ちに余裕がない時は、がんばってヨガをする必要はありません。
肩の力を抜いてやりたいポーズだけをするぐらいのゆるい気持ちで楽しみながらトライすることが長続きの秘訣です

「今日は1ポーズだけ」「気が向いたときだけ」でも十分
育児の合間のほんの数分でも、親子で笑顔になれれば大成功です。


親子ヨガの注意点と安全対策

楽しい親子ヨガも、安全への配慮を忘れてはいけません。
ここでは、必ず押さえておきたい注意点をまとめます。

滑り止めとケガ防止

フローリングの上で直接行うと、足が滑って転倒したり、膝を痛めたりする恐れがあります。
床に膝をつけると、アザができることがあります。
特に骨がゴツゴツと出やすいやせ型の子どもの場合は、痛みを感じることもあるので、ヨガマットを敷きましょう

マットがない場合は、厚めのバスタオルやカーペットでも代用できます。

お子さんの様子を最優先に

ポーズの秒数や形にこだわる必要はありません。
ママは一つのポーズにつき3〜5呼吸を目安にし、ベビーやキッズはスキンシップ目的なので、秒数にこだわらず様子に合わせて時間を調整してください
お子さんが嫌がったり、痛がったりしたら、すぐに中止しましょう。
無理にポーズをとらせることは絶対に避けてください。

無理をしないことが一番の安全策

お子さんが息を止めていたり、手や体に力が入りすぎていたりする場合は、負担が大きいサインです。
すぐに緩めてあげましょう。

気になる持病がある場合や、体調に不安があるときは、事前にかかりつけの医師に相談すると安心です。
「痛い」「つらい」を我慢しないことが、親子ヨガを長く楽しむための一番の安全策です。


教室とおうち、どっちがいい?

親子ヨガは自宅でも教室でも楽しめます。
それぞれの良さを知って、ご家庭に合ったスタイルを選びましょう。

おうちヨガのメリット

おうちヨガの最大の魅力は、自分のペースで気軽にできること。
天候やお子さんの機嫌に左右されず、思い立ったときにすぐ始められます。
自宅なら自分の都合の良い時間にできますし、家から近い教室がない、通うとお金がかかる、でも親子ヨガをやってみたいという人にぴったりです
移動の負担がないのも、小さなお子さんがいる家庭には大きなメリットです。

教室ヨガのメリット

一方、教室に通うことで得られる出会いや学びもあります。
インストラクターから直接ポーズを教わることで、より正しく安全に取り組めますし、同じ月齢のお子さんを持つ親同士のつながりも生まれます。
子育ては個人戦になりがちなので、教室は子育ての仲間をつくる、つながる場所にもなります
育児の悩みを分かち合える仲間ができるのも、教室ならではの魅力ですね。

まずはおうちから気軽にスタート

迷ったら、まずはおうちで気軽に始めてみるのがおすすめです。
マット1枚あれば今日からでも挑戦できます。
慣れてきて「もっと本格的に学びたい」「仲間がほしい」と感じたら、教室を検討するという流れが無理なく続けられます。
動画サイトには初心者向けの親子ヨガ動画もたくさんありますので、参考にしながら楽しんでみてください。


まとめ:親子ヨガで育児をもっと楽しく

親子ヨガは、特別な道具も技術もいらない、誰でも気軽に始められる親子のふれあい時間です。
親子ヨガは産後ダイエットやストレス解消、子どもの情緒安定など嬉しいメリットが盛りだくさん。
心と体に余裕をもたらし、スキンシップを通して親子の絆も深まります

0〜3歳という時期は、お子さんの成長がめざましく、日々の変化に驚かされることばかり。
親子ヨガを通じてたっぷりスキンシップをとることは、お子さんの心の安定と、親御さん自身の癒しの両方につながります
首すわり後の触れ合いから、まねっこポーズまで、成長にあわせて楽しみ方が変わっていくのも大きな魅力です。

大切なのは、上手にできることではなく、親子で笑顔になれること。「今日はちょっと育児に疲れたな」と感じたときこそ、深呼吸をひとつして、お子さんと一緒に体を動かしてみてください。
きっと、いつもの育児の時間が少しだけ特別で、楽しいものに変わっていくはずです。
マット1枚を広げて、今日からあなたも親子ヨガを始めてみませんか。

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