3歳児の習い事は掛け持ちOK?組み合わせ費用まるわかり

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「お友だちはもう2つも習い事をしているみたい」「うちの子にもそろそろ何か始めさせたほうがいいのかな」・・・3歳を過ぎたころから、そんな気持ちがふと湧いてくる親御さんは少なくありません。とはいえ、いざ習い事を選ぼうとすると「1つだけで十分なのか」「掛け持ちさせるならどんな組み合わせがいいのか」「費用はどれくらい見ておけばいいのか」など、次から次へと疑問が出てくるものです。この記事では、3歳児の習い事の掛け持ちについて、実際のアンケートデータや費用相場をもとに、無理なく楽しく続けられる組み合わせの考え方をわかりやすくまとめました。読み終えるころには、我が家に合ったペースが見えてくるはずです。

3歳から習い事を始める家庭は多い?

まず気になるのは「3歳で習い事を始めるのは早すぎないか」という点でしょう。
実は、複数の調査で3〜4歳が習い事デビューのボリュームゾーンであることがわかっています。
株式会社インタースペースが運営する「ママスタまなび」で行った調査によると、習い事を始めた年齢で一番多かったのは3歳で22.2%でした。
続いて多いのが4歳の21.3%、3番目は0歳で12.9%となっており、この時期に何かしらの活動を始める家庭が非常に多いことがうかがえます。

別の調査でも同様の傾向が見られます。
ベネッセ教育総合研究所の調査によると、子どもが習い事を始める時期は、4歳がもっとも多いとのことです。
この調査では、約60%が3~5歳で習い事スタートしていることがわかりました。
3歳前後は言葉やコミュニケーション能力が急速に発達し、新しいことへの好奇心も旺盛になる時期のため、習い事を始めるタイミングとして理にかなっているといえるでしょう。

3歳児はどんな発達段階にあるのか

3歳ごろの子どもは、手先が器用になり、簡単な会話ができるようになり、友だちとの集団行動にも少しずつ興味を示し始めます。
この発達段階だからこそ、水遊びやリズム遊び、簡単な工作など、体験を通して学ぶタイプの習い事との相性がよいとされています。

焦って始める必要はない

一方で、周りが始めているからといって焦る必要は一切ありません。
習い事はあくまで子どもの興味関心を伸ばすための選択肢であり、始める時期に「正解」はありません
子どものタイミングを見ながら、無理なく取り入れていく姿勢が何より大切です。

リトミック教室で音楽に合わせて楽しそうに体を動かす3歳くらいの女の子と見守る先生


掛け持ちしている家庭はどのくらいいる?

実際に習い事を掛け持ちしている家庭はどれくらいの割合なのでしょうか。
年齢を問わず子育て世帯全体を対象にした調査では、習い事をしているかどうかの設問では、約8割が習い事を「している」と回答。
さらにそのなかで掛け持ちしているのは、なんと全体の78.2%、多くの子どもが2つ以上の習い事をしていることがわかりました。
数の内訳を見ると、全体では、習い事「2つ」が33.6%、「3つ」が25.2%、「1つ」が21.9%の順に多くなっており、2つの掛け持ちがもっとも一般的な形といえます。

3歳前後に絞った掛け持ち事情

ただし、この数字はあくまで全年齢の平均です。
年代別に見ると、幼児期はまだ掛け持ちの割合が控えめであることがわかっています。
0~6歳を幼児として比較したところ「1つ」の割合が31.2%と一番多く、男女ともに5歳ごろから掛け持ちする子が増える傾向にあるようです。
地域密着型の調査でも同様の結果が出ており、0~3 歳では習い事をしているお子さんが 28.6 %、していないお子さんが 71.4 %でした。
つまり3歳児の多くはまだ習い事を始めていないか、始めていても1つだけというケースが主流であり、掛け持ちは無理に急ぐものではないことがデータからも裏付けられています。

年齢が上がるにつれて掛け持ち数が増える理由

0~3歳の人気の習い事は 1 位が「英語など外国語」、2 位が「幼児教室など」、3 位が「水泳」と「舞踏、ダンス、バレエ、体操など」でしたが、4~6 歳になると、「水泳と音楽」「英語と幼児教室」のように複数の習い事をしているというお子さんが増えます。
これは、体力や理解力が発達し、複数のレッスンをこなす余力が出てくることが背景にあると考えられます。
3歳の時点では1つの習い事にじっくり慣れさせ、様子を見ながら少しずつ増やしていく流れが自然といえるでしょう。


3歳児に人気の習い事ランキング

実際にどのような習い事が3歳前後の子どもたちに選ばれているのでしょうか。
複数の調査結果を総合すると、次のような顔ぶれが上位に入っています。

  • 水泳・スイミング
  • 英語・英会話教室
  • 幼児教室(知育系)
  • リトミック・音楽教室(ピアノなど)
  • 体操・ダンス・バレエ
  • そろばん・学習塾

幼児全体を対象にした調査でも、水泳、英語・英会話、ピアノは人気の習い事ですと紹介されており、これらは年齢を問わず定番の人気ジャンルであることがわかります。
またワンオペや共働き家庭にとって始めやすい理由として、3歳になると、言葉をはっきり話せるようになり、手先も器用になってきます。
そのため、習い事を始めるタイミングとして適しているのですという点も挙げられます。

運動系の習い事の特徴

水泳は全身運動である水泳は、子どもの運動能力や心肺機能を高めるのにぴったりな習い事です。
3歳のうちは水に慣れたり、プール内で遊んだりする程度ですが、体力づくりの基礎として非常に人気があります。
体操やダンスも、リズム感やバランス感覚を養えることから支持されています。

知育・学習系の習い事の特徴

知育系では、子どもの集中力や処理能力を鍛えたい場合は、そろばん教室がおすすめです。
3歳になると数字を理解し始めるため、小学校入学前から算数に触れさせる良い機会になりますという声もあります。
将来の小学校受験を意識する家庭では、幼児教室を選ぶケースも見られます。


掛け持ちにおすすめの組み合わせ例

掛け持ちを検討する場合、どのような組み合わせがバランスよく続けやすいのでしょうか。
ここでは目的別に代表的な組み合わせを紹介します。

体を動かす習い事×知育系の組み合わせ

「水泳+英語」「体操+リトミック」のように、体を動かす活動と座って学ぶ活動を組み合わせると、子どもにとって気分転換になりやすく、飽きにくいというメリットがあります。
実際に4~6 歳になると、「水泳と音楽」「英語と幼児教室」のように複数の習い事をしているというお子さんが増えますという傾向は、3歳から少しずつ準備を進める家庭にとっても参考になる組み合わせです。

週末完結型の組み合わせ

共働き家庭であれば、平日は保育園や幼稚園で手一杯になりがちです。
そこでおすすめなのが、土曜日の午前中に1つ、日曜日の午前中にもう1つといった「週末完結型」の組み合わせです。
平日の送迎負担がゼロになるため、仕事と両立させたい家庭ほど、送迎のしやすさを最優先で習い事のスケジュールを組むことが重要です

オンラインとリアルの組み合わせ

近年は自宅で受講できる通信教育やオンライン英会話も充実しています。
最近はリーズナブルなオンラインの英会話塾も増え、月額3,000円程度から習うことも可能になっています。
リアルな教室でのレッスンを1つ、自宅でのオンライン学習を1つという組み合わせなら、送迎の負担を半分に抑えつつ、掛け持ちの効果を得ることができます。

リビングでタブレット端末を使いオンライン英語レッスンを受ける3歳児と隣で見守る母親


掛け持ち習い事の費用相場を確認

掛け持ちを考えるうえで、多くの親御さんが気になるのが費用でしょう。
習い事にかかる平均費用は、子ども1人あたり1ヶ月平均1万4,670円となっていますという調査結果があり、これが一つの目安になります。
ただし、これは全年齢の平均であり、掛け持ちの数が増えるほど当然費用は上がっていきます。

実際、習い事を2つ、3つとかけ持つと、未就学児でも10,000円を超えますという指摘もあり、掛け持ちの数を決める際は月謝の合計額だけでなく、入会金や道具代なども含めたトータルコストで考えることが欠かせません

主な習い事別の月謝相場

習い事月謝の目安その他の費用
水泳・スイミング約6,000〜8,000円水着、キャップ、ゴーグルなど
英語・英会話約6,000〜8,000円教材費、入会金
ピアノ約7,000円前後楽譜代、発表会費、衣装代
幼児教室約15,000〜20,000円教材費
書道約2,500〜5,000円道具一式3,000〜5,000円程度

この表からもわかるように、習い事別に月額費用の相場を解説します。
あくまで目安なので、実際の金額は教室に確認してみてくださいという点は重要です。
同じジャンルの習い事でも教室によって料金設定は大きく異なるため、体験レッスンの段階で必ず詳細を確認しましょう。

入会金・道具代など見落としがちな出費

月謝以外にかかる初期費用を見落とすと、想定より出費がかさんでしまうことがあります
たとえば水泳であれば水着やキャップ、英語教室であれば教材費、ピアノであれば楽譜代や発表会関連の費用が別途発生します。
掛け持ちする場合は、この初期費用が単純に人数分・教室数分かかる点にも注意が必要です。


負担を軽くする工夫と使える制度

掛け持ちの費用負担を少しでも軽くするために、活用できる制度もあります。
代表的なものが児童手当です。
制度は2024年10月に大きく拡充されており、支給対象となる子どもの年齢が、高校生年代まで引き上げられますという変更に加え、所得制限もなくし、親の所得額に関係なく全ての子を対象に支給しますという形に見直されました。

3歳未満の子を育てる家庭にとって身近な支給額としては、児童手当の支給額は、3歳未満は月々15,000円、3歳から15歳の誕生日後の最初の3月31日までは月々10,000円ですという基準があります。
この手当を習い事の月謝に充てている家庭も多く、児童手当をそのまま教育費用の一部として計画的に活用する考え方は多くの家庭で実践されています。

家計簿とスマートフォンの電卓アプリを見ながら習い事の予算を計算する母親の手元

体験レッスンを賢く利用する

いきなり入会せず、まずは体験レッスンを複数の教室で受けてみることをおすすめします。
同じ習い事でも教室によって雰囲気やカリキュラムは大きく異なるため、体験を通して子ども自身が楽しめるかどうかを確認してから決めることが、長続きの秘訣です

兄弟姉妹割引やキャンペーンの活用

教室によっては兄弟姉妹での同時入会割引や、入会金無料キャンペーンを実施していることがあります。
こうした制度をこまめにチェックすることで、掛け持ちにかかる初期費用を抑えることができます。


掛け持ちで注意したいポイント

掛け持ちには多くのメリットがある一方で、注意すべき点もあります。

子どもの負担とスケジュールの詰め込みすぎ

3歳児はまだ体力や集中力に個人差が大きく、大人が想像する以上に疲れやすい時期です
1日に複数の予定を詰め込みすぎると、本人が習い事自体を嫌がってしまう原因になりかねません。
まずは週1〜2回程度から始め、子どもの様子を見ながら少しずつ調整していくことが望ましいでしょう。

送迎や親の負担も考慮する

掛け持ちが増えるほど、送迎や付き添いにかかる親の時間的・体力的負担も増していきます。
習い事の数が多くなるほど、費用はもちろんのこと送迎や自宅での練習など親の負担は増えてしまうものという指摘の通り、家庭全体の生活リズムに無理がないかも合わせて検討することが大切です。


やめどきの見極め方も知っておこう

掛け持ちを始めた後、子どもが「やめたい」と言い出すこともあります。
これは決して珍しいことではありません。
習い事のやめ時は、本人が「やめたい」と言った、指導者と合わなかった、目標に達したというタイミングで見直す家庭が多いようです。

無理に続けさせるのではなく、子どもの気持ちに寄り添いながら柔軟に見直す姿勢が、結果的に習い事を長く楽しむコツにつながります。
3歳という年齢では特に、その日の気分や体調によってやる気が左右されやすいため、大人が焦らず見守る余裕を持つことも重要です。


よくある質問

Q. 3歳から2つ以上の掛け持ちは早いですか?

データを見る限り、幼児は「1つ」の割合が31.2%と一番多く、男女ともに5歳ごろから掛け持ちする子が増える傾向にあるため、3歳の時点では1つの習い事にじっくり慣れさせる家庭が多数派です。
掛け持ちを検討する場合も、子どもの様子を見ながら段階的に増やすのがおすすめです。

Q. 掛け持ちする場合、何を優先すればいい?

まずは子ども自身の興味関心を最優先しましょう。
そのうえで、送迎のしやすさや家庭全体のスケジュール、費用の負担感なども合わせて考えると、無理のない組み合わせが見つかりやすくなります。


まとめ

3歳児の習い事の掛け持ちについて、データや相場をもとに解説してきました。
実際には3歳の時点ではまだ1つの習い事から始める家庭が多数派であり、掛け持ちを焦る必要はまったくありません
子どもの発達段階や興味関心に合わせて、水泳や英語、リトミックといった定番の習い事からスタートし、様子を見ながら少しずつ組み合わせを増やしていくのが無理のない進め方です。

費用面では、月謝だけでなく入会金や道具代なども含めたトータルコストで考えること、そして児童手当などの制度をうまく活用することが家計の負担を減らすポイントになります。
何より大切なのは、親の焦りではなく子ども自身が楽しんでいるかどうかです。
習い事を通して、親子でたくさんの発見と笑顔に出会えることを願っています。

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