愛媛の子育てしやすい街7選 | 松山市と周辺町

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「愛媛で子育てするなら、どのエリアが安心なんだろう」そんな風に悩んでいませんか。0歳から3歳のお子さんを育てている時期は、保育園の空き状況や医療費の助成、公園や児童館の充実度など、気になることがたくさんありますよね。

愛媛県は温暖な瀬戸内海気候に恵まれ、都市機能と自然環境のバランスが取れたエリアが多く、子育て世帯への支援制度も年々拡充されています。この記事では、松山市とその周辺town・市を中心に、実際の支援制度や住環境をもとに本当に子育てしやすい街7選を厳選してご紹介します。移住や住み替えを検討している方はもちろん、今住んでいる街の支援制度を見直したい方にも役立つ内容です。

目次

愛媛が子育てしやすいと言われる理由

愛媛県が子育て世帯から選ばれる背景には、いくつかの共通点があります。
まずは県全体の特徴を押さえておきましょう。

温暖な気候と自然環境の豊かさ

瀬戸内海式気候で雨や雪が少なく、一年を通して穏やかな気候が続くのが愛媛の大きな魅力です。
小さな子どもを連れてのお出かけも天候に左右されにくく、海や山などの自然体験スポットが県内各地に点在しています。
休日に家族で自然に触れる機会を作りやすい環境が整っています。

医療費助成の年齢拡大が進んでいる

近年、愛媛県内の多くの市町で子ども医療費助成の対象年齢が拡大されています。
松山市では子ども医療費無料化を18歳まで拡大しており健康保険に加入している18歳到達年度の3月31日までの子どもを対象に医療費の助成が受けられます
「本市独自に、プレコンセプションチェック費用の助成、子ども医療費無料化を18歳まで拡大する」という松山市の取り組みは、子育て世帯にとって大きな安心材料となっています。

県・市町連携の出産・子育て支援金

愛媛県と各市町が連携した経済的支援も充実しています。
松山市では「補助額は父母とも35歳以下で30万円、一方または両方が36歳以上で20万円」となる出産世帯応援事業が実施されており、育児用品や時短家電の購入費用に充てられます。
また愛媛県子育て世帯生活応援給付金など、物価高騰に対応した給付金制度も用意されています。

瀬戸内海を背景に親子3人で手をつないで歩く海沿いの公園の風景


松山市:都市機能と支援が揃うエリア

愛媛県の県庁所在地である松山市は、都市部の利便性と子育て支援の充実度を両立させたい方に最適な街です。

18歳まで医療費無料と手厚い相談体制

前述の通り、松山市では医療費助成が18歳到達年度の3月31日まで適用されるため、思春期に差し掛かる中高生になっても医療費の心配を減らせます。
さらに「にこっと」というこども・子育てに関する情報を検索できる公式サイトがあり、発達相談や子育て相談、預け先の検索、健診・講座の情報などをワンストップで確認できるのも心強いポイントです。

地域子育て支援センターで孤育てを防ぐ

松山市ではおうちで赤ちゃんや幼児を子育て中の家庭のために、地域子育て支援拠点事業を行っており、子育てに関する相談や疑問に担当職員が対応したり、子育て中の仲間が出会い情報交換したりする場が各地域に設けられています。
0〜3歳児は特に一人で悩みを抱え込みやすい時期なので、こうした身近な相談窓口の存在は大きな支えになります。

待機児童数は着実に改善傾向

松山市中心部は人気エリアのため、保育園の申し込みは早めの情報収集が必須です。
とはいえ、令和7年4月1日現在の保育所等利用待機児童数は13人となり、就学前児童数は減少傾向である一方、申込児童数・入所児童数はともに前年より増加しました。
市も保育定員の拡充や認定こども園への移行を進めており、今後の改善が期待されるエリアです。


松前町:手厚い独自支援で注目の街

松山市に隣接する松前町は、コンパクトな町ながら独自の手厚い子育て支援で近年注目度が高まっているエリアです。

誕生祝金と高校生まで医療費無料

松前町では所得制限なしで高校生まで医療費が無料化されている点が大きな特徴です。
松前町では、子育て家庭を応援するために「松前っ子誕生祝金」を支給しており、第1子が総額20万円、第2子が総額30万円、第3子以降は総額50万円受け取ることができます。
さらに高校生までの子どもを対象に医療費の無料化を実施しており、所得制限はなく、すべての子どもが平等に助成を受けられる制度になっています。

松山市中心部へのアクセスの良さ

松前町は松山市に隣接しているため、通勤・通学の利便性を保ちながら、比較的落ち着いた住環境で子育てができるのも魅力です。
買い物施設も充実しており、日常生活で不便を感じにくいバランスの良さがあります。


東温市:自然に囲まれのびのび子育て

松山市の東隣に位置する東温市は、重信川の清流や田園風景に囲まれた、のびのびとした子育てがしたいご家庭に向いているエリアです。

自然体験が身近にある暮らし

川遊びや田んぼの生き物観察など、都市部では味わいにくい自然体験を日常的に取り入れやすいのが東温市の魅力です。
乳幼児期から自然に触れる機会を増やしたいと考える家庭に選ばれています。

松山市へのベッドタウンとしての利便性

東温市は松山市への通勤圏内にありながら、地価や家賃の面で比較的余裕を持ちやすいエリアでもあります。
広めの住居に住みたい子育て世帯にとって、選択肢を広げやすい街と言えるでしょう。

田園風景の中を親子で自転車に乗って散歩する穏やかな午後の様子


砥部町:温かいコミュニティが魅力

砥部焼で知られる砥部町は、人と人との距離が近く、地域ぐるみで子育てを支え合う雰囲気が根付いている町です。

顔の見える関係で子育ての孤立を防ぐ

人口規模が比較的小さいため、保育園や児童館の職員、近隣住民との距離が近く、困ったときに相談しやすい環境が整っています。
初めての子育てで不安を感じやすいママ・パパにとって、こうした顔の見えるコミュニティの存在は心強いポイントです。

自然公園やお出かけスポットの充実

砥部町には陶芸体験ができる施設や自然公園があり、休日の家族時間を充実させやすい環境が整っています。
窯業の町ならではの文化体験は、子どもの感性を育むきっかけにもなります。


伊予市:海山ある落ち着いた住環境

松山市の南に位置する伊予市は、海と山の両方の自然を身近に感じられる、落ち着いた住環境が魅力のエリアです。

18歳まで医療費助成でお金の不安を軽減

伊予市でも子ども医療費助成は18歳到達年度の3月31日まで適用されます。
県内の医療機関では受給資格証の提示で自己負担分が助成される現物給付方式が採用されているため、急な発熱や通院の際にも家計の負担を抑えやすくなっています。

双海地域など海沿いの自然体験も魅力

伊予市には双海地域のような美しい海岸線があり、夕日スポットとしても知られています。
海辺での家族時間を大切にしたいご家庭にとって、魅力的な選択肢となるでしょう。


新居浜市:東予エリアの子育て拠点

東予地方の中心都市である新居浜市は、産業都市としての基盤を持ちながら、子育て支援制度の拡充にも力を入れているエリアです。

医療費助成の対象拡大の歴史

新居浜市では令和3年10月診療分から対象年齢を拡大しており、18歳到達後、最初の3月31日までの間にある方が医療費助成の対象です。
学生に限らず就労・婚姻している方も助成対象となる柔軟な制度設計になっている点も見逃せません。

四国屈指の工業都市ならではの安定した雇用

新居浜市は臨海工業都市としての性格を持ち、地元での安定した雇用機会が多いことも子育て世帯にとって大きなメリットです。
共働き世帯にとって、職住近接がしやすい環境が整っています。


西条市:水と自然が育む子育て環境

「水の都」として知られる西条市は、豊かな湧水と石鎚山の自然に恵まれた、環境教育にも力を入れやすいエリアです。

令和6年から高校生世代まで医療費助成を拡大

西条市では令和6年4月診療分から対象期間を拡大しており、それ以前は中学校卒業までが対象でした。
令和8年4月からは休日夜間急患センターでも受給者証が使えるようになるなど、制度は年々使いやすく更新されています。
最新の運用状況は必ず市の公式サイトで確認しましょう。

うちぬき水と自然公園で子どもの好奇心を育てる

西条市には名水百選にも選ばれた湧水群があり、水辺で遊びながら自然の仕組みを学べる環境があります。
石鎚山を望む自然豊かな公園も多く、休日の家族時間を充実させやすいエリアです。

湧き水が流れる公園で水遊びをする幼児と見守る母親の笑顔


街選びで失敗しないための比較ポイント

ここまで7つのエリアを紹介してきましたが、実際に住む街を選ぶ際は、次のポイントを比較検討することをおすすめします。

医療費助成の対象年齢と申請方法を確認する

市町によって助成の対象年齢や申請手続き(現物給付方式か償還払い方式か)が異なります。
県外の医療機関では受給資格証が使えない場合が多いため、里帰り出産や旅行先での受診に備えて、事前に払い戻し手続きの流れを確認しておきましょう。

保育園・こども園の空き状況を早めにチェックする

人気エリアほど保育園の申し込みが集中しやすいため、妊娠中から情報収集を始めることをおすすめします。
各市町の子育て支援課や「きらきらナビ」のような愛媛県内のおでかけスポットや預け先のほか、小中学校情報・放課後の居場所や健診・相談先などを紹介しているポータルサイトを活用すると、効率よく情報を集められます。

給付金・補助金の併用可否を確認する

出産世帯応援事業のような補助金は、国の妊婦支援給付金や出産世帯奨学金返還支援事業と3事業同時併用可で給付を最大化できる場合があります。
制度は年度ごとに見直されることが多いため、申請前には必ず各市町の公式ホームページで最新の条件を確認することが大切です。


まとめ

愛媛県内には、松山市の都市機能を活かした子育て環境から、松前町の手厚い独自支援、東温市や砥部町ののびのびとした自然環境、伊予市・新居浜市・西条市それぞれの地域性を活かした子育てのしやすさまで、多様な選択肢があります。

どの街にもそれぞれの魅力があり、正解はひとつではありません。
ご家庭のライフスタイルや働き方、大切にしたい価値観に合わせて、医療費助成の内容や保育園の状況、地域コミュニティの雰囲気などを比較しながら、家族にとって心地よい街を見つけてみてください。
愛媛での子育てが、親子にとってかけがえのない毎日になりますように。

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